かぷかぷの道

2008年01月31日
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カテゴリ: 海外旅行


 ベトナム随一のビーチリゾート、ニャチャンへ。

 5キロに渡って伸びる海岸線は東に向かっており、水平線から朝日が昇る街。
 この街での私たちのテーマは“何もしない”でした



 ★1月31日~2月5日 ニャチャンビーチでの生活★

 ホーチミンからプロペラ機で約1時間、カムラン空港に到着。
 そこからバスで1時間、素朴な雰囲気がただよう小さな町ニャチャンに到着しました。

 白い砂浜に立ち並ぶヤシの木。穏やかな波の音。
 まさに絵に描いたような南の国のリゾート。
 私たちは窓一面に海が広がる、綺麗なホテルに滞在しました。( ヤサカ サイゴン ニャチャン
 (・・・本当は アナ・マンダラリゾート に宿泊したかったのですが、
 日本でツアーを組んだ時点ですでに満室でした。残念。)

 ニャチャンでも様々なツアーがありました。
 ダイビングはもちろん、ニャチャンビーチ沖にある様々な島を訪ねたり、
 川を船でさかのぼったり、少数民族の村を訪問したり。

 しかし今回「何もしない」というテーマを設けた私たちは、
 ツアーに参加することもなく多くの時間をホテル前のビーチで過ごしました。


 ホテルのブッフェで朝食を食べ、水と本を持って出発。
 歩いて10分ほどのところにあるダム市場でフルーツを買い、
 再びホテル前のビーチに戻ります。
 デッキチェアを1日1$で借り、木のパラソルにフルーツの袋を下げたら準備完了。

 波の音を聞きながら本を読んだり、すこし眠ったり、砂で遊んだり、
 行商の子供たちの相手をしたり、オバさんにマッサージをしてもらったり、
 そんなふうにして1日を過ごしました。




 ニャチャンビーチは東に向いているので、朝日が昇るところを見ることができます。

 日の出は6時。
 しかしニャチャンの人は朝が早く、まだ暗い5時前からビーチにやってきます。
 走ったり体操したり海で泳いだり、お母さん達は井戸端会議、子供たちはサッカー。
 日中は観光客に占領されているビーチですが、
 1日の始まりをあたりまえのようにここで過ごしている現地の人を見た時、
 「ここはニャチャンの人達のビーチなんだな、なんだかいいな」と思いました。




 毎日出かけたダム市場は本当に面白いところでした。
 円形のショッピングセンターの周りを、
 何重もの露天が取り囲むようにして巨大になっている市場です。

 フレンドリーに話しかけてくる市場のおばちゃんやおじちゃんは、
 自ら「市場ガイド」をかってでてくれます。
 でも言われるままについていくと友達の店に連れてって商品売りつけてきたりしてね。

 ここで友人のおみやげにビーチサンダルを購入しようとしたのですが、
 店頭で50000VND(350円)の値札がついてたサンダルを購入しようとしたら、
 「観光客は270000VND(1800円)」といわれたんです。
 さすがにそれはちょっと・・・と帰ろうとしたら追いかけてきて、
 「65000VND(450円)で良い」ですって!・・・結局買っちゃいました(笑)

 フルーツ屋さんが並んでいるエリアはほんとにカラフルで美しかったです。
 一番おいしかったのは梨!
 形は洋ナシ味は二十世紀梨で、かじると果汁がしたたりました。
 他には小ぶりのリンゴ、ぶどう、ランブータンなどなど。
 どれを食べても美味しかったです。





 何もしない、とはいえ、やはり観光もちょっとはしないと。

 ホテルのレンタル自転車(6時間20000VND=140円)や
 レンタルバイク(6時間60000VND=420円)に二人乗りして出かけました。

 9世紀に建てられたチャンパ寺院の遺跡「ポー・ナガル塔」を見に行ったり、
 宿泊できなかったアナ・マンダラの中にあるレストランにお茶だけしにいったり、
 郵便局から日本に手紙を出しに行ったり。

 ちなみにホーチミンよりバイクの数は少ないとはいえ、
 やはりニャチャンの交通事情もハラハラするものでした。





 ベトナム滞在ラスト2日になった2月3日、
 ついに行きの飛行機で魅了されたベトナムの民族衣装、アオザイを作りました。

 なんとオーダーメイドが1日で仕上がる上に、30$(約3000円)と安い!

 見本の中からデザインを決めたら採寸。
 スリーサイズはもちろん、首まわり、腕の長さなどなど10箇所近い採寸がありました。
あとは店内に並ぶ沢山の生地から、
好きなものを選びます。

お店のマダムは淡いピンクを勧めてくれたのですが、
「う~ん、ちょっと色っぽすぎるのでは・・・」と、
濃紺にうっすら花柄の生地を選びました。

するとマダム、「・・・あなた、もしかして日本人?」
その通りだというと、笑って、
「いままでこのお店に来た日本人は、
皆その色を選んだのよ!」と仰いました。
う~む、そうだろうなぁと妙に納得。

 翌日取りに行くと、アオザイと同じ生地で小さなバッグも作ってくださっていました。
 ゴールドにお花の刺繍が入ったショールも購入し、大満足♪


 帰国を翌朝に控え、荷物を整理してみると、
 ショッピング目当ての旅行ではなかったのに、
 気が付けばおみやげを中心にいろいろと買っていました。




 その後、またプロペラ機に乗ってホーチミン市へ戻り、
 帰国の飛行機の時間までゴハンを食べたり買い物をしたり、
 ギリギリまでベトナムを楽しんできました。






物価が安くて、とても素敵な国でした。

そして人々が明るくて、たくましく、優しい
観光客に対してのお愛想だけではなく、
根っからの思いやりとか人の良さがありました。


戦争が終わって30年。
これからもっと発展して、素敵な国になっていってほしい。

そして必ずまた、行きたい国です。






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最終更新日  2008年02月13日 18時34分18秒
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