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2週間おきに欠かさずクリニックに通っていた高齢のHさん。(女性)
元々、他県に居たのですが高齢で心配だからと
娘さんがいる名古屋に1年ほど前にやってきました。
初めての受診の時からとても元気で若く、院長の人柄に
「知らない土地に来るのは不安でしたけど、これからなんでも相談できそうな信頼できる先生が診てくれるから安心です」
と言ってくださいました。
クリニックまでは、シルバーカーで来ていますが、診察室に呼ぶと
先生からは見えない廊下にシルバーカーを置いて
「ここからは一人で歩いていくわね」
と、一人でもしっかり歩ける元気な姿を先生に見せたいという気持ち・姿勢に
とても尊敬します。
高齢の方でたくさん薬を飲んでいる患者さんは大体
薬を一つの袋に入れる分包をするのですが、
Hさんは10種類以上飲んでいるのに分包は必要ないとすべて自己管理。
本当にしっかりしています。
そんなHさんが12月に
「皆さんにはいろいろとお世話になりました。息子がいる厚木に行くことになりました。また帰ってきたらその時はお世話になります」
と挨拶をして帰っていきました。
スタッフ全員が、
「もうHさんに会えないなんて寂しいね。元気な患者さんだったね。」
と寂しがっていましたが、家族と暮らせるのは幸せなことだと言い聞かせて
またいつか会えることを願って。
・・・いたのですが、先日突然クリニックに普通に来ました(笑)
「施設に出す健康診断の書類があるので健康診断お願いします」
受付もナースも、
施設の健康診断は全国共通なのか、施設ごとに項目が違うだろうし、大丈夫だろうか。
そもそも厚木にいくという話はなくなってしまったのか、
むしろそれなら またHさんの元気な姿も見れるしうれしい!!!
疑問が残りつつも、プライベートな問題もあるので余計な詮索はせずスタッフは笑顔
先生も厚木の話は何もすることなく普通に診察。
Hさんが帰ってから、うれしすぎた私は先生に
「先生、厚木に行く話はどうなったんでしょうか。何か御家族から聞いてますか?」
と聞いてみました。
するとあっさり
「は?なんのこと?厚木には正月だから行ったんでしょ?」
と。
「え、受付で今までお世話になりましたと言って去年挨拶されていきましたよ。」
「だってそれ年末の挨拶でしょ?」
真顔でバッサリ。
ちょっとSちゃん頼むよ(笑)
受付のSちゃんが
「神妙な面持ちでお別れしていきましたよ」
といい、(どんな面持ちだ)
ナースの一人も
「もう来ないって言っていました、淋しいですよね」
(今となっては今年はもうこれが最後ね、という意味だったのか・・・)
と言っていたので、残りのスタッフはすっかり真に受けてションボリだったよ(笑)
ていうか、伝い聞きで聞いた私が疑問を先生に投げかけたがために
あっさり 「何言ってんの」 と言われちゃって
私が恥ずかしさのあまり顔を赤らめたではないか(笑)
勘違いって、あっというまに伝染するのね(笑)
それをスタッフに報告したらみんなずっこけていました。
無事、Hさんは
「これからもよろしくお願いしますね」
と笑顔で帰って行った。(自宅に)笑