☆Kakite Popo☆

泣こうが、わめこうが、怖がろうが、夜は必ず明け、朝が来る。

そして、否応ナシに毎日が始まる。仕事も行かないといけない。

ひとりでグズグズ言う暇がないのは、私には、ちょうどいいのかもしれない。

ナニ変わらぬ顔で、子供の体を拭き、着替えさせ、あやす。

ママたちの話をきいたり、主治医に相談する。

スタッフとカンファレンスをしたり、

同期や若手のスタッフと話す。

楽しいことは、楽しく。

真面目なことは真剣に取り組んでみる。

いつも以上に・・・ナニかを頭から拭い去るかのように。

夜になると眠る。正確には眠れるように取り組む。

真っ暗じゃないと寝付けない子だった。

部屋の豆電球か台所の電灯をつけて、少し明るくしたまま眠る。

真っ暗だと、ココロを闇が襲う。

起こってもいない最悪の事態まで、頭の中で急速にストーリーが展開してしまう。

怖くなり、涙が溢れてしまう。

だから、ウトウトするまで、本を読んだりＴＶをみる。

音楽だと感情が入り込んでしまうから、客観的にみれる本かTVがいい。

６月９日金曜日１０：２０～再診だった。

もう一度エコー検査を行った。

カーテン越しに手を合わせ祈る。

生理６日目、もうすぐ終わる頃だから、右の卵巣の腫れがひいてくるはずだ。

内診台の向こうから聞こえてきた返事は

「やっぱり、どっちも（卵巣が）大きいね～」

左の卵巣に水の溜まった大きな嚢胞が３つ、

それと、古い血が溜まってできたチョコレート嚢胞が１つ。

それはわかっていた。

肝心の右は「あまりハッキリ映らずわからない」と。

そして、「やっぱりＭＲＩしとこうか」という話に。

「もしかしたらコブ（筋腫）があるかもしれんのよね～」と、続けた。

先生はサバサバしてる性格で、

私がＮｓだからとわかってるし・・・手っ取り早く話を進めてくれている。

そう、わかってる。

でも、私はちょっと、待って！待って！！え～って感じ。

頭の中で咀嚼できないまま再診日が来てしまい、

咀嚼できないまま、MRIの予約が入れられていく。

私はただ、「ＹＥＳマン」になっていた。

しかも、ＭＲＩするのは、ウチの勤務先の病院。

当然、誰にも言ってないのだから、誰も知らない。

こんなことで、ばれたくはない。

根掘り葉掘り、症状や治療状況を問い詰められるのは、

精神衛生上、破綻を来たすおそれありだから。

どこの人間社会でも、イイ人ばかりじゃないですから。

しかし、今のＰＣというのは、ありがた迷惑なコトに、

スタッフひとりひとりの診療＆検査＆処方の履歴がわかり、

レントゲンやCT、MRIの画像もパソコンで閲覧できてしまう。

院内のスタッフであれば、誰でもだ。

エライこった！マズイこった！！

 と、はじめは動揺したが、

 今は、とりあえず普通の患者さんのように検査を受けざるを得ない

と、腹をくくった。

ばれたら、そのとき、話そうと思う。

だって、今話したって、ハッキリしてないし・・・。

こんな風に、ブツブツ話せるようになったのは、

そして、ブログに書こうと思ったのは、あるお話との出逢いだった。

メイプルさんが紹介されていた

ｆｉｓｈｃｒｅｅｋさんのブログ

私にチカラを与えてくれました。 

それは、 fishcreekさんの出逢った多発性硬化症の女性のお話（６月３日の日記） でした。

このお話を読ませていただいて、

自分がなんて小さくて自分本位な人間なのか思い知りました。

今回、生殖器の病気がみつかって、

私は、人生終わったかのように落ち込み、怖がり、

誰かのことを思いやる心を失いかけていました。

でも、今日、このお話を読んで、「私、ナニやってるんだろう･･･」と、我に帰りました。

人それぞれ、コンプレックスや悩みは違うけど、

五体満足で生まれたコト、そして、自分の夢に向かって歩けること、

ただ、それだけで恵まれていて、幸せで・・・。

希望はまだあるのに、ネガティブなコトばかり浮かんできていた自分に気付きました。

本当に生き仏のようなその女性と出会い、

親しまれているfishcreekさんのブログに出会えた私は幸せなのだと思います。

そのお話を読んだ後から、もう一度、がんばろうと思いました。

留学も正直やめようかと考えました。

どこかに消えちゃいたいと思っていました。

でも、自分の人生に線引きするのは自分しかいないんですよね。

留学したいことを告げた時、先生は顔色ひとつ変えずに

「アラ、そうなの？！どれぐらいこっちでピルだせるかな・・・。

　でも、向こうの薬も強いって言っても、体格が大きいからあなたなら大丈夫よ！！」

と、バッサリ。日本人の先生を見つけようと思うと話すと、

快く紹介状を書くことを承諾してくれた。

多分、親だったら、留学なんてしなくってイイ！！って、なっちゃうんだろうな・・・。

先日の腫瘍マーカー（今回は子宮内膜症の判定に使用）の結果は、

本当にギリギリ正常範囲内ということで、症状はあるが、

子宮内膜症は確定診断とはならなかった。

そして、先日、励ましのコメントを頂きました。

hopikoさん、meiさん、ありがとうございます

そして、くみさんから頂いたコメントで、

自分だけが悩んでいるわけでも、

自分だけが怖がっているわけでもなくて、

みんな、たくさん泣いて怖がって、

それでも前を向いて、自分と向き合ってがんばっていると

改めて感じました。本当にありがとうございました。

私も、もういちど、がんばります

２６歳で人生終わらせちゃったら、損ですよね

今日、キャンセルしようかと思っていましたが、

同期の子たちと夜の街へ遊びに行ってきます

と、いっても、天神まで行くか、地元で飲むかは、まだ不明ですが

何かにつまづいて転んでも、壁にぶつかっても、必ず打破する術がある。

１度きりの人生、泣いても怖がってもいいから、何度だってやり直そう

自分の人生、愛するのも、輝かせるのも、自分しかいないから。。。

時々は弱虫になるかもしれないけど、

私は私のペースで、あるがままを、今の自分を受け入れて、

まっすぐと、夢にむかって、また、前に進んでいこうと思います

みなさん、ご心配おかけしました！！