<A Road to Kobutori ~ 小太りへの道>のハズだったのに…

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詰まっちゃった



息子Bは、トイレに興味を持っていた。
トイレットペーパーをいっぱい引き出して、便器に入れてみたり、
時には、お気に入りのプラレールを便器に突っ込んでみたり、ということが、何度かあった。
それなので、わたしも気をつけて見ていたつもりだった。

そんなある日の朝、「トイレ、なんかへんだよ」と、気づいたのは息子A。
一応流れるんだけど、ものすごく流れが悪い。
どう見ても、なんか詰まってる。
あわてるわたしの頭の中を、「♪トイレのトラブル8,000円♪」というフレーズが流れた。
急いで電話帳をひき、業者に電話する。
2時間ほどで、業者さんが来てくれた。

「あー、なんか詰まってますね。タンクと便器、取り外しますよ。」
トイレ修理中

業者さんはテキパキと、作業を進めていく。
取り外した便器に針金ハンガーをつかって中を探り、手を突っ込んだ。
そして、詰まっていたものが現れた。
息子Aの愛用のレゴブロック、緑色。
何度も何度もお礼を言って、お支払いを済ませようとして、わたしは耳を疑った。
「2万1千円になります」

・・・え? 
思わず、不思議そうな顔をしてしまった。
(だって、コマーシャルでは「8,000円」って言ってるよね?)
すると、
「あれは、基本料金です。
タンクや便器を外すようなケースは、別料金がかかります」だそうだ。
手元に2万円もなくて、仕方なく、カードで払おうとすると、断られる。
(電話帳には、「カード、OK」って書いてあったのよ?)
「電話で言ってくれないと、ダメです」

ホントに困った。
業者さんをうちにあげたまま銀行に行くわけにも行かず、心底困った。
そして、ご近所の方に電話して、2万円を貸していただき、その場を乗り切った。
集合住宅、ばんざい。

これ以降、トイレを使用した後は必ずかぎをかける事になった。
息子Aがトイレに行きたいときは、いちいち一緒に行って開けてやらねばならず、ほんとうに面倒だった。


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