アメリカ研究生活サバイバル~その後

2010年06月06日
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久々の更新です
なかなか機会がなくってそのままになってました.

先週、論文が通りました(^-^)
NIHの時の最後の仕事です.

これで、アメリカでした研究が全部終わりました.
最後の最後まで、ボスと、小ボスと連絡を取り合って論文を書いていたのですが、ついに終了です.

論文になったことはほんとにすごく嬉しくて、いろいろがんばった証が形になったのでかなり満足なんですが、反面、前のラボとのつながりがなくなってしまったようでさみしいです.

よく、アメリカに研究留学していた人は、日本にもどった時に夢から覚めたかんじになるんだよと聞いていましたが、私は先週そんな気持ちになりました.

せつないなぁ~~

NIHの時の研究室は最高でした.
何よりボスがよかった.
もちろん頭がよくきれるところにも驚かされましたが、人柄も良く、メンバーのことを見てないようで、ちゃんと見ているところもすごいなぁと感心させられました.

わたしは留学する前は、論文のための研究がメインになってしまった研究にたいした意味も見出せず、なんだか少しうんざりしていました.でも、最後にもう1回がんばって、それでダメならやめてしまおうと思い留学しました.
ボスはそんなネガティブなイメージを簡単に壊してくれました.

彼はとても有名人で、その道では知らない人はいない人です.
それなのに、権力をひけらかすことなく、妙なプレッシャーを与えることもなく、普段は素敵な笑顔を見せてくれます.
それなのに、それだからかなぁ、知らないうちにボスに認められようとみんながんばれるんです.

数人の少数のラボが多いなかで、彼のラボは20人以上が常にいる大きなラボでした.
そして、一人一人がそれぞれテーマを持ち、ボスがそれをほぼ全部やりくりするのです.
たまに持っていくデータも、簡単な背景を言うだけで理解して、アイデアやアドバイスなど出してくれます.
どうやったらそんなにいろんなテーマを指導できるのかも謎です.

彼の人柄の良さは、彼と働く助手や補助の人たちの勤続年数が何十年と続いていることにも示されている気がします.
ボスの悪口を言っているのは聞いた事がないし、むしろすごいよねぇという賞賛の声をよく耳にしました.

彼はホントにサイエンスが好きで、バケーションに論文や仕事を持っていきたがるくらいです.ラボに一番長くいるのはボスなんじゃないかなぁと思うときがあります.
それにあんな嬉しそうに研究発表できるなんて素敵だなぁと思います.

そんなボスだから、研究やアイデア、発表を認められたときは嬉しくなります.
ボスと研究をすることは幸せだったし、彼のラボの一員として働けた事を誇りに思います.
サイエンスがおもしろいものなんだと教えてくれたボスに感謝をしています.

今は、ボスに少しでも近づけるようにがんばりたいなぁと思っています.
それが、今後のつながりになっていくかもしれないし





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Last updated  2010年06月06日 23時57分12秒


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