かみかくし日記

かみかくし日記

2013.11.08
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飲食店や接客・サービス業で長いこと働いてきたわたしが、お客さまから言われて一瞬フリーズしていまう言葉があります。
他愛ないことですが「ペン貸してください」って言葉です。

友人や同僚だったら、「返してね」って言えるんですけれど、
世の中にはペンを借りたことをびっくりするくらい取るに足らないことだと思っていたり、忘れてしまう人がたくさんいるのです。

ホテルやちょっとお高めのお店で働く人は、きちんとしたペンを支給されたり、自前である程度高級に見えるペンを携帯することを義務づけられています。
もちろんそれはお客さまに貸すことと、見られることを前提にしてのことなんですが、返ってこないとかなり痛いのです。
値段もさることながら、急に何人もの人から全く違うオーダーを受けるかもしれないし、「このお皿は下げないでください」などの書置き、口に出してはいけないことをこっそり伝達するための手段などなど。。


だから「貸してください」と言われたら、まずこの人はペンを返してくれる人かどうか(酔っていないかも含めて)判断します。
飲食がらみの接客の仕事は、ひとつの場所に停止していることができないことが多いのですが、
返してもらえなそうな人の場合、用が済むまでその場で待っているのが有効です。そこで用が済まなくても、ペンは返してもらえるのでしょうかというアピールです。

でも今日は、貸した相手が受けとるやいなやどこかに行ってしまいました。
酔ってもいたし、かなりテンションもあがった状態でした。
でもかなり直しの多い進行表を持っていらしたので、会社から支給されたペンより、個人的な5色ペンを貸した方がいいと思ったんですよ。

わたしは自分のうっかりの多さを自覚しているので、色を変えて視覚的な刺激で取りこぼしをなくそうと長年多色ペンを携帯しているのです。
現在のものは震災の後から2年以上使っているもの。
太さや色を何度も試行錯誤して、現在の仕様にたどり着いたところだったのです。

すべての仕事が終わったあと、ペンがどのテーブルにも残されていないことを確認して、疲れがどっと襲ってきました。
逆に返ってきたら、妙に元気になっちゃったりするんでしょうけどね。

ガザツで大雑把な自分が、妙にボールペンごときに固執するのは、おかしくもあるんですけれど。
もともとは万年筆好きがベースにあるのかもしれませんが、ここが数少ないわたしの細かいこだわりなのかもしれません。

職場のいろいろな方が、そのことを察してくださって、捜索をかけてくださったことが本当にありがたく、このへんですっきり新しいペンにリニューアルするつもりです。





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Last updated  2013.11.13 01:15:06
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