2018年03月10日
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テーマ: 3DCG作品(991)
カテゴリ: 図鑑


前回の妄想航空機図鑑は こちら ...


第32回は、可変戦闘機VF-127です


VF-127は政府空軍の主力機として開発された可変戦闘機である


VF-127

上より、一般隊員機VF-127A、指揮官用機VF-127F、哨戒電子戦機RVF-127
指揮官機のF型は、指揮官用の指揮命令系デバイスを強化しているためセンサー部(頭部)形状が異なる
武装が一般機と異なっているが、外部武装はその目的でオプション選択可能で、必ずしも指揮官専用装備ではない
RVF-127は、レドームを装備し、ハードポイントにはECMポッドと小型ゴースト(無人機)を装備している
それまでの主力機VF-37は随時改良が加えられていたとは言え、基本設計の古さは否めず、拠点防衛の戦力不足が顕在化した際には、その大きな理由とされていた
小型機VF-47の強化改修、特別作戦部隊用のVF-114の一般隊員向け改修機などで強化を行っていたが充分ではないと判断され、VF-37後継の本機の導入が待たれていた


可変戦闘機VF-37

その設計は古く、特別作戦部隊用可変戦闘機VF-33(後方)を基に一般部隊用に改修された機体である
その基本性能が高く、マルチロール機としての特性も高かったため、長く主力可変戦闘機として運用されていたが、近年では攻撃機としての運用や、後方支援が多くなっていた
今回の強化計画では、この機体の代替機の開発が最重要の項目になっていた


ファイター

全長は通常サイズ機であるが、可変翼も含めてスリムな外観を持ち、格納庫内での収納機数は小型機を上回る
このことは緊急発進時の取り回しにも良い影響を与え、待機状態から離陸までの時間の大幅な短縮が期待できる


可変翼

操縦者補助機能と慣性制御機能は、最新かつ最強のデバイスになっており、可変翼はそのデバイスと連動して自動でそのポジションを変える
操縦者は通常の操縦操作をするだけで、特別作戦部隊機に匹敵する運動性能を発揮することができる


ガウォーク

自動変形機能もさらに進化し、ドックファイト状態で自動で変形し敵機を追い続けることができる
ガウォーク状態での運動性能も、脚部可動の自動化をさらに進めたことで著しく向上している


バトロイド

格闘戦もある程度の能力を持たされてはいるが、高スキルパイロットの戦闘に比べリスクが高いことで積極的に行うことは訓練では避けるよう指導されている
そのことから、ガンポッドへのバヨネット(銃剣)の装備は見送られているが、ガンポッドの外装を装甲化したことにより、緊急時は打撃武器として使うことができる
このガンポッドの照準も、補助装置により攻撃対象を指定する(眼球検知による指定)だけで、自動で追従する


指揮官用機VF-127F

センサー部(頭部)のカメラ、センサー類及び通信機器が強化されているため形状が異なる
指揮命令用強化デバイスも追加装備されている


哨戒電子戦機RVF-127

センサー部は、F型以上に強化されており、暗視カメラも装備されている
バトロイド形態でもその哨戒能力に制限が出ないように設計されている


配備率を上げるため、最大の労力を投入して生産が進んでいる

既に半数以上の拠点に配備されている
パイロットの機種転換訓練も、搭載される操縦者補助機能にプログラムが導入されているため、教官も不要で行える
パイロットとのマッチングも操縦補助機能が考慮してサポートするため、飛行時間を延ばすだけで特別な完熟飛行訓練を必要としない


この機体の配備により、一時的に運用されていたVF-114Aは、運用コストやパイロットの適合性の問題から、その数を減らしている
VF-127の予定数配備完了時には退役の予定であり、短命な機体になった


拠点の防衛力は予定通り向上を図ることができ、叛乱軍襲撃での被害を大幅に縮小することができると判断される









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最終更新日  2018年03月10日 07時00分12秒


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