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November 6, 2015
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アイドゥンの古いイーネオヤスカーフ。


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アイドゥンのお家で長持ちを開けてもらったり、年代ごとのインタビューで、これらのクレープ(無地のシルクまたは化繊布)に、繭シルク糸でイーネオヤを施したタイプは、少なくとも70-80年前より古いものだということが推測できます。


50-60代の女性たちに訪ねると本人が作った最も古いものが、ヤズマのもので、クレープはその母親や祖母の世代が作ったもののため、「昔、母親が持っていたのを見たことがある」とか「全く見たことがない」という人がほとんど。

実際にオヤの産地のお家を回っても、古いものを見る機会は通常は期待できないのです。

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それだけ貴重で、消えゆく伝統文化であることがわかります。

20年前は袋にぎっしり詰まった古いイーネオヤスカーフを買うことができましたが、ここ数年は、今回が最後かな・・・と思いながら、少しずつ手に入る程度。
それでもおかげさまで、私が望んでいるレベルの古いものが見つかると連絡をくれる人が各地にいるので、助かっています。

それすらなくなって、もう何も手に入らなくなったら、私の生きる楽しみもない・・・・というものです。


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イーネオヤのスカーフとしての歴史はそれほど古くないと思われます。
せいぜい100年前後でしょうか。

粉末の人工染材がトルコに入ってくる以前の、ある限定された僅かな期間に作られた、シルクの布に草木染めのシルクの糸で作られた一部のエフェオヤやアイドゥンの古いものが、唯一「アンティーク」の条件をクリアしているだけです。

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それ以降は当時流行した人絹布やツルツルの化繊布、ハンドプリントのコットンのヤズマにシルク糸のイーネオヤが施されたものが1970年代ごろまで続き、1970年代からは機械プリントのコットンのヤズマとナイロンやポリなどの化繊糸が市場に出回るようになって、現在に至っています。


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これが最後になるのでしょうか・・・・ね。
アイドゥンの1940-50年代前後の古いイーネオヤスカーフを少しだけですが、格安に手に入れました。
私はもう収集をしないことに決めていますので、もし興味ある方がいましたらお譲りしたいと思います。



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とりあえず 「秘密のオヤ園」 に掲載しますので、ご覧になってください。

以下の3か所にあります。

AAシリーズ

ABシリーズ

ACシリーズ


入手時期と価格でシリーズに分けただけで、いずれもアイドゥンの古いシルクのイーネオヤです。
安く価格を設定しているものでも、たまたま安く手に入れたからという理由であって、実際の価値とは異なり、実は数万円の高価なものもたくさんあります。
すでに売れてしまっているものもありますので、お早目にご連絡ください。早いもの順でお取り置きしていますので、どれがお取り置きできたかは順次ご連絡します。



今、新しいショップサイトを準備していますので、なんとか年内目途にオープンできるようにしたいと思います。
最近、個人コレクションを放出する気になっているもので露出させているためか、海外のコレクターさんからの問い合わせが増えていて、そういう対応もしていかなくてはならない段階に入っています。
以降、世界各国の方にダイレクトにトルコからお買い物していただけるシステムになります。



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Last updated  November 7, 2015 03:12:09 PM
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