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2023.07.19
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カテゴリ: 広井勇
『築港』緒言に、広井が幼い頃、高知県浦戸に遊びに行ったとき、野中兼山が築いた防波堤が二百年の時を経て、安政の大地震で津波を防いで、一村が助かった話を古老から聞いて感動したとある。


「惟(おも)うに港湾修築の事たる、実に国家重大の事業にして、その施設の困難なる土木事業中の最たり。故にこれが計画を立つるに当りては、最も慎重に、最も周到を以てし、百年に竟(わた)りて違算なきを期せざるべからず。
著者〔広井勇〕幼時、土州浦戸種崎に遊び、これを古老に聴く。
該地海峡を扼(やく)する二個の波止〔はと・防波堤〕あり。これ我が邦(くに)工学の泰斗〔たいと・泰山北斗の略:その分野の第一人者〕たるの中野中兼山の築きしものなりと。その種崎村にあるものは、久しく堆砂(たいさ)のうちに埋没し、知るもの絶えてなかりしに、後二百余年を経、安政元年の震災に際し、怒涛襲来し、種崎の一村今や狂瀾(きょうらん)に捲き去られんとする一刹那(せつな)、彼の波止露出し、ここにこれを防止して僅かに一村を全うすることを得たりと言う。ここにおいてか、兼山の施設の永遠に迨(およ)び、その当を得たるを証するに足る。実に技術者、千歳の栄辱は懸かって設計の上に在り。これが用意の慎密遠図を要する、また以て了すべきなり。」
「巻中に引用せし許多の試験及び観測を為すに当り工学士真島健三郎、遠藤善十郎、北村房次郎諸氏の補助を得たるもの少なしとせず。ここにこれを謝す
  明治三十一年八月  著者識(しるす)」



💛山形市のI・Mさんから頂いたお手紙の中に

「この3冊の本、誠に敬意を表する働きで、多くの信仰の友、友人に広めていきたい」 とあった。

感銘を受けて、7月7日七夕の夜、保存用にとって秘蔵していた 「ボーイズ・ビー・アンビシャス」シリーズの本を第1集から第4集まで 1冊ずつ送った。

山形県立図書館に「ボーイズ・ビー・アンビシャス」シリーズの本は全5巻が蔵書となっている。

I・Mさんも 県立図書館でこれらの本を借りて読まれたという。

まことに、どうかこれらの本の一冊一冊が広く「世に働き」ますようにと願う。


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最終更新日  2023.07.19 10:12:18


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