続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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November 23, 2015
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しばらくブログを書くことができませんでしたが、実は先々週はオデミシュに行っていました。

オデミシュから戻ってきて、3日後に今度は3泊4日のカッパ旅。
カッパって奇岩群で有名なカッパドキアのことです。


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もうカッパに来るのも「うん十うん回目」。
有名な観光地ですからね。
23年間トルコに住んでいて、友達や知人が来る度にお付き合いや、仕事で北部や東部に出かけるときは中継点になるからそれも当然。

道も詳しいよー。

いつもはクルマで行くのだけど、今回は女4人旅・・ということで、飛行機でカイセリまで飛び、カイセリ空港でレンタカーを借りることにしました。

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オンシーズンだとアンタルヤからカッパドキアまでの直行便があるのですけど、11月になってしまってトルコ航空のイスタンブル経由カイセリ行きを選択。
空港での待ち時間もあるので、実際はアンタルヤからクルマでカッパドキアまで行ってしまった方が時間的には早かったりするのだけど、もう8時間以上の長距離運転はしんどいお年頃なの・・・。


ってことで、カイセリ空港で予約していたレンタカーを借り、カッパドキアまでのんびり1時間ほどのドライブ。
道も整備されて、バイパスも出来ていて、以前に比べたら本当に早い。

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最近のレンタカーは新しいクルマしかないので、実に快適です。
オートマだしね。

今回の目的は「いっさいの仕事抜き」旅。
日本人4人でカッパドキアに暮らす日本人のお友達を訪ねる旅。


全員、少なくとも一度はカッパドキアを訪ねているメンバーで、気球にも乗っているし、奇岩群も地下都市の観光も別にしなくていい・・・・。
何も予定を立てずに、ホテルだけ決めて行きました。

オフシーズンに入っていてひと気もなく、各地で開催されるバザール(青空市)を見るぐらいしかないのです。

でアワノスとウルギュップの週一のバザールに行きました。

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こんな感じの食料や日用品を売っているバザールですが、1、2店舗、オヤのお店が出るそうです。

すごく古いものとかないのですが、探して選べば、ひと昔前のボンジュク(ビーズ)オヤスカーフなどもありました。
カッパはボンジュクが盛んらしいです。
バザールには出ていませんでしたが、地元の女性たちが作っているアクセサリーなどがいろんなところで売られていました。


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ボンジュクはよほど古いとか、貴重なものじゃないと興味ないのですけど、お値段が手ごろなのでついつい見ちゃいますね。
選べるものの数量も少ないし、いくら買っても買っても、いつものお買い物と金額が一ケタ違うので安心して選べます。

この地方の手編み靴下は、古いものだけですが、あるだけ買いました。
例のお土産ものの色とりどりのものではありませんよ。
生成りのウールのキリマン糸を編み込み模様だけで作ったシンプルなもの。

これらもいろんなところで売っていましたが、選ぶとちゃんと古いものが混じっています。
こういうのも今はあるけど、底尽くのもそんなにかからないです。
安価に手に入るときに買い占めるのが鉄則。

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そしてこの旅ではこの手のお店は入る気も、何か見ようという気も全くなかったのですが、うっかりショーウインドーにあるのを見てしまったもので、交渉しに行ってしまいました。
骨董屋さん。
私が収集しているもののひとつ、古い箪笥の引き出しのつまみです。
陶器のやつ。
最近、イラン製の新しいものが大量に入ってきたりしていたので、トルコの古いものがなかなか探せなかったので、こちらもあるだけ全部いただきました。
数年前に一度だけ入ったことがあるお店だったのですが、おじさん覚えていました。
そのときは何も買っていないのですが、あんたは確か、地中海地方に住んでいる絨毯屋だったよね・・・と言われました。


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観光は特にしなかったのですが、せっかくだから記念写真でも撮ろうか・・・と立ち寄ったぺリバジャのところで、アルバムの写真撮影をしていた花嫁さんと一緒に写真を撮ってもらいました。
撮影者は花婿さんです。


そんな風にゆったり過ごしました。
目的はお友達に会いに行くことだったので、3日間引き連れまわしましたが、本当に楽しい時間を過ごさせてもらいました。


最終日は、お友達の息子さんも一緒に来てくれて、私はバアバ代わりに手をつないで孫の世話。

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どうです? 孫に手を引いてもらう姿。
似合っていますか?

実は30代半ばのお友達のお姑さんは私と同じ年なのです。
私にもこんな大きな孫がいたかもしれないのですね。
私の息子はまだ就学中ですので、実際の孫は最低でも、あと10年は先です。

今回、訪ねていったお友達以外にも、偶然でしたが、カッパドキアで結婚されて小さなお子さんを子育て中の日本人女性2人に会いました。
みなさん、異国の地でしっかりお母さんしているなあ・・・といまさらながら実感。


韓国料理を食べて、郷土料理の壺焼きケバブを食べて、お友達のお家にお邪魔してラフマージュン食べて、ホテルでは朝夕のビュッフェスタイルの食事をとり、毎日10時間以上の睡眠を取って、まさに食っては寝ての生活でした。
もちろん飛行機の中でも食っては寝て・・・・。


しばらくは出かけません。
寒くなりましたし。




拙著 「トルコのちいさなレース編みオヤ」 で、作品の製作を担当してくださった平尾直美先生のオヤ本が2016年1月13日に出ます。

「トルコの伝統レース編み・イーネオヤでつくる ちいさな雑貨とアクセサリー
~ビギナーから安心のわかりやすい編み図つき~」


誠文堂新光社刊の写真がとてもきれいなステキな本です。
オヤを作る人はもちろん、作らない人でも飾っておきたくなってしまうような内容です。

私もコラム2本を書かせていただきました。

ご予約はお早目にー。
関連して、新年明けたら、いくつかイベント行う予定です。
詳細決まりましたら平尾先生から、または私からご紹介しますね。



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Last updated  November 23, 2015 10:30:03 AM
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