2004年03月29日
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【阪神-ヤンキース】【親善試合】【○前川:●オズボーン】
 3/29・東京ドーム・試合開始12時(3時間7分)・観衆52000

 歴史的大金星だ。ピンストライプとタテジマの対決は、日本が誇る我らがタイガースに軍配が上がった。しかも胃がキリキリするような辛勝ではない。世界最強軍団のお株を奪う19安打11得点。打って打って打ちまくる大爆勝。戦後単独チームでの“国際試合”で負けなしの無敵艦隊にとうとう土をつけた。

(阪神が19安打で打ち勝った。二回に7単打を集めて逆転し、アリアスの3ランなどでダメを押した。ヤンキースは開幕戦に備えて中盤以降は主力を交代させた。松井は中前打の後は2打席凡退し、四回の守備からベンチに下がった。)

ヤ 010 130 002 l 7 11 0

神 070 013 00X l 11 19 1
(バッテリー)
【神】前川4-藪3-リガン1-ウィリアムス1…矢野
【デ】オズボーン2-デボーラ3-マン1-グラマン1-ブロクター1…フラハティ-ジラルディ

◇本塁打 フラハティ1号(2ランm=前川) クラーク1号(ソロm=藪) 矢野1号(ソロm=デポーラ) アリアス2号(3ランm=マン)
◇盗塁 鳥谷(8回) ◇失策 キンケード(6回) ◇盗塁死 松井(1回) ◇走塁死 今岡(7回) ◇暴投 前川(2回)

 【評】阪神は二回に7安打を集中して7点。2点差に迫られた五回には矢野が中堅へランニング本塁打、六回にはアリアスが2戦連発となる3点本塁打を放ち突き放した。


【試合経過】
 【1回】阪神先発前川は、2安打を浴びながらなんとか無失点で切り抜ける。その裏の阪神も、1死から赤星、キンケードが連打したが得点なし。

 【2回】前川は、2死二、三塁から暴投で1点を失う。その裏、阪神がすぐさま逆転。打者11人を送り7安打の猛攻で7点をあげた。

 【3回】阪神は先頭の矢野が二塁打で出たが、続く3人が倒れた。

 【4回】前川がヤンキースの反撃に遭う。フラハティの2ランとジーターの適時打で3点を失った。

 【5回】両軍がホームランを応酬。ヤンキース・クラーク、阪神・矢野がそれぞれソロ本塁打を放ち1点ずつを追加した。

 【6回】阪神はアリアスがヤンキース3番手のマンから3ランを放ち、再び突き放した。

 【7回】藪は6回に続きこの回も3人で仕留める。その裏、阪神は2死から片岡の安打で今岡が二塁から本塁を狙ったがタッチアウトとなった。

 【8回】代わったリガンも三者凡退に抑えた。阪神は先頭の桧山、続く平下が連打したが、後続なし。

 【9回】ウィリアムスが2四死球を契機にウィルソンのタイムリーで2点を失ったが、大量点にものを言わせて逃げ切った。


◆金本2点タイムリー、開幕四番へ弾み◆
 28日のデビルレイズ戦で無安打だった金本が二回一死二、三塁から右前へ詰まりながらも2点適時打。開幕四番へきっちり弾みをつけた。「誰が見たかった?A・ロッドや。オレはミーハーやから」と独特の雰囲気も堪能した様子。昨年は左足ふくらはぎを痛めてオープン戦は終盤5試合の出場にとどまったが「ケガなく過ごせたしな」と充実の日々を振り返っていた。


◆前川、粘りの投球で歴史的勝利にひと役◆
 先発の前川は4回8安打4失点。毎回走者を出しながらも、リードを保って歴史的勝利にひと役買った。四回にはフラハティに弾丸ライナーで左翼席へ運ばれたが「あんなのは日本じゃ(スタンドへ)入らんと思います。内容的には良かった」と有力視される開幕2カード目の横浜戦先発へ手応えを強調していた。









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Last updated  2004年03月30日 02時45分26秒
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