土曜日の書斎 別室

土曜日の書斎 別室

July 16, 2008
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  露暦1865年7月16日。
  ペテルブルグ市内。
18650716.jpg

  繊細で、 豊かな感受性 を備えながら、 歪で、 尖鋭化した理論に支配される儘、 忌まわしい殺人を犯してしまった ラスコーリニコフ
  犯行から七日目・・・。
  苦悩する殺人者ラスコーリニコフが、 純真無垢なる娼婦 ソーニャ に、 自らの犯行を告白したのが、 是の日の事です。


「・・・殺人てものは、 あんなふうにするものだろうか?  ・・・いったい、 ぼくはばばあを殺したんだろうか?  いや、 ぼくは自分を殺したんだ、 ばばあを殺したんじゃない!  ぼくはいきなりひと思いに、 永久に自分を殺してしまったんだ!・・・」
  ・・・彼はひざの上に両ひじをついて、 くぎ抜きで締めつけるように、 両のてで頭を抱きしめた。


( 『罪と罰』 米川正夫訳)





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Last updated  December 4, 2010 11:04:55 PM
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