今回、滋賀県に来たのは、何も小谷城がどんなとこにあったとか、道の駅の浅井三姉妹の郷に行くためではありません。
彦根城に行き、あわよくば天守に上り、ひこにゃんと記念撮影することがメインでありました。
小谷城や佐和山城の山城と違い、平山城ということで、なんとか天守まで行けるだろうと決断。

城の近くの駐車場は、いつまで停めても1000円と聞いたが、離れたとこのコインパーキングは、時間300円くらいからあるとのこと。
お掘り前の道路の向かい側にあるコインパーキングに停めた。
予定通り時間300円、地方都市は安い。
街の中心部なのに。

ちょっと先に佐和山城があった山が見える。
あんな高い山、登れるかい！
その石田三成の居城の佐和山城をぶっ壊して石材、木材を彦根城建城に使用したということらしい。
現存する城と現存する佐和山城の石材、木材・・・
関ヶ原の亡霊が潜んでいてもおかしくないぞ、彦根城。

知ってる城主？
彦根城が出来上がる前に死んでしまった井伊直政と、桜田門外の変で斬り殺された井伊直弼くらいか。
やっぱりなんかしらの怨念が宿ってるかもしれない。
長居は無用か？

お掘りの外周道路向かい側のコインパーキングへ。
（2時間ジャストで600円だった）
しかし、大手門のチケット売り場までかなり歩いた。
歩きにくい道や橋を越え・・・
大手門のチケット売り場に到着した時点で、かなりヘバッてしまった。
まあ、平山城だから大丈夫だろと。

チケットは800円
秋くらいから1000円に値上がりするらしい。
高えよ！

チケット売り場に誰もいない・・・
そう思ってたら、そこらへん掃除したり、片付けしてた。
用務員もかねているのか？

チケット売り場で足腰が弱いむね伝えた。
そうしたら「大丈夫ですか？彦根城は、けっこうな山城で、急坂ダラダラ登りますよ」とのこと。
ウソだろ〜、平山城だろう？そうは思っていたが、せっかくなので天守まで行くことに。
登山用に木の杖がたくさん用意してあったが、若者ぶり借りるのを断る。
後で杖を借りなかったことを、いやと言うほど後悔するハメに。

チケット売り場から城を見上げる。
なんちゅー坂道なんだよ！
これが平山城か？

ひいこらひいこら休み休み登る。
周りの景色なんか見てる余裕すらない。
死ぬほど苦しい登り坂。
天守がある、見える頂上に着いた時は、もう当たり前のように足腰ガクガク。
暫くベンチに座ってギブアップ。
おまけに道中、凸凹道で歩きにくい。
くねくねしてるし。
こんな複雑な城にしないと、敵に簡単に攻め落とされるのか？

くそっ！
ゼェゼェ言いながら辺りを見回す。
ひこにゃんがいない・・・
ふなっしーもいない（いるわけない）
後で調べたら、ひこにゃん登場時間は、事前に調べとけだった。

ひこにゃんに会えない、しかし、天守入口までは攻め落とした。
まだ天守閣頂上階に上り、琵琶湖、彦根市街を見渡すが残っています。
しかし、もう足腰ガクガクで、これ以上の体力が・・・

意を決して最後の力をふりしぼり、天守閣目指すか否か？

後編に続く。