想い出にかわるまで

こんなタイトルのドラマ、昔ありませんでしたっけ？歌のタイトルだったかな？今日、何気に付けたテレビでやってた番組で出てきた場所。昔付き合っていた彼とよく出かけた場所でした。すごく懐かしくって、「ここではあんなことしたなぁ」とか、「あそこに行ったときは、ケンカしてたんだっけ？」と、いろんなことを思い出してしまいました。と同時に、そのときのうれしい気持ちや切ない気持ち。そんなものもまた感じたり。実は（と言っても知っている方も居ると思うのですが）私、この彼には、こっぴどく？振られてるんです。すっごく悲しくて、後悔もして。当時の私を見た彼は、「自殺するんじゃないか」と思っていたそうです。そのくらい酷かったんです。（当の本人は、落ち込んでたけど、自殺なんてそんな根性ありませんから、考えもしませんでした、笑）きっとその頃や、数年前にこの番組を見ていたら、またその時の事を思い出して、泣いたり、辛くなったりしたんだろうけど、今日は違いました。純粋に「懐かしい」、「あの頃は楽しかったな」、「今となってはいい想い出」と思えたんです。当時は「時間が解決してくれる」なんて、気休めの言葉でしか過ぎないと思っていたけど、今日、それを身をもって実感しました。本当にあの頃の私は幸せ一杯だった。お互いに結婚という事も意識していたし、話もしてた。だからこそ突然の別れは本当に辛かった。その辛さが今、心から懐かしいと思える。こうしていい意味で「想い出にかわるまで」には長い時間がかかりました。それだけ忘れられない楽しい時間を共有した人。彼からは学ぶことはたくさんありました。その時は気がつかなかったこと、今になってわかった事も含めて。だからこそ、彼は私の他の大切な友達と同じくらいの価値がある。今はそれほど会う事もないから会話もないけど、そんな機会があったら、また楽しくみんなと同じ時間を共有したいなと思います。昔のあの辛い、思い出すだけで泣けてしまうような想い出も、こんなに懐かしく微笑ましい記憶になった今。本当に「想い出にかわった」んだと思う。こんな話、日記に書いて他人が読んだって「ふ～ん」って感じだけど、あまりのすがすがしい気持ちにうれしくってここに書いてしまいました。それだけ（笑）