南風一の世界
1
チャンスは偶然に 南風一チャンスという事象を一体誰が決めているのか?それは知らないそんなことは知らないけれど昨日から今朝の大雨が予想されて実際今朝は大粒の大雨が降った私はいつもより職場に近い方の駐車場に車を停めて職場へ向かった彼女に出会うことなど微塵も考えもしなかったし通勤中に考えていることといえば今日の職場での一日の展開シーンとむしろ帰宅後の楽しみの方のあれこれだったまだ雨が残っていると雨粒を気にしながら交差点に差しかかったところで青信号を待っている人々の群れの最後尾で待とうかと思ったところでこちらへ振り返った女性がいてなんとそれは「マスクを付けていない彼女!」だったまだ職場ではマスクを付けているのに職場外ではマスクを外しているから「それが彼女だ」と気づくまでには(事態が飲み込めるまでに)数秒を要した「まさか彼女ではあるまい?」そう思って少しだけ後方から彼女を覗き込むような形になってそれが彼女であったことにびっくりしたそれから、二人は職場までの道のりを相合傘で並んで歩いたチャンスとはこういう思いがけず起きるもので久々の偶然の出会いは彼女にも私にも朗らかな笑いとちょっとした嬉しさを運んでくれた(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/18
閲覧総数 4