2006/01/21
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カテゴリ: 試飲会
今年最初の試飲会があったので、行って来ました。
会場は市役所の近くにあるローマ時代の温泉の遺跡テルメンムゼウムで、午後3時すぎに赴くと、既に訪問者で溢れており、グラスを片手にワインの並んだテーブルまでたどり着くまで、体格のいいドイツ人で埋まった会場を通り抜けるため、一体何度「すみません」を繰り返したことか。これほどごったがえした試飲会は、数年前のコブレンツの『ヴァイン・イン・シュロス』以来です。
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ごった返す会場。

ラインラント・ファルツ州農業委員会の審査で金賞を受賞したモーゼルワインが200種類以上試飲できるこの試飲会、一昨年までは毎年11月最初の週末に州立博物館で開催されていたのですが、昨年博物館が改装されたのに伴って、今回はじめてテルメンムゼウムに会場を移すとともに、開催日も1月に変更されました。しかし、この人出までは予想出来なかったのかもしれません。来年からはより大きい会場に移動する必要がありそうです。

ヴァイスブルグンダーの辛口から試飲を始め、続いてリースリング辛口、中辛口、赤、カビネットと進みました。ちなみに金賞は、農業委員会が実施するブラインド試飲-生産年、品種、肩書きだけが明らかにされ、生産者と畑は隠した状態-で、香り、味、調和をそれぞれ5点満点で4.5点以上を獲得したワインに与えられます。同じく4点以上が銀賞、3.5点以上が銅賞です。

金賞ワインだけあって、どれも果実のアロマの明確な、調和のとれたワインでした。コストパフォーマンスのいい高品質なワイン-4~6ユーロで金賞なんてざらです-が目白押しでしたが、逆に目立って個性的な魅力を備えたものは希でした。出品醸造所にVDP加盟醸造所はなく、ベルンカステラー・リング加盟醸造所がいくつかある他、各種ワインガイドにかろうじてランクインしている醸造所が若干ある程度。そのぶん、無名であっても高品質なワインをリリースする実力を備えている醸造所は数多いことを示していたと言えます。

モーゼルだけで毎年5~6000種類が審査会に出品され、受賞数に制限はなく、数千のワインが何らかの賞を取っているようです。受賞したワインは、受賞した賞を示す金・銀・銅のシール-細長いものや丸いものもある-がボトルの首のあたりに貼られていますので、ワインを選ぶ際のひとつの目安になるでしょう。

今回の試飲で最も印象に残ったのは、ハーフボトルで10Euro(約1300円)のリースリング・アイスヴァイン。金賞だけあって、10ユーロでもしっかりしたリースリングのアイスヴァインでした(Weingut Franz Pohl, 2004 Kroever Paradies Riesling Eiswein)。

会場周囲の石壁はローマ時代の温泉の遺跡の復元。遺跡全体をガラスの建物が覆っている。
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Last updated  2006/01/22 10:18:57 AM
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Comments

李斯。@ お久しぶりです。 御無沙汰しております。 何時も拝見してい…
pfaelzerwein@ Re:ひさびさのドイツ・その64(04/05) 「ムスカテラー辛口」は私も買おうかと思…
mosel2002 @ Re[1]:ひさびさのドイツ・その54(03/14) pfaelzerweinさん >私の印象では2013年…
pfaelzerwein@ Re:ひさびさのドイツ・その54(03/14) 私の印象では2013年からは上の設備を上手…

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