続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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April 10, 2022
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昨年の7月に取材したファドゥルル村のイーネオヤの動画をYutubeに公開しました。
編集の都合上、内容は一部になってしまいましたが、なるべく早く、さらに詳しい情報を織り込んだ日本語バージョンも頑張って作りたいと思います。

トルコ北西部のウルアバット湖畔のファドゥルル村出身で、隣町のアクチャラルで女性たちにイーネオヤの指導をしていた先生に、彼女のお嫁入の際に持参したチェイズの古いイーネオヤを見せてもらいながら、イーネオヤにまつわるおしゃべりをしています。
最後に全部ではないのですが先生に聞いたオヤのモチーフ名の部分もありますので、そこだけでもご覧くださいね。





全てお母さんとおばあさんが作ったイーネオヤスカーフなんだそうです。
動画の中でフィル(象)オヤと呼ばれるものが1枚ありますが、これはお母さんのお母さんであるおばあさんが残してくれたもの。
この近辺のアクチャラルのオヤとかなり異なる特徴を持っているのですが、お話をしていて納得。おばあさんはバドゥルガ村の出身でした。

この取材では先生が子供の頃に見聞きした話や、今と昔のオヤの違い、そしてイーネオヤへの思いなどもお話してもらっています。

同時期にバドゥルガ村、ムダンヤの高原の村、ムシュクレ村、ミシ村なども取材しています。
とても貴重なお話も伺えました。

昨年のオヤフェス2021のお話会でファドゥルル村を含むこれら5つの村のイーネオヤを取り巻く環境についてパワーポイントを使ってお話しましたが、撮影した動画を見直すと伝えきれていない情報がたくさんあったなあとか、どうまとめてよいのかとか悩んでしまいます。
こちらも機会を見て何かできないか考えてみたいと思います。

↓↓↓↓↓
ファドゥルル村のイーネオヤ(トルコ語バージョン)

当人たちから昔の話を聞くというのは、その文化の背景を知るのに本当に大切なことだと痛感します。
でもそれらを知っている世代というは村に住み続けている人であれば70歳、80歳。
彼女たちの子供の頃の想い出や記憶として残っているぐらいです。

ムシュクレ村の70歳代の男性が、子供の頃に父親に連れられてコザハンに村で飼育した蚕繭を売りに行った時のことを微かな記憶を辿って話をしてくれました。
この世代の人たちが亡くなってしまったら、本人の体験としての話は聞けなくなってしまうってことですね。

情報って、今必要な内容が重視されがちですが、昔話から引き出される様々なエピソードや現在に至る過程を知ることにもとても興味があります。



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Last updated  April 10, 2022 08:49:18 AM
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