続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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February 17, 2017
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楽しみにしていた「世界手芸紀行」(日本ヴォーグ社刊)が届きました~。
毛糸だま編集部の青木久美子編集長、舟生健一さん、編集のBaharの春日一枝さん、関係者各位様ありがとうございます。

ご存知の通り「毛糸だま」の人気連載の書籍化で、記事だけではなく、その手仕事を紹介する日本人女性たちのインタビューが掲載されています。
フルカラーで写真がたくさんあるのも活字が苦手(それでよくライター業やっていられたなと言われるけど)な私にはうれしいです。
世界にはいろいろな手仕事があるのだなあ・・・・それを身近に見ている人がいるんだな・・・・、すごいなあ・・・・見てみたいなあ・・・・コレ欲しいなあ(ココ強調)・・・と思って記事を読ませていただいていましたが、今回の書籍ではそれぞれの記事を執筆されたご本人様たちの登場でさらに感動を深めました。




人生いろいろです・・・・。

自分のことを振り返れば、目標も、計画性もない、行き当たりばったり人生。
適当な人生じゃなくて、テキトー人生。
もちろん人知れない苦労も、涙涙の物語もあったような・・・・記憶はある。
でも神様はそんなに意地悪じゃなかったです。
少しずつでもいいから歩いていれば、いつかどこかで何かのご褒美はいただける、ありがたい。

そういう意味でもこの書籍はとても素敵なご褒美になった。
そもそも世界手芸紀行に寄稿させてもらうことになったきっかけというのが、2010年の神戸で開催されたOIDFA(世界レース大会)への出店。
しかも手芸界には全く縁のない私には「知らない世界」で、それも当時懇意にしていたオヤ教室の生徒さんから〇〇さんの代理で出店しませんか、という話でOIDFAが何かもよく知らないまま神戸まで行った・・・。
そこにいらしていた日本ヴォーグ社の社長さんとの立ち話から、「毛糸だま」の青木編集長を紹介されて、2010年の冬号で靴下、2011年の春号・夏号の2回にわたりイーネオヤの記事を書かせてもらうことになったのである。
同時期に世田谷区の生活工房さんから七つの海シリーズでイーネオヤの展示のお話があり、
また毛糸だまの記事がきっかけでイーネオヤツア―が企画・開催され、
生活工房さんの展示を見た編集関係の方から本の出版の話が持ち上がり、
OIDFAや生活工房の会場までわざわざ会いに来てくれた平尾直美先生にオヤ本の作品制作ページを頼むことになったり、
その平尾先生にまだ本のお話がある前にお願いした広島でのオヤイベントからスタートして、各地で行ったワークショップで知り合った人たちが東京、大阪、広島、さらにはトルコでそれぞれに交流しあったり。
私にとっては縁も所縁もない広島でイベントをすることになったのも、広島に暮らす私の可愛い従妹との久しぶりの再会がきっかけだったり。
なんかね、全部つながってるのです。
会うべき人とは必然的にどこかで会うことになっている。
タイミングとかいろいろな理由で出会えない人もいるけど、ちょっとしたきっかけや人との出会いでいろいろ変わるということは実際あるんだな・・・と今になって振り返ると思うわけで。

あの時、OIDFAに出店するのを断っていたら、今の自分はいないと思う。
(↑ 遠征で経費ばかりかかって大赤字な上に、テキトーな性格なので計画性なしだったけど、お金で得られない大切なモノを知らずのうちに手に入れたことになるので、なんか得したのかな、って思う。こういうとき大雑把は恥だけど、役に立つ。)
それはそれで、もちろん別の道もあったと思うけど、今、周囲にいる人たちとも出会えなかったかもしれない。

骨董を集めていると、手に入るモノと入らないモノというモノとの縁も確かにあるけど、
出会うべき人、出会うべき事との出会いの瞬間は必ずやってくる。


何か新しいことに踏み出すことは、本当に勇気がいる。特に最初の一歩。
ましてや定職があったり、守らなければならない家族がいたりして、急に生活環境を変えなければならないのであれば、なおさらのこと。
考えれば考えるほど無理して今の生活壊すことないと思ったり、周囲に冷静に考えたの? ちゃんと計画立てているの? なんて言われた日にはうっ、ってなっちゃう。

人生の最後は誰でも墓に入る。
それだけ考えると、頑張って何かしても意味もないんじゃない・・・と思うことがないわけでもない・・・というか思っている。何も余計な考えずに寝て暮らすのが一番だよなあ・・・とか。
今頑張って集めているモノだって、知識だって直接的な意味では墓に持っていけない。
何かしたって、何もしなくたって終着点は一緒なんだよね・・・とか。

でもいいんです。
それぞれのプロセスを自分なりに楽しんできたから。
結果は見えない、わからない。だからこそプロセスを楽しむことに意味があると思っているから。
そこで出会う人やモノとのご縁、脳や心に刻み込んだ風景や誰かの一言、ささやかな自分なりの喜び・・。
「結果」にはいつまで経ってもたどり着けないし、「目標」なんてものは最初からないし。



テキトーと言えば、このインタビューのあった日、私は自分が取材されるとはこれっぽっちも思っていなく、記事に加筆するため、もしくは訂正するための内容への追加取材だと思っていた。
もし知っていたら、それなりの準備をしてオスマン風の衣装を着るとか(隠してますけど実は仮装・コスプレ嫌いじゃないんです)・・・・じゃなくてっ、オヤのアクセサリーのひとつや二つは身に着けてくるよねえ・・・。
普段のだらしなさ爆裂。
でもそれなりに撮ってくださったカメラマンさんに思わず両手を合わせました。

人生いろいろです。
そしてそれを決めるのはいろんな意味で自分でしかありえない。
自分のために一歩を踏み出すのも人生、大切な人のために一歩を踏みとどまるのもまた人生。

昨日からの激しい嘔吐と腹痛(← たぶん食中毒+疲労)に朦朧とした頭で、本に登場する女性たちの人生に感激しながら、自分のテキトー人生を振り返ってみました。
年よりのたわごとなので、聞き流してくだされば(この場合、読み流すって言うのか・・・?)幸いです。

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Last updated  February 18, 2017 11:17:00 PM


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