私が都内の美術館でお手伝いをしていることを
何日か前の日記に書かせていただきましたが
なんと今日は珍客をお預かりしちゃいました。
たいていの美術館には無料のロッカーが設置されていて
お客様が館内を身軽で楽しめるような配慮がされています。
もちろん、大荷物を館内に持ち込まないことで
展示物を保護する役目もあります。
館内に持ち込めないものは、杖以外傘などの長いものや
鉛筆以外の筆記用具、ボールペンや万年筆、シャープペンも
展示物を傷つける恐れがあるのでNGです。
ペットボトルなどはカバンにしまっていただき
言いづらいけれど、飴やガムもお口から出していただきます。
ロッカーに入らないものを直接お預かりする場合もあります。
割と多いのがケーキやお菓子などの食べ物、ボストンバッグ
スーツケース、紙袋。
変わったところで楽器(結構多いんです、ギターとか)
お花、アキバ辺りで購入したと思われる電化製品などです。
今日はおばあちゃんから黒いキャリーバッグを預かりました。
直接お預かりするときは、必ず貴重品だけお持ちいただく
決まりなので、いつものように
「恐れ入りますが、貴重品はお持ちくださいませ」
と伝えると、おばあちゃんはおもむろに
キャリーバッグの上にちょこんと乗った
小さなハンドバッグを手にとり
「こっちが貴重品なのよねぇ」
とキャリーバッグを見つめました。
私はしばらく「?????」
よくよくキャリーバッグを見ると、網目になっている部分から
くりくりした目がふたつこちらを見ています。
なんとキャリーバッグの中身はわんこだったんです。
お預かりしている間は絶対におとなしくしているという
おばあちゃんの言葉を信じて約30分、
わんこはキャリーバッグから顔だけを出して
黙って私たちの仕事ぶりを監督しているようでした。
ホントにいいこ、おりこうさん。
わんこがおとなしくしていたことも嬉しかったけれど
なによりも、おばあちゃんがわんこを貴重品だと
信じていること…それがとても嬉しかった。
おかげで今日は一日気持ちよく過ごせました。
世の中のわんこと飼い主さんが
みんなこんな関係だったらいいのに…。
ちなみに、おばあちゃんとわんこは新幹線に乗って
わざわざいらしたとのこと。
ふたりはいつも一緒、とっても仲よしコンビです。
ジャック・ラッセル・テリアのお試しお泊… Dec 15, 2005 コメント(12)
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