<A Road to Kobutori ~ 小太りへの道>のハズだったのに…

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おもちゃ作りへの道


わたしは、情操教育やら知育玩具やらの情報に振り回されるようになった。
「本物の音楽にふれさせよう」と、
3才と4才の息子たちを連れてパイプオルガンを聞きにいってみたり、
「やっぱり、木のぬくもりよね」と、高い積み木に手を出してみたりもした。

でも、こどもたちは、テレビで見たヒーローものや、プラスチックのガーガーうるさいおもちゃの方が、大好き。
そもそも、幼稚園児が二人もいては、そんなにおもちゃにお金をかけられやしない。
たまーに、お友達に「遊びに来てね」と誘えば、
「おまえんち、おもちゃがいっぱいないから、ヤダ」と、断られる始末。

ある日、公園で、お友達がもっていたスライムを借りて遊んだことがあった。
こどもたちはものすごく喜んで、そのスライムを欲しがった。
あのムニュムニュした感触が、たまらないのだそうだ。
「スーパーのガチャポンで出したんだ」と、お友達。
内心、(何がでてくるかわからないガチャポンは、させたくないんだよな)と思った。

理想と現実のあいだで、なんとなく悩んでいたその夜、気がついた。
(そんなの、作ればいいじゃん)
以前、育児支援の会でスライム作りをした、と聞いたことがあったのを思い出し、
ネットで「スライムの作り方」を検索した。

薬局でホウ砂を購入する際、取り扱いのあるお店を探すのにちょっと手間どったけど、
材料さえ揃えれば、あとは簡単。
色とりどりのスライムを作ってみせると、こどもたちは大満足。
「かあさん、すごーい!!」の賞賛つき。

モノによっては、お店で買うほうが安くあがるけど、
「おかあさん、すごい!」の一言は、他の何にも代えがたいもの。

なにかを作るって、楽しいんです。本当に。




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