まいじー日記

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2019.09.08
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テーマ: BMXレース(11)
カテゴリ: 自転車


ということで、とうとうやってきました、BMXの北カリフォルニア州決勝大会!この日のために、カリフォルニア各地での予選に出場して、ランキングへの資格を獲得+累積ポイントを積み上げてきたのです。

ランキングに入る資格は州予選に4回以上&決勝に出場すること。予選の成績はスコアが良い順に4回分がトータルスコアに加算されるので、みんな予選になるべく多く出ていい順位のスコアが加算されるようにするんだけど、ピコちんは脳震盪のせいでシーズン初期の予選のいくつかには欠場を余儀なくされたせいで予選5回しか出てないのでちょっと不利。

でも、決勝大会の順位はダブルカウントでトータルスコアに加算されるから、その大事な決勝大会が慣れ親しんだホームトラックで開催される利点は大きい。あとここのところピコちんめっちゃ調子上げて来てるし。

ピコちんは当日朝の時点でランキング6位。ピコちんのカテゴリーでは2位から6位までが4ポイント以内にひしめいていて、決勝の順位が大きく最終ランキングを左右する感じ。つまり今日のメインレースの順位で今シーズンの結果が決まるといっても過言ではない!!

といっても、ピコちんはあんまりプレッシャーは感じてないみたいで、ただただ「ワクワク!楽しみ〜〜!」って感じ。実はけっこう肝の据わった大物なのかも?返って私や相棒の方が不安でButterfly in my stomach!でした。

大会はいつも通り、ストライダー→混合オープン→オープン→女子クルーザー→クルーザー→初級→中級→上級の順に進む。今回も去年の州決勝とまったく同じ数の121組が出走。ちなみにこれって州決勝としてはかなり多い方みたいで、他は州によるけど80モトとか100モトとか。別格に多いのはフロリダで180モトとかあるらしい。



ピコちんはクルーザーにはエントリーせず、混合オープンとクラス(8歳中級)に出場。ちなみに、最近相棒はピコちんのエントリー時にニックネームを入れるのにハマってる?んだけど、今日のニックネームは「アロハ・スピリット」・・。あんまり速そうじゃない、ような。ちなみに先週は「Da Big Fundamental」、レジェンドNBAプレイヤーティム・ダンカンへのオマージュだけど、ダンカンも別にスピードで知られた選手じゃなかったよね・・。

オープンはランキングとは関係なく、優勝したらトロフィーと賞金25ドルもらえるよ!というレース。決勝当日は練習時間がないので、とりあえずオープンに出て大事なクラスのための足ならしをしようという心づもりで。

7-8歳混合オープンは3人しかエントリーしなかったので、トータルポイント=予選勝ち抜けなしで全員が3回(予選モト2ラウンド+メイン)ともレースに出て総合ポイントで順位をつける、というレースに。

クラスへのエントリーは13人で、2つのモトに分散され、それぞれのモトから4人の計8人がメインレースに進める。ランキング上位の子たちがうまく振り分けられて偏ってないし、セミメイン(17人以上エントリーするとモト3つになるので予選ラウンドとメインレースの間にセミメインのラウンドが挿入される)がなかったのでちょっと一安心。転倒の可能性は1レースでも少ない方がいい・・。

待ちに待った州決勝だけに、ピコちんのチームメンバーもフル出場。6歳中級のAちゃん、8歳中級のピコちんとKくん、8歳上級のLくん、9歳初級のAちゃん、9歳上級のSくんとIくん、11歳上級のAくん、46-50歳初級&チームマネジャーのGさん。サウスレイクタホで怪我しちゃって休場中の6歳中級Rくんも応援に駆けつけてくれました。あ、そういえば相棒(46-50歳中級)も一応チームのレーサーだけど、今回は写真&応援&メカニックに専念してて出場せずだった。

大会は国歌斉唱&去年のチャンピオンによるパレードラップで幕開け。BMXは年齢とレベルでいくつものカテゴリーがあるので、チャンピオンも何10人といるわけです。そして1人のチャンピオンの背後には何10人何100人のレーサーがいるのよね。すごいよね。

超絶可愛いストライダー(バランスバイク)レースの後、すぐにピコちんの混合オープンレース。ピコちんは危なげなく第一ストレートでリードをとり、その後もリードを保ったままゴール。過激なバトルもなく、適度な足馴らしになった模様。とりあえず転倒がなくて一安心(ナショナルのことがあったから・・)!

その後のピコちんのクラスのレースでは、勢いよくスタートゲートから飛び出し、第一コーナーでトップに出たピコちん、そのまま1位で予選をストレート通過!やった!!ナショナルの1日目(予選の第2ラウンドで転倒してメインに出られなくなった)の教訓を生かした!

混合オープンは、予選第2ラウンドも1位。全部の予選とセミメインが終わって、15分の休憩の後、メインレースは混合オープンから。ピコちんは危なげなくメインでもトップを譲らず、混合オープン1位で巨大なトロフィーと賞金25ドルをゲットしました!

そしていよいよ、運命のクラスのメインレース。。ラックいっぱいの8名のスタートで、ピコちんは4番ゲートでの出走。スタートで先頭からちょっと遅れ、第一ストレートで追い上げて2位につけてたチームメイトのKくんに追いついたものの、Kくんの方がインからのスタートだったので第一コーナーで少し差がつき、そのままの順位で3位でゴールイン!

州決勝の巨大なトロフィー。棚の上に置く場所空けなくちゃ・・


3位入賞の巨大なトロフィーをもらい、ドキドキしながら総合ランキングの最終結果を待つこと20分、、「ボーイズの結果が発表されました」の場内アナウンスを聞くなりモトボードに駆けつけて確認した結果は、、、

ドラムロール・・・

州3位のナンバープレート獲得!!

ということで、ピコちんはシーズン通しての目標を見事に達成しました。すごいぞピコちん、有言実行!

初めての州プレート挑戦で3位は、実際かなりの快挙。そのすごい結果はもちろんだけど、何よりも自分で決めたゴールに向けてきちんと努力したからこそのこの結果というところがすごいし尊いと思うわけです。我が子ながら尊敬します。

チーム全体もいい結果出せて、今日のレースでは、ライダー11人で入賞トロフィー8個、メイン出場メダル2個という好成績。州プレートも8枚獲得。みんなすごい!レーサーあたりの獲得トロフィー数では地元チームで一番じゃない??という話も。みんなかっこいいよ〜〜〜!ほんとにお疲れ様でした。

チーム写真


表彰式!


チーム写真の撮影と表彰式参加の後は、近くのスポーツバー兼レストラン兼ゲーセン兼ボーリング場で打ち上げ。そこでチームマネジャーのGさんが「BMXの魔法」について話してたのがすごく印象的だった。

BMXは、ゴールを設定してそこに向かって継続的な努力をすること、大事な場面で自分のベストを出すこと、失望や悔しさとのつきあい方、転んでも土埃を払ってすぐに次のレースに出ること、そういうとても大事なことを教えてくれる。それがBMXの魔法だ、って。

もちろん他のどんなこと(スポーツでもアートでも勉強でも)でも同じことを教えてくれられると思うんだけど、BMXは低年齢から純然たる結果が出る本気のレースができる(世界大会の正式種目に5歳カテゴリーがあるスポーツってそんなにないと思う)っていう点ですごくユニークだと思うんだよね。

ピコちんは念願のステートプレートを獲得したので、しばらくは遠征や大会はなし。ローカルレースも最近みたいに週3回のハイペースではなく、週に1-2回の普通のペースに戻す方向(学校も始まったしね)。ペダルもまたフラット(普通の靴+結合しないペダル)に戻して、ジャンプやマニュアルなどの技術の取得に励むようです。

ちょうどシクロクロスのシーズンも始まったということで、秋冬の間はシクロクロスの比重が高くなる予定。つまりは我が家の「年中無休・自転車レース」はまだまだ続きますってことです。。。

相棒が撮った州決勝の超かっこいい写真のギャラリーは こちら





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最終更新日  2019.09.21 15:43:38
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