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2006.10.08
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カテゴリ: 着物
先週金曜日に「きもの文化検定対策セミナー」の第1回目の講義に参加してきました。18:20からの受付と記載されていたので15分くらいに着くように行ったのですが、もうすでに開場していて席は半分位までうまっていました。お着物の人が多いのではと思っていましたが,お仕事帰りの参加だからでしょうか、お着物の方は数える程でした。年齢もさまざま業界の方か男性もいらっしゃいました。わたしの隣は着物は2~3年前から着はじめて着物関係の会社に今年入社した若い女性、そのお隣は着物は成人式くらいにしかまだ着た経験が無いが興味でセミナーに申し込んだ方、わたしの前方は若い男性でした。そのお隣は年配の女性の方、いろいろと熱心に質問されていいた年配の女性のグループはおそらく着付けの先生方、離れた所に男性2~3名で座っていたのは業界関係者?、あと西陣の関係者など、会場は熱気にあふれ、講座は始まりました。

第1回目の講師は「三宅てる乃アカデミー校長」三宅てる乃先生で、『きものの基本』というテキストにそって第1章から第4章までの講義で、壇上にはお着物帯、小物などいろいろと展示されて、前面のスクリーンには大きく画像が映し出され、先生のお話は興味深くあっという間の3時間でした。

第1章  着物・帯・小物  
*きものの種類:素材
着物の種類には、先に染めてから織る「先染め」、白地を織ってから後で染める「後染め」があり、紬は「先染め」。
<紬(正絹)>
糸はどのようにできるのか?
かいこを熱湯につけると分泌物を出しそれが空気に触れると糸状になり、それを引きいったん真綿状にしたものをこよりのように手で紡ぎ、一反の反物にしたものが「真綿紬」というものである。手で紡ぐ時に大きな節になったり、細くなったりするのでこれは難物ではないですよと。
玉糸とは2匹以上のかいこが一緒になってひとつのまゆを作った少し太めの糸のこと

<お召し(正絹)>
西陣が産地で西陣の帯の組合とは別にあったくらい盛な時期があったが、一時下火になり最近またいろいろなものが開発され市場にでてきている。
お召しは「先染めのちりめん」のこと。ちりめんは一般的には後染めで使う生地が多いが。
11代将軍徳川家なりが好んで着たもので、庶民には着ることを禁じたりお召し料をとったというところから「お召し」といわれたという説、高貴な人が召したから「お召し」といわれるという説がある。西陣の絣お召しなどもある。

<木綿(綿)>
木綿を代表するのは「久留米がすり」。久留米のお米屋さんの娘で機織り上手な井上伝さんが何か変わったものを作りたく思い、自分の着ていた着物をほどいて、すり切れた糸で織ったところに色のかすれたところができ、これをヒントにかすりを作ったらしい。普段着、野良着として使われ,藍染めにすることであぶや虫除けになった。ところどころ斑点ができたもの、かすったものがかすりである。

*着物の種類:染め上がった状態での種類;着物の格による種類
格が難しいので着物を着るのがいやになることがあるが、常識程度に知っておきましょう、特に留袖と喪服について絶対間違わなければいいとのことです。
<黒留袖>の特徴は、黒字で5つ紋(背に1つ、両袖2つ、胸に2つこれを抱き紋という)、絵羽裾模様、江戸づま、比翼仕立てであること。
<色留袖>は、黒以外の上品な色、正式は5つ紋、用途に合わせ3つ紋、比翼仕立て
<訪問着>は、仮絵羽にして全体に柄が続くように描かれ染められた絵羽模様。
一番分かりにくかったのが「付け下げ」。
<付け下げ>は付け下げ風の染め柄のこと。柄が逆さまにならないように柄が付けてあるもので、胸や脇までで柄がとまっている。絵羽模様のように胸から肩の後ろにかけて花の柄が続き,後ろで花が逆向きになることがない。
代表的な物が「付け下げ着尺」で、脇まで柄が続いているものは「付け下げ風訪問着」、青海波がある箇所逆になったようなものは「付け下げ風小紋」という。(「付け下げ風」って付け下げ??ますますわかりにくなってきた???)

詳しい説明がいろいろありましたが以下特に面白いなと思ったのは、(あまり本道ではありませんが)大阪で喪服は親族以外は着ないということ、もとを辿れば業者が決めたことに行き着くようですが風習なので、お世話になった知り合いのおじいちゃまのお葬式にお着物の喪服で行くと「故人のいい人」と思われるそうでやめたほうがいいようです。滋賀には白喪服というものがあり、故人の奥様は黒喪服、小姑は白、血の濃い人は白喪服と会場のある方は「6人白喪服」を着ると言っていました。(知らなかった~)

帯のところでは、飛び柄(お太鼓柄、わたしの行っているところではポイント柄と言っています)では前にくる柄とお太鼓の柄との寸法が重要。特に染め帯、刺繍帯の場合にいい加減な寸法のことが多くたれ先が長過ぎうまく巻き込めないことがあると。そういえばオークションで買った帯で長過ぎてお太鼓に収まってくれない帯が何本かあったけ。これが原因だったとは。。。お太鼓柄からたれ先まで80cmあればいいがそれ以上だとこういうことになってしまう。染め帯、刺繍帯の時には要チェック!!!

名古屋帯で九寸を買う時には芯が必要であるということ。8寸の場合は芯無しつき合わせとかえり分の仕立てのみでよいので、自分でもできるかな?
それから開き仕立て(鏡仕立て)といって裏は別の裏地で仕立てたものもある。

京袋帯は名古屋帯!
しゃれ袋は、業者が勝手に作ったもので定義が無く礼装、正装以外に使える。(先生も嘆いておられました)

色無地は慶弔どちらにも使えるが色目はもちろん地模様に気をつけてどちらにもさしつかえないものを選ぶ必要があるということ。亀甲の地模様はお祝い事にいいが、蓮はお悔やみの時のみ。先日色無地を購入するお友達に付き添いましたが、地模様があるほうがゴジャースよね、なんていって選んでいましたがどんな地模様だったか確かめてなかったような。。

衿芯のお話もありました。9分通り長襦袢の襟元で着付けは決まってしまうので衿芯は綿芯がいいとのお話でした。ナイロンの衿芯だと素材の性質上立ってしまうのでどうしても胸元が空いてしまう。また衿にしわができるのは芯と衿幅の長さがあっていないから中で動きしわになってしまうとのこと。(わたしのことだ。。。ナイロンの衿芯で中で動くのでしわになり浮き立つ)このお話の時会場はどよめいていました。私の行っている教室でもこのあたりの美しい半襟の付け方のことは秘伝のようでインターンの方もなかなか教えてくれず、絶対学院以外の人には漏らさないようにという雰囲気です。(おぉっ、こわ~)

男性には喪服が無く、第一礼装が喪服でもあるということ。黒紋付・羽織り・袴で結婚式もお葬式も大丈夫。(知らなかった)

講義の最中,終わってからも活発な質問がでていました。主に年配の着付けの先生らしきかた方からでしょうか。。
知らないことがいっぱいで。
テキストにでてくる「袖無し羽織り」は陣羽織のことかと質問があり、おしゃれ着と書かれているが陣羽織は格式が高いのでは?とか。

3時間、中休憩10分間の講義、眠たくなるかなと思っていましたがノートを採るのに必死で、なれない漢字がすぐにでてこないし、、海外での着物ショーで外人さんに着付けをされたこと、松田聖子や郷ひろみにも着付けをしたお話、アイドルは自分で足袋も履けないのよなんて、、(松田聖子って自分の着物ブランドもってましたよね?)また山口百恵にはじめて着物を着せたなど、お話上手で面白くあっと言う間のセミナー1日目でした。
これからあと3回、たのしみです!






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最終更新日  2006.10.08 21:44:28
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