韓国ドラマロケ地ウォーカーsayakaの日記

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アイリスひまわり
韓国ドラマロケ地ウォーカーsayakaはDVD三昧
2006/02/26
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カテゴリ: 韓国映画

地方都市のマンモス団地に生まれ
TVアニメを見て育ち
習い事に忙しく
周囲には田んぼも川も無く
ハナ水をたらした子供も
裸足の子供もいなかった。

私もかつては9歳だった。
小学校3年生のクラスは
クラス替えが無く2年生から同じの仲良しクラスのまま
担任の先生だけが代わった。
新しい担任の先生は
教育大学を出たばかりの若い女の先生で
子供達だけが結束
先生の注意なんか聞きゃしない子供達相手に
先生はよく泣いていた。
大人になって随分と久しいけれど
この先生とだけはずっと年賀状のやり取りが続いている。
なぜだか理由は分からない。
昨年、本当に何十年ぶりに再会を果たした時
先生はすごくちっちゃくなっていた。
小柄な私よりさらに小柄な先生。
「さやかちゃん、さやかちゃん」と私のことを
当時と同じ呼び方をする先生の前では
私は「9歳」の子供になっていた。

子供映画、ではない。
儒教の教えを懇々と説く映画でもない。
韓国映画の家族愛は
時々日本人の私には分かりにくいものもある。
だけど。
この映画はなんだか懐かしかった。
昭和の子供である私にも
なんとなく懐かしく
知ってる俳優がばばーんと出ているわけでも
ジェットコースターストーリーでもないけど
私は居眠りすることも無く
自分が「9歳」だったころのことを
思い出していた。

70年代の韓国の田舎街で
普通の子供達が
普通に過ごす毎日が描かれている。
ハイカラでかわいい転校生の女の子、
ガキ大将、
学校で飼っているウサギの逃亡、
教室でお金なくなる事件。
そういえば昭和の子供の私にも似て非なる経験が
あったような気がする。
幸いにも映画の先生のように
貧乏人を疑うような先生ではなかったけれど
あれはどっちかていうと
21世紀の今
(=上司の理屈の無い好き嫌いで物事が決まる。
そんな毎日にやりきれないことがあるから)
の私にかなりダブった。

東京では単館上映、残念ながら。
子育てが一段落したご夫婦に一緒に見て欲しい
そんな映画。
朝の初回のみの上映ではあるけど
3月10日までやっているようなので
ぜひ映画館に足を運び
自分の「9歳」を思い出すのも悪くないと思う。









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Last updated  2006/02/26 08:10:04 PM
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