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2004.01.21
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 「 幸福の黄色いハンカチ 」から、またまた発展してしまいます。

 高倉健さん、いいなあって^^。

 すごくファンなわけでもなく、
 映画も何本かしか見た事がないのだけれども。

 「 ぽっぽや 」よりも、断然「 駅 STATION 」
 昔、かぜですごく熱の高い時に放映されていて、お布団の中で見ながら、
 熱と涙にうなされた記憶。
 これも、脚本、倉本聡さんだから...。
 「 北の国 」からといい、この方の脚本にはやられてしまうんですよね。
 雪の北海道が舞台だし ...。
 銭函あたりが出てくるし ...。
 北国生まれの根なし草にはたまりません。
 健さんと雪の北海道、似合いすぎ^^~

 倉本さんって、「 北の国から 」でもいつも思うのだけれど、
 流行り歌の扱いがすごくうまくて感涙しちゃいます。

 この映画では、八代亜紀の「 舟唄 」
 健さんと倍賞千恵子、それぞれの孤独さとこの歌がすごく合っていた。
 演歌には拒否反応を示してしまうことの多い私も、この映画のおかげもあって、
 この曲は、すごく沁みちゃいます。 う~ん、名曲!

 「 北の国から 」では
 尾崎豊の 「 I love you 」
 加藤登紀子の 「 百万本のバラ 」
 八代亜紀の 「 雨雨降れ触れ 」( 題名ちがうかも? )
 長淵剛の 「 乾杯 」 などなど

 もう心象風景とぴったりあって、すごいなって、いつも感心しちゃいます。


 話がそれてしまったのだけれど、高倉健さんの話でした。
 健さんの書かれた「 あなたにほめられたくて 」というエッセイ集、
 読んだことがあります。
 たまたま、文庫本で出ているのを見つけて。
 今、探してみたのだけれど、見つからなくって残念なんだけれど、
 かなりイタズラボンズだったりする以外な素顔が垣間見えて
 おもしろかった。
 そしてすごく自分の気持に正直で熱い方。

 題名にもなっている一文が後書きにあって、

 「 お母さん、僕はあなたにほめられたくて、ただそれだけで...」

 って亡くなられたお母様への気持ちが綴られているんです。
 母親冥利に尽きるって言うんだろうな、こういうの。
 変なマザコンの匂いがしないのも、健さんならではですし。

 みんなそういうところ、あるかもしれない ...。
 あなたにほめられたくて、って。
 それは自分自身だっていう方もいらっしゃるかもしれない。
 また、神様、仏様だっていう方もいらっしゃるかも。

 音楽や絵も、聴いている人、見ているひとは大勢でも、
 ひとりのひとのためだけに捧げて創ったものが、
 いちばん胸を打ったりして .....

 あなたにほめられたくて ...







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Last updated  2004.01.23 06:00:16
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