いっぽいっぽ

いっぽいっぽ

2011年 家族のこと




家族のことで何年も悩み、苦しい、つらい、悲しい、さびしい・・・家族でいることにそんな冷たい言葉しか思い浮かばなかった私でした。


苦しい、つらいは子ども達の発達障害に私が対応しきれずにいた10年くらい前まで、元夫との結婚生活に限界を感じていた頃だったでしょうか。


家族について考えるきっかけを与えてくれたのは2人の子ども達でした。



「なにをそんな堅苦しい」

そう感じる方もいるかもしれないですよね。

「考えてどうにかなるもんじゃないでしょ」



それもそうなのかもしれませんね。

家族団らん、という言葉を聞いてきっとそれが苦労せず手元にある方には、家族って?といわれてもあまり感じるところがないのかもしれない・・・のかな。

私の両親や2人の弟、それに私5人全員がそれぞれの家族のことで問題を抱えてきて、それがやっと落ち着いてきたのが昨秋でした。



実家で、母が自慢の腕を振るっておせちを準備し、私と長男と次男の3人家族と、秋に落ち着いた下の弟が大晦日に帰省するというごくごく普通なのかもしれない 年越しとなりました。



耳の遠くなった父は偏屈ぶりがより顕著になり(大汗;)



同じ部屋で紅白を見て、年越しそばをすすり 「おめでとう」と挨拶して元旦の床に入る、ことが初めてで。



子どもと一緒に実家に帰省してのんびりできる、というのも初めてで。



私もずいぶんうつが回復してきたなあ、という実感と 子ども達が元気で過ごしていること。



年に何度かみんなで会食し別れ際に弟にかける言葉はいつも「何かあったら相談して」だったりしてどこかみんな「陰」を引きずっていたのが、少しずつ光が射してきてあたたかいところに辿り着いたような。


すぐ下の弟とは今まだいろいろと問題があって まずは父と母が弟との親子の関係をまっさらにしてお互いを知り合わなくては何も始まらないと思いますが、父は75、母ももう67、弟も43。

これから三人がわかり合える機会があるのかどうか難しいなと現時点で思っています。



いきなりいろいろ書くとちょっとしんどいので また書く気になったら続きをと思いますw

2011.1.1


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