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楽天ブロフスタッフの親の顔が見たいものです。はい。まず、お詫び。どっしよかな 。。 、に、掲載したブログ管理のスタッフからのメールの内容は無断転載するなとあるので、削除。なので、楽天ブログスタッフの生ブログにリンクしておきました。もちろん、わたしにご連絡していただければ、全文読んで、詳しい内容をお教えしますが。何せ、いきなり過去の他人の蓄積を消し去るようなことを平気でする方達ですので、ブログをいきなり消されちゃうかもしれないモン。危ない、危ない!つうことで、いくらでも朗読するのですが、中身はブログの記事と同じなので、そこにリンクさせます。【重要】トラックバックの受付機能を廃止いたします ・ 楽天ブログ StaffBlogここに文句のトラックバックがついていたのですが、それも当然綺麗さっぱりなくなってます。で、その方達の情報を総合して、客観的に判断すると、4/8にこの楽天ブログ StaffBlogだけで、4/11にトラックバックを廃止すると宣言したらしいのです。そこで、そんな重要なことをいきなり、しかも、こんなところだけでお知らせして決行は、酷い!って、意見を聞いて、、、4/11に4/8の記事に、追記の形で、4/11の廃止を延期したのです。反省したか?と、いうよりは、努力したフリで意見を聞いたカッコだけつけたのです。そしてだしたのが、4/12上のお知らせです。徹底しなくちゃ、と、いうわけで、、メールマガジンで配信したのです。この方達のずるがしこさは、こういうやり方だけでなく、自分たちが持っているツイッターのアカウントに、ここに書かれる記事は反映することがほとんどなのですが、、なんと、探してみても、これに関する呟きは一切ないのです。楽天ブログの公式twitterなぜ??社長さまとも繋がってるから?直接、文句行くとうるさいから、やめろ、って、誰かに言われたの?こちらが三木谷浩史社長様っハーバードなんですかぁ。あの天才サックス吹きジョシュアと一緒じゃん!すげぇなぁ。(笑)つうことで、わたしの稚拙な文章では、いかに暴挙かがイマイチ伝わっていなかったと思いますが、ブログ仲間の閣下が代わりに怒ってくれたので、リンクしておきます。ありがと。。しかし、本当に皆さまには申し訳なかったです。楽天ブログの暴挙 / 中年音楽狂日記わたしが思うには、楽天ブログのスタッフは仕事ととしてしかブログを観てなかった、使ってなかった、って、ことなんでしょう。このスタッフの中に、自分で本来の意味でのブログを楽しんでいるブロガーが1人でもいたならば、各ブロガーが長い間かけて築きあげてきた友達の輪というものを、スパム云々などといういいわけで、勝手に壊して平然としていることができるわけありません。楽天には、楽天市場という金のなる木がありまして、彼らにしたらブログなんてそこへ人を導く手段の一つでしかないのでしょうねぇ。実際、Jazzってテーマにあがってくるブログ記事ののほとんどが、物売りばっかりです。改めて、びっくりです。昔は、こんなに酷くはなかったのですよ。ちゃんと、個人のブロガーが日々聞いてるアルバムについての記事とかが多かったのです。夜中に足跡をつけていく、楽天のブログは、怪しいブログが多いから、絶対、踏み返さないことにしてます。彼らがやったことは、楽天ブログのブロガーに断ればいいというものではなかったということを肝に銘じルべきです。トラックバックは、ブログの記事と一緒に表示されますが、それはトラックバックをつけた各ブロガーの出張所みたいなものです。楽天のわたしのブログに表示されても、わたしだけの財産ではなく、相手方の労力も伴った共有の財産なのです。ですから、ここから先のトラックバックの受付機能を廃止、を宣言したから、と言って、過去のトラックバックをすべて消し去る、と、いうのが許されるというのは違う気がします。と、今頃言っても無駄でしょう。でも、ひまわりさまの言葉ではないですが、「ちゃんと告知したのに分からず屋の人達」って、言われてるのでしょうねぇ。コメント、メール、メッセージ等でご心配いただいて、ありがとうございました。昔、荒らしにあったときにも、皆さまにお世話になりました。皆さまのご恩のいっぱい詰まったブログです。でも、、女戦士にもなりきれない。めそめそ、、しちゃって、すみません。。中途半端でごめんなさい。★今日かけてた音楽★The Brecker Brothers / The Brecker Brothers高速、危険度、切れ味、そういう因子がそろうと、聴いてる方は、後味スッキリ爽やかですよねぇ。その昔って、プロってみんながこういう風に演奏できるんだと、、と、思ってました。(爆)彼らがスーパースターだって、ことに気がつくのに、、時間は余りかからなかったけど。。。余談ですが、2月に、ホテルで独りでぼんやーーりしていたときに、去年なくなった深町 純とブレッカーブラザーズが共演したライブを聴いてたんです。ギターがあの高中で、なんだか、懐かしい感じだったんですよねぇ。フュージョンがクロスオーバーって、呼ばれてた頃がありましたよねぇ。。。さて、動画が貼り付けられるらしいので、一発イキマすよ。んじゃ、退散♪
2011年04月21日
一番小さな水仙が咲きました。好きなクリスマスローズも満開です。桜の花はまだだけど、ブナの葉っぱの芽が一段と大きくなりました。春は、いつも突然やって来て、寒さで縮こまった心を一気に解放してくれます。今年も、今年もみんなが、、そうになりますように。。先日、紹介したポーランドの若手ピアニストMarcin WasilewskiのECMの第3作です。やっぱり、わたしの心を直撃の美しさでした。既存のメロディ、オリジナルと併せて素敵なメロディが満載です。オープナーは、静かに思いを込めるようにゆったりと歌いあげるのは、ドイツはユダヤ系の哲学する作曲家アイスラーの曲An den kleinen Radioapparat。穏やかに歌いあげてます。と、、静かな中に説得力を持つこの曲、聞き覚えがありますよね?そう、Stingの「Nothing Like The Sun」のラスト曲、The Secret Marriageのメロディです。一転、テンポもよくポーランドの香り濃いフレーズ満載で活き活きとした躍動感を持つマルチンのオリジナルNight Train To You。後半のピアノ演奏は、ショパンの国のピアニスト達の鍛え上げられた演奏レベルの高さを改めて思い知ります。そして、30代にして18年だかのこのトリオのキャリア。トリオで創り出すサウンドも阿吽の呼吸でスリリング。そして、タイトル曲はオーネット・コールマンのFaithfulを幽玄に奏でる。再び、オリジナルでMosaic。やはり、どこそこにポーランドの香りが漂う。そして、スタダードでBallad of the Sad Young Men。元がミュージカルの為の曲ですので、歌ものはもちろんあのキースをはじめ多くの名演がある美しいメロディ。生きることはすばらしいけど、刹那的な痛みも伴う、、そんなことが頭に浮かぶような感情表現。その奥行きの深い叙情が秀一映画のラストシーンのようですわ。ブラジルの誇るエルメート・パスコアールのOz Guizos。元ネタはもっとコズミックな感じがしちゃう不思議な空間なのですが、ここではそのエッセンスを搾り取り、ビターな感じの美しさをたたえた渋い演奏に。マルチンのオリジナル Song For Swirek。「In Loving Memory of Marek Swierkowski」と副題のあるこの曲もやはり躍動感あるポーランドの香りが高いですね。続くオリジナル曲 Woke Up In The Desertの前半の無機的な不思議な美しさ、そこから次第に広がっていく演奏は、花が開く瞬間をコマ送りにして見ているよう。愛に生きたポール・ブレイのBig Foot。ピーコックとの演奏を意識したのかベースをフューチャーしたアグレッシヴな一体感溢れる演奏。力強い感触も気持ち良い。そして、最後はオリジナルでLugano Lake。ECMのアルバムのいくつかが録音されてるスタジオ?があるスイスとイタリアにあるLuganoの湖。だと、思います。まさに私たちが持つスイスの自然の美しさを音であらわしたような感じですね。でも、自然への賛美だけでなくて、そこにいる自分も含めて地球、宇宙みたいなものへの感動が丸め込められたいききとした感情が流れているような大きな空間を感じがます。終演。。ポーランド的な美意識も、無国籍な透明感も、熱さも冷たさも上手に共存するアルバムでした。美しい音だけに満ちた世界を堪能してください。やっぱり、素敵なピアノだなぁ、、と、素直に思います。そして、無名の頃からのお付き合いのようなのですが、ドラムもベースもすばらしい仲間だと思います。そういえば、前作2作には、ポーランドジャズのレジェンドスタンコの曲が入ってました。今回は、ありません。スタンコへの敬意はそのままなのでしょうが、また、一歩前に進んだ感じがします。世界の舞台で勝負できる自信かな。音に艶があって濡れているような輝きがあって美しい、、、音と音の間にも沢山の音が隠れているような感じがたまらない。写真ではちょっとさえない?このピアニストの魔法にかかって、永遠の時、なんて素敵な世界でひととき心を解放してみましょう。。1. An den kleinen Radioapparat 2. Night Train To You 3. Faithful 4. Mosaic 5. Ballad Of The Sad Young Men 6. Oz Guizos 7. Song For Swirek 8. Woke Up In The Desert 9. Big Foot 10. Lugano LakeMarcin Wasilewski (p) Slawomir Kurkiewicz (b) Michal Miskiewicz (ds) そう、今回スタンダードで Ballad Of The Sad Young Menがありました。良い曲だよねぇ。。このマルチンのヴァージョンも素敵なんですが、キースがアニタに捧げた演奏も良いですよねぇ。Ulf WakeniusのEnchanted Momentsではしっとりと音が重なるラスト曲でした。ニルスラングレンの歌も聴きたくなったけど、、やはり、ウルフかなぁ。。どちらも、ラーシュダニエルソン繋がりなのでありました。はい。桜の季節ですね。日本人にとって、桜ほど、感情移入しやすい花はないですよね。東北に桜が咲くのも、、もうすぐです。。んじゃ、退散♪FAITHFUL/MARCIN WASILEWSKI TRIO|オラシオ主催万国音楽博覧会Marcin Wasilewskiの新作:これは最高だ。中年音楽狂日記:Toshiya's Music Bar木を見て森を見る Faithful / Marcin Wasilewski - JAZZ最中
2011年04月05日
地震から、、一日たちました。。被災された方々には、心からお見舞いもうしあげます。そして、、東北地方太平洋沖地震による被害のニュースをTVで観る度に、いろいろな方のお顔やお名前が浮かびます。皆さまのご無事を祈るばかりで、何もできませんが、とにかく、皆さまのご無事なことを祈ってます。これ以上、被害が広がらないといいのですが、、原発を含め沢山の心配事が重なりますね。余震も、津波も続く状況で、とても大変だと存じます。どうか、皆さま、、ご無事でありますように。すずき
2011年03月12日
(追記ありん)ザヴィヌルさまが皮膚がんで亡くなって、3年半が過ぎました。その間にも。彼に敬意を表したアルバムが沢山でました。そんな中でも、このたびは、あの奇才ヴィンすメンドーサさまが、ザヴィヌルの曲をアレンジって、ことで、みたときから楽しみにしておりました。。メンドーサが音楽監督をするメトロポールオーケストラとザヴィヌルご縁のミュージシャンの渾身の一枚。全曲ザヴィヌル曲で、二回のコンサートからの抜粋です。いけっ!まずは、ストリングスの繊細な響き、厚みのあるサウンド、ヴォイスもはいって、幕開けにふさわしく徐々にもりあがっていく Jungle Book。一転、勢いよくはじけるOrient Express。綿密なアレンジとともに、楽器の自由度もたかまり無国籍な感じのヴォイスが宙を舞う。音の重なりできかせるThe Juggler。冒頭からスリリングでアースキンのドラムが、胸に響くNubian Sundanceのかっこよさ。Dream Clockは、トランペットの朗々とした響きと、オーケストラのダイナッミクさで惹き付ける。楽しみにしていたFast City。高速の快感と、歯切れの良さ、もう、たまりません。うーーん、わたし的白眉かな。。Peaceでは、ストリングスの美しさを堪能。テンポよく、躍動感あるTower Of Silenceもヴォイスが頭に残ります.そして、終焉は本人も愛してやまなかった In A Silent Wayをしっとりと。。胸の奥に余韻を残して幕がとじます。。ザヴィヌルへの愛がたっぷりつまったいちまいでした。。やはり、しばらく、メンドーサとメトロポールオーケストラのお仕事から目が離せませんね。この高レベルな演奏は、コンサートでのもの。。すごい!としかいえません。。1. Jungle Book2. Orient Express 3. The Juggler4. Nubian Sundance 5. Dream Clock 6. Fast City 7. Peace8. Tower Of Silence 9. In A Silent WayVince Mendoza Metropole OrchestraJim Beard(key)Victor Bailey(e-b)Peter Erskine(ds)Amit Chatterjee(g, voice)Alex Acuna(perc) #4,5,7,8,9Efain Toro(perc) #2,3,6さて、、こんなアーティステックな演奏を聴いた後に、、ちょっと、身縮むのですが、、何を隠そう、って、かくしてませんが、、今週の放し飼いとリオ+は、バレンタインデーは、何も関係なく、ザヴィヌル特集なのです。放し飼いトリオ+仕方ひろむorg 八木敬之ts 西尾研一ds 八木義之vtb2/16(水)19:30? 放し飼いトリオ+@大塚ウェルカムバック大塚ウェルカムバック対バン「Weekday Report」とおくる「Zawinul Tribute Night」。2/19(土)14:00? 放し飼いトリオ+@錦糸町 J-Flow錦糸町 J-Flow 1セット目は、「Zawinul祭り」ですね。二セット目は、いつもニコニコやさしいおにいさま達が、ゲストの皆様をおもてなしする、放し飼いと遊ぼう、セッション企画です.そこのあなた、楽器もって、錦糸町 J-Flowに集合!一緒に、遊ぼうね!お近くの方。。是非。今しがた、みくったら、某ドラマーがぼやいてました。どうやら、高速のFast Cityに挑戦するらしい。。ほ。。自己満足におわるなよ!(爆)と、みくしのでかいこやぎさまの日記に演奏曲目があちました。Directions Young and Fine D♭Waltz Rockin' in Rhythm Fast Cityうーーん、すごいな。。でも、璃事長的にはちょっと心配.。んじゃ、退散♪
2011年02月13日
八木ブラザーズ Ver,9.0 @ Jazz Flash 14:40-16:40八木敬之(ts) 八木義之(vtb) 細木久美(p) 大村光宏(b) 西尾健一(ds) 雪はふるふる、、昭和新道慕情。。(#^_^#)からかみ屋さんから、一分かからないらしい。。迷って、もどって、ふぁびおさまの奥様に道をたずねる。なあんと、指差す方向にフラッシュの看板がみえる。みえる。。。駆け込むと店内既に、うまりつつある。。が、、定席は空いてる。ヤッホ。。さい先いいぞ。なんと、BGMは外山さまのAll is in the Sky。あれやこれや忙しそうなマスターと話しも出来ちゃって、やっぱ、ここの席はお得だ。満を持して開演!姫のバピッシュなピアノがひっぱってドングロのBlues for pop。いきなり、でかいほう、三男のバース交換、並走と見せてくれます。三男は既にあったまってるから、果敢ですな。みんなが好きなハンコックのDolphin dance。三男さまのリラックスしたソロ。考えてないようで、結構、思索的なでかいのソロ。うーーん、途中の音の飛び方は、研究してたあの方ですか?次は、なんと、Woody'n you。わたしのこの曲の初体験は、MJQ。。いやいや、真逆な演奏ですね.ハレル&グロスマンの対決だ。(爆)三男さまの、めちゃかっこいい長尺なソロは圧巻、続く、でかいほうのソロもドラムのあおりをうけて、エキサイティングであった。にしおドラムのがんがんのお遊びもあってどこがWoody'n you なの、って、Woody'n you 。(爆)と、恥ずかしそうに、あの長くてかっこいいそろは、完璧なコピーだと3男さまの告白。いえいえ、十分楽しませていただきましたよ。と、これは前回夏のジャズストで妙にでかいのがぴったりはまっていたBob BergのPauletta 。ボブバーグは暑苦しいやつだったけど、この曲はかわいい。大作でも名曲でもない、、ちょっとやすっぽい感じもあるラテン調の曲だが、わたしは好き。でかいのはこういうのうまいよ。姫の素敵なソロをうけて、メロディアス&アグレッシブな演奏だったきがします。こういうやすっぽい感じの(爆)ラテン調の曲、うまいぞ、似合うぞ。(誉めてる)フラジオ領域で、ちょっとうわずったりしたような気がしたのは、、気のせいだろう。。ステップスアヘッドの演奏みたいにスリリング戦闘態勢のRecorda Me。これもとっても、2人に似合ってます。はい。トロンボーン好調だよね。さあこい、でかいの。。って、これがまた、白眉でござったぞ◎。この興奮の絶頂にソロをとるのは、大村ベース。このヒトかなり強靭なバネな感じで、ちょっとひねったクールなソロのらいんだったりしても、結構わかりやすくかっこいい。余分な残響とかなくて、潔い。1セット目おしまい。休憩!再び、BGMは外山さんのAll is in the Sky。マスター曰く、「ピアノもうまいけど魅力的な性格人だよね」。。『ん??惚れた???』そう言えば、1セット目のおしまいのMCで、バンマス三男が、「ここまでは、、マダいいけど、、この後後半はだんだんどろどろ二なりますので、帰るなら今のうち」、って、いって、でかいのにたしなめられてた。さすが、おにいちゃんだ。(爆)でも、帰ったのは1/3位でないかな??半分??残った皆さん勇気ある!ヘイ!!2セット目はじめは、どろどろ祭りのときに演奏してたBrilliant corners 。今回も秀逸。フロント2人の並走は演奏的には白眉、姫の気合いのはいった渾身のピアノソロも含めて◎。と、MCの予告通りになてきましたね。しかも、ここから、2曲、Randy Breckerが続く。最初は、Hit or miss。いえーーい。そう言えば、.There's A Mingus A Monk Usなんつうのを演奏した事ありましたね。好きな彼らが燃えるのは分かるんだが、開き直ったベースがおもしろかったなー。続いて、ブレッカーブラザーズの定番?Jacknife。わたしが初めて聴かせてもらったCD-Rにも入ってたきがします。トロンボーンにワウきかせて、、すげーヒトは、歳取ってからでも確実に進歩する。この辺の曲は切れ味が命ですぜ。そろそろ、逃げ出したくなて来たお客さまはいないか、、ちぇっく!しかし、この二日間、ご自身やりたいことし続けてきた3男さまが、演奏の終焉がみえて来てがぜん好調。で、ここの兄貴はね、弟が好調だと好調。密かに負けず嫌いだから。いい連鎖です。えげつないくらい吹き倒してた。はい。いや、この辺の演奏をかっこよくきめてくれるバンドはすくなから、リクエストしなくてもこういう選曲がかかるのは、わたし的には、璃事長冥利につきる。って、勝手に璃事長を名乗って、早、3年ッ。もう、役員会議で解任されるまでこれで行くことに決めた。(爆)で、一転ツバメ先生のきれいなバラード.これは、前に演奏したときから、再演を望んでいたくらい気にいってる曲なんです。Wrong togetherね。タイトルからして、胸が痛すぎる。姫のピアノが美しすぎる。ベースソロもかっこよすぎる。トロンボーンは狡すぎる。。こういう、曲でフロントにつける姫のピアノはとても情感あって素晴らしい。最後は、あの夏の日に燃えたNeptune。あの真夏の夜の夢(女性率高かった)を再び。ッテ、もう、絶対ムリだろうな。Bob Bergの曲だ。どろどろ、がんがん、バンバンで終わる所存じゃな。いけっ!ここぞとばかりに、でかいの筆頭に2人で吹き倒し、これもすごくかっこよかった◎、ドラムはじめ、リズム陣があおり、実に八木ブラらしいわかりやすい熱血漢な演奏で終焉。やっほ!!!これでいいのか?これでいいのじゃ。と、いう事で、一部おたく受けを狙ってる?○○企画ではなかったので、どろどろ加減は少なかったみたいなおはしもあるようですが、わたし的にはここの演奏は、凄く濃いと思う。これはこれで平均点は高いとおもいますよ。バンドサウンドはまとまってきてるってのはもちろんなんですが、普通にフロント2人のからみがレベルアップしてる。パンフもってまわってるヒトからしたら、このくらいのどろ加減は、結構、印象がいいんでないだろうか。問題は、バンドとして、それでいいのか?ってところだけど、ま、セットリストみると分かるようにバンドの嗜好は充分でてますね。次回も頑張ってね。さて、わたしは、これでかえらなくちゃならなかったのですが、少しだけじかんが。。前回もちょこっとだけ、メンバーと乾杯したんだけど、、メンバーのみんなが忙しくて、時間がなかったので、3男さまとちょこっとだけきぐちで乾杯して、おとなしくお家にかえりましたとさ。今回も、飲み倒せなくて残念だけど、ま、最近は飲み会以降はじゃまにされるからこれでいいな。(爆)さて、、にしおさま、、あの約束はいつか。必ず。(きっぱり)1セット目Blues for popDolphin danceWoody'n youPaulettaRecorda me2セット目Brilliant cornersHit or miss JacknifeWrong togetherNeptune そう、最後になりましたが、新潟でジャズと共に暮らすの加持さまはじめ、産経ニュースの地方版にまで、ジャズストリートの顔として、載せていただいて、とてもうれしかったです。演奏者のみなさま、関係者のみなさま、、楽しい時間をありがというございました。と、一月がおわります。二月は、ちょっと、変則なかんじになるかもしれないなぁ。。んじゃ、退散♪と、リンクはじめ、誤字脱字だらけで、手直ししました。出かけなくちゃ。
2011年01月31日
1月22日(土)新潟ジャズストリートFabio Bottazzo Trio@からかみ屋 13:00-14:00Fabio Bottazzo(g) 東聡志(b) 八木義之(vtb)雪はふるふる、、古町慕情。。前夜、遅くに帰ってから、夕飯の後片付けなどしてたもんだから、眠い、、眠い。相変わらず、方向音痴で、東堀通りを行ったり来たり。。ヤバい。。時間が、、、、。」ファビオさまの奥様に電話したら、からかみ屋さんの目の前を行ったり来たりしてたよーーだあ。。。モダンな和の空間で、既におひな様仕様だったりするんだけど。。さて、でかいこやぎだの、細木姫だの、知ってる顔も少しありましたが、足下の悪い中沢山お客さまがいらしてました。やったね♪でかいのとなりの席に着くとあっという間に演奏開始♪へい!願ってもないこっちゃ!名曲、Miles Ahead。前回ライブでは、トップにかなり深淵なるAll Bluesが来て、なぜか、私はひとり手に汗を握っていたわけだが、今回は選曲的には次第にあったまって行く感じで、みんな知ってるこの曲はお手並み拝見的な部分も含めていいと思います。なかなかいい感じになってた。ふぁびおさんのシングルノートのフレーズ好き。不思議なもので、12月のライブからあわせるわけもなく、リハあわせくらいなのですが、バンドとしてはいい感じまとまってきて、サウンドの方向がみえてきてます。ハンコックのChameleon。ファビオのカッティングがぐぐ、って、来ちゃうナンバーでして、三男さまは、ワウきかせて飛んでました。そう、なぜか妙にたのしそうなのが東さまね。ファビオとふたりのところキキとしてた。三人で単調な繰り返しで、ひーとあっぷさせて、あわせるでなく、からむでなく、ちょっと距離置いて相手の出方みながらな感じ?いいですわ。はい。Dondolandoは、ゆらゆら揺れるとても素敵なオリジナル。トロンボーンの暖かな音が加わると、お家に帰って来た時のようなほっとした感じになる◎。優しいばっきんぐ、メリハリのあるソロ、やはり作曲者は強いね、と、これもみんなでよかったですよ。たぶん、この曲をヤギさんも東さんも大事に思ってる現れなんでしょうねー。You Must Believe In Springは、音食ライブで、ベースそろ難儀したんでリベンジ曲。テーマをピチカートで。毎晩、がんばりますね。ベースから、トロンボーンに渡って、一転、アグレッシブになるんですけ、ここの冒頭の東&ファビオは阿吽ですねえ。モンクのバラード、Ask Me Now。モンクの曲にしては、素直だけど、やっぱりモンク、っていうきれいな曲。3人、3用で気持ち良さそうに演奏してるきがしたが、、。ハンコックのOne Finger Snap。てんぽをめぐって、ひと呼吸あったけど、これはきっと吹くほうはあのくらいの早さがないと決め部分が、はえないんだろうねえ、つうか、できなかったりして。(笑)ファビオさまのソロは、やっぱ、かっこいいのだよね。ぱきぱきしたフレーズの後に、ほーんに負けない力の入った演奏。こういう、有名な曲は、3人ともつぼをおさえたスリリングな感じ。とろんぼーんが疾走してる時の二人の音の配分みたいなのもかっこええのです。やっぱ、2人うまい。前回は、手探りでとろんぼーんのうしろで重なってやぼったくなる事も時々あったりしたけど、いやいや、巧くこなしてる。と、おもったです。(偉そうですまん)と、我らがジムホールのへんちくりんだけかわいいワルツで、Waltz New。一息でいく長いへんちくりんなキメがみせどころ。(爆)ちょっと、どきどきしちゃう、一気でファビオさまのソロは気合いの入ったものです。そう、ここバースの交換がとてもおもしろかった。(笑)3人ともいい感じにもりあがって、これからまだまだ!って、ところで、終了。ウーーン、1セットだけって、残念。でも、たぶん、一番役割的には、しんどいはずの東さんは1セットだけで、ほっとしてるかもね!つうか、大変だったろうな。1セットだけなので、1曲あたりの感想長くしてみたりして。告白すると、前回、音食でライブした時は、おもしろかったけど、、璃理事長的には悩ましい部分もあったのですなー。って、演奏者が一番わかりますよね。ファビオ&東さんの二人の阿吽っていうのは、半端ないんですね。それは、音楽にマイナスになる事はないけど、もう一人、入った時、2人が鉄壁なだけに、距離感とか、いろいろ大変なんだろうなあ、などと思う場面もあったりして、それぞれの演奏が良くてもどきどきしちゃったりしたのであります。。3人で、共有する部分が増えた事が、ちょっとした部分に出て来て、ちょっとの変化がかなりいい結果になってあらわれてたと思います。今回は聴いていて、おーーい、って、心で叫ぶ事がとても少なくなったと思います。(誉めてる)。だけど、互いの間に緊張感がいい感じにあって、それが演奏にはいい感じでてるとおもいまあす。うん。いけてました。Miles AheadChameleonDondolando You Must Believe In SpringAsk Me NowOne Finger SnapWaltz Newさて、次はジャズストの顔として紹介されてたヤギぶら。でも、眠いから、、また、次に。。以前、、私の中では、八木ブラの阿部ベースを、このお方は八木ブラバンドの良心だ、と、おもってましたが。。変わった大村ベースは聴けば聴くほど、、こりゃこのバンドの知性だ、って、おもうようになってます。はい。んじゃ、退散♪
2011年01月30日
1月21日(金) Step of Three Live @ Jazz Cafe 音食(ねじき)細木久美(p) 東聡志(b) 八木義之(vtb) 雪はふるふる、、長岡慕情。。訳あってちょっと早めに音食に来てたんだけど、六時になったら、こやぎ三男さまがいらしてしまった。三男さまは午後にはついて、新築細木邸に行ってらしたそうで、いろいろお話など聴いてると、東さんがお仕事終わって駆けつけて来た、話に参加。「八木さん、仕事お休みですか!」って、うらやましそうな東さん。いいじゃん、いいじゃん。(笑)で、何故かみなさま腹ぺこだそうで、3人でマスターにスパゲティお願い♪「ライブ前に、リハするから」と、追い出されたわたし。。「えーーーぇぇ・・・・・。。」うん。郭公にいこう。。と、傘を借りてトボトボ歩いて一分♪この時間のとまった感じ、、いいよねぇ。いつもの悪い癖で、このまま帰りたくなる。(爆)意を決して、戻る。気がつくと、いい感じに人が詰まって来たねぇ。はやく、はじめるんだぁ!なんと、始まりは大スタンダードI Love You。ストレートだなぁ。でも、3人で暖まっていく感じで、なかなかいい感じですよ。続くA Sleepin' Beeは、バピシュに。ほぉ、一応これもハロルドアーレンの作ったスタンダードですよねぇ。東さんが歌う、歌う♪テンポよく、Come Rain Or Come Shine。3人でのバース交換をはさんで、だいぶ暖まってアグレッシブに決めました。一転、しっとりとブルックマイヤーのThe First Love Song。ゆっくりかみしめる感じ。綺麗に添うピアノ。東さんの情感こもったソロをはさんで、綺麗にまとまったね。キースのCountry♪ウ~~ン、好きだなぁ。。この明るく前向きなメロディ。三男さまは力の抜けた感じ、ベースとピアノが超気合い入ってたかなぁ。キースのMy Songは大好きな一枚。いい曲がそろってるよね。。ジョーヘンのRecorda Me。有名すぎるのは当然Page Oneだす。ジャズファンもおなじみなら、演奏者も?聴き慣れた曲なのかな?3人で気のあった楽しい演奏でした。これって、ベースカッコいいよねぇ。ちなみにぃ。。Smokin' in the Pitの輸入盤ではボーナストラックでブレッカーさまがふき倒してますだ。すげぇカッコいい。休憩じゃ♪あれや、これやで、楽しいひととき。いけっ、2セット目。ものすごく楽しいそうなベースの演奏から始まったFive。各自がソロをとる間も他の2人がうまく絡んで、合い言葉モビリじゃね。よくできましたぁ。前回もやったオンオフが交互に来るLove for Sale。電気も入ってへそ曲がりなイケイケだねぇ。しかも、結構としつこい繰り返しでうけてました。(笑)ちょっと仕掛けのあるLotus Blossom。全体に退廃的な異空間な感じがよくでてました。この曲、The First Love Songくらいトロンボーンによくあうです。はい。出だしで、悩んだ(笑)、Just Being。おなじみヤンソンの曲です。いいな。このくらいのテンポは安心して聴けるし、悩んだ割には、ピアノ明るくはねてましたね。東ベースも子どもがスキップするようだし、三男さまも明るくはじけてました。わぁ。。ありがとう、前回、ミュートつけたまま、不消化に終わったChange of Heart。やっぱ、いい曲だなぁ。前向きな曲なんだけど、うるっとしちゃうよねぇ。トロンボーンが気持ちよさそうに朗々と歌い続ける向こうでピアノとべーすもよかったけどねぇ。曲の魅力もありますが、三男さまはもちろんですけど、2人も、よかったと思うです◎。東ベースのアルコをフューチャーしたChan's Song。ご存じハービーが音楽監督した'Round Midnightにありますよねぇ。これも、大好きな曲です。本編に入ってからの東さん、楽しそうでしたよ。次回もアルコでお願い。やっぱ、これはアルコで入らなくちゃネ。で、ラストは、このバンドではおなじみのシールマンスの名曲Bluesette。これも、3人で手慣れたものですな。みんなよくうたってます。終演!どうなんだろう、、あまりアレンジに奇をてらってない?演奏がよかった気がしますが、、で、選曲的に1も2もセットの後ろが好きかもねぇ。八木ブラではやりそうもないCome Rain Or Come Shineとか、スタダード楽しかったけどね。Just Beingからラストは、3人も観客も一緒に楽しかったです。わたし的白眉はChange of Heartで決まり♪でで、、始まりも遅かったので、これでおしまい!いつも、ほめすぎだそうなので、ここまでじゃ。(笑)撤収して、ちょっとお話ししたら、新幹線の最終に間に合うよう駅に向かってゴ~♪明日は、からかみ屋さんからだぁ。。って、ことだす。はい、チーズ♪1セット目I Love YouA Sleepin' BeeCome Rain Or Come ShineThe First Love SongCountryRecorda Me2セット目FiveLove for SaleLotus BlossomJust BeingChange of HeartChan's SongBluesetteんじゃ、退散♪やったねぇ。。サッカーーおめでとう!
2011年01月29日
週末は、冬の新潟ジャズストリートです。1/22(土)です。¥1000のフリーパスチケットで一日提携の会場でのライブが聴き放題です。会場では、500円でドリンクが飲めるところもあります。大変冬らしい寒ーーいお天気が続いていますが、それが新潟です。つうことで、最後のお願いぃ。★なぜか前夜祭@長岡(1/21)★Step Of Three@音食(長岡)八木義之(vtb) 細木久美(p,el-p) 東聡志(b)開始 20:00~ ¥2,500 JazzCafe 音食(ねじき) 長岡市東坂之上町 0258-36-7655★Fabio Bottazzo Trio@新潟ジャズストリート(1/22)★Fabio Bottazzo Trio@からかみ屋13:00-14:00Fabio Bottazzo(g) 東聡志(b) 八木義之(vtb)「Fabio Bottazzoはイタリア出身のジャズギターリスト、2004年より新潟へ移住し活動中。そのギタープレイはイマジネーション豊かで繊細でハートフル、そして時にスリリング。2007年にはベースとのデュオ、そして2010年にはギタートリオにてCDをリリースし高い評価を得た。今回は信頼を置くパートナーであるベーシスト東聡志、そしてJAZZ STREETではおなじみバルブトロンボーンの八木義之を加えた異色のトリオ編成にて登場。ダークで暖かな音色をご堪能ください。」(ジャズストHP紹介文章より)からかみ屋 新潟市中央区東堀通5番町 025-227-3400★八木ブラザーズ Ver,9.0@新潟ジャズストリート(1/22)★八木ブラザーズ Ver,9.0@ジャズフラシュ14:40-16:40八木敬之(sax) 八木義之(tb) 細木久美(p) 大村光広(b) 西尾研一(ds)「新潟ジャズスト名物八木ブラザーズ!兄弟ならではの阿吽の呼吸を見せるサックスとバルブトロンボーンの2管フロントとピアノトリオがつくりだすハード バピッシュでスリリングなサウンドは老若男女ジャズファン必聴。豪快なソロからハートウォームなアンサンブルまで様々な彩りを見せるバンドサウンド、そして普通のジャズコンボとは一線を画す選曲で聴き所満載。今やメンバーのほとんどが東京在住にもかかわらず、タイムスケジュール欄のバンド名後に(/東京)とのらないのは9回目だからか(笑)」(ジャズストHP紹介文章より)ジャズフラッシュ 新潟市中央区東堀通5番町 025-224-4518ジャズストリートのタイムスケジュールで確認していろいろな発見をしてくださいね。今回から、バンドの説明付きなんかもあったりしてますね。ご参考に。と、皆さま、楽しい週末を!って、はやい??んじゃ、退散♪
2011年01月20日
きっぱり、一週間で冬の新潟ジャズストリートです。今年は、1/22(土)です。¥1000のフリーパスチケットで、提携の会場でのライブが一日中聴き放題です。会場では、500円でドリンクが飲めるところもあります。寒波の襲来で比較的降雪の少ない新潟もこのところ雪だらけ。立派な、雪のふるまちになってます。はい。地方からこられる方(この場合関東など)。。雪で滑らないようーーにね!つうことで、わたしは冬ごもりを余儀なくされてます。雪かきでくたくた。おまけに、、車で実家に帰れなかった。。★なぜか前夜祭@長岡(1/21)★Step Of Three@音食(長岡)八木義之(vtb) 細木久美(p,el-p) 東聡志(b)20:00~ ¥2,500去年の六月からスタートしたこのユニット、3人の駆け引きはもちろん、エフェクターやエレピの使用で目指すバンドサウンドはどこか懐かしい香りがするぞぉ。しかしながら、相変わらずなんの情報もないのです。参考に??ならんけど(爆)、過去二回のこのブログ感想を。。大人のお遊び。。潮風編♪その、あいことばは。。モビリ♪さて、どんな曲がかかるかな。★八木ブラ関係@ジャズスト(1/22)★Fabio Bottazzo Trio@からかみ屋13:00-14:00Fabio Bottazzo(g) 東聡志(b) 八木義之(vtb)「Fabio Bottazzoはイタリア出身のジャズギターリスト、2004年より新潟へ移住し活動中。そのギタープレイはイマジネーション豊かで繊細でハートフル、そして時にスリリング。2007年にはベースとのデュオ、そして2010年にはギタートリオにてCDをリリースし高い評価を得た。今回は信頼を置くパートナーであるベーシスト東聡志、そしてJAZZ STREETではおなじみバルブトロンボーンの八木義之を加えた異色のトリオ編成にて登場。ダークで暖かな音色をご堪能ください。」(ジャズストHP紹介文章より)からかみ屋 東堀通5 025-227-3400どうなんでしょう。今回は、1時間です。前回、音食でのビターテイスト、エスプレッソリキュールの味わい。からの厳選曲って、ことかなぁ。是非、からみ屋さんへどうぞ。八木ブラザーズ Ver,9.0@ジャズフラシュ14:40-16:40八木敬之(sax) 八木義之(tb) 細木久美(p) 大村光広(b) 西尾研一(ds)「新潟ジャズスト名物八木ブラザーズ!兄弟ならではの阿吽の呼吸を見せるサックスとバルブトロンボーンの2管フロントとピアノトリオがつくりだすハード バピッシュでスリリングなサウンドは老若男女ジャズファン必聴。豪快なソロからハートウォームなアンサンブルまで様々な彩りを見せるバンドサウンド、そして普通のジャズコンボとは一線を画す選曲で聴き所満載。今やメンバーのほとんどが東京在住にもかかわらず、タイムスケジュール欄のバンド名後に(/東京)とのらないのは9回目だからか(笑)」(ジャズストHP紹介文章より)ジャズフラッシュ 東堀通5 025-224-4518こちらは、うわさによると、、細木姫抜きでリハはしたようです。って、ことは、新曲はあまりないのかしら。どうなんだろう。。。と、昼下がりの八木ブラザーズってのも、、似合わない響きじゃ。是非♪★他県からのお友達♪@ジャズスト(1/22)★今タクオクインテットwithシーナ@ジャズフラシュ17:20-19:20今タクオ(ts) うめききよお(g) 竹田拓馬(g) 小幡卓哉(b) 小柴慎(ds) シーナ(vo)「山形県から今回で3回目の出演となります。ファーストセットはバンドリーダー今タクオが愛して止まない、テナーの巨匠達ゆかりの曲を演奏します。今回もロリンズ、コルトレーン、マイケルの演奏曲から選びます。セカンドセットはボーカルシーナの心地よい歌声とステージを楽しんで下さい。シーナのスタンダード曲のアレンジ、ボーカルとテナーの絡み等にもご注目ください。」(ジャズストHP紹介文章より)ジャズフラッシュ 東堀通5 025-224-4518本多健二クインテット@ジャズフラッシュ20:00-22:00本多健二(tp) 古川荘太郎(ts) 阿部義徳(p) 大村光広(b) 西尾研一(ds)「横浜・東京から、今回新潟ジャズストリートに初出演させていただくことになりました。昔、新潟市に住んで浜浦小学校に通い、さらにその後ジャズライフのTPコンテストで表彰されたこともあるバンマス本多が、Tp、Tsの2管でフレディー追悼をやりたいと考え、某ジャズ研OB関連のベテラン親爺メンバーでバンドを始めたものの、結局80年代以降の少し凝った曲をやるという方向に変わった、という状態をお楽しみいただく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。」(ジャズストHP紹介文章より)ジャズフラッシュ 東堀通5 025-224-4518と、もちろん、、他にもお知り合いがでるバンドは沢山あるのですが、そういうきちんとしたことはジャズストリートのタイムスケジュールで確認。今回から、バンドの説明付きなんかもあったりしてますね。会場のレポートは新潟でジャズと共に暮らすの加持さまがこまめにあげております。新潟に不案内な方、、ご参考に。と、、少しばかり、、新譜の情報。。このところ、好きなミュージシャンを追っかける時間がなくて、新譜情報にかなり疎いのですが。。まずは、メルドウさまが新譜だすのは皆さまご存じと思います。Live in Marciac: +DVDうむ。。選曲みるとかなりそそられます。かなりメルドウらしい作品になってるのでしょうねぇ。★わたし的、、おっそ分け情報(もしや古い?)★Home Coming / Steve Grossman二月の半ばにポニーキャニオンから新譜がでるらしい。つうか、でる。曲以外は情報がないんだけど、予約だよねぇ。。1. Una Mas2. Katonah3. Afro Blue4. I Hear rhapsody5. Ceora6. Irresistable You7. In A Sentimental Mood8. Take The D Train9. Body & Soul10. Una Mas (Radio Version)11. This Time the Dream’s On MeArabesque / Caecilie Norby愛しのラーシュダニエルソンの奥さま、 セシリー・ノービーさまの新譜。当然、旦那様が200%のサポートであろう。。ずいぶん前にわかって、手に入れようとしたんだけど、北欧限定で日本に送ってくれなかった。やっと、日本でも一月の終わりに発売される。コピーをみてると「ジャズ/クラシック/ポップ・インスパイアードの優美な作品・・」などとあるので、それはそれでおもしろいかなぁ。。と。何より、サポート陣でしょう。旦那さまをはじめ、北欧の人気のミュージシャンが顔をそろえますから。Mistico Mediterraneo / Paolo Fresu / A Filetta / Daniele Di BonaventuraPaolo FresuとDaniele de Bonaventuraとコルシカ島のヴォーカル・アンサンブルA Filettaのコラボ。。。うむ、、危険な臭いもするけど、官能的な香りもするよねぇ。個人的には、フリューゲル&バンドネオンのデュオでもよかったのですけどねぇ。。。うむ。。Live In Concert 2003 / Metropole Orkest / Pat Metheny(DVD)ヴィンスメンドーサが総監督になって、常に目の離せないメトロポール・オルケスト。以前から、2003年のメセニーとのNorth Sea Jazz Festivaの演奏がネットでは話題になってましたが。。。やっと、DVDが発売です。1 Proof2 Never Too Far Away3 Are You Going With Me?4 First Cicle5 Always And Forever6 Third Wind7 Into The Dream8 Minuano9 Conclusionね?曲目眺めて鼻の下が長くなるのは、、わたしだけではないと思う。(笑)彼には常に進化しててほしいけど、でも、好きな曲はそんなに変わるものでもないものね。Hearts And Numbers -Featuring Michael Brecker / Don Grolnick長らく、廃盤となってました。わたしは何処園国のバッタモン?をもっているのですが、なんと復刻される。八木ブラでドングロ特集したときに人気があった美メロ曲、Poolsが入ってますル。HMVの紹介文を読んでいたら笑ってしまった。「・・・・熱心なリスナー以外では、あまりその素晴らしさなど、クローズアップされていませんが、ミュージシャンから信頼は非常に厚く、内外問わず今もなお信奉者が多いアーチストです。」このチャンスに、亡きマイケルも参加のHearts And Numbersをどうぞ。と、、わたしは、、このミュージシャンたちがみんな大好きなんですけど、すげぇ脈絡のない感じネ。この新譜情報は、久しぶりにわたしらしくていいなぁ。ご満悦♪んじゃ、ジャズストリートには、からかみ屋さん経由でジャズフラシュにきてね。猫屋さん、、。。。m(__)m 毎回、超混み混みなのでいいよねぇ!んじゃ、退散♪
2011年01月15日
今年はそうそうにWayne Krantz / Keith Carlock / Tim Lefebvreのライブを聴けたのが一番印象に残ってます。あの脳内興奮状態をまた体験したい。そして、ギターリストのFabio Bottazzo さま繋がりで、、地元でいろいろな楽しいライブも聴けた。前々からギター、ベース、、管楽器って、パターンのライブを間近で体験したかったので、ビターテイスト、エスプレッソリキュールの味わい。。 これを生で体感してかなり嬉しかった。ジャズストではさらに進化を発展するといいなっ。あ、猫屋さんことCATS HOUSE( キャッツハウスにHPができたのもすごいぞ。クリスマス会は残念だったけど・・。。さて、、朝から頑張ったので、大掃除もどうにかおしまい!恒例の年間ベストです。詳しい内容は、日記へどうぞ。★2010年ベスト10(順位あり)★1.Mirror / Charles Lloyd Quartet常に不安定に揺れ動くわたしの心はこういう普遍的な世界に憧れてるのだと思います。味わい深く枯れて、、なお自己主張を強く感じるロイドさま。2.Jasmine / Keith Jarrett Charlie Hadenキース&ヘイデン。研ぎすまされた美意識を持つ2人だけど、再会は暖かでハートフルな一枚でした。3.Contribution / Daniel Szabo Trio Meets Chris Potter現代のサックス吹き、シーマスダ、ウォルタースミスだ、あれやこれやとおりますが、クリポタ命のわたしです。愛してるわ。4.Scenes From A Dream / Chris Minh Dokyベースのドーキーは好きなベーシストではありましたが、このアルバムからはフェヴァリットなベーシストに格上げです。Bailador / Michel Portal歳をへて枯れる人もいれば、尖り続けるも人生。このかっこよさは半端ない。4位はベスト3に入れるのを迷った二枚。わたし的に順位は甲乙つけがたい。もしも、もっと早くにリリースしてたら、ベスト3入りしてタカも。まだ、冷静に判断つけられない。6.Lost in a Dream / Paul Motian Trio驚愕のプレイをいとも簡単にできるクリポタの抑えた渋い演奏。こういう二面性、、とっても好き。怒濤の進撃ばかりが男じゃない。(きっぱり)Toots Thielemans / European Quartet Liveこれは、ほんとうに聴かなくちゃわからない世界。枯れた味わいなれど、決してまったりなCDではないです。8.Lieb Plays The Blues / The David Liebman Trio現代最先端ハードバップはアンサンブルもこっていて、聴く人間の意表をつくものが多いけど、ストレートにサックス吹き倒す、それがサックス吹きの原点だす。9.Off the beaten tracks Vol.1 / Nicolas Folmer meets Bob Mintzerこのトランペット巧いんで注目してたらでました、、ミンツァー入りライブ盤。なんと、ピアノもファラオさまで、一粒で三度美味しいお得盤。10. What's New / Lars Janssonベース、ドラムが若返って、かなり明るく溌剌な印象になりました。ラーシュの素敵なメロディはまわり、、特に家族愛を大事にする気持ちが大きいから生まれるものなのでしょうね。。。この後10年も見守っていきたいと思う一枚でした。★ベスト10からは外れたけど、はまった10枚(順位なし)★Baroque / Junko Onishi (大西順子)猛獣使い順子さま、、これはすごかった。Soul Dancers / Moutin Reunion Quartetムタン兄弟は不滅です。Highway Rider / Brad Mehldau新年は新譜はソロ?だそうです。予約しなくちゃ。Everything Happnes To Me/Lasse Tornqvist / Jan Lundgrenゆっくり足湯の暖かさ。I.s. / Tore Johansen Feat. Steve Swallo Suite... / Baptiste Trotignon Steve Swallo の美しいメロディは乙女心をくすぐります。It's no Coincidence / Fabio Bottazzoたぶん、今年一番聴いたCDです。脳内プレイが可能です。Short Stories For Dreamers / Jesper Bodilsenこれは、わたし的には高得点盤。大好きなペットのアスプルンド、ワケニウスがいるんだもん。Unlikely Stories/Lage Lundギターの貴公子いつでもカモン!Roman Night / Tom Harrell 年末に、こやぎ三男さまが教えてくれたHPのクリスマスソング。素晴らしかったです。ローマンナイトはハレルオリジナルのエヴァーグリーンになる予感。。★2010 特別賞★Solo / Vijay Iyerピアノトリオ全盛の日本です。でも、日本のジャズファンがピアノトリオに求めてるものと。彼の演奏は大きくかけ離れてる。。。気がします。でも、すごいです。はい。今年一番いきたかったライブはヘナート&パトリシアのデュオ。。そう、ヘナパト。。ほんとうに、山形まで行けるものならいきたかった。。と、大好きなミラバッシのライブ盤とか、ダラポルタ入りカフィーソ盤とか、、到着CDでマダ聴いてないのがありまっす。(汗)今は、Don' Be So Bluet / Sinne Eegで、、ピアノとのデュオではじまる1曲目、タイトル曲がかかっています。。ため息。。さて、、年のブログエントリーはこれが最後だと思います。今年もご愛顧ありがとうございました。来年も、、よろしくね!んじゃ、、退散♪
2010年12月29日
今日も寒いっ。でも、昨夜も夜中も雨だったので、気温はこの季節にしては暖かななのかな。ポルタルと同じくらいにど真ん中だったのが、リーブマンのこのアルバム。ピアノレスで、コルトレーン関係のブルースをライブで吹きまくった、ストレート過ぎるほどストレートな作品。今更、リーブマン?とか、今時、トレーン?とか、そういうことが頭に浮かぶ人にはまったく縁遠い作品。もっと言えば、こんなコンセプトで熱血ライブ盤出せるリーブマンって、かなりの幸せ者な気がする。皆さまご存知のように、トレーンもアトランティック時代にあのマイフェヴァと同じメンバーでブルース集「Coltrane Plays The Blues」だしてます。彼のブルースはいわゆる黒人音楽のルーツ的泥臭さが少なく、わたし的には独特な雰囲気があるよなぁ。。好き♪、って、思うのですが。結構、洒脱な感じのアルバムだと思うんですけどね。。トレーン好きには有名曲が並びました?マイルス曲、エリントン曲、そして、トレーンの曲。日本でも人気のPeter Beetsのお兄さま?Marius Beetsがベース、Eric Inekeがドラムでっす。いけッ!まずは、ジャズファンみんなの好きなAll Blues。速めのテンポで、ソプラノサックス。端正なリズム隊に対して、リーブマンはいきなりテンション高くブロウしまくります。こうやって、ほぼサックスのソロだけで真っ向から勝負する姿は、ジャズライブのおもしろさの極みって感じで、もう、一分すぎくらいにはどっぷり引き込まれてしまいます。気合いでなくて、鬼合いって、感じですわ。しかし、この希薄な拍手はなんだ、って、感じじゃ。Up Against the Wallはテナーです。うむ、、もう、なんつうかトレーンの影とか言うモンじゃなくて、、やっぱ、ストレートにトレーン。Mr. P.C.もテナー。長いドラムソロも入って、メンバーも気合い入りまくりです。うーーん、でも、やっぱ、エルビンのドラムがいかにすごいか、って、なんとなく感じてしまうのはしょうがないかなァ。。って。リーブマンの快調さは、怪鳥のごとくで飛ばす飛ばす!久しぶりに口あんぐりでゴジャル。ソプラノに再び持ち替えてのVillage Bluesもテンポはゆったり目だけど、やっぱ吹きまくってる。長めのバース交換なんかもあって、ちょっと和むな。(嘘)永遠とバース交換するのかと思ったぞ。(爆)やっほ、テナーに持ち替えてTake the Coltrane。そう、トレーンはあのエリントンとのアルバムもあるんじゃな。ベースソロが終わると待ってましたとばかりにリーブマンが出現。いぇ~~い。だって、誰になんと言われようと、、このアルバムは、メンバーとのまとまり、、なんてものを聴くアルバムではないと勝手に思うのだ。このリズム隊にささえられての演奏はわかるんだけど、やっぱ、超主役はリーブマンなんですから。で、当然のごとく期待を裏切らない吹きっぷり。もちろん、メンバー、特にドラムのプッシュはいけてますぜ。ゴリゴリ、ガツンとでも流暢に吹きまくるリーブマンのテナー。。すげぇ、って、ことで終焉じゃ!ベルギーのライブハウスで、2008年の春の出来事。なんだろう、一期一会って、感じがしちゃうわたしです。はい。この御方が、トレーンを遠巻きにしてきた気持ちが良くわかる、嬉しいけど、ちょっと哀しい気持ちも持ったりしちゃったりする一枚でした。でも、それはわたくしてき感情でして、中味はすごくストレートで熱くて燃えますので、覚悟してご購入下さい。(爆)トレーンのブルース集は結構リラックスした感じもあるのですが、リーブマン盤は、、さすが敬愛してるトレーンが冠につくだけあって、もの凄くストレートで真摯でスリリングなリーブマンがいます。こういうのは、、誰がどんなときに聴くんだろう?って、考えず、このタイトル見て思わず反応しちゃったものだけが買えばいいのだと思ったりしてます。いぇ~~いっ!!1.All Blues 2.Up Against the Wall3.Mr. P.C.4.Village Blues5.Take the ColtraneDavid Liebman (ss, ts)Marius Beets (b)Eric Ineke (ds)と、言うことで、、今日は少し二日酔でした。皆さまは、素敵な休日をお過ごし下さいね。そうだ、、こんなん発見したんですよ。クリスマスを検索してて、偶然みっけた。。Interview: Meredith d'Ambrosioなんと、彼女のインタビューが特集されてる。英語だけどね。。旦那さまのヒギンスがなくなったあとの彼女はどうしてるか?って、心配してたわたしには、、ちょっと朗報。素敵な彼女自身による絵ものってる。こういうのって、あれやこれや心配してるときには見つからなくて、、なんか、忘れた頃にふと、、来ますよね。んじゃ、退散♪
2010年12月18日
緊急なお知らせです不幸がありまして、明日予定しておりました「Jazz Loverのクリスマスイブ」は中止にさせていただきます私、不幸がありまして、CATS HOUSEにお伺いすること、準備、、その他ができません。ご予約いただいた方、また、関係者の方々に深くお詫び申し上げます。もし、連絡がつかずに当日行かれてしまった方、ほんとうにすみません。ごめんなさい。CATS HOUSは通常営業です。取り急ぎ。。
2010年12月11日
12/5 Fabio Bottazzo TRIO@JazzCafe 音食(ねじき)Fabio Bottazzo (g) 東 聡志 (b) 八木 義之 (vtb)12月の晴れた日曜日。四時に開始なのだけど、珍しく早めにつく。まだ、リハの時間だなぁ、ってことで、駅の改札でまできてくださった方と、「時間まで郭公でお茶したいな」、って、歩くうちに、、なぜかガールトークが止まらず、、、開始30分前になり(爆)、そのまま音食へ。すでに、リハは終わっているメンバーの皆さまとご挨拶して、アイスティー♪ファビオさまのシャツの色を巡って、あれやこれや。。久しぶりにみる、あの顔この顔、うーーん、、こういう空間って不思議です。。素敵な空間、音食さま!さて、さて、時間となりました!お手並み拝見ッ。ギターとベースがリズムを刻む中現れ出たのが、All Blues。ダークにクールにトロンボーンが響く中、推進力としてのベース、機動力としてのギターと面白い空間が拡がる。クールなギターのソロにナルトベースががっちり守り、ベースソロになるとギターが守り、その辺の呼吸は2人はツーカーですね。フロント的にはかなり贅沢な空間をいただくわけです。ほぉ。。と、Miles Ahead。わたくしてきには、、大丈夫かなぁ、って、危惧もなくなり、トロンボーンのフレーズも快調に。きっと、吹きながら先ほど以上にその贅沢さを感じたことでしょう。ギターソロは、強さと硬質な感じがあってよかったな。はい、ド素人なわたくしにもなんとなく、方向性も見えてきました。と、テンポよくジョビンのFavela。トロンボーンは、このくらいのテンポで、飛ばす時のソロは安定してる気がする。テーマは、丁寧にね♪ファビオソロの粘りに、まさかのグラントグリーンが入った感じを持ったのは、わたしだけかな、、。ファビオさまって、知らない顔がいっぱいある気がする。つう事で、あの森さまも冒頭ユニゾン部分は、気合いがいるよ、って、言ってたWaltz New。今日は、3人でッセ。思わず、がんばりましたぁ!って、手を叩いてしまった。と、まぁ、、いろいろあるのネ、。。(笑)ギター、ベースとつないでいくのですが、ベース気合いが入りましたね。で、ベースフューチャーのYou Must Believe In Spring。これ、よかったです。ベースの後ろ、横、時々前に来るギターかっこよかったな。ソロもかっこいいのですが、こういう状況での動きを聴いてるとやっぱり、うまいですよねぇ。で、ハンコックのChameleon。これは、ファビオさまの創り出す、ビートにのって、イケイケでしたねぇ。3人のってましたけど、やっぱはじけ具合がファビオ断トツ。ギンギンきちゃいます。ユニゾン、決め部分もぴったりときて、いい感じだったけどナ。どうでしょう、だいぶ、3人馴染んで暖まってきて、ここで、休憩は惜しい気もします。(笑)ファビオさまって、多くの場合、、慎重な音選び、間のとり方なのですが、時々、スイッチを切り変わることがあって、追撃モードやばく進モードになることがある。と、いつもの思索的なフレーズも浮き上がって、どっちもよりかっこええのだ。やっぱ、アランホールズワース好き、って、わかる気がするかも。スイッチが入るではなく、切り替わる、って、感じかな。こういう、羊の皮かぶった狼の典型的なのが、ビルフリさまなのだけど、ブルフリみたくあそこまで音がないと、まわりは大変だろうなぁ。。しみじみ。。(爆)休憩中は、荒木マスターとIさまといろいろお話しさせていただき、あれれ、って間に2セット目開始。まずは、お馴染みフランクフォスター(^_^)vのRaunchy Rita。ちょっとアーシーな雰囲気でベースソロから始まる黒さと、粘り濃さがかっこええ。このくらい印象の強い曲はいいかも。意外と、シックリ優しく暖かなムードがタップリでてたのが、ファビオさまの新曲In Due Sll'Altalena。トロンボーンが、意外と不思議ミスマッチであってたぞ。で、ハレルのSail Away。ギタートリオヴァージョンは生では初めて。いいな。ギターの軽やかサガ、、曲の高揚感浮遊感にあってる。時々はいる、ギターの高音が、なんだか、きらきらした陽ざしのよう。ソロも素敵♪トロンボーンソロも気合いが入ってたな。わたし的には、贅沢三昧のSail Awayであった。。Ask Me Nowは、あんまりモンクらしくない、モンクバラード。結構、モンクにしたら素直な感じだと思うんだけど、、、美しいギターフレーズに誘われて、低音のゆったりした魅力を聴かせませう。で、一転、高速で、ユニゾン部分をがっちり決めて、ハンコックのOne Finger Snap。いけっ!ベースソロもガッシ決まって、3人でかっこよかったなぁ。こういう選曲は、安心して聴いてますな。サウンドも厚くていい感じ。うーーん、ファビオさま、、かっこええ。と、盛り上がってきたところで、リクエスト。ファビオさまのファーストアルバムに入っていた、バレルのMidnight Blue。ブルーノートの名盤だす。タイトル曲だすね。ソロで高速のフレーズを入れながらさすが、2人で阿吽の強烈コンビネーション。そこのトロンボーン、、見とれてたなァ。(爆)で、ライブの最後は、御年、88歳のトゥーツの年金曲とも言われてるBluesette!最後のせいかな、なんだか、トロンボーンが自由度高くなってきてますぞ。ギター好きなトゥーツの曲は、ギターもとてもお似合いでした。で、ありがたいアンコールがカカリ、最後は、エリントンのC Jam Blues♪テーマメロディは2音で構成されてる、とってもグルーヴィな曲。3人とも、、つうか、トロンボーンあたりも肩の力が思いっきり抜けて自由な雰囲気が漂う終焉でした♪ありがとうございました!!いやぁ、やっぱ、この編成の3人の立ち位置は非常に難しいのだろうな。特に、ベース&ギターのコンビネーションが鉄壁なだけに、そこに、入ったトロンボーンが入った時の3人の動きや間、距離関係、、曲でかなり違ってくるのはどんな編成でもそうなんだけど、かなり意識を高く持ってないとならないでしょうね。3人初対面なのにがんばりますよねぇ。化学反応は3人のそういった意識がふとよったときにでるンでしょうねぇ。サウンド的にはお洒落って感じとも、ハードバップののりのりゴ~♪ってのも、違うんだけど、音色的には地味で、渋いけど、かなりオリジナルな世界を感じてよかったなぁ。3色の主張がありつつ、全体にうまく馴染んでいる、ビターなテイストたっぷりな深い香りを堪能でしました。わたくし、覚え立ての(爆)エスピプレッソリキュールのように濃い大人なライブでございまする。まぁ、でも、盛り上がって燃えても、クールな印象があるンはしかたないかも。冬のジャズすとは、1時間ですから、しっかり選曲して3人にしか創り出せない世界を追求して下さいませ。サッカーだと守りが堅い、って、言われてるイタリアだけど、ファビオさまの柔軟な体勢に乞うご期待。東さまの守りと放置(爆)に乞うご期待。ヤギ三男さまのわがままさと粘りに乞うご期待。次回は、冬のジャズスト、、1/22の1時から、東堀通りのからかみ屋さんでーす。つう事で、あれやこれやで、最後は細木姫にもお会いできたし、帰りは車で家のぞばまで送ってご夫妻に送って貰っちゃたし、、そう、ファビオさまの「ヤギサン」って、言い方、、すごく、かわいかった!All BluesMiles AheadFavelaWaltz NewYou Must Believe In SpringChameleonRaunchy RitaIn Due Sll'AltalenaSail AwayAsk Me NowOne Finger Snapリクエスト♪ Midnight BlueBluesetteアンコール♪C Jam Bluesところで、、今日から、、、7年目に突入しましたイタリアンハードバップ!この日からです。。わたしが、幾つになったか、、それは考えずに、祝って下さいませ。。イタリアはとっても身近になったです。はい。もう、暫く、、一緒にあそんでやって下さい。。。んじゃ、退散♪
2010年12月08日
枯葉の季節でございます。わたくし自身も枯葉の季節なのですが、人生は歩みをとめることができません。。うむ。。って、思い悩む今日この頃です。はい。夏の終わりにMirror / Charles Lloyd Quartetのきりっと背筋の伸びた枯れ具合に、、リンク先含めて多くのかたが、痺れていたのですが、、うむ、、この枯れ具合は、また、違う境地ですねぇ。ジャズハーモニカと、言えば、、やはりこの方「トゥーツ・シールマンス」のお名前が浮かぶのが普通かなぁ。。と。1922年生まれだそうで、御年88歳!え!米寿って、言うんだっけ?その彼の新譜なのですが、、しかも、、ライブなのですが、2006,7,8年からのベストテイク集でした。でも、それが、どうした、って、感じのいい感じの出来ですよ。ほんと。いろいろ、調べると、やはり、あの口笛も、、あのギターも、、既に、、彼は人前では披露しなくなってるようです。そして、時にはハーモニカも、軽いものに代えてるそうです。でも、、ねぇ。。この淡々としたサウンドは、ゆっくりと心にしみますわ。。拍手とともに幕開け。静かにゆっくりと始まるI Loves You Porgy。バラード仕立て。。決して、音数が多いわない。お歳を召された方のしゃべり方のように、ゆっくりと、、でも、人生の重みの分深みのある味わい。そのサポートは、初代のEJTのピアニストだった、カレルのトリオ。ベースは最近では、ピエラヌンツィのLive in Parisなんかで活躍してますが、わたし的には、トムハレル入りキャテリーンのアルバムだったりします。と、嬉しいのはドラムのHans van Oosterhout。。うむ。。わたしはこのドラム好きです。ナタリーさまのアルバムで、タイトに決めてたドラムだす。と、まったり路線かと思いきや、、続くSummertimeでは、バックの熱の入った演奏もあって、かなりハードボイルドな演奏。ピアノ、ベース、ドラムの活躍はもちろんすごいのですが、特にドラム。その中で、太極拳のように人の力をうまくとらえて自分の力にするような演奏、、のトゥーツはやはりすごい。なんて、思ってると、イヴェンリンスのComecar De Novo。。もう、粋で歌心たっぷりで、燻し銀的光り具合。ピアノトリオでの演奏もロマンティックで素敵。恋人に語りかけるように始まるThe Days Of Wine And Roses。切なく切なくCircle Of Smile。回想録のような空間Round Midnight。しゃれて粋な枯葉。ジャズエッセンスのたっぷり詰まってます。そして、凛とした雰囲気のTheme from Midnight Cowboy。ラテンで軽快にOn Green Dolphin Street。トリオとも阿吽の呼吸です。。再び、、シャンソンから行かないで。ロイドもJumping The Creek/Charles Lloyd で演奏していたですよねぇ。。哀愁、、。ライブで聴いたら泣いちゃいそう。でた、お馴染み Bluesette。ステップ オブ スリーでも演奏してたけど、テンポや拍子を途中で代えて楽しい演奏。最後もとても愛らしいトゥーツの曲で、For My Lady。ロマンティックに可愛らしくね。。拍手~~♪人は、人生の中で置いて行かなくてはならないものも多くあるのだけど、、でも、歩くために必要なものは、、ほんとうはほんの少しなのですよねぇ。。わかってはいるんだけど、いろいろなものに未練を断つことができないわたしです。トゥーツを見習わなくちゃねぇ。。これが、1000円ちょっとですぜぇ。。。是非是非。1 I Loves You Porgy2 Summertime3 Comecar De Novo4 The Days Of Wine And Roses5 Circle Of Smile (theme from: Baantjer)6 Round Midnight7 Les Feuilles Mortes8 Theme from Midnight Cowboy9 On Green Dolphin Street10 Ne Me Quitte Pas11 Bluesette12 For My LadyToots Thielemans (hca)Karel Boehlee (p, synth)Hein Van de Geyn (b)Hans van Oosterhout (ds)さて、、この後も哀愁もの、北欧もの、、って感じでもいいのですが、、うむ。。クリスマスも含めて、どれから行こうか、、ちょっと悩み中。★悩んじゃうなぁ。。もうぉ★Fast City, A Tribute to Joe Zawinul / Vince Mendoza Metropole Orkestやっぱり、素晴らしいもんです。聴くにつけ、ドングロ集だしてくれないか、と、思い悩む。(爆)Voyager live by night/Eric Harland 男ハーランド、ここにあり。Complete Communion To Don Cherry / Aldo Romano ロマーノの新譜なので、もちろん注目だったのですが、何故か、ボッソがいらっしゃる。つう事で、即買い。。って、あっちは、、どうした、、すずっく。。(汗)Many Times, Many Ways / Halie Lorenクリスマスって、どうしてクリスマスなんでしょう。。悩み多きお年頃。。まずは、これ行こうかなぁ。。と、言うことで、、早く、日曜日になぁれぇ。。Fabio Bottazzo TRIO@JazzCafe 音食(ねじき)でっす。んじゃ、退散♪
2010年11月30日
Mori・Fabio・Duo @ CATS HOUSE (11/21)森泰人(b)・Fabio Bottazzo(b)偶然って、なんだろう。。?ライブの主役のひとり、 Fabio Bottazzoさまこと、ファビオさまのIt's no Coincidence / Fabio BottazzoCDを眺めながら、ぼんやり考えた。猫屋はファビオさまのCDも売ってます。偶然とは、「何の因果関係もなく、予期しないことが起こること。」らしいのだが、人生の小径をトボトボ歩くとき、いろいろな出逢いがあるんだけど、、出逢いは偶然のふりをした必然だと思っている。。わたしには、、この広い宇宙、☆の数ほどいる人の中から、人と人が出逢うことは偶然とは思えない。見えない糸でたぐり寄せられたとしか思えない。。と、言うことで、間接的に縁のあるもの同士が猫屋敷に終結しました。満員御礼!「Out of Nowhere」白く細い指から奏でられるサウンドは、繊細で知的。そこに、ベーシストにならなかったこの人の指はどうしただろう?って、くらい分厚い手の森さまの安定感たっぷりなベース。アンプなしでも、ブンと空気を振るわせる。わたしは森さんとはじめて握手して時、びっくりしたのです。楽器を演奏する人にとってもフィジカルは重要なのだなぁ。。と。見た目はもっさりした太い指だけど、ベースの上では、素早いのだ。力まなくても力強いからね♪ 「Paesaggi In Movimento (動き行く風景)」 、そのメロディは、移ろいゆく情景を映しだす。間を大事にした演奏で、そこに生まれ出てくる抒情をかき立てる。森オリジナルは、「La Tamps Ratrova」フランス語のタイトルのエキゾチックなメロディ。アルコでの演奏から入って、思索的なギター、ベースのピチカートになって、切なさが増す。互いの思いは空気の振動をとおして、互いの心に共鳴する。心の中で共鳴した思いは私達の音となって届く。あぁ。。だから、糸ものデュオはたまりません。。ファビオさまのギターの源流に色濃く見えるジムホールの曲、「Waltz New」レッドミッチェルとのデュオにあるジムホらしいワルツっぽくない曲。百戦錬磨の森ベースも「冒頭部分は気合いがいるんだよねぇ」、って、高速ユニンゾン部分、クールに燃え上がるファビオギター、熱い森ベース。再び、新譜からファビオオリジナル「Nice Groove」。CDではちょっと冒頭部分フリーな遊びがあるんですが、ここはストレートに、陽気なテーマから痛快なソロにすすめて、躍動感ある森ベースが踊る!観客の高揚感を煽って1セット目終了。花村マスターより、大事な業務連絡があって、、あぁだ、こうだと、たのしく騒いで、休憩おしまい。スウェーデンでも、一緒に演奏したいね、と、森ベースの嬉しいMCからはじめる2セット目。。ファビオさまの新曲「Two Swing」優しく穏やかな中にも、思索的なフレーズが続くファビオギター、そのギターを浮かび上がらせる森ベース。もう、最後の最後の1音まで美しく聴かせてくれました。うって変わって、遊び心が詰まったモンクの「Will, You Needn't」。丁々発止、互いの遊び心を刺激しあったようなたのしい演奏。面白いっ!寂しがりな森オリジナル、、夕暮れ迷子のテーマ曲「MoMo」。歌心たっぷりな森ベース、日本情緒どっぷり。ベースのピチカートに目が潤んでいたら、、満の持して始まったファビオギターのソロが、ブルージィでかっこよかったのですねぇ。胸がキュンとしました。これも、最後の最後まで泣かせられましたぜぇ。天上の音楽のように、甘いイントロから現れ出たのは、「枯葉」。インテリジェンスたっぷり、洗練された枯葉。おぉ。。と、拍手!!、と、、ライブ途中なんだけれどアットホームな雰囲気からか、リクエストが。。ギターリストの曲がお望みだったのかな?結局、ウエスの「4 on 6」に。あの独特な高揚感、疾走感で、日本人もイタリア人も大好きな曲でーす。(笑)ブルージィだけどクールに飛ばすファビオギター。まさにファビオな「4 on 6」!森ベースも、クールでかっこいい。ほんと、2セット目は、最後の最後の1音まで、聴き逃せないのだぞ。いぇ~~い!!と、わきわいわいとしたおしゃべりがあって、、新譜から「 In Un Giorno Di Pioggia (ある雨の日に) 」に。。もの悲しさも含む、哀愁あるメロディ。静かに過ぎゆく時を音で現した感じですねぇ。とても、好きな曲です。淡々と紡ぐファビオギター。その心情をくんだ森ベースのソロ。森ベースは本当に哀愁ある曲でのソロが切なくて素敵だなぁ。そろそろ終わりかなぁ。。と、一周年の記念のライブとのアナウンスもあって、ここではやめられません。。はい。バードの「Scrapple From The Apple」。高速ユニゾン部分は、「がんばれ!」の声もとぶ、元気な演奏です。高速で引き倒すギターかっこいいな、こういう演奏聴いちゃうと、拍手で終わらセないよ♪大サービスで、マックザナイフこと「Moritat」♪ギターもベースも楽しそう。。お疲れのはずなのに、でるわでるわ、変則プレイ♪開場からリズムをとる音も聞こえて、新潟は猫屋敷の夜は更けていく。。ヤンヤ!!と、、まだ、終わらないよっ!エリントン曲、「In A Sentimental Mood」。高揚した感情を沈めるようなバラードメロディを淡々と、歌いあげるファビオギター。時折はいる高速のフレーズに気持ちの高ぶりも感じ、この生々しさが、、ライブだ。。まるで初めてのように丁寧に弾く森ベース。。拍手喝采です。。イヤン、気がつけば、10時まわって、予定終了時間を大幅オーバー。おしまいとなりマスタ♪やっぱり、糸ものデュオはアットホームでハートウォームでハイレベル♪あぁ、、楽しかった!!!どうも、ありがとうございましたァ!で、、それでも、楽しい宴は、、この後もあったそうな。。(爆)つうことで、、、いろいろ楽しかったわたくしです。マーリンさま、、このライブにたどり着いたのは、、絶対、、「偶然なんかじゃない」と思いまァす。はい。そう、曲がわかんないのが3つくらいあって、教えてもらった。森さまが、何度もファビオを誉めていて、とっても嬉しかったわたくしです。はいはい。んじゃ、退散♪
2010年11月24日
Mori・Fabio・Duo11/21(日)CATS HOUSE 025-224-166719:00~ ¥4,000(1ドリンク付)(↑クリック)限定25席のこのライブ。実は、キャッツハウスの開店一周年を記念したライブでもあります。新潟のイタリアンといえば、私の中ではファビオさま。。「その」ファビオさまと、「あの」森さまのデュオです。ワァーイ、そのあのデュオ。M(__)M開場は、18:30からだそうです。どうやら、残りのお席もほんとうに僅かになってきたようですが、まだ、若干お席があるようですので、是非、早めにご予約下さい。先週、日報にジャズ批評のファビオさま特集でインタビューしたさいとうさまが推薦文を書かれてました。(クリック↑)どうやら、新作It's no Coincidence/Fabio Bottazzoからの選曲、その他で、「はぁーとぉうぉーむなライブ」になることは間違いありません。(きっぱり)晩秋の一夜、糸もの同士の暖かな絡み合いで心もホッコリです。大切な方とご一緒にいかがですか?もちろん、ひとりでもネ。是非、是非♪つうことで、退散♪
2010年11月17日
心の奥に何が棲む?時々、のぞいてみたくなる。天使?悪魔?自分の心に棲むもの、、それは隠しようもない自分自身。。時々、目の前の人の心の奥ものぞいてみたくなる。でも、それは、、我々のような凡人にとっては、永遠の御法度でございます。。Vijay Iyerは、インド系のアメリカ人だそうです。ご両親がインドから移住してきたそうな。日本盤のタイトルがデビューとあって、混乱しやすいのですが、既に10枚以上の作品をだしてきたその手の方々には知られてるピアニストのようです。ヴィジェイ・アイヤーと読むらしいのですが、恥ずかしながらわたしは初体験です。随分前から、御用達レーベルACTで、そのお名前は拝見しておったのですが、、、。この度、わたしのフェヴァリットなドラマーのお一人であられる西尾さまが呟いてたので「あれれ、、何処かでみたことある名前だぞ。。」って、ことで興味を持って、お取り寄せになった次第です。はい。オリジナル曲が6曲、カヴァー曲、スタンダード、ミュージシャン曲等6曲で、全12曲。(トラックは11)まずは、何処かで聴いたことがあるなぁ。。と、マイケルジャクソンでお馴染みのHuman Nature。たぶん、誰もが最初に感じることは力強さ、そして、ピアノが思いっきり鳴っていること。耳障りのいいメロディなのに抒情というより硬派で信念のようなものを感じ潔い。彼が尊敬するピアニストの1人、モンクのEpistrophy。二次元の楽譜に記された三次元の音符の羅列は、捻れて四次元的なモンクの世界へ。かなりドラマチックなDarn That Dream。最後の余韻がとても心に響く。やはり、尊敬してるピアニスト、エリントンの作品でBlack & Tan Fantasy。ストライドの伝統的な響きを全面に押し出して。ここまでは、かなり個性的といえど、まぁ、導入部分といっても良いかも。オリジナルが5曲続く。一転、フリーなスタイルで不安をかき立てるPreludeと突然の調和Heartpieceは、短いけれどかなり印象的。続く、Autoscopyも左手の低音部分が漆黒の闇を掻き分けるように進む。次第に自己の奥深く進む感じの展開で気がつくと芯の世界に身を置く感じ。静かにはじまるPatterns深海にわきでる地下水みたいだなぁ、、って、思っていると、モールス信号みたいなデジタルな響きが続く。とても不思議なメロディを持つDesiring。太古の海で揺れる水中植物みたい。。5,6,7,8と続く一連の流れは、決して聴きやすいものではないけど、まさに彼そのものの匂いがして惹きつけられる強さがあります。叙情的なものは希薄で、クラシック的な確実さ、理系的な追求心の果てと、自己のルーツ混沌と混じり合い無機質な音の中に生きてる強かさのようなものと、ぽきんと折れてしまう弱さも感じるかなぁ。。スティーブコールマンのGamesを淡々と熱演し、敬愛するであろうエリントンのFleurette Africaineは先ほどの栗と茶の幻想とはうって変わって真っ向から見据えた感じのきりっとした演奏に。終演はアイヤーのオリジナルでOne For Blount。最後までたたみ掛けるように何かを問いただす感じ。決して、難解でもこわくもないのですが、日常生活とは融合しない音楽です。抒情とか、耽美的世界とか、、そういうものではないので、お買い上げしたいと思う方は、安い輸入盤にするか、完璧なる試聴をおすすめ。短い試聴だと、クリックする気分が失せる気がするので、中途半端な試聴はおすすめいたしませんゎ。他人の真摯な自己との対峙を目の前で突きつけられたとき、人は思わず自分のぬくぬくとした日常をちょっと外れて自己の内側に目を向けたくなるものです。冬に向かって、ちょっと、真摯に音楽と向き合う感じ。1.Human Nature2.Epistrophy 3.Darn That Dream4.Black & Tan Fantasy5.Prelude: Heartpiece6.Autoscopy7.Patterns 8.Desiring 9.Games 10.Fleurette Africaine 11.One For Blount Vijay Iyer (p)ACTのHPには、レーベルからの情報やビデオ等が満載です。このレーベルの押しの1人なのでしょうねぇ。そう、、彼の音楽は子どもの頃遊んだ、スピログラフが浮かんでくるのはわたしだけではないと思うな。今週は、、両親に親孝行の週で、、いろいろ、、ごめんさい。両親に、、あと何度、、会えるんでしょう。。って、考えると、、気が重くなります。んじゃ、退散♪
2010年10月30日
It's no Coincidence / Fabio Bottazzo彼岸花が咲きました。秋になったと言うことでしょう。。高い空には沢山の雲が流れて、、秋の日の日曜日の午後。あっと、言う間に暗くなる秋の夕暮れ、、長い夜。夏の喧噪は既に遠く彼方。。。のことですね。新潟県人がイタリアンと言えば、それは、みかづきのイタリン。今や、TVで度々紹介され、全国区になりつつある県民ソウルフードだす。でっも、わたしが新潟のイタリアンと言えば、それは、新潟在住のジャズギターリストFabio Bottazzoさま。イタリアで出逢った新潟県人の奥さまと結婚されたご縁で新潟に住んでるのでありました。しかし、彼の日本通は奥さまに始まったっことではなく、子どもの頃からTVで日本のアニメを観て育ち、日本に住んでみたいとずっと思っていたらしいので、まぁ、奥さまとの出逢いも偶然ではないのでしょ。その彼が、いろんなご縁を細い糸をたぐり寄せるように繋がっていき、去年の暮れに素晴らしいメンバーで新譜を録音したんですね。それが、このアルバム。なんと、尊敬する森さんと、とても繊細なドラマーセブさまが参加!もう、随分前に手に入れて、いろんなところにもお供もしてもらった。今日は、高い空を流れていく空の下で聴く。オリジナル6曲と、ブラジルと帰れソレントの8曲。オープナーはカントリ風の朴訥なメロディで、ゆったるとした時が流れゆくPaesaggi In Movimento。懐かしい気持ちになる。旅人の気持ちにもなる。ギターとベースは、対等な感じのスペースで交互にメロディを担当し、ドラムがしっかりリズムを支え、2人は囁きあうようなバッキングをつける。開放的な空間が拡がる。それは、演奏のせいだけでなくて、このスタジオの空気感がある独特な録音のせいかもしれない。フリーでも始まる?と、、アブストラクトな感じの冒頭は一転ノリのいい軽快&ファンキーな演奏へ。ベースが低音で踊ってますね、 Nice Groove♪In Un Giorno Di Pioggiaのどことなくもの悲しさも含む哀愁ある美しいメロディ。陰鬱な心の情景。マイナスイオンをふくんだ空気。喜怒哀楽的な感情の起伏を感じるベースソロも素敵。二曲あるうちのソロの1曲目は、Brasil 。ブラジルの雑踏、乾いた風、明るい陽ざし、色とりどりの写真集をパラパラとめくるようです。Umi。きっと、すぐそこの日本海。良い日だったのだろうな。穏やかで優しい曲。森さんのベース嬉しそうにはずんでますよね?もう1曲のソロは日本でも有名なカンツォーネ、Torna A Surriento、、帰れソレントへ。望郷の想いも重なりますか?叙情的。。3曲目と同じくらいに、これも、わたしの好きな曲、 It's So Cold Out There。灰色の空、暖かな家、部屋、、静かな時間の流れ。物想う心。ベースソロ、ギターソロ、とても繊細なおももちでスペイシーな空間に優しさが漂う。セバスティアンの動きも本当に繊細で、3人の演奏は最後まで、穏やか。You're Cookin', Man、次第にヒートアップして、3人でぎゅっと収束、、、そして、終演。8曲40分弱なので、本当にあっという間。しかも、繊細でジェントルな空間なので、飽きることなく繰り返して聴いてしまいます。で、聴くほどに、ファビオ・ボッタッツォさまの優しい気持ちが伝わってきます。アレンジ、バッキング、、メンバーをとても大事にしています。そう。録音は新潟の録音であるソロ2曲を除いて、 Saidera Paradiso録音です。エンジニアの方も違いますので、聞き比べも出来まァす。全然、違うんだけど、ソロって、ことで、いい感じにアクセントになってます。ファビオさまのブログです。1. Paesaggi In Movimento (動き行く風景) 2. Nice Groove (ナイス・グルーヴ) 3. In Un Giorno Di Pioggia (ある雨の日に) 4. Brasil (ブラジル) 5. Umi (海) 6. Torna A Surriento (帰れソレントへ) 7. It's So Cold Out There (外はひどく寒い) 8. You're Cookin', Man (君、ノッてるなぁ!)Fabio Bottazzo ファビオ・ボッタッツォ(g)Yasuhito Mori 森 泰人(b)Sebastiaan Kaptein セバスティアン・カプテイン(ds,djambe)そう、、現在イタリアへ帰郷中だけど、ブログが時々更新されてるンですよね。世界は、仮想空間でお隣同士になれるのだ。って。。Mori Fabio Duoをするってあるじゃん。Mori Fabio Duo 森泰人 ファビオ・ボッタッツォ デュオ11月21日(日)20:00~ 新潟市 JAZZY SPACE CatsHouse11月22日(月)19:30~ 山形市 ジャズ喫茶OCTET細かいことは、どうなってるんだろう。森さん、ロニー&オヴェでも来るから11月は新潟に2回お出ましですな。いけるかなぁ。。いきたいなぁ。。んじゃ、退散♪
2010年10月03日
黄昏時にかけたくなる、寄り道小径の一枚。先週トランペット、ギター、ベースのライブを聞き損なってから、吹きもの、ギター絡んだワンホーン編成のアルバムにご執心です。トムハレル、チェット、トーマスフライランド、って、電卓叩きながらかけたりしてたんですが、最近リピートしてるのがこれですね。以前に、デュオの「Mutual Street/Ed Bickert & Rob Mcconnell」なんて、あげてますが、同じトリオ編成の「Three for the Road」を閣下に教えてもらった時に、同じ編成で大好きなNeil Swainsonがベースのこのアルバムもみっけたのだ。5月頃かなぁ。。ボブブルックマイヤーとジムホールの「Live at the North Sea Jazz Festival」ウィットとひねりの効いたアレンジで、2人のクールでインテリジェンスの利いた演奏はめちゃ渋いけど、かっこよかった。ブルックマイヤーって、あんまり好きではないと思ってたけど、この組み合わせは非常に好み。比べるとエド&ロブはストレートにバップテイストでオーソドックスにきこえちゃうんだけど、その分、柔らかに暖色系で何度聴いても飽きなくて、なんだかいい気分になるんですよね。わたしって、ジャズファンだゎ、って、ほんのりしちゃう。エアコンで冷え切った身体と心になかなかいいのです。で、黄昏時にかける。めちゃくちゃテンションがあがるわけでないんだけど、少し、、幸せ。。Snow White、スウエインソンのウォーキングベース、エドのカッティングにひょいっとのって、ロブの軽快なバルブトロンボーンを聴いてると、妙に懐かしく、気分が落ち着きます。My Idealは、、燻し銀のように渋いベースソロ、甘くセンスよいエドのソロ、そして、ロブの優しいソロともう、、とろけそう。 I Have Dreamed 、ロブのインテンポになって走り出す爽快さ。Can't We Be Friends? 、スウエインソンも素晴らしいのですが、バックにまわった時のエドの多彩なバッキングは、単調になりやすいドラムレス、ワンホーンの編成を楽しませてくれます。3人で、非常にリラックスした演奏。シンプルな編成ならではの繊細な会話。Baubles, Bangles and Beads も、3人の歌心はとまりません。This Love of Mine/This Is Always とロマンチックなメドレー。哀愁と郷愁と。。甘い誘惑。うっとりと乙女の気分。アップテンポでかけていくLong Ago And Far Away。次々とテーマを歌い続けるロブさま。バックに、ソロに素晴らしいサポートのギターとベース。。たまらん。。I'm Gonna Sit Right Down And Write Myself a Letterは、バルブトロンボーンらしい技の?数々が楽しい。エド&ロブの手慣れた掛け合いがたっぷり。クレアフィッシャーのOrnithardy 。クールなエドのソロ。。。素敵過ぎる。'Deed I Do 、3人気の置けない会話の中に、それぞれの主張がうまくはまりこんで、あっという間におしまい。ロブさま、かっこよすぎますわ。(爆)いぇ~~い。わたし的のカナディアンオールスターなのですね。選曲的にも、Three for the Roadより好きなのだ。しかっり、屋台骨を支えながらも、知的で歌心あるベースソロのニールさま。(って、モチロン、ヤングではない)とにかく、ずっと歌い続けるロブさま。それを楽しみながら絶妙なバッキングをつけるエドさま。もう、こういう会話はずっと聴いていたい、、スズックであった。。♪と、今日も黄昏時でございますね。1. Snow White2. My Ideal3. I Have Dreamed 4. Can't We Be Friends? 5. Baubles, Bangles and Beads 6. Medley: This Love of Mine/This Is Always 7. Long Ago And Far Away8. I'm Gonna Sit Right Down And Write Myself a Letter9. Ornithardy 10. 'Deed I Do Rob McConnell (vtb)Ed Bickert (g)Neil Swainson (b)ipadが来ました。母は前からほしがっていたのですが、携帯、パソコン、すべてに脱落したので、ダーリンが無視していたのです。が、先日、朝日新聞の投稿欄で、似たような高齢の方がipadは楽しんでいる、と、、言うのがあって、、ダーリンが、注文しました。。やさしい。。今度は、使えるかな?だめでも、今回は我が家には、、引き取り手がココに、、いますけど。(爆)それから、昨日言ってた、財界にいがたを若干名に送りました。読んでみてくださいね。うーーん、なかなか、すごい内容でありました。ちょっと、あまりにすごくて、、なにも言えません。わたしが知ってるご本人の経歴とかとも、(HPにご本人が載せてるもの)と随分印象のちがう事が書かれてます。ご本人も読んで、記事の方がちがうなら、訂正を求めた方がいいかもしれません。誰か、お知り合いの人。。教えて上げて。それから、新潟でジャズに関係してる方々は、自分の頭で考えるためにも、、一度読んだ方がいいかも。とにかく、まずは冬のジャズストリートが開催されるようで、よかったです。明日は、古町8ナイトフィスティバルと新潟ユニゾンプラザで、スチューデントジャズライブがありますね。週末、月末です。皆さまは、楽しく、お過ごし下さいね。んじゃ、退散♪
2010年08月27日
)この罠は恐い。。かなり恐ろしい。。。。妖艶な赤い口紅に誘われて寄ってくる男を手玉にとって、虜にしてしまおうって策略。ふらふらと近づくと痛い目をあうのは間違いない。でもね、イヴが林檎を食べて以来、、この世には痛い目に遭いたい男も女も絶えることがないのが事実だったりして。。お盆前にあげてしまいたかったな、、って、勝手に思っている一枚。大西さまオリジナル3曲、スタンダード、ミュージシャン曲で8曲!幕開け、静かに緞帳が上がるとコンガが鳴り、低音で地獄の底からはい上がって来るようなピアノが鳴り響く Tutti。まさに風雲を急を告げる感じ。えっと、ここから3曲大西オリジナルなのですが、それぞれまったく曲想が違うものなのですが、、3つ一気に聴くことをわたし的にちょうお勧め。地下の小さな劇場で舞台をみているような気分になりますから。不気味の咆えるカーター、憑かれたように唸るペイトン、すさまじいエネルギーをアヴァンギャルドに発散しながらもきちんとまとまりがあるサウンドはラテンのリズムとともに一気に駆け抜けていく。いきなり切り札を突きつけられた感じ。ちょっとノスタルジックなセピアなムードの幕開けは、マルサリスのバンドサウンドがよぎったりするが、ノリがよくても硬派なピアノが潔いhe Mother’s (Where Johnny Is)。The Threepenny Opera、タイトルからして、三文オペラですからねぇ。このアルバムでは4曲がダブルベースになっていて、リズムやテンポに対してもできるだけ自由に奔放に力強く、という感じなのですが、まずは2人のベーシストの洒脱な会話を予定調和で終わらせる終わらせるはずもなく、大西さまが物言い風に(爆)絡むあたりから、場面はドラマチックに展開していき、管が絡んでドタバタから、いきなり3管ハードバビッシュなかっこいいアンサンブルが聴けたと思えば、カーターのバスクラが唸りだすし、まさに落差、予想外の展開をねらった場面展開が回転部台のようにツギツギとあらわれて行くわけです。いや、いや、すごいです。はい。トロンボーンのゴードンのウィットも効いた存在感を示していて、それぞれにスポットライトがあたるわけですが、だから、いわゆるソロの回しって、言うのでもなく、気がつけば、20分にもなろうと言う大作。後半のエンディングに向けての大西のピアノは圧巻でござる。ピアノの化身。ピアノの化身は、ピアノの女神に。ソロでStardust。しんみりなりやすいバラードですが、まさに煌めくような音を敷き詰めて高揚感のある演奏。アルバムに顕著に匂い立つミンガスへの敬意。その彼の曲、Meditations for a Pair of Wire Cuttersを。もちろん、これもダブルベースで。テンポ、リズムのコントロールによって生まれる、解放と弛緩の快楽を思いっきり「官能」しませう。エリントンで有名なFlamingo。ワウを使ったりして、少しひねり入れながらも優雅に。トンプソンのThe Street Beatとモンクの52nd Street Themeの合体曲で、アップテンポでイケイケでダブルでね。紳士淑女の狂宴が見えてきます。はい。最後はベニーグッドマンでお馴染みMemories of Youをソロで。ソロでは、女性的な美しさ、可愛らしさも時々見えますが、やはり、きっぱり、はっきりした性格の方が演奏の前にでると思います。流麗な演奏であることには違いありませんいや、すごいもんです。何がって、一つの目標?理想?に向かってばく進する精神力。そして、現代社会、ジャズも含めて小手先の技術に翻弄されてる世界に対して、何か啓示を突きつけたような重さも持つアルバムです。原始的な太古の昔からある力、、生命力のような強さを感じる。暑気払いができる一枚です。帰ってきたご先祖さまと聴いて欲しいなぁ、、って、ね。(笑)1. Tutti2. The Mother’s (Where Johnny Is)3. The Threepenny Opera4. Stardust5. Meditations for a Pair of Wire Cutters6. Flamingo7. The Street Beat/52nd Street Theme8. Memories of YouJunko Onishi (p)Nicholas Payton (tp)James Carter (ts,as,b-cl,fl)Wycliffe Gordon (tb)Reginald Veal (b) #1,2,3,5,6,7Rodney Whitaker (b) #1,3,5,7Herlin Riley (ds)Roland Guerrero (conga) #1去年は「MASICAL MOMENTS」で話題をさらった大西順子。あれもすごかったとは、、思います。個人的には、小さな声で、、こわごわ言ってしまうと、、好みのピアニストではないのだけど、その気の強さに惚れててメジャーな日本人の女性の演奏家ではなんだか応援してしまうピアニストなのでス。そもそも、メジャーな方の邦人のCDをお金を出して買うと言うのはわたしには珍しいことなのです。ジャズの世界も男性中心の世界で、若くて美しくて、しかも才能ある女性演奏家が出てくると、必要以上の価値がつき、、、気がついたときには、、実力と虚像の間で不思議な行動に走る人は絶えないような気がします。ジャズの世界だけじゃないんだけど。。だから、こうやって残っている人は、尊敬とかもしちゃう。と、このジャケット、カラフルというより、「毒々しい感じ」で、赤は情熱と言うより、発○のイメージ。喪服?とのアンバランスな感じもいわゆる男心をそそる、って、ものなんでしょう。その男を誘う妖艶でなまめかしい感じと、中味のゴリゴリな力強さのギャップをねらったものでわるくはないと思うンですが。でも、その発想が、、なんとなく男性中心の世界から脱しきれない感じもあって、ちょっと考えちゃったです。でも、、まぁ、でもヨーークヨクみれば、、誘うってヨり、、ガンを飛ばしている感じもある。(爆)さすがダ。でも、はっきり言って、これだけの中味があれば、「スッピン、じゃけなし、ライナーなし」でもオッケイでっす。大西順子ファイとぉ!ガンガン行ってくれ!9/30日にオーチャドホールで一晩だけの発売記念コンサートするらしい。いつもは、、だ~い嫌いなジェームスカーターにガン飛ばしにいきたいもんでーーす。。(爆)お盆のおやすみですね。皆さま、、何をされてますか?お墓参りしましたか?わたしは風邪ひいちゃって、からだ中がいたくて、、んじゃ、退散♪
2010年08月15日
大人のお遊び。。極楽の○○編 7/18(日)ジャズストリート、八木ブラ関係最終回の巻。加賀屋ホッピーズ(big band) 八木暢之(tp) 八木敬之(ts) 八木義之(vtb)八木ブラザーズ Ver,8.0@ジャズフラシュ 7/18 18:00-20:00八木敬之(ts) 八木義之(vtb) 細木久美(p) 大村光広(b) 西尾研一(ds)とりあえず、あわててフラッシュに移動しました。タクシー拾えなくて、伊勢丹まで動いちゃった。フラッシュに入ると、既に、、結構、席が埋まっています。ジャズストリートは、夏は2日ありますが、お客様は、日曜日の方が多い気がします。独りなので、椅子に坐って、ぼぉ。。って、加賀屋ホッピーズを復唱。この時点で結構焦ってました。(爆)やはり、写真を撮るのに、移動しまくったせいもあるンだけど、凄く曖昧でだめかもしれない。。って、気分。これって、亡命海賊盤屋さんも、某わんちゃん氏も録音してないし、、どんどん、背筋が冷たくなるすずっく↓が、、それと反比例で、ジャズフラッシュの気温はガンガン上がっていきます↑満席になっちゃった。断られて、捨て台詞を残す方までいらっしゃいました。すんませんが、もっカイきてね。暑く、蒸す、、BGMも無く、、シーーーーんとして、、にじみ出る汗にイライラ状態。が、、外からは、時間待ちのメンバー達の脳天気なおしゃべりがよくよーーくきこえてきます。バンマスの声で、、「ベース待ち、この時間だと、ちょっと、遅れてはじまりですかね。」と、、次第にフラッシュ内は険悪なムードへ。実は、この時点で、まだ、開始前10分くらいで、皆さまに怒られるような場面ではないのですが。しかし、、既に、臨界状態寸前の場では、なんだか、こわいムードなってきた。。。こういう、、雰囲気は、気の弱い私は、、耐えられンぞぉ。。うっ、、、5分前。まるで、時間を見計らったように、今回からレギュラーメンバーになった大村ベース到着。ハプニングがいろいろあったようで、とりあえず、遅刻だけは免れる。バタバタとセッティングして、でも、一見涼しそうな顔で6時スタートになりました。ホッ。。いけっ!今回は、以前にやった曲も沢山あり、わりと普通の?感じだと、聞かされてたのですが、、まずはモンクのWell You Needn't。去年の冬?くらいは、何故かモンク特集ポイモンがあって、そん時の大受け作品ですね。モンクらしい不気味かわいい曲をハードボイルドに。鼻水を垂らしながらの(嘘)ハイテンションのこやぎ小からのスタート。はじまってしまえば、その迫力あるサウンドに一気にお客様も盛り上がっていきます。はい。いきなりアウト&咆えまくり。。当然、続くサックスも快調にすっ飛ばします。えっと、ドラムも既に出来上がってル状態で、ガンガンプッシュしまくる。えっと、2時間、、持つのか。。(爆)姫のダークなあぶない感じのピアノもこわかったです。はい。ドラムは炸裂状態に。これ以上、、刺激しちゃいかんぞぉ。(爆)やはり、このバンドは、ベースが代わったといえ、バンドサウンドが良い意味で安定してて、安心して聴けますね。自慢じゃないけど、みんなうまいです。(自慢)そして、なんだかグタグタのMC挟んで、いきなりのエリントン縛りで、Caravanだす。エリントンの曲って、楽しく跳ねるような感じで、スイングする曲が多いと思うんですが、このアレンジは、ちょっと、うねる感じで不気味なハーモニーです。って、聴いたことあるよねぇ。何でだろう。気持ち悪っ。さて、演奏はその気持ち悪いノリを思いっきり生かして、ちょいわる風に決まりました。うーーん、にしをドラムほんと出来上がってます。はい。なんだか、黒っぽくアナーキーに決まった、こやぎ小、えっと、こやぎ小から受けてパーカッシぶに鳴るピアノ、こういうのここのメンバー慣れてる。(爆)で、新潟お初のベースソロ。パっキパキと多彩なフレーズ繰り出して、聴かせどころを心得てて、バネもあるけど、ちょっとクール。何でだろ?性格??(笑)そして、お約束のこやぎ大フューチャーバラードものは、なンと、Over The Rainbow。サックスの虹の彼方には、私的にはベストは、やっぱり、グロスマンです。まずは、ゆったりと、構えて男らしい演奏から入ります。テーマをフェイクしながら、次第に饒舌に。どうかな、今日のこやぎ大はグロスマンでなくてもっと饒舌な感じ。後半になるにつれ、饒舌度がまし、男は「語ってなんぼ」の、Over The Rainbowでした。やはり、なにしても上手いよね。拍手喝采の後は、あのちょっと変わったフレーズではじまるStar Eyes。これも結構前からのレパートリーですが、何度聴いても楽しいです。リズミカルに踊るこやぎ小、どうなんでしょう。私が言うのもおこがましいのですが、また、一皮?吹っ切れたんじゃない?単調な♪を羅列しても、多彩にきこえるようになった気がするんだけど。と、でかいのも好調に飛ばします。この方、相手が好調の方が良いのですよね。そして、今回はトムハレル祭りと言ってた、1曲がNeptune。うむ、、やられた。なんとなく、ボブバーグ&トムハレル、って、その辺は予測していたのだが、、頭の中にあったのはトムハレルのアルバムだけであった。。くっそ、、Neptuneって、言うのはね、ボブバーグの最初の?リーダーアルバムNew Birthにあります。これねぇ、、昔、八木ブラは、このアルバムのアレンジの?This Masqueradeって、演奏してるんですよね。そん時、アルバムはみっけたんだけど、手には入らなかったのだ。感激、といえば、、感激だが、、複雑な気分じゃ。と、なかなかハードな嵐を呼ぶ感じが、ええです。やっぱ、めちゃはりきってるのがサックスだな。この方も勢いに乗ったら、とめられない。うむ、、昨夜のファストシティ並みにきてました。スゲェ。もちろん、にしをドラムがプッシュしまくり。この後を受けるのは、普通は勇気がいるし、腰がひける。でも、動じないんだな、こやぎ小。どうなの、2人で好調なンじゃないか?スゲェ。これね、チョト、アクシデントあったんだけど、これが、また、妙に生々しいライブの緊張感を感じた。と、今日はずっとハイテンションな爆裂ドラムソロ!嵐が吹きまくって、1セット目がおしまい!おぉ。。悔しさを残して、、(爆)1セット目終了。この高揚感はたまりませんね。しかし、途中のMCにもあったんですけど、最近になく女性の比率高し。ちょっと、上品な盛り上がり方でした。(爆)ま、嬉しそうなメンバーであったが、1セットが終わると、かなりの勢いで、入れ替わってしまいました。と!!!なんと、先ほどより、女性比率高し。。思わず、女性の人数を数えてしまった、、すずっく。なんと、2/3が女性!!!しかも、若い、綺麗♪よし、2セット目!イケッ。さて、いきなりドロドロした感じで、つかみ所のない曲がはじまりました。ドングロルニックの Blues For Popです。うむ、、これも、予測外であった。。やられた。って、感じ。アルバム、Nighttownの最後で聴けます。くねったようなピアノから始まり、ちょっとひねった感じのベースソロ、そして、酔っぱらいサックスに尋問してるようなトロンボーンのやり取りが面白かったな。(笑)ウム、、この2人の平行線的進行は、やっぱり、面白い。と、ドラムも今日は遊びまくり。そして、トムハレル祭りのもう1曲、Pauletta。これもNew Birthから。くっそ。。しかも、ハレルはソロは吹かないないそうだ、、、。トムハレル祭りに偽りありじゃん!って、こういう、ラテン調?だったかな。。のかわいい曲は、見た目に似合わず、、こやぎ大は上手いと思うな。あんまり、シリアスな感じの曲より、こういうのを軽めにさらりと演奏するとき上手いなぁ、、って、感心する。姫のピアノもはずんで楽しそうだった。いぇ~~イ。さて、ここで、ゲスト投入。おまけとか言ってた気がしますが、上のお兄さま投入で、でかいけど「ミニ八木ブラザーズ"complete"」企画。そして、やっと、ハレル曲。初期の名作、Moon Alleyからタイトル曲。うむ、、これも外した。もちろん、ソロはお兄さまから。相変わらず、天然のセンス。パラン、パランと吹く絶妙な間と、音選びは、ちょっと、真似できないよねぇ。ソプラノサックスでこやぎ大、美しいピアノと繋げておしまいに。。そして、前回からのリクエストが続いたPools。夏の夜にぴったりな浮遊感のある曲です。これは、沢山入っていた女性のお客様に受けたんじゃないかな。ここは、トロンボーンと、ピアノの絡みが売りです。そして、クールでよく歌うベースもピッタリな曲。曲想にあわせて、歌うフレーズはソロもバックもなかなかかっこいい。テンポ変わって、一気に走り出す、トロンボーンの走りっぷリは、相変わらずです。いつも、わかってるんだけど、あそこまで来るとわくわくしてしまう。(単純)静と動、うまい演出です。そして、最後の曲となりました。ベースソロの中でメンバー紹介して、ハバードRed Clayを仲良くユニぞって、お兄さま痩身のソロ、こやぎ小のハードボイルドなソロ、こやぎ大のアグレッシブなソロとまわして、ドラムが鳴り響く中、兄弟仲良く、息を合わせておしまい!もう、ヤンヤの拍手です。アンコールできないのが、、残念です。振り返って、マスターの顔みたら、満足そうな笑い。。わたしも大満足じゃ、終演!さて、退散前に、、いつも、後ろ向きの姫。前から、ピアニストの定番お姿で。おかげさまで、4色のバンドサウンドを楽しむことができました。めちゃ、楽しかったけど、疲れちゃって、今宵はとっと退散♪また、何処かで皆さまの演奏が聴けますように。。んじゃ、退散♪追伸 昨日あげたものと、、ほとんど一緒です。 コメントを先に返すべきであるとのご指摘を受けまして、コメントを先に返してから、エントリーしなおしました。このヤギブラに関してのコメンは、ここにつけるために、後からになりますが。。
2010年07月29日
(写真は新潟でジャズと共に暮らす加持 顕さまから頂きました。m(__)m)←お兄さま、、写真くれぇ。さて、2日目、7/18(日)でっす。やっぱ、朝から暑い。この日、本当は、フラッシュ三昧の日だったのです。12時から市川バンドを聴いて、3時からユカピさんを聴いて、加賀屋にでかけて、6時に八木ブラ、って、見事な連携プレイの日のはずだった。。が、、ま、ちょっと、ご用時が。。。何事も、予定通りいかないのが、常でございます。仕方ないから、4時過ぎからの加賀屋ホッピーズからです。そう、前日の居酒屋やどで、私は既にここのメンバーのトロンボーンのおねえさまとご一緒したんだ。人生初体験の不思議なおねえさまで、どうやら、八木3兄弟のおねえさまらしい。とくちゃん、、、だモン。見た目、スゲェー、ほんわかしてるのに、辛口のお酒が大好きで、ほんのちょっと甘いと、だめ出ししてた。きっと、人生も甘いの嫌いなんだろうな。甘い人生が大好きな八木兄弟と正反対じゃん。だけど、前日のジャムセションに最後にでてた三男こやぎを「ヨシユキ、うまくなったじゃん」と、褒めていた。酔ってたけど。。ねぇ♪加賀屋ホッピーズfeat.八木ブラザーズ@NSTスタジオSWITCH 7/18 16:15-17:15加賀屋ホッピーズ(big band) 八木暢之(tp) 八木敬之(ts) 八木義之(vtb)ここは、既にセットリストが発表になってます。何度も言ってますが、ジャズに関してド素人なんですけど、ビッグバンドとか、、もう、えらくド素人です。学生時代も寂しい人生だったので、大勢仲間がいる人達って近寄りがたい、、って、のもある。そういう人達が、みんなで一生懸命作ったサウンドってのに、近寄りがたい日々を送ってきたのである。と、でもねぇ、、そんな私でも、下の選曲みると、これは、興味をそそりますよ。Liberty Cityは、放し飼いで演奏してくれたことがありまして、それはあの人数にしたら、素晴らしい。Elegant Peopleなんて、私は生で聴くのは初めてだな。そして、Make Me Smile、Off The Cuffと無事続いて欲しいモンです。最後は、エリントン縛りです。でも、ま、普通のアレンジじゃ、絶対ないだろうな。(爆)バタバタと15分くらい前についたんだけど、ついたら、、Make Me Smileの頭のところをなど。。リハってた。。大丈夫かななぁ。。。で、今回、最初に謝ってしまう。この時、お兄さまこやぎに、カメラを渡されたのです。これが、、フラッシュが光るんだ。。いつもは、ライブ中にフラッシュなんてたかないのですが、、消し方が、、わからん。。つうことで、会場の皆さま、バンドの皆さま、すみません。えらく、鬱陶しくて。。自分のカメラなら、撮らないのですが、なんか、頼まれちゃったモンで、、。しかも、、写真撮るのは、やっぱ、私はやめた方がいい気がする。なんか、ソロの順番とかすごく曖昧です。間違ってたら、ごめんなさい。って、正直に言いますとね、実はね、、かなり、、記憶がやばいのです。。まずは、Jaco PastoriusのビッグバンドのナンバーからLiberty City。本家はとにかく、おもちゃ箱をひっくる返したように、楽しくはじけた演奏。ハーモニカのソロとか、スティールドラムとか入ってるビッグバンドなんだもん。ジャコは死ぬまで、、子どもみたいな人で彼のビッグバンドの演奏は遊び心がたっぷり。だけど、彼のサウンドは本当に身体を使って遊んでいるような臨場感があってかっこいい。最後に、必ず、キュゥ~ッ、ってなるとこが好きだな。イケッ!!ちょっと、緊張した感じはあるものの花火の打ち上げは成功。こやぎ兄弟でお兄さまを中心にアグレッシブ&アナーキにソロをまわしながら、進んでいきます。ビッグバンドの多彩サもしっかり楽しんで終演。やっぱ、迫力あります。こやぎ大のソプラノサックスで風雲時を告げるって、感じではじまったショーターのElegant People。ンダンダ、、って、あれです、あれ。シリアスな感じの音の重なりがかっこいいだす。めちゃ高揚感あるサウンド。まずは、お兄さまの「エレガント」なソロ。うん、八木ブラの時より、良いかもしれない。そして、ビッグバンドの大きな推進力にのって独り走り続けるのがこやぎ大。これは、なかなかの熱演。やっぱ、こういうのあってるね、、、。無理がない。(爆)アレンジされたサウンドの中でスパイラルな踊りだ。クライマックスに向けて一気に盛り上がって終演♪って、会場も大盛り上がりでござった。そして、ここから、今度はメルルイスオーケストラのナンバーです。まずは、Make Me Smile!いろんな打楽器を、1音づツ使ってはじまる曲で、一度聴いたら忘れられない。一歩間違うと騒音になる音の広がりを寸止め状態のサウンド。第4の男と言ってたアルトサックスは、かなり艶やかで、しかも饒舌。ええです。はい。ソロの減り張りがしっかりしてて、行き当たりばったりな感じはないのだ。結構飛ばしてるんだけど、安心して聴いてられます。バンドサウンド的には、最後まで楽しく決めておしまい。そして、いよいよ難曲Off The Cuff。はじまりました、巻物ような楽譜だす。なんか、不思議な曲。えっとね、これはたしか、対決なんだ。なんの?え、ソロ対決。八木ブラ次男、三男 VS アルトサックスさま。どうなんでしょう、私は今日のこやぎ大のソロは悪くないと思うんですよ。もう、出し惜しみなく吹きまくり。スピード感もばっちりだと思うんだけど。そして、第四の男のアルトサックスがこれまた、強烈に自己主張いたします。そんなあいだにも、バックもなんだか、すごいことになってるんだよ。そんでもって、バルブトロンボーンのソロがこれまた唸りも入ってかっこよかった。終演に向かって、ハイスピードで飛ばしまくるバンドの全員の鬼気迫る感じも、圧巻です。ええとね、でかいこやぎさま、チェッって、顔しないの。実力白昼であったぞぉ。メンバー紹介があって、なんと、最後の曲、Cotton Tailだす。守屋純子の、インテリジェンス?あふれるCotton Tail。と、最後に相応しく、兄弟3人で仲良く?息のあった?ソロ回しをしておりました。なんだかんだと、緊張感から解放されつつ?あるようで、ここのソロは結構よかった気がします。守屋アレンジは、ビッグバンドの多彩なしっかりしたアレンジな感じで、終演に相応しく密度の濃いサウンドになってましたぞぉ。って、ことで、めちゃ楽しい1時間でした。ありがとうございました。こういうビッグバンドなら、また聴きに行っても私的には楽しいだろうなぁ。さて、メンバーの打ち上げにちょこっとだけお邪魔したんだけど、反省会モードもあったりと。。でもねぇ、、そりゃ、完成度を高める為には、いろいろ、あるかもしれない。。でもねぇ、、私は1時間、あっという間に過ぎちゃったし、とても、楽しかったです。ド素人だすけど。しかし、、ここも、、ほんと、もっと、あちこちに宣伝をお願いすればよかったなぁ。。てな、、わけで、次第に記憶も薄れる中、、八木ブラにたどり着けるのだろうか。。んじゃ、退散♪と、新潟のジャズ業界は、大変な事になってしまってます。(真面目)どうなって、、しまうんでしょう。。。
2010年07月27日
と、言うことで、7/17の初日のもう一つのライブをききに古町へ。今回は、ゲスト出演もしないとのお兄さまこやぎと待ち合わせて、ジャズフラッシュへゴ~♪放し飼いトリオ+@ジャズフラッシュ 7/17 18:00-20:00仕方ひろむ(org) 西尾研一(ds) 八木敬之(ts) 八木義之(vtb) ゲスト:平田志穂子(vo)再び、独断と偏見で言うならこのバンドの売りは、各自のスキルの高さと、応用力。自走可能。疾走感あふれる選曲が多いのですけど、瞬時に対応できる4人のスリリングな展開かなぁ。ベースレスで、仕方さんが二重人格をこなしてる分、かなりチャレンジャーなことをしたときも大きくバランバランになることが少ない、かな。まぁ、普通に演奏すれば、なんの心配もないんだけど、それじゃつまらんから、常にハードルを高く設定して、素人の限界値に挑戦し続けてる。と、そればかりでは、メンバー内にストレスもたまる、って、ことで、妙にかわいい平田志穂子歌姫を投入。さて、今回のチャッレジ曲は、ウェザーリポートの泣く子も黙るFast City。うまくいきますよーーに。(爆)お兄さまこやぎと、仲良くリンゴ酢ジュース飲んで、あれやこれやと世間話していると、、やった!はじまりじゃん。まずは、テナーサックスで小手調べでI Hear a Rhapsody。いきなりドラムに煽られて豪快に飛ばします。当然、バルブトロンボーンも強面に咆える。そっか、トロンボーンは既に充分暖まってるんだ。(爆)仕方さんは、今回はなんと、オルガンをフラッシュのピアノの上に置いての両刀使い。これは、オルガン。ドラムのテンションも半端じゃない。ヤンヤでっす。グタグタのMCを挟んで、何故か、、Stardust♪とりあえず、男らしく?正攻法でバラードかと思いきや、、フラジオ領域満杯で臨みます。おぉ。神様。。仕方さんの途中のソロがピアノだった気がするんだけど、妙に素朴な感じのソロだった。。よーな。この辺がごちゃごちゃなんですけど、サックスソロのバックでは、オルガンを効果的に響かせてかな。最後はサックスカンデンツァでキッチリ〆。と、いきなり今日のメインイヴェントにぃィ。Night Passage/Weather ReportのRocikin' in Rhythm、Fast Cityのメドレーだす。元々、八木兄弟達(あえて3人まとめる)は、いつもエリントン縛り苦しんでるのである。本人達は、MCでエリントンとか、聴いてないモンでスンマセン、みたいな謙虚なことを言ってますが、本心的には、いわゆるそのあたりの楽しくのりのりのスタンダードを普通に演奏するのが嫌なんだな。(爆)八木家の家訓に反する。この前のバンドStep Of Threeでは、クリポタアンダーグランドから倦怠感あふれるビヨンビヨンのLotus Blossomであったが、ここでは、エリントンのRockin' in Rhythm。そうっす、あのジャコのモールス信号みたいなベースで金縛りのあれっす。いけっ。最初から、めちゃかっこいい。このワクワク感、一丸となって走りまくる。混沌とした厚い雲、仕方&にしをのひねりが効いて、再び暗黒星雲のに突入そして、Fast Cityヘ。怒濤のせめぎあいつうか大騒ぎが続き(人はそれをハチの巣を突っついたようーーな、とか、言う)、観客的には放心状態。こやぎでかいのの秘密兵器がバックで踊り、、なんだあれは。後半、本家もびっくりなキ印な状況。にしをさんのドラムが遠く地の底からきこえてくるようだったぞぉ。終わった瞬間、大喝采。うむ。。これは、聴き応えばっちりでした。すごかったなぁ。全員でテンションの高いまま、一気に乗り切りました。いやいや、すごかった。独り独りが何をしてるのかわからん状態なのだが、全員、かっこいいのだ。うむ。。自慢して良し。璃事長的には、えらく、ハイテンションにさせてもらいました。と、よせばいいのに、最後の1曲は、姫を投入して、マイケルのRock with You。ほんの一分前までの、あの悪党ぶりはどこへやら。。仕方オルガンが鳴り響く中、みんな楽しそうに、演奏。この1曲で、観客は全員姫の虜。あの死闘の名場面は何処へやら、、。(笑)さて、二部は、お約束通り、ソウル放し飼い。平田志穂子 with 放し飼いトリオ+(笑)このバンドに、初めて彼女が入ったとき、正直、エエ!って、思ったのだ。だって、放し飼い的な奔放なサウンドは私は大好きだったから。でも、生で彼女の歌をきいて一気にファンに。見た目同様シンプルなスタイル。だけど、ゴムまりみたいなリズムの良さ、伸びやかで魅力的な声。そして、瞬間的に音の世界に入れる素晴らしいセンス。つうことで、でっかいフロントを2人手なずけて、クルセダーズのStreet Life!メロウな乙女心グロバーワシントンジュニアのJust The Two of Us。歌うごとに、観客が彼女の世界に引き込まれていきます。いつもの、フラッシュのノリと違う一体感。みんなの頭が横に小さく振れてます。心の中で歌っているに違いない。メンバーものびのびと楽しそう。特ににしをさんのドラムがめちゃいきいきしております。仕方オルガンはもちろん、トロンボーン、サックスがデレデレに優しく、甘くてええモンだ。インスト部分もかなり、レベル高いんだけど、1曲終わると残ってるのは姫の声。(笑)そして、彼女の大とくいなあの曲・・!もちろん、ジャズフラッシュヴァージョンで。元ネタがよくわからないのですが、かなり、イケイケのかっこいい曲。インストだけでもかなりいけてる演奏なんだけど、そこにラップで絡んで、熱唱!これは、ほんとうんめちゃかっこよかった。どうでしょう、どうでしょう!サックスもトロンボーンもかなりかっこよかったと思うのだが。私的に2セット目の白眉か?やっぱ、もってかれてますよね。(爆)そして、ジャクソンファイブでお馴染みのI'll be There。兄さんとマイケルの2人パートを1人で。お兄さまと、顔を見合わせて、思わず、、懐かしい!Can't Help Itをしっとりと。。。もう、1曲ごとにヤンヤです。ソウル放し飼いの真骨頂、レディソウル、アレサフランクリンの2曲。Love The One You're With!キャァ!!そして、Respect。これが、またまた、めちゃかっこいい。ここはどこ、ここは、本当にフラッシュなのかしら?やんやの拍手で、アンコール。姫のこれまた大好きなスティービーワンダーのLately!これ、いい曲ですよね。。しっとりと、切なくフラッシュの夜はふける。。巧いヴォーカルをきいた後は、自分が歌がうまくなったような錯覚に陥って、非常に気分がよくなるんですけど、今回は、ほんと、そんな感じ。これが、家だったら、歌いまくってるであろう。。大盛り上がりでした。まさに、放し飼いはいずこに、って、感じでしたが、、それは、それで至福の時でした。そして、一同やどに移動して、日本酒大会。そして、帰ってきて、ジャズフラッシュのセッションへ。帰ろうと思ったんだけど、どっかの誰かが、両肩に手を置いて、姫のプライドを聴きに行こうって。え!!!わかってるよねぇ!!ほぉ。。。。。そして、また、フラッシュの伝説が一つ生まれたのであった。。いぇ~~ィ♪んじゃ、退散♪
2010年07月26日
暑中ぅぅお見舞いぃ申しっ上げっますぅ♪今日も、ピーカンでっす。暑いと言いたくないけど、、暑い。すんません、ぼんやりしてたら、一週間のご無沙汰でしたあ。どうしたって?え?ヴァカンス、ヴァカンス!!(爆)夏のジャズストリートはどうだったんでしょう?うむ。。。。すっかり、忘れちゃった!てな、わけ、オマヘン。でも、今回、4つのライブとジャムセッションをちょっと覗いたら、クッタクタではありました。おまけに、帰ってきてから、ヴァカンス(労働)三昧だったので、記憶は完璧になくなりつつありますが。。記憶の糸をたどって、簡単に夏の総決算(夏はこれから?)だっす。まずは、7/17初日!めちゃ楽しみにしてた、ジャズストリート。うっきうきでっす。今回、八木ブラ関係のトップバッターは、Step Of Three @ 入船うどん 7/17(sat) 14:00-16:00八木義之(vtb) 細木久美(el-p) 東聡志(b)兄弟関係には、姑息トリオなんて呼ばれますが、個人的には元々はこういう渋い小さな編成は好き。かめいどこやぎさまが、このブログを訪れるまでは、基本的に渋いスペイシーなサウンドをクールに聴いていたのだ。(爆)と、冗談半分ではありますが、嘘ではない。(きっぱり)ここでは、ピアノ、バルブトロンボーン、ベース、と言う、組み合わせなのですが、バルブトロンボーンを低音主体なトランペットとみるならば、結構、この手のアルバムは出ているのです。私はよりスペイシーな空間のあるギターが入ったサウンドも好きです。ギターの響きはこの手の空間のあるサウンドにあってるかな、って、思うからです。このバンドは、前回、音食では、ピアノと電子ピアノの両方を曲によって使い分けており、多彩な感じでよかったのですが、今回はなんか、妙にいい感じに響いてる白いエレピでーーす。お店の下見にきたときに、丁度調律してましたが、エレピの持つ独特な浮遊感は夏にぴったりだと思います。おまけ、海近いし。うどん、おいしいし、、。音色的には、非常にいい感じで、お店も開放感ある感じなので、トータルなサウンドととしても非常にいい感じ。さて、わたくしはギリギリ、タクシーでかけつけ、東京のこやぎ2人&おうたの志穂子姫も到着して、スタートでっす。もちろん、亡命某海賊屋さんも!(爆)うむ。。。席は詰まっているのですけど、なんつうか、客層はいつもとはかなり違う感じ。でも、皆さん一生懸命聴いて下さってます。と、前回のライブとかぶる部分は、簡単に吹っ飛ばして、璃事長的独断と偏見の見解で。(爆)まずは、ショーターのLimboからね、最初はちょっとエレピの音が小さかったけど、調整後はばっちりです。早めにお店でリハしたそうで、3人で楽しい出だしになしました。エレピね、なんだか、懐かしいサウンドですよ。単音のフレーズがとっても綺麗♪ジョンスコのSince You Asked、前回以上にドスがきいてた気がする。やっぱ、これは東さんがもっていきますな。エレピのバッキングも雰囲気あります。ブルージィ&夜の雰囲気。そして、ベース&トロンボーンのデュオはDrifttin'。細木さんのユビパッチンの内助の功もあり、楽しい演奏になりました。トロンボーンのソロかっこよかったな。互いの距離感もいい感じだったよねー。そして、Favela、You Must Believe In Springと続きます。You Must~は、ふとAffinity 思い出したりして。そして、、お楽しみのエリントン縛りはエリントンの片腕、ビリー・ストレイホーンのLotus Blossomね。おぉ、いぇ~~い、好きだぞ。元々気怠い曲なのですが、参考作品がUnderground/Chris PotterのLotus Blossomです。トロンボーンにエフェクターもかけて、エレピの揺らぎと見事にあってた。こやぎはカウベル、東さんは、近くにあったドラムのシンバル音までうまく使ってよくできましたぁ。そして、細木姫の大健闘でございました。もとよりいいと思うよ。(褒め殺し)最後は、ヤンソンのJust Being。この曲も開放感ある空間にぴったりだね。こやぎさまは高速フレーズは相変わらずうまいモンです。さて、なんやかんやで、すぐに2セット目開始。黒ーーい感じで、強面のRaunchy Rita。ファビオさまも御用達ナンバーじゃ。前回も結構いいモンだ、って、きいてましたが、今回もなかなか、面白いソロの展開でした。そして、ここで1曲だけ平田志穂子姫がスティービーワンダーのKnocks Me Off My Feetを♪いろいろとハプニングはあったわけですが、そこは平田志穂子姫の「低音」の魅力もたっぷりきけました。いやいや、ジャズヴォーカルもバッチリできるという、布石でしょう。。何事にも動じないで流石だ。淡々とした美しさを持ったThe First Love Song。美しかったですねぇ。東さんのソロは哀愁あってよかったなぁ。3人の感情移入もばっちりデシタ。そして、いなせなアレンジのLove For Sale。いぇ~~い。ワウがぴったり、イケ~ッ。と、エレピ、いぇ~~い♪そして、2セット目はエレピ&トロンボーンのデュオ!Roman Night。。♪元々もダニグリとトムハレルのデュオの恋するはぁとがたっぷりなロマンティックな曲です。流石、息もピッタリ♪星空が舞い降りてくるような綺麗な演奏となりました。CDできいても目が潤むのですけど、1曲目のLotus Blossomに引き続き、やられたぁ、って、感じです。なんつうか、思わず、家に帰りたくなったスズックでありました。うっとり、聴き終わると、なんと、最後の曲、Bluesetteダそうです。え~~~~!!!!!Change Of Heart!!!!!はぁ?完璧なるChange Of Heartをきかせて、もらえると思ったのにぃぃ!!!!!!!って、仕方ないか。。もしや、元々、選曲になかったのか。orz...と、シールマンスの名曲Bluesetteで、楽しく終わりました。スキップ♪いやいや、とても素敵な大人の夏サウンドだったねぇ。エレピがご希望で、潮風の気持ちよい入り船うどんでのライブになりましたが、古町より遠く離れていて、観客は少なかったけど、この選択は正解だったね。とても、いい感じのサウンドになってました。璃事長としては、自分の宣伝力のなさに落ち込むなぁ。もっと、集客の方法があったはず。すずっく好みなバンドなんで、ちょっと、悔しい。。新潟のジャズファンは、この辺も需要があると思うんだけど。つうことで、だこださま、、これを聞き逃したのは大変残念かなぁ。。と。。お洒落度、ジャズ度、いい感じにバランスがとれてる渋いバンドですね。たしかに、こやぎさまは自分のスポットライトの浴び方も心得ており、まさに姑息街道まっしぐら、なんですが、、メンバーンの全員でソロのスペースたっぷりで、力が思いっきり出せちゃいます。そんでもってみんなでとても楽しそうに演奏してるのがいい感じかなぁ。東さんともお友だちになったモンね!つうことで、残暑ぉぉお見舞いぃ申しっ上げっますぅ♪に、ならない前に、「Rockin' In Rhythm~Fast City」がめっちゃかっこよかった放し飼いトリオ+、ま、2セット目は「平田志穂子 with 放し飼いトリオ+」になっていたみたいだが。。。すっかり大ファンのわたしだけどねぇ。(爆)と、丁度、一週間たってしまいましたァ。んじゃ、今日はこれで、、退散♪
2010年07月23日
~ Dedicated to Woody Shaw「はやく!はやく起きておいでぇ!!」僅かにあけてた隙間から冷たい風が入って来て目が覚めてたけど。。夏至を過ぎた早朝は既に明るい。梅雨の晴れ間で一見爽やかそうだけど、ちょっと寒いくらい。昼は暑くなってくるのかなぁ。。と、ぼんやりおもいながら、、ベッドから起き出した。勝ったじゃん。よかった、よかったァ。(一応書いておきますが、、とっても嬉しいですからね)次は、イングランド戦の勝利を祈らねば。。そう、なんと、早川店長の「VENTO AZUL RECORDS」は、このニッポンの勝利でビッグセールしてます。すげぇ、、けど、、2割5分引きって、表現は、、どうよ。。と、限定48時間だから、お急ぎお急ぎ♪さて、今日の主役Alex Sipiaginはロシア生まれ。ホランド閣下の「Pathways 」では、Alex "Sasha" Sipiagin、ってあったけど、Alexander "Sasha" Sipiaginって、言うらしい。これじゃ、覚えにくいから私的にはアレックスで解決することにした。(爆)アレックスのHPに行くと、あれやこれや書いてあります。ようは、、ロシアで生まれたけど、才能があって、チャンスに恵まれたので91年あたりからニューヨークでジャズミュージシャンとして活躍をはじめたようです。ビッグバンドで力をつけて、有名なミュージシャンのバンドで仕事をこなし、既にリーダー作も二桁以上のようです。ついでに、奥さまはあの敏子さまの娘さまMonday 満ちるさま、、だそーーです。はい。(大幅に略、こういうのは私より頭のいい人がしてクダシャイ)マイケルブレッカーの「Wide Angles/Michael Brecker Quindect」にも名を連ねて居るけど、今回はホランド閣下の「Pathways / Dave Holland Octet」の時に、リーダー作を検索したことからご購入。けど、そん時は、クリックに及ばなかった。一枚、パットメセニーの曲を2曲演奏してるアルバムがあって、これを悩んだけど、サックスがシーマスだったから、、とりあえず、って、ところ(人はウィッシュリストとも言う)に投げておきました。そのおかげで?新譜の案内が入って、従って、リーダー作はお初じゃ。ピアノレスでワンホーン、メンバーは豪華だけど、ジャケットは相変わらず地味が取り柄なクリスクロス盤!全9曲は、リーダーのオリジナルが4曲、彼が敬愛するウディショウの4曲とラリーヤングの曲が1曲。ウディショウに捧げてるとのことで、本当ならその辺がきちんとわかっていた方が面白いのでしょうが、ウディショウのアルバムのリーダ作は、たった、、三枚っす。えぇ~い、、ご容赦!!んじゃ、いけっ!オープナーは彼のオリジナルGreenwood I 。ギターとベース、ドラムと重なって誘う冒頭、躍り出るはまるでヨーロッパのあの大御所のようなクールなフレーズ&音色でアレックス。変拍子でちょっと捻れながら、いとも簡単に拍子、テンポを操りながら、4ビートでいきなり走り抜ける姿は、さすがニューヨークで20年も伊達に生きてない。ロジャーズも切れ味ばっちりでスリリング。もう、2人でかっこいい。後半のサンチェスとロジャーズのだめ押しもダークでクールでええですわ。ラリーヤングのObsequious。ウディショウの愛想曲なのかな。とっても現代的でクールな演奏。アレックスのソロがめちゃかっこいいと思ったら、ロジャーズもそれを追い越す勢いでかっこいい。Cassandraniteはウディショウの曲。どうなんでしょう、ギターなので比較的空間使いも自由な分アレックスは、かなり奔放に吹きまくってるし、ロジャーズも裏も表もキレキレだ。ベースソロが入るんですが、これがまた高速パッセージ難なくこなして、アレックスとロジャーズのユニゾンなんかも現代的だよねぇ。かと思えば、Beyond All Limitsでアレックスが吹きまくってる後ろできこえるバッキングなんて、才色兼備の妻のように従順で美しかったりして控えめで、クールだけどメロディアスなアレックスのソロが際だちます。う~~ん、ベースも甘さはないけどいいナー。アレックスとロジャーズのユニゾンで始まるオリジナル曲Windy Bahn。パラパラと速いフレーズこなしながら、何処か遠くを見てる感じ。うーーーん、アレックスのリーダー作ですが、トランペット&ギターのツートップね。比較的空間が自由になるなか、ベースも含めて互いにスリリングに駆け抜ける。その多重録音みたいな阿吽の呼吸のなかをサンチェスが見事に彩り、厚みをつけて盛り上げていく。ここまで、実にたんたんとしてるんだけど、とっても凶悪な感じで好き。ウディショウのKatarina Ballerina 。郷愁を感じるテーマから始まり長尺流麗なソロを繋げます。こういう不可思議な浮遊感は、ギターしかもロジャーズのようなギターがいなくちゃむりだすよねぇ。アレックスオリジナルChance。ロジャーズやアレックスの活躍は当然ですが、バース交換なんかがあって、サンチェスのドラムが堪能できる曲。Blues For Wood にもロジャーズの執拗さでサンチェスが凶悪になる場面もありますね♪終演は、オープナーにも使われたクールなオリジナルGreenwood II。やっぱ、巧い、すげぇ、って、終わります。(爆)私のつたない英語能力でも、ライナー読むとそれぞれの曲に対して、ウディショウの特定な演奏に対しておもい入れて演奏したり、しているようです。かなり、好きってことかしらん。演奏は、ウディショウに思い入れのないリスナーでも、コンテンポラリージャズ、特に、トランペット、ギターの好きな人ならお買い得です。はい。この緊張感、スリリングなやり取り、ちょっとドキドキですね。変拍子好きだから、ホランド閣下のバンドにいるのか。。閣下のバンドいたから変拍子好きなのか、、とにかく、どの演奏も一筋縄ではいかないものが多いですわ。毎日聴くアルバムとは、違うけど、キュットしまったクールな演奏で気持ちよくなりまっせ。1.Greenwood I 2.Obsequious 3.Cassandranite 4.Beyond All Limits 5.Windy Bahn 6.Katarina Ballerina 7.Chance 8.Blues For Wood 9.Greenwood IIAlex Sipiagin (tp,flh)Adam Rogers (g)Boris Koslov (b)Antonio Sanchez (ds)先日は、朱鷺メッセに県展を友だちと観てきました。お目当ての赤いランドセルを持った少女の絵をゆっくりと観てきた。側にいた人が、、「わぁ、凄い、、写真みたい。。」同じような、声が何回か、、あがってる。・・・・。9歳になった少女はまだまだ幼く子ども。でも、父の目には少女の何処かに大人のような感情が芽生えつつあることに、、、、気がついてるかもしれない。そんな心のシャッターで区切りとられた表情は父親の心情が投影されて、少し大人びて見えるかな。。一緒に行った友達も、暫く、じっと見入っていました。帰りに足を伸ばして猫屋さんに先日のレア盤試聴会のお土産をとりに行く。あれやこれや話していると、あっという間に夕方。帰らなくちゃ。一度、表に出て地下で買い物していると、、電話がなるじゃん。花村マスター曰く、「ファビオご夫妻が来てるよぉ」って、そりゃ、戻るでしょう!きゃぁ~♪ここからは、いろいろ、楽しい事実や、残念なこともあったんだけど。。そりゃ企業秘密!時間がなかったから、ファビオさま&奥さまと、ちょこっと世間話しして、帰りましたとさ。しかし、うむ、、聞きたいこともいっぱいあるけど、いつも、なにも聞けないぞぉ。(爆)さて、ジャズ批評と海賊盤が遠く地の果てから届きました。(爆)Mobilis in Mobili / Step of Three先日行われたStep of Threeの実況中継盤ね!何せ、ブートですからね。清く正しく、こっそり、聴かなくちゃね。音源的には既に聴いてますが、音食の空気も一緒にご堪能できる海賊盤もとても楽しみにしてました。イヤァ。。丸ごと、音食ライブだねぇ。いつも、ありがと。おまけまは、まだ、聞いてないでが、すげぇ、楽しみです。はい。しかし、なんですね。。。今回、、私のヘンな声もキッチリ、、入ってるぅ。。。しかし、冷静に聞くと、実に嫌な客だねー。m(__)mそれから、カナダの姫様とリンクしていただきました。カナダ在住のまん丸クミさまのJazz from 43rd parallel northです。とても、優しいクミさまからカナダの情報頂きましょう!んじゃ、退散♪
2010年06月25日
6月5日(土) Step of Three Live @Jazz Cafe 音食(ねじき)細木久美(p,elp) 東聡志(b) 八木義之(vtb) 晴れた日の高速道路は気持ちがいい♪お供はファビオさまの新譜でっす。少しこんでる。車線変更が恐いので、追い越し車線でずっと走り続けちゃった。おかげで、バタバタしたけど、あっという間に長岡に到着。懐かしい街。当時は、自分のことに時間を割ける余裕はまったく無く、ライブハウスには行ったことがなったけど。。八木ブラの細木久美さまの地元がここなので、この三年くらい、時々ライブに。ちょっと時間ができたから、ちょっとライブに行く、って、わけにもいかなくて、、でかけるときには気合いが要ります。はい。さて、車を停めて音食(ねじき)にでかけると、開演少し前なはずなのに、、バルブトロンボーンの音がきこえる。。ゲッ!遅刻かなって、時間を確認するけど、やっぱ、時間前。。階段登る足が上がらなくて道路と階段の登り場をウロウロしちゃいます。ええと、ライブ前は、普通の人なので、、独りで行くとライブ会場に入るときはいつも。ライブ始まると、、テンション上がって別人格になるけど。時間だァ、、、と、あわてて階段登ります!いぇ~~イ!!音食はとてもミュージシャンとの距離が近い。落ち着いて、見渡せば、、知ってる顔がチラリホラリ♪うーん、それなりに席が埋まっていてよかったァ。時間でっせ。はやくヤレッチ♪まずはユニゾッテ、テンポよく、歯切れよく、ショーター曲Limboでスタート。清く正しいジャズファンは、マイルスのアルバムが浮かぶのかな?これは、このバンドのバンド名の元ネタ?ペトルチアーニ、ジムホ、ショーターつう、これまた、変則トリオ「Power of Three」からです。そのまま、バルブトロンボーンの快走。相変わらず饒舌。ピアノ、ベースとソロとまわしながらお披露目完走!ジムホ、関係って、、こういうことだったのか。。。予想外の選曲。この後が、今世紀最大に近いビックリ。ジョンスコのTime on My Handからちょっと不思議な曲調のSince You Asked。そっか、、ジョンスコはいないけど、ヘイデンはいる。(笑)気合いの入った燃えるベースソロは、20年来の希望が叶った証し。エレピの響きもクール、3つで重なる部分もよかったッス。ベースがテーマを予想させ、スィングするパートとファンクぽい?パートと交互に入るLove for Sale。その後の展開もバルブトロンボーンがワウをかけて、みんなでテンポと空間をうまく使った演奏で面白かった。えっと、エレピですね。これねぇ、、わたしは大きく勘違いしてたらしいのだ、チェットのジョンスコの居るヴァージョンが元ネタだと思ってたんだけど、違いましたね。(つうか、ライブのときはギターも間違ってた。)ちぇっとのCandyだって。わたしの中で混乱してるんで、もう一度聴きたい。(爆)アレンジもチャレンジもかっこよかったナー。エヴァンスでお馴染みのYou Must Believe In Spring。ベースソロから。緊張感あふれる中(笑)訥々と始まって、ピアノ、トロンボーンがフィルインして、なんだか、トロンボーンに途中何故かラテンの哀愁を感じました。どうしてだろう?そして、渾身のピアノソロ、、手慣れたものですねぇ。後半だったかな、3人で併走感のある演奏もバンド的にキモなんでしょうねぇ。ここで、Favela。これは、きっと、細木さまからかなぁ。東さまだっけ??ジョビンの曲で、結構、有名で曲聴けば、、あぁ、って感じ。クラウスオーガンとくんだ「The Composer of Desafinado,plays」なんかが有名。でも、、これはハレルヴァージョンがあるのです。細木さまの旦那さまは、ハレルファンですからね。コニッツの「Brazilian Serenad」あたりが参考物件。この3男は、なかなか、よかったと思うのですね。力任せな飛ばし方でなくて、軽々と気持ちよいグルーヴを作っておりました。わたし的◎。音のアクセントの感じもかっこよかった。高得点な気が。3人の息の合った感じもよかったな。決まった。。余談ですが、コニッツのアルバムののトムハレル聴くと3人兄弟の一番上のお兄さまを思い出します。(かなり、きっぱり)1セット目最後の曲は、ヤンソンのJust Being。なんと、細木さま東さまは毎月2人で演奏してるデュオのレパートリーにしてくださってるンだって。わたしはこの演奏が入ってる「Witnessing」は大好物です。わけあって、タイトルはずっと間違えて覚えてたのですけど。ええと、iとlを勘違い。。(爆)今回はエレピですが、2人の躍動感あるリズムにトロンボーンがしっかりのって、とても楽しい演奏でした。3男さまの清く正しい音符の切れ味はこういう曲にも映えますね。ヤンソンが新潟で演奏したときには、イントロにクリスマスの曲のワンフレーズが挟まれてタ。ヤンソンの曲は、メロディがきれいなので一見簡単そうなんですが、きっと、演奏するときには難しい曲なんだと思います。1セット目の最後を飾る白眉な演奏でしたァ!と、なんか、とっても幸せな気分でした。思わぬ、選曲で、、かっこいい演奏で、2セット目も期待が膨らむ。休憩。。。igaちゃまの髪の毛をくしゃくしゃにしたりして、、時間を過ごす♪いけッ、2セット目!2セット目は、頭から、、これまた、サプライズ!なんと、フランクフォスターのRaunchy Ritaっす。知ってますか?これねぇ、、エルビンのアルバムが元ネタらしいけど、わたし的にはつうか、、日本のジャズファンには、ルーソロフのBut Berutifulじゃないかなぁ。。あ、、ローンチー・リタか。ええとね、ちょっとドスのきいたブルージーな曲なんです。きくと、思い出す人は多いと思うけど。たぶん、エフェクターかなんかで、トロンボーンはちょっとドスをきかせた感じを演出してたのではないかと。これが、意外と黒っぽくダークにうねってよかったナ。ピアノも、ベースの低音をブイブイいわせ、みんな不良になってたな。2曲、ハンコックの曲が続きます。なんか、今日のテーマはギターいないけど、って、感じ多いのですが、、この2曲もマークホイットフィールド、ニコラスペイトン、マクブライトのアルバムでかっこよかった「fingerpainting」からヒントを得てるらしくて、、Chameleon、Drifttin'と続きます。まずは、Chameleon、、わりと、たんたんと進んで、最後にエレピがお☆さまをまきしてたァ。次は、なんと、ベースとトロンボーンのデュオだそうで。。頼りになる細木さまがおやすみとのことで、、ちと、、心配しまたがこれが、なかなか素晴らしい出来でございました。ベースとのデュオはコード楽器と比べるとかなり自由度は高いけど、結構、難易度も高いと思うのですが、よく歌ってグルーグ感もある演奏だったと思います。東さまのおかげでしょう。。一応、、単音同士の会話なんですが、なかなかいい感じに広がってたと思うんだけど。で、わたし的に細木さまの過去日記からちょっと予測してたThe First Love Song。美しさの中にも静かで穏やかな高揚感ある曲です。その通りにたんたんと丁寧に吹いて、ピアノの透明感やベースの安定感でうっとり聴ける演奏に。ミュートを使用。いい感じです。そして、そのあとは、まさかまさかのびっくりでしたよ。なんと、、パットメセニーのChange of Heart。細木さまはエレピで。トロンボーンがミュートでテーマ吹き。。途中からミュート外して、ストレートに朗々と吹きましたです。この曲、拍子が3つくらい入り交じる演奏者には難解?かもしれない曲なのですが、いいよね。3人でお見事でした。選んでくださっただけあって、トロンボーンよかったです。ギターと比べると、しかもメセニーですからねぇ。。あの広がりは難しいのでしょうが、トロンボーンでもいい感じだったなぁ。でも、次回はミュートはちゃんと外してね。生演奏で初めてきいた。猛烈に嬉しかったので、夏もききたくなってる。(単純)そして、放し飼いでも演奏してるスティービーワンダーのKnocks Off My Feet。これも、タイトルは失念しても聴けばわかる名曲。3人でドンドン調子も上がり、ばらばらに動くときの一体感が増してきてる気がしちゃいました。なんか、落としどころもバッチリです。最後は、シールマンスの名曲Bluesette。彼がギターで演奏してるヴァージョンもあるので、ギターヴァージョンも多いです。何とも素敵なジャズワルツで、思わず、からだ揺れます。終演に向かって3人の意識も集中、収束。長岡のお客様は優しい!アンコールに拍手で、選曲されたのはDevil May Care。どうやら、本番は却下された曲らしいのですが、なかなか、熱くまっとうにジャズしてました!かっこいい3人の演奏でございましたね。拍手♪そう、目指すは3人の感覚をフル活用して、造り上げていく音楽がみんなの頭にあると思のです。ピアノはこれだけすればいい、ベースはこれだけで充分、みたいな感覚から解放されて。と、単純にシンプルな編成になるほど、テクニック、互いのレベルの他に素や基盤、、性格が大切。瞬間的に求められてるものが出てくるには、普通の人は記憶の層からヒントを得るわけですから。演奏は人柄がでる、といいますが、それは当然なのですが、、演奏時に瞬間的に浮かんだものが、まわりと融合するには共通な基盤があるとかなりマッチしやすいし、その上で各自違う部分で刺激あうと思わぬ効果が出るということかなぁ。と。3人で、良い意味で予測のつかない、、演奏効果が沢山得られる演奏をより目指して夏のジャズストにのぞんでくださいね。わたし的にこの辺の演奏は壺です。もちろん、他にだってこういうチャレンジャーなバンドもいるのでしょうが、わたし、、あまり知らないし、、ご縁ですから、褒めちゃいます。(笑)と、ここで、いつもの海賊盤屋さまが、えらくぴったりで素敵なタイトルをめっけてきた。「動中の動」、、これは、「海底二万里」のノーチラス号の船内に掲げられているラテン語の銘句「MOBILIS IN MOBILI」の日本語訳らしい。これはいいタイトルですねぇ。「海底二万里」って、好きだったけど、、よく、こんなん思いつくなぁ。しかし。。三男はもともとの息のあったふたりに、うまくのかってた、つうか、からんでた、やっぱ、ずるいかも。(笑)予想以上にかっこよかったですよ。皆さま、、どうも、、ありがとうございましたァ。うーーん、、どうしても完璧な(爆)Change of Heartがききたくなってる。(ミュートつけてない)夏、、行けるかなァ。。困ったなぁ。。。(嬉しい悲鳴)1セット目LimboSince You AskedLove for SaleYou Must Believe In SpringFavelaJust Being2セット目Raunchy RitaChameleonDrifttin'The First Love SongChange of HeartKnocks Off My FeetBluesetteDevil May Careと、、唐突に、、、ジャズのドラムはかっこいいよねぇ。楽器は何もできず、音楽の知識はゼロのわたくし、、独断と偏見で言い切ってしまうと、ジャズを聴いてると、他の音楽と比べてあきらかにかっこいい楽器がのがドラム。ビート、グルーヴ感、、、等、一般的にジャズを聴いてジャズっぽいと感じるものを強力に造り上げているのがドラム。ドラムレスはやはりチャレンジャーですよねぇ。と、アフターも楽しかったんだけど、、時間切れ。。って、ことにしておこうっと。唐突に退散♪
2010年06月07日
わたしは重大な過ちをおかしました。。なんだと思います?それは、、、薔薇。今年も、薔薇が咲き始めました。実は、この裏側が南方向なので、花はそちらに沢山ついてます。でも、朝、カーテンあけて、、暫くは、、このベンチをじっと眺めてしまいます。濃いピンク、白、黄色、、特に、白はアイスバーグという「真っ白」な品種を植えたのです。でも、、ピンクの薔薇は非常に原種に近い品種で、どうやら、生存本能が強いにです。去年あたりから、白い薔薇のつぼみが、、うっすらとピンクなのです!よくよくみると、なんと、、白い薔薇の花びらはピンクが混じってるものが沢山あるんです。遠目には、純白なのですが、、彼女達は、わたしの知らないところで色気付いちゃったのでしたぁ。10年たったら、遠目にもピンクになるかもしれませんね。先日より、ヘイデン関係をなんとなくひっくり返して聴いてました。ブログにあげてるのはどれも好きなのですが、やはり特別な想いがあるのは「Beyond The Missouri Sky (Short Stories) / Charlie Haden&Pat Metheny 」ですか。。。当時、まだ、邦題というのが掲げられていて、、「ミズーリーの空高く」と、心に刻まれました。「First Song」はその中の1曲。哀愁あるメロディ、深い静かな哀しみを持った曲、、。でも、哀しみだけではなく、そこに流れる淡々とその哀しみを受け入れる感じがわたしの心をとらえました。人生を歩いていると、悲しいこと、哀しいこと、、時々、大きな波になっておそってくる。でも、、打ちひしがれてばかりいるわけにいかない。歩かなくちゃ。。あきらめられないものはあっても、、でも、歩く。。この曲を聴いていると、、ただ、哀しく、寂しいだけでなくて、そんな気持ちがわき上がってくる。ひたすらきれいな曲、甘く切ない曲、とにかく大好きなわたしですけど、、マイナーな哀愁こもった少し寂しい哀しい曲も好き。だけど、寂しいだけだと辛すぎる。そこに、人が投げ出すわけにいかず、歩いていかなくちゃいけない人生の機微を感じさせてくれる曲が好き。世に名曲は沢山あるのでしょうが、この辺の感覚はいわゆる名曲とはちょっと違う、、。で、、そういう素敵な曲は沢山あるのですが、わたしが知ってる曲なんて僅かなものです。いや、、知っていても、聴いたことがあっても、その時はまる曲ってのもあります。だから、ライブに出かけて、そんな曲に出会うと目がうるんでしまいます。そんな曲の一つが、「Wrong Together」。スワロウ先生のリアルブックでハレルも吹いてた曲。八木ブラで、わたしが参加できなかった2年前のジャズストで、スワンで一回だけ演奏してます。きっと、ご本人達は忘れてるでしょう。(爆)何を隠そう、、って、隠してないか。。これはわたし的にメロメロだったのだ。ライブはドンドンあるので、過去の音源を聴き直すことはあまりないけど、これは別。。めちゃ美メロってのとは、ちょっと違う、、哀愁があって、、やはり、幾ばくかのあきらめムードがある曲。(笑)そんな曲を選んだ、センス!とても好きです。あ、誤解ないようにいっておきますが、わたし、スリリングな演奏、難解意味不明の曲「も」大好きですヨン。(爆)でも、今回はドロドロ葉期待してないなぁ。(きっぱり)Step of Three@Jazz Cafe音食(長岡)6/5 (土) 19:00~ ¥2,000 (1d) (0258-36-7655)八木義之(vtb) 細木久美(p) 東聡志(b) 明日のライブは3人の息のあった、歌心ある演奏もなのですが、、、今回の「Step of Three@Jazz Cafe音食」のライブでも、こういう、はぁとにど真ん中の曲があると良いなぁ。。わたしの予想的には、曲の感じは違うけど、ブルックマイヤーの「The First Love Song」かなぁ。透明感と静かで穏やかな高揚感がある曲ですよねぇ。と、ぼんやり想いながら、少ない手持ちからブルックマイヤー(バルブトロンボーン)&マッズヴィンディング(ベース)なんて、かけてみましたが。。ちょっと、今の気分ではなかったです。はい。(^_^);明日は、どんな曲が演奏されるのでしょう。。3人で曲を持ち寄るそうなので、きっと、素敵な曲がならぶのでしょうねぇ。と、、「いずれにせよ、璃事長どののご期待に背くようなことはない!(少なくとも選曲はね)と自負しておりますので、璃事長どのにおかれましても万難を排して週末を迎えていただくことをあらためてお願い申し上げます。」って、ことで、ライブも楽しみだし、久しぶりの長岡もとても楽しみです。がんばれ、3人♪新潟の話題が続きまーーす。繊細で、浮遊感があって、少ない音の中に感情移入のできるギターリスト、ファビオ.ボッタッツォさまの新譜がでています。It's no Coincidence/Fabio Bottazzo Fabio Bottazzo with Yasuhito Mori : Sebastiaan Kaptein去年の暮れに、この3人のメンバーのライブを2回聴きました。豊栄のレストランで、ベースの森さまが、「今、、ジャズは厳しい状況です。そんな中も、どのミュージシャンもがんばってます。。我々もそうであって、、状況はいつも厳しい。しかも、3人とも異国でそれぞれがんばってる。。」と、お話しされタとき、胸にジーンときてしまって、不覚にも涙が浮かびそうでした。がんばる、って、良い言葉だけど、がんばるに値する、、結果を得ることは本当に大変で難しものだと思うから。生まれ育った土地なら、同級生、親戚、幼なじみ、、無条件で助けてくれる人は多い。。でも、移り住んだ土地では、努力しないとね。。。大声で、がんばってるって、叫びたくても、、、こつこつと努力しないと。。って、みんなそうだけどね。。特にね。そのあとの和室砂丘館ライブにもいきましたが、ここは3人の性格にぴったりな柔らかな音のライブでしたねぇ。最近になって、その一部を聴くことができたのですが、思わずぎゅっと抱きしめたくなるようなファビオさまのギタープレイがとてもいきいきと感じる録音でした。とても、楽しいライブで、、そのMCの中に、このあと3人は、アルバムを録音しに東京に行くとの事でした。で、それがこのアルバムなのですねー。そんなこんなな共通点を持つ3人が造り上げたアルバムは、全体にはやはり穏やかで楽しい。2曲のソロ演奏を含めて、とても気に入ってます。もっと、沢山聴いてから、、また、これは話題にします。でも、もう、売り出し中なので、是非♪ファビオさまのHPにいくと、購入可能なお店がでてますよ。と、このメンバーではありませんが、今回の「Step of Three」のベースの東さまも入ったギタートリオでのライブもあるんですね。これも、是非、聴いてみたいなっ。。と、皆さま、、是非是非、お買い上げくださいね。週末ですね。。良い週末をお迎えくださいね。で、、はやく、明日になぁれ!んじゃ、スキップして退散♪
2010年06月04日
6月になりました。6月はなんだかお出かかけが多い。。良いお天気。朝からバタバタしたけど、陽射しが強く、日焼け止めが必要。。奥さま的には、紫外線は天敵。。1日の後半、、ぼんやり夕暮れの空を眺めながら、、迷路に迷い込みそうになる。。こんな時間帯、、ぼんやり、、したくなるのは誰でも一緒かな。もうちょっと、がんばらなくちゃね。あぁ、、でも、お昼何を食べたかなぁ。。思い出さない。(-_-);でも、外は、緑でいっぱい。頭をすっきりさせて、がんばろう。一ヶ月くらい前から、手をつけながら、、ジャスミンに阻まれたCD!これが悪いわけでなく、あっちがわたし的には特別なのだからしかたない。。このアルバムの主役、オランダのギターリスト、ジェシ・ヴァン・ルーラー。かっこいいギターに目がないわたくしは、ジェシの麗しいお姿も大好き。今回、お写真みたら、若き日のロックスターみたいな鋭角なお顔の輪郭はちょこっと、、ぼけて。。いい感じの30代後半に突入!額もちょこっと広くなったかなぁ。。最近、彼は日本のレーベル55レコードから続けて祖国オランダのミュージシャンとCDだしてます。ここから、でてるのCDでは、「In Pursuit / Jesse Van Ruller & Bert Van Den Brin」と、「Silk Rush/Jesse Van Ruller」が、お気に入りです。ブログにあげてないけど、「Murphy's Law」も良かったよ。でも、、クリスクロスからはアルバム出すのやめちゃったのでしょうか。。たまには、違う、、世界のミュージシャンとの緊張感あふれまくった演奏も聴きたいものですが。。(希望)これは、日本語版のライナーノーツがあったはずなのですが、、うむ。。。何故か、、ない。えっと、マルチリードプレイヤーのヨリス・ルーロスと、オランダ生まれのベーシスト、クレメンス・ヴァン・デル・フィーンのドラムレスのトリオでっす。って、ぐだぐだしてないで、ゴー♪Cow Daisyはジェシの曲。う~~ん、いきなりノスタルジック、、アメリカのカントリーサイドを思い出させるようなほんわかムード。ジェシのゴターは、確かナリーさんが書いてたように、ソリッドギター、のようです。クラリネットの響きもなんだかいいモンです。意表をつく感じですが、わたし的にはありです。はい。ちょっと、明るさがあるので、なんか、ビルフリの世界もかぶります。続くクレメンスのLovesong for Yも、木管のふくよかな響きと曲調がぴったり。ジェシはどちらかというと裏方で、ヨリスのアドリヴが冴えてる。楽しみにしていた、トニーニョオルタのBeijro Partido♪ヨリスの主導で始まって、3人の息の合った演奏を堪能。初めて、ジェシが聴かせるソロをとりまして、やっぱ、短くても嬉しい。(爆)これは、もっと、引き倒して欲しかったなぁ。。スタンダードで、Everytime we say goodbye。。ゆったりとヨリスが歌い上げる。。内容的には、悪くないけど、、やはり、ジェシファンとしては、彼のソロがでてきて、思わず、盛り上がるのです。はい。すみません。あ、クレメンスのベースソロもあるんですけど、この人なかなかやります。うまいです。Circlesはジェシの曲。来たッ、ちょっとギター弾き的テンションが上がって、ヨリスのアルトと丁々発止、緊張感あふれる演奏。チェンバートーンズ、と、言うタイトルからは少し外れるけど、ジェシファン的には、、こっちがうけるなぁ。(爆)そして、レノン&マッカートニーのNorwehian Wood。何ともいえぬ、、自然の響き。不思議な触感。音感。ヨリスのEasygoingは、躍動感あふれる楽しい演奏の中に、ジェシの躍動感あるソロが嬉しい。August30、ヨリスののったりした曲。音遊びをしているように、互いの距離を楽しんでる感じ。スタンダードでJust In Time。これは、おいかっけっこでもしてるような、3人のはずんだ演奏♪最後は、ジェシのIntimate Strangersで。詩的な感じだけど、ちょっと、クール。ヨリスもジェシもクールな風に乗って、飛んでいきます。終演。ジャズ的、ガツーーン、ッテ、言葉からは、、対極行く作品かと。その響きは、やはり、欧州的と言うのでしょうか。「チェンバートーンズ」、と、言う、タイトルに抵抗がない人にはお勧め。やはり、緑の風がお似合いの作品でした。ところで、この人達、このメンバーでコットン倶楽部に来ます。やっぱ、まったり路線でも、ただ者ではない雰囲気をかもし出すジェシ。このサウンド、是非、生で聴いてみたい。無理、、だろうなぁ。。1 Cow Daisy2 Lovesong for Y.3 Beijro Partido4 Everytime we say goodbye5 Circles6 Norwehian Wood7 Easygoing8 August309 Just In Time10 Intimate StrangersJesse van Ruller (g)Joris Roelofs (cl, as) Clemens van der Feen (b)6月が始まってしまいました。このアルバムも、ドラムレスで、ギター、クラリネット&アルト、ベース、って、編成で、面白かったのですが、土曜日には、なんと、やはり変わった編成で、先日から宣伝してる、、Step of Three@Jazz Cafe音食(長岡)6/5 (土) 19:00~ ¥2,000 (1d) (0258-36-7655)八木義之(vtb) 細木久美(p) 東聡志(b) があります。ダーリンからお出かけ許可がでましたので、ビューーんと、飛んでいくつもりです。やっほぉ、、めちゃ、楽しみです♪さえこ姫!お会いできまする。。。ぞぉ。んじゃ、退散♪
2010年06月02日
今日も、寒い、、。すぐそこまで夏が来ているのに、寒い日々が続く。冷たい雨も降る。。低温は植物の生育にはよくない、、でも、咲いてる花は長持ちする。くぐもった光の中では花は寂しそうに見える。。雨の中では泣いてるように見える。。。外出先から部屋に戻る。。椅子に座ってガラス越しに庭を眺める。寂しそうな花の姿を眺めながら浮かぶ想い出は、、寂しく、心もとないものが多い。別れ際の人の表情とか。だそうと思って出せなかったメールの最後の1行とか。えとせとら。。それから母の影。子どもの頃、、夕方、母をバス停に迎えに行く。二ヶ月ぶりに会う母。駆け寄りたいのに素直に手を繋ぐことが出来ない小径。小川を挟んだ土手道を斜めに母の背中を見ながら歩く。夕陽がつくる斜めの母の影。。外山さんのライブを挟んで、ヘイデンのデュオを二枚続けました。音狂閣下風にいえば、、『またしてもCharlie Hadenのデュオである』って、感じ。。(^_^)v人の感覚はまちまちですが、「Jasmine / Keith Jarrett Charlie Haden 」も「Steal Away / Charlie Haden Hank Jones」もアルバムから穏やかで暖かな空気を感じ取る人が多いと思うのです。基本的に、「Beyond The Missouri Sky (Short Stories) / Charlie Haden&Pat 」もそうですよね。郷愁も含んだ大人の静かな会話って感じ。ちょっと、洗練された感じがあるのが、「Night and the City / Charlie Haden - Kenny Barron」だけどこれもジェントルであることは間違いない。毒はない。でも、、今日のこのアルバムは少し、違う。美しさを大切にしながらも、ちょっと、「毒」も含まれている。薔薇の刺くらいなものだけど。。リリース当時は、その棘にひっかかってちょっと痛みを覚える作品でしたが、5年以上の月日は痛みには官能的な部分もありと思える美しい作品の一つになりました。って、ジョンテイラーといえば、「覚醒」って、古い人間のわたしには、5年は長くはないのですけどねー。ヘイデン4曲、ジョンテイラー2曲、スタンダード等3曲、全9曲。シングルノートの硬質なピアノの音が美しく鳴る。オープナーはヘイデンのChairman Mao。少し、東洋的な情緒を持つメロディ。ピアノ弦を直接ならしたりもするのですが、過剰な装飾でなく透明な美しさはそのまま。1曲目から、、身体ごと深遠な世界に沈み込んでいく感覚。 Nightfallは、大好きな「American Dreams」にもあるけど、シンプルなデュオなのでいっそうその美メロが際だつ。テイラーのピアノは音を選び抜いてスペイシー、澄んで美しくリリシズムを強く感じる。2人の一体感にはベタベタしたものは一切ない。My Love and I、、美メロ好きのヘイデンが選ぶ他人の曲は、これまた非常に美しい。この曲も呆然とする程美しく、深遠な世界から帰れなくなりそうになる。この演奏を美しいと思わない人がいるのだろうか。。緊張感の中に優しさ切なさが漂い浮かぶ。メロメロです。はい。Contraireから2曲、ジョンテイラーの曲。はじめは、彼のピアノスタイルをみるような感情を抑えた硬質で淡々とした曲。 と思えば、、ピアノがエッジの効いた強いタッチで感情をあらわにした緊張感あるWindfall。どちらも陰鬱なメロディで深い霧を想い出す。Touch Her Soft Lipsもロマンチシズムに溢れています。しっとりと穏やか。。ソフトな甘さ。Song for the Whalesは、そのもの悲しい響きに、弓をうまく使い鯨の声をかぶる熱演。フリーなアプローチで、2人の音楽に対する意志のようなものが強く伝わってきます。テイラーのアブストラクトな響きは哀しみと怒りを含んで想い巡ります。一転、、、わたしはいつも息がとまりそうになるくらい美しいと感じるBittersweet。。この曲好きで好きで、こんなイメージの想い出ばかりあれば良いのに、、って、いつも願ってしまう。この甘く美しいメロディは元はロシアのロマン派のラフマニノフの作品がモチーフになっていて、ジャズではYou Can't Go Homeのタイトルで演奏されていたこともある。官能的、甘美なメロディ。この演奏はまさにBittersweetととも言う感じで、クールでありながら、スィート♪このジョンテイラーの演奏はわたし的絶品。曲とあわせて、、すずっく好みの極み♪最後は、ヘイデンの曲でこの内省的なアルバムを閉じるSilence。心の奥で深く混じり合いながら、最後まで感情の抑制のきいた会話が続きました。美しいだけではないのは、長い間、ずっと活躍続けた2人の経歴から来るものなのか、、ジョンテイラーの美学なのかしら。。1. Chairman Mao2. Nightfall3. My Love and I4. Contraire5. Windfall6. Touch Her Soft Lips7. Song for the Whales8. Bittersweet9. SilenceCharlie Haden (b)John Taylor (p)キースのジャスミン症候群にやられたわたくしですが、「Nightfall 」で一段落としたいものです。(爆)そう、ジャスミンといえば検索してたら、ちょっと、、???の文章に出会った。言葉を自分風に置き換えることは出来るけど、その文章から受けるイメージは消し去ることは難しい。と、言ってみた。わかるんだよぉ~、、だ。(戯言と思え)さて。。ダーリンにお願いしてることが、幾つかあるんです。よい結果えるためには、今夜はご馳走だな。。がんばれ、、すずっく!んじゃ、退散♪
2010年05月28日
新潟、秋田、福島と巡る東北ツアーの初日、、外山安樹子トリオの新潟のライブになりました。ジャズフラッシュは、扉はねんきが入って重たく見える。前に立つとき、いつもちょっと、、躊躇する。開けるまで外ものお断りの雰囲気がある。えい、やぁーって、扉を開けちゃうと、誰に対しても変わらないマスターと、なんだか落ち着く空気ですぐに毎日遊びに来てるような気分になってしまうんだけど。わたしの場合は、前回はジャズストだから、半年ぶり近いのですけど。そのギャップは、、全然なーーい。ガランとした店内、、マスターと「若干一名様」が準備に奔走してる。なんと、開店前からやって来たらしい。。音の調整に無機質な楽器の音が響く誰も居ない店内。。1人、また1人と人が集まり始め、開演にはちょー満席の状態になりました。メンバーがそれぞれ楽器の前にたつと、ざわめく店内がその時を待ってシーンとします。Springlakeは、もともと春の息吹と人の生命力が重なる爽やかでエネルギッシュな曲なのですが、ツアー初日の意気込みを感じるさらに力強さを感じる演奏。ベースとドラムの2人も気合いを受けて作った時のイメージから大きく飛躍して成層圏に突き抜けるような大きな演奏へ。メロディがきれいで好き♪(違ってたらごめんなさい)と演奏したI Wish I Knew。リリカルさが信条みたいな曲を、躍動感ある、でも、ちょっとお茶目さもある雰囲気で。小粋なベースソロもバース交換も3人のやり取りもツーカーで発信されたものがドンドン広がる。一気に熱くなった空気を沈めるように、、優しく美しくLights and Waters。夜露に濡れる草、それを月明かりが照らして水が輝いている、、そんなイメージで作った曲らしいのですが、夜の静寂にそっと目を閉じて、独り物思う女性が浮かびます。やり場のない辛さ寂しさも時がたつと静かな想い出になる。何故かいつもそんな想いが重なります。薄いベールで包むようなドラムの音作りと、情感こもったベースソロでますますいい女の気分。。。続いてのスタンダードはマイナーバラードで人気のYou Don't Know What Love Isをセンチメンタリズムに流されることなくアップテンポでクールにモダンに始まり、次第に感情の波がどんどん増幅して一気に駆け上がる。もちろん、メンバーにも波状効果ありで、炎上効果。激しい中に凛と背筋のとおったものが。激しさのあとは、優しさで。一年に一度しかあえない恋人達の想いを綴った星合はテーマ以外はフリーで。揺れる飛行機でわき上がったWhite Snow Sambaは、故郷を思って作った曲。元気じるし◎。札幌雪祭り、、が中止になったあかつきには、、札幌サンバフェスにして、冠曲にシチクレ。雪国の冬は熱いのだ、、、?!秋葉ッチ最高!気分は「黄緑」でっーす!(爆)途中、気さくだけど、しっかりしきってメンバーへのつっこみも激しく楽しいMCが何度か入り、会場は笑いも絶えないリラックスムード。演奏を真剣に聴き入る時間と、笑いが絶えないMCと良い塩梅かも。前半終了!後半のスタートは、なんとビックリ、、イタリアのドラマーAldo Romanoの曲Link。この人の曲のタイトルって、単語一発みたなタイトルが多い。因み、一番短いのがDo。Dreams & WatersやThe Jazzpar Prizeなんてので、そのヘンカッコイイ、一度頭に入ったら抜けなくなるメロディが聴けるのだが。。まさか、、フラッシュでこんなかっこよく演奏聴けちゃうなんて。三位一体。スタンダードも良いけど、こういう意外な曲も良いものですねぇ。続いて、お約束の「裏All is in The Sky」の「Some is Under the Ground」のプレゼント。ジャンケン大会で、、楚々としたお嬢さんに決まり。ライブ後にサイン付きでプレゼントとなりました。そのまま、もう一つのお題拝借コーナーへ。キーワードを繋げてそのイメージを即興で作曲してくれました。「日本海」、「初恋」、「たんぽぽ」。。。(オイオイ、、の気分だったでしょう。。)優しい穏やかな海は、目の前の海、、遠く想い出の海にも繋がり、、途中、転調して少し哀愁のある盛り上がりはうねる波間、、そして、抑えていた感情が一瞬表れたような感情の流れにも結びつく、短いけれどストーリーを感じる素敵な曲でした。そう、ちゃんと綿毛のついたタンポポのたねも飛んでましたよね。そして、テンポ良く軽快なDays of Wine and Roses。人生の悲哀もこんな感じでぶっ飛ばしてしまう外山パワー炸裂だね。なンだか、めちゃ元気な秋葉っち♪さて、、ここでファーストアルバムから「Lilac Songbook」からNostalgia。小学校5年生の時に作った曲をジャズワルツ風にアレンジしなおしたそうなのですが、小学校5年生にして既に人生の機微、悲哀すらも感じるメロディ。ドラマチックで火曜サスペンスのタイトル曲とかに推薦したいっす。演奏が進むにつれてどんどん彼女詩人も解放されて大きく広がっていく演奏。哀愁のあるベースソロも良かったな。From the Beginningは誕生日には原点に戻ってまっさらな自分になって出直そう、なんて、ポジティヴな曲。まさにそのままのイメージの演奏で、沢山の拍手からアンコールのその1はBye Bye Blackbird。アルバムに納められてる唯一のスタンダードナンバーだけあって、かなり自由度の高い演奏へ。軽快でアップテンポで3人で一気に駆け抜けました。雪国の人間はしつこいぞお。簡単に終わりにさせません。時間もだいぶ過ぎているのですが、リズム遊びの様に始まった高速Cジャムブルース(これが会場でタイトル失念で腸捻転しそうだった)は、最後If I Were a Bellの冒頭でお馴染みのあの鐘の音を鳴り響かせておしまいっ。そっか、、某殿のお言葉通り、終了のチャイムでござったか。。やるなっ。最後まで、元気で躍動感ある、、でも、茶目っ気たっぷりな演奏をありがとうございました。なんだかバタバタしてて、外山さん、関口さん、秋葉っちさんにも、ちゃんとお話しも出来ず、、ご来場のお知り合いとも挨拶もせず、、気がつけば、何故かほろ酔い加減、千鳥足でおかえりのすずっくであった。メンバーの皆さま、ご来場の皆さま、ジャズフラッシュの皆さま、、ありがとうございました。お手伝い出来て嬉しく思います。手のひらサイズでござったけど、ちょう満員になって良かったね。開演前の音あわせ中、、「Resting In The Shadow」のメロディが流れる。暫くして、ドラムとベースがフィルイン♪ベースがユニぞったり、ドラムが色彩をつけたり。。彼女の出した電波を素早くキャッチして、あっという間に盛り上げちゃう3人の関係はやはりレギュラートリオならではの呼吸。短い音あわせの間から見えたのは信頼関係。外山さんは、普段はチョットのんびりシタムードで気さくで沢山食べる溌剌な方。本番中、ピアノの前ではピリッとし、でも、演奏が進むにつれてどんどん彼女自身も解放されて大きく広がっていく演奏。しっかりしたピアノタッチ、ダイナミックに鍵盤を動く手は、優しいオリジナル曲からかけ離れた力強さをもってます。そして、スタンダードもですが、オリジナルも今日の彼女の気持ちでどんどん飛躍していく想像力豊かな人。一緒に聴く方の想像力も時間、空間を離れて好きなところに飛んでいく。いろいろな想い出が甦る、、浮かんでは消える。。リズムだけでなく、演奏そのものにも華のあるベースソロでサポートするベース関口さん、哀愁あるソロは一段とみがきがかかりましたねッ。繊細な色づけから、サウンドをぐぅーっと大きな波のように押し上げるドラミングまで飄々とかわす秋葉っちさん、、彼女を中心に、3人で瞬時にわかり合える関係は素敵です。メンバーの皆さま、ライブの前にには、フライヤーをおかせてもらった猫屋さん、スワンさんにご挨拶して、西堀ローサを歩いて、お寿司を食べて、、イタリアンの割引券もらって(爆)、、うむ、、、お土産忘れちゃったなぁ。ごめんねぇ。昨日は秋田、今日は福島ですね。ツアーのご成功をお祈りしてます。さて、すずっくは、会場で密かに受け渡された、「動くダニエルソン」で気合い入れ直すかな。(爆)んじゃ、退散♪追伸 写真一枚もとらなかったのです。写真、募集中♪ 早速、一枚もらってしまった。とりあえず、一枚、アップです。
2010年05月22日
新潟は、1日晴れましたね。5月の素敵な光を浴びているだけで、幸せな気分になりますね。柔らかで暖かな光、、それだけで、何かいいことがあるような気分になる。こんな日も外山日和。。つうことで、幸せおっそわけ隊としては、去年の9月にブログに書いた「All is in the Sky」のわたしのつたない感想です。ジャケットにサインをお願いしたアルバムがつきました。車でお出かけの時も、お供に連れて行きます。この方の魅力も、演奏もさることながら、、オリジナル曲。とても良い意味で、等身大の外山安樹子さんがそこにいます。まるで、彼女の日記を読んでるような感覚。ライナー読まなくても日々の感情の機微が感じとれる曲が並ぶのですが、ご本人の書かれた曲の説明を読むと、、本当になるほど。。って、思い、たぶん、聴いてる人自身の過去と重なると思います。わたくしのようなおばハンでも、ちょっとあまずっぱい気持ちになったりして。。(恋する乙女な気分とかね!)前回のデュオに引き続きベースは歌い上手な関口さん。そこは、阿吽で彼女の欲しい音とフレーズで的確にサポート。わたくしと好きなベーシストが結構な勢いで重なるだけありまして、思わずひきこまれてしまいます。そして、繊細だけど、熱いグルーブを押し出してるのがドラムの秋葉正樹さん。みんなで外山さんの描き出す世界に色づけして行きます。春の息吹と人の生命力が重なる爽やかでエネルギッシュな曲Springlakeを始め、ニューヨークの5番街をを視線を集めながら歩く美女をみるようなMiff's Walk。。!!Standing Aloneの不安定な美しさ。沢山の暖かなものに囲まれて人は孤独の闇に沈むことから助けられてるいるのかもしれない。わたくしのお気に入りLights and Water。月夜に夜露に濡れ輝く草をイメージしたそうなのですが、、目を閉じて想いを馳せる幸せ、少し寂しい女心にも重なりとてもしっとりしてて好きです。わたくしのイメージする快活で、食べることが大好き外山さんのエネルギーがぎゅうと、詰まったWhite Snow Samba。新潟のお寿司も美味しいぞぉ。(笑)星合、それは七夕のことだそうです。なんて、綺麗な言葉でしょう。。テーマ以外はフリーだそうですが、宇宙を浮遊するような無重力感がいいな。彼女も悩みはつきないようですが、From the Beginning、、この原点に返るというポジティブな発想が彼女の魅力の一つ。音楽の出発点の頃に演奏で出かけたフランス。その空気も風景も、、彼女の多感な心に沢山の想い出が残っているのでしょう。フランス語の発芽を意味するBourgeonsは、いきいきと躍動感溢れています。拍子をかえたBye Bye Blackbirdでその時の、今現在の自分を確認。Quiet Storm何気ない日常、、他人がみれば平穏な時間、でも、誰のせいにもできない嵐が心に吹き荒れてることだってあるのです。仮面ではなくてね。でも、願いはCalm Daysのような日常。たった一言が、人を闇に押しやることもあれば、、たった一言を想い出すだけで静かに目を閉じることができる事もあるでしょう。。とても優しい曲です。。四季を感じ、人を感じ、今を生きる。飾らず、放棄せず。後ろ髪ひかれつつ、、前に歩く。人の言葉でなくて、自分の言葉で語ることを大切に。美しく輝く自分を大切に。。街角で知り合いに会う、、笑顔で挨拶する。。ただそれだけのことだけど。。心がホンワリする。。卒業式の写真を見て胸が切なくなる。。そんな日々の感情が溢れる、、そんなアルバムかな。1.Springlake 2.Miff's Walk 3.Standing Alone 4.Lights and Waters5.White Snow Samba6.星合7.From the Beginning8.Bourgeons9.Bye Bye Blackbird10.Quiet Storm11.Calm Days 外山 安樹子 (p) 関口 宗之 (b) 秋葉 正樹 (ds)暫く、トップにリンク貼りつけておきますので、是非試聴してみて下さいね。あ、「かってね」、、って、言うのか。(爆)まずは、試聴まで♪空には、輝く星もあれば、漆黒の闇もある。。All is in the Skyと言う素敵なタイトルは、池澤夏樹の「君がすむ星」の一節からとったそうですが、ピッタリなタイトルでしたね!今日は、まさに10曲目の「Quiet Storm」で、がんばるぞぉ、でした。(笑)そして、11曲目にわたしの心が救われた。。★5/21 (金) 外山安樹子トリオ@ジャズフラッシュ★外山安樹子 (p) 関口宗之 (b) 秋葉正樹 (ds)19:30~ 2,800 円(025-224-4518)* チケット買うか、ご予約くださるとワンドリンクつきます! *いよいよ、、今週なんです。金曜日です。恒例?他の方々のライブ評などを。。★わたしたちも外山安樹子を聴きましたぁ★ 胸を打つメロディー、外山安樹子トリオ六本木のJAZZ LIVE&BAR Softwindのマスターの熱い推薦文。All is in The Sky 江古田のJazz Bar そるとぴーなつのマスターの推薦文。外山安樹子トリオ @ 上野アリエス神奈川のケーキの美味しい珈琲屋さん『ぼんねっと』のマスターのライブ評です。外山安樹子(p) Live at 新宿Jわたしのリンク先、Peopletimeのなおきさまのライブ評です。週末は、バタバタと旦那さまと動き回って、、2人でお墓参りに村上まで行って、、帰って来て、簡単パエリヤ作ったら、母にもの凄く褒められちゃって。もしかしたら、初めてかも。サラダには、初収穫のロケットの葉を少し摘んで、トーフスープにはチャイブの葉を刻んで、新ジャガはオリーブオイルとローズマリーで焼く。。おぉ、、なんて、かっこいい。(笑)言葉にすると、えらく、素敵♪おやすみが終わって、好きな音楽をかけながら動き回る。先週、一週間はまっていたジャスミンはCDを開かないで、今日は外山安樹子。。向かい合って聴いてもいいし、生活の中にとけ込んで聴いてもいい。ジャスミンと違って、車のお出かけもオッケーです。今日は、ここまで。。んじゃ、退散♪追伸このブログを更新しようとしていたら、、とても悲しい訃報が入りました。少し前に、新潟にも来て演奏したばかりのハンクジョーンズがお亡くなりになったそうです。★今かけた音楽★Steal Away / Charlie Haden & Hank Jonesクリスマスアルバムコレクターのわたしにとって、一番多く聴いたアルバムはこれなのです。昔の自分の文章をコピーしてきました。黒人霊歌、賛美歌などのよく知られた曲のシンプルなメロディが心にしみ込んできます。ここでも、二人は多くの「言葉」を用いません。お互いの目をみて、うなずき合うような会話、そんな演奏が続きます。信頼と相手への敬いの気持ち、彼らの深淵なる部分がむずかしい事を語ることもなく表現されています。このアルバム、クリスマスアルバムではありません。でも、この本当にシンプルな演奏とメロディを聴くとき、私の中にはいろいろな想いがあふれる・・・辛く、悲しい事が、原点になってる曲が多いのに・・そこから伝わってくる音楽は、とても暖かで、慈悲に満ちた・・・想い。そして、、何故か、懐かしい気持ち。ご冥福をお祈りいたします。
2010年05月17日
ちょっきり、ひと月になりますたぁ。 明けましておめでとうございまぁす。なぁんて、先月に言っていたような気がしますが。。は、、はやい!!な、、なんと、既に来週はゴールデンウィークなんです。一年の三分の一が過ぎ去ったのです。。つうことで、5月のライブのお知らせでっす。雨が続いている新潟ですが、寒暖の差が大きく、なんだか最近すごく、、眠い、、わたし。。しかし、一ヶ月後にはとても楽しみにしている外山安樹子トリオ@ジャズフラッシュ5/21 (金) 19:30~ ¥2,800 (025-224-4518)外山安樹子 (p) 関口宗之 (b) 秋葉正樹 (ds)3人のメンバーでだしているAll is in the Sky/外山安樹子は、今もスピーカーから流れているのですが、現代ピアニストらしいテクニック&大胆なアプローチ、そして女性らしい繊細さを持ち合わせた素敵なピアニストです。エヴァンスのリリカルな面、キースのイマジネティブな面、ペトルチアーニの躍動感、ラーシュの透明感、イヴァンバドウの濡れ感、、、そして、真ん中に外山安樹子。彼女の魅力の一つは、そのオリジナル曲。日本人なら誰にも共通項で持っていそうな、郷愁、哀愁を巧みにメロディで表現し、しかもポジティヴな気持ちにさせてくれる曲。沢山の日本人女性が世界で活躍し、いい曲を沢山作っているのですが、日々の暮らしに追われる小さな世界に生きる自分の心を投影できるワビサビのきいた曲は少ないものです。。一つ一つの曲の中で、ある瞬間が区切りとられたような場面がいきいき生きてる曲たち。。簡単な試聴ですが、きいてみてくださいませ。。All is in the Skyより、オリジナル3曲。。「Springlake」「Standing Alone」「Calm Days 」All is in the Skyより、唯一のスタンダードで「Bye Bye Blackbird 」それから、、わたしのアルバムのつたない感想。。9月は9月の風が吹く。。小さな世界に生きるものでも、共感できる世界が広がっている。もちろん、小さな世界だと言ってるのではなくて、人として誰もが持ってる感情がそこに感じることができるから。。しっとりした曲から、踊り出したくなるような明るい曲まで幅広く、そこにも彼女の才能を感じます。それから、リンク先でも何人かの方が、ブログにあげてくださってます。是非、ご参考に!「時のパーツ All in The Sky / Akiko Toyama」最中氏「外山安樹子トリオ @ 上野アリエス」クリス氏「オール・イズ・イン・ザ・スカイ/外山安樹子トリオ」工藤氏「All is in the sky / 外山安樹子 (p)」なおき氏実は、mixiの中でも、日記にあげてくださっている方もいらっしゃいます。音楽雑誌でも、ジャズ批評をはじめ、CDジャーナルその他で話題になりました。新潟では、本当に名前も知られておらず、、ライブ当日、、だ~~れもいなかったら、、なんて、夢に見る今日この頃。。是非是非、ご来場ください。ライブが終わったあとには、きっと、元気をもらっていると思います。歌い上手なベースと繊細なサポートのドラムの白馬の王子を2人と仲良く素敵な時間を提供してくれるます。(きっぱり)是非、ご予約の上、5/21(金)外山安樹子トリオ@ジャズフラッシュにお運びくださいませ。前売りチケットはワンドリンクついて、大変お得です。これは、電話でも予約可能です。こちらも、ご活用くださいませ。あ、こんな、写真もあった。新宿Jでのライブの時の写真。そう、、、このライブの前の週に同じジャズフラッシュで、泣く子も黙る(笑)違った、女は黙る?ンだっけかな、、「TRIO' (トリオッ) / 春のツアー」5月15日(土) pm8:00~ 3,900円で、ジャズフラッシュであるんです。メンバーはご存じ、、市原 康 (ds) 福田 重男 (p) 森 泰人 (b)わたし、これにも行きたい。。けど。。どうなるかな。。あぁ、、そうそう、、先週、夏の新潟ジャズストリートのスケジュールも発表になりちょこっと話題にしましたが、こやぎ達の出演時間はどうやら決定のようです。ええとね、ピアノの細木さまは引っ張りだこなので時間配分が大変なのだ。今回は八木義之トリオと八木ブラザーズの他に、ブルーノートオーケストラ、長沢好宏セクステットが2回とほぼフル出場。最初のスケジュール発表で移動時間がなかったのだ。しかし、17日は長沢さまのバンドが夜昼入れ替わってくださったようで、細木さまの移動時間が確保されたよーです。つうことで、時間も決定♪八木義之トリオ@入り船うどん 7/17 14:00-16:00八木義之(vtb) 細木久美(p) 東聡志(b)* でかいののmixi日記にちゃっかりトリオ名が載ってましたぁ。あれで決定かなっ♪ *放し飼いトリオ+@ジャズフラッシュ 7/17 18:00-20:00仕方ひろむ(org) 西尾研一(ds) 八木敬之(ts) 八木義之(vtb) ゲスト:平田志穂子(vo)* 夏だ祭りだお気軽にみんなの好きなあれの特集とかにしようよぉ♪ベースいないけど。(爆) *加賀屋ホッピーズfeat.八木ブラザーズ@NSTスタジオSWITCH 7/18 16:15-17:15加賀屋ホッピーズ(big band) 八木暢之(tp) 八木敬之(ts) 八木義之(vtb)* ビッグバンドは計算外であったわたし的にはお手上げ状態。ちょっとしか見当つきません。*八木ブラザーズ Ver,8.0@ジャズフラシュ 7/18 18:00-20:00八木敬之(ts) 八木義之(vtb) 細木久美(p) 大村光広(b) 西尾研一(ds)* 2管に戻って、よりダーク&マニアックな路線を突っ走るのか。。。随分変貌をとげた気がする。。 *少し、お天気がよくなってきましたねー。知り合いが新潟にやって来ます。明日は夜の古町にもちょっと行くかも。もしかしたら、、美味しいお料理も食べるかも。花見。。は、無理かな。楽しみ、楽しみ!!んじゃ、よい週末を!退散♪
2010年04月23日
ピアノ貴公子と呼ばれたのは、ヤンラングレン。1977生まれのノルウェー生まれのギターリスト、ラージュルンドはギターの貴公子だ、、そうです。って、誰がつけるんだ。。高校卒業後アメリカのバークリーを卒業し、モンクコンペションでジェシヴァンルーラーに続くギター部門の優勝者なんだって!って、これはラージュルンドの2007年の日本版アルバムのライナーに書いてありました。(^_^);;我がダーリン、クリポタは三位だったんだなぁ。現在はニューヨークで活躍してるんだけど、あのシーマスブレークのアルバムとかにいるんだけど、リーダー作はなんだかロマンティックな路線が。。原因は甘いマクス、、って、言うか、甘い音色とわかりやすい歌心ってを持ってるからかも。このアルバムでも、かなり長尺なソロを淀みなく弾ききるんだけど、きれいなフレーズなんですよねぇ。今回はラージュルンドのギターカルティット。ジャケットもクリスクロスらしく、地味で素敵♪(笑)ラージュルンドは先鋭的、先進的って指針でみるとそれなりに今風オーソドックスかもしれないのですが、いかにもニューヨークの街が似合いそうな浮遊感と長尺なソロ、高速なフレーズをテンパラないでスリリングに弾き倒す現代っこです。1音1音クリアで聴いていてイライラしない。メンバー的にもとっても惹かれて購入です。ドラムに大好きなビルスチュがいるし、ピアノは「Poesia」って、アルバムでオリジナルのMy Love for Youでメロメロになってしまったエドワードサイモンなので、、すごく楽しみでした。全曲ラージュルンドのオリジナル。オープニングSwaggerは、ビルスチュさまのドラムワークからっ!ラージュルンドの魅力はもちろんなんだけど、ドラムにビルスチュさまがいるのは、わたくし的購買意欲10倍デーモード突入であるわたしにとってアルバムへの期待が膨らみます。いかにも現代ギターの申し子のような浮遊感あるゆったりしたフレーズから入るわけなんですが、すぐに緊張感の高いスリリングな演奏に。ピアノのエドワードサイモンが非常にいい感じ。素早く細かく反応しながら単調に聞こえやすいギターソロをバックアップする。 Follyはちょっとユニークなメロディ。シングルノート主体なソロはシリアスな感じ。柔軟混ぜて知らない間にスリリングな感じに。ビルスチュのプッシュは繊細なんだけど、的確どんピタ。ピアノの反応も素晴らしい。ラージュと互いに刺激し合いながらも喧嘩にならず全体には非常に美しく調和。Wormsは、ずっとギターが真ん中にいる前半は特にドキドキしちゃいます。どうするとこんな風に弾けるんだろう。。ちょっと硬いイメージのベースソロもあっている気がする。ほんと、最後まで不思議な感じの曲。12 Beatsは、抽象的な出だしで難解そうな感じなんだけど、ピアノソロが素敵。クールなのですがノリがいい美しい演奏。速くなってきてテンションが上がってきたとにも決して大声をださないのはラージュと音に対する美学が似てるかも。しかし、、この2人の音やフレーズの美しさに負けないのがビルスチュです。ハイ。全体のイメージは常に繊細で美しい音楽なんだけど、やってることはかなり難しいそう。Truchstop Queenは、ラージュのソロから始まるバラード。優しく柔らかな光のベールを見ているよう。。ピアノ、ドラム、、ベース、、全員がそこにぴったりはまってしまって美しい光景のようです。一転、ピアノの低音で不穏な雰囲気、、Drum。タイトルからビルスチュのドラムフューチャー曲?って思ったんだけど、、単純にソロをドドーーンって、感じではなくて、ビルスチュのアプローチを楽しむ?、って、感じ。手数、音が次第に増えていくのですが、そのヘンの塩梅の繊細なこと、多彩なこと!もう、ドドーーンと爆発は今か今かとわくわくしちゃいましたが、。。やられた、って、感じ。(爆) Life At The Bottom Of A Lake はダークなイメージのバラード。低音な感じ。静かなんだけど少し捻れた感じが素敵。最後は、What We See。ちょっと難解そうな展開なのですが、ラージュにしてもサイモンにしても、時々めちゃきれいなフレーズを挟むので、すごく聴きやすい。終演に向かって全員で熱くなるのですが、そこは最後まで美学が貫かれていてきちんと美しいサウンドになってます。ラージュのソロって、速くなってきても☆の流れるようにきれい。。ギター好きな人ならはまりそう。インタープレイもインプロビゼーションもすごいんだけど、、透明感がある美しいアルバム。1. Swagger 2. Folly 3. Worms 4. 12 Beats 5. Truchstop Queen 6. Drum 7. Life At The Bottom Of A Lake 8. What We SeeLage Lund (g) Edward Simon (p) Ben Street (b) Bill Stewart (ds)早起きが続いているので、、めちゃ眠い。。庭のブナの木の葉っぱがもう少しで開きそう。紅こぶしは満開。。んじゃ、退散♪
2010年04月20日
なんだかうれしくて早起きしちゃった。カーテンを開けて庭を眺めると、雨が降ってる。春霖雨に茶色の芝が重たく濡れる。じっと目をこらすと、時折小さな白い粒が雑じる。なごり雪まではいかないけど、霙なのですね。冷たい、寒いはずなのだけど、灰色の空の下で、、空気は光り輝いて見える。流されてるわけでなくて、まわりの変化で自分が変わる事だって沢山ありますよね。春なのねぇ。。ラーシュダニエルソンの追っかけしてるうちに、ACTレーベルから目が離せなくなりました。このレーベルのジャズはあまり「汗」をかかないジャズです。ECMほどクールでもないし、EGERほどクラシックよりでもない。ジャズを基盤にクラシック、現代音楽、環境音楽、結構、ロックやポップよりだったり、フォークロアな感じだったり、周辺音楽との境界線を低くしたサウンドが得意です。少なくても、ブルーノートやレッドの路線ではない。(爆)そういう中では、このアルバムはかなり普通のジャズだと思うの。JulianとRomanはドイツの有望な若手のジャズマンらしい。ブラザー最中情報によると、弟ペット係が20歳、兄ピアノ係が2つ年上らしいので22歳。ACTレーベルはドイツに本拠地があります。で、お国の若い音楽家を応援する為だと思いますが、「ヤング・ジャーマン・ジャズ」というシリーズを持っていて、彼らはその企画でこのレーベルから一作目をだしており、このアルバムは彼らをよりバックアップする体制の2作目です。プロデューサーがニスルスラングレンで、なんと、リズム陣に、ラーシュヤンソントリオにいたダニエルソンとシュルベリがいます。これだけで、私的には買いなのに、全然見落としてしまってました。ニルスラングレンは歌も歌うトロンボーン奏者で、そのアンニュイな感じはトロンボーン界のチェット。そして、この兄弟もチェットの捧げるアルバムもだしてたりするので、その辺共感するものがあったのかもしれません。そう、ドイツには、既に大人気のティルブレナーがおりましたね。で、ブラザー最中さまが、レビューあげたときも、チェックしたのに、一緒に購入する物品が見つからずに保留したまま、、。何故か、新年にお年玉としてやってきたのでーーす。これが、聴いてびっくり、北欧的空気はたっぷりなのですが、意外なまでに普通にハードバップしてたりして、、。そう、、彼らは一歩前に出るために、イェーテボリの森にやって来たのです。オープナーは透明感あふれるピアノとざっくりした空気をたっぷり含んだトランペットとの美しい兄弟のオリジナル作Fade A Little。リリカルに輝くピアノとしっとりしたペット、センスの良いドラム、きっちり支えるベース。Geno The Shoeshineはちょっとアップテンポの減り張りある曲。ジャーーズ!イェ~~イ。のびのびと吹くトランペットが気持ちいい。いきなりライブハウスへようこそになりましたね。Traveller's DefenseはダニエルソンのTarantella / Lars Danielssonに入ってた曲で、トロンボーンのラングレンが参加。心もとない、、何処か切ないメロディをたんたん紡ぎます。私的トロンボーン界のチェットが築く世界は儚く切ない。それを受けたペットの世界はもっと現実的。ダニエルソンの独特な世界をうまく演じました。Herbert GronemeyerのAirplaines In My Head にはヴォーカルゲストのIda Sandが参加。ジャズヴォーカルと言うよりロック&ポップの彼女の歌には強い意志が秘められていて、ザックリと力強いフレーズで応えるペットが潔い。彼らのオリジナルNinni's Dance。スウェーデンのサックス奏者、Magnus Lindgrenが参加。この人ちょっと一筋縄でいかない雰囲気を持ってますが、ここでは曲調にあわせてか結構優しい感じかな。そのリンドグレンの曲でDalodrum。これはフルートで。私はこの人はフルートの方が印象的だし好き。ちょっと変わったオリエンタルな曲調なのですが、本人はもちろん、ジュリアンのペットがなかなかかっこいい。続く彼らのオリジナルはダニエルソンのチェロによるピチカートのソロがフィーチャー。4人の息もぴったり合って、世界が広がります。Not Strong EnoughはIda Sandのオリジナル。シンプルなメロディ&唄、ミュートの響き。実は、お気に入り♪Trainwalkは、かなり雰囲気も変わってジュリアンのアグレッシブな演奏で違う顔をみた気がします。でも、短すぎる!!全体に弟のペットが真ん中なのですが、Loveのピアノソロは儚げでよかったです。美しいメロディにダニエルソンのソロぴったり。ダニエルソンの曲でSong For E. 。何処か荘厳な雰囲気も持つ。トロンボーンもペットもたんたんと進み、ダニエルソンの世界。そのままのメンバーでアンニュイなSmoke Gets In Your Eyes。最後は、なんと、3管でラロ・シフリンのToccata。めちゃファンキーで、ビックリ♪なんだか、挑戦的な感じもする終演曲でした。庭を一巡りした。大好きな水仙の芽はだいぶ大きくなった。桜の花の芽もちゃんとついてた。雪が消えたあとは、暫く殺風景な眺めなのですが、、春の息吹をあちこちに感じられ気分がうきうきしてきます。そんな気分に丁度いいかと思うのです。豪華なゲストで、少しパッチワークのような仕上がりになった気もしますが、こうやって遠く日本でも彼らの名前を知る人間がでるわけで、タイトルに偽りはないと思うの寝。兄弟仲良く、より上を目指してくださいね♪1. Fade A Little 2. Geno The Shoeshine 3. Traveller's Defense 4. Airplaines In My Head 5. Ninni's Dance 6. Dalodrum 7. Dusan 8. Not Strong Enough 9. Trainwalk 10. Love 11. Song For E. 12. Smoke Gets In Your Eyes 13. ToccataJulian Wasserfuhr (tp)Roman Wasserfuhr (p)Lars Danielsson (b,cello)Anders Kjellberg (ds)Special GuestsNils Landgren (tb #3,11,12,13)Magnus Lindgren (ts #5,13 fl #6,13)Ida Sand(vo #4,8)午後は雨もやんだので、、西堀ローサのライブを聴いてきました。★今日のピアノピアノ★長沢好宏(ts)、細木久美(p)、文河潤(b),AYACO(vo)長沢さんは、新潟を代表するサックス奏者です。その長沢さんがピアノピアノにでちゃう。ピアノはみーく姫こと細木さんだし、なんか、ただでいいのか。。いいか、私は新潟市にはいっぱい税金払ってるし。。(きっぱり)ビートルズナンバーからジョビン、タッドダメロンまでと幅広くインストではこなし、AYACOさんが入ったヴォーカルヴァージョンでは、スタンダードナンバーをしっとり聴かせて下さいました。どの曲も皆さんが知ってるような選曲で、会場がリラックスしたムードでジャズを堪能してました。インストでは好きなホット・ハウスやジョビンのルック・トゥ・ザ・スカイがよかったなぁ。ヴォーカルヴァージョンでは、私はご本人もお好きなビリーホリディのゴッド・ブレス・ザ・チャイルドが一番よかった。普段私は、この辺の重たいヴォーカルは聴かないのですが、AYACOさんのザックリしたハスキーな声にはぴったりでした。しかし、いつ聴いても長沢さんの音ってすごく綺麗。テンパッタ演奏は決してしない、見せない、男の美学もダンディです。そして、その長沢さんの演奏をよく知ってる細木さんのピアノは端正なだけでなくて、曲の聴かせどころをきちんと抑えていて、長沢さんやAYACOさんをたてながら演奏を華やかに演出していきます。ベーシストのひたすらタンタンと弾くウォーキングベースで楽しい2時間弱でした。んじゃ、退散♪
2010年03月07日
Contribution / Daniel Szabo Trio Meets Chris Potter春が見えてきてるのに、このところの大雪でみんなびっくりやら、ウンザリやら。。しかも、このアルバムは、雄志をたきつけてフランスあたりから飛ばしたアルバムなのだ。が、、結果、、○ニオンをはじめいろんな通販サイトより入手が遅くなった。。皆さま、本当にすみません。。つうか、、くっそ、、って、きぶん。しかーーし、そんなネガティブナ気分も演奏が始まればぶっ飛びます。(きっぱり)クリポタが、なんでハンガリーなんだ?って、思ったんですが、なんあーんと彼の奥様はハンガリアンだそうで、ハンガリーでDaniel Szaboにであったようです。おぉ!やっぱ。ジャズっておもしろいな。ただね、このピアニストは前作もあのカート ローゼンウィンケルを起用したりしてるし、ドラムもリーダー作の「Night Songs」という作品で、パークスはじめターナーやクリスチークなんか起用したアルバムを作ってたりするんですね。そうなんだ、彼らの視線の先は灰色のニューヨークの空な感じなのです。もうすぐバレンタインデーだったりしますが、甘さはほとんどなく、ビター&ダーク、、そして、時折クールビューティって感じかな?全曲、Daniel Szaboのオリジナル!男くりぽたいけっ!!!幕開けAttack Of The Intervalsから、クリポタのが全力疾走でとばします。リーダーのピアノと共鳴しただけあって、いきなりふりきれんばかりの力強いブロウ。そこに食いついてくるメンバー全員のレベルも高くちょー痺れる。15分の大作Strange Windは、ピアノの氷のような冷たさと、ちょっと無機質な感じで鍵盤を動き回る中クリポタがつむじ風のように現れ激しく激しくブロウするのですが、周りの反応もおもしろい。ピアノは硬質で、パーカッシブ。で、ソロで妖しく輝いてます。あ、美しさの感じが夜光虫みたい。Camel Gallopも強靭です。ウネウネハードに吹きまくるクリポタ。追随するめんばー。スリリングな応酬がつづきます。ピアノ一筋縄ではいきません。やるなぁ。バスクラに持ち替えエキゾチックな曲Melodicを情感こめて。Whirligigはソプラノで。トリオの作りだすジオメトリックな空間に切り込んでいきます。There Was That Tooは、再びテナーで次第にヒーットアップ。終演はフェンダーロズも使って、変態変則なリズム陣と奇妙な踊りをくりひろげます。最後まで意表つく展開。ハードな演奏が繰り広げられます!いぇ~~い。今回もスリルとサスペンスに満ちたハードボイルドな作品じゃ。先日、某ところに書いたのですが 、今のクリポタはフィジカル&ロジカルどちらも向かうところ敵なし!!1. Attack Of The Intervals / Hangkozok Tamadasa 2. Strange Wind / Kulonos Szel 3. Camel Gallop / Teve - Vagta 4. Melodic / Dallamos 5. Whirligig / Bugocsiga 6. There Was That Too / Ilyen Is Volt 7. Bubble Song / Bugyborek - DalDaniel Szabo (p,fender rhodes)Chris Potter (ts,ss,b-cl)Matyas Szandai (b)Ferenc Nemeth (ds)そう、、ホランド閣下の新作にはクリポタ復帰だそうです。買わなくちゃ。(爆)んじゃ、退散!追記トラバ出来ないとのことで。。AZZとAUDIOが出会うと。。。「Daniel Szabo / Chris Potter "Contribution"」
2010年02月11日
清く正しいジャズファンの皆さまこんにちは。気がつけば、一月もおしまいでっす。私生活はめちゃこかったのですが、ブログはおざなりでしたねぇ。ジャズストリートから一週間がたちましたね。今回は、個人的には不完全燃焼。前後に余裕がなく好きな場所で観戦できずにワンスポットしか遊べなかったから。いろいろ、回って楽しめなかったし。(泣)で、このバンドの場合、、やっぱり、邪魔にされながらも朝まで呑み倒すことが重要だっす。(爆)まぁ、覚え書き。。。(って、覚えてないかな)まずは、moments notice。とかかりとしては、いい選曲。八木ブラらしく、適度なアレンジ、勢いなで観客つかむ。(汗)とりあえず、みんなついてこーーーい!みたいなぁ。以前、とあるバンドで端正なmoments notice聴いたことあるけど、全く別もん。でも、客席はもりあがってるかなー。ちょっと、あったまたところで、ドングロ3曲かためうち。まずは、闇の帝王のテーマ曲Heart of Darknessからね。さすがに、時々しか演奏しないといえ皆さんあの独特な曲調にはなれてきたようです。でっも、一筋縄ではいかないのがドングロ曲。つうか、、、、、、むにゃむにゃ。。って、ちょっと高揚感あるOr Come Fog。ピアノに元気つけてもらって、ドラムにお尻たたかれて、ベースに守られて三兄弟もがんばりまっす。。で、ななんと、ここでfive bars。スローテンポでミステリアスな曲なのですが、ドングロらしくつかみどころないつうか。。。がんばりまし健闘賞。余談ですが、コレって五小節って、タイトルなんじゃね。だはは。トロンボーンフィーチャリングだすな。で、1セットめ最後は、Nothing Personal。ピアノとドラムのお膳立てよろしく、人間性皆無なフロント3人のソロが展開されておっしまい。次男にはジンカクにつうもんはないなぁ。きゃーにしおぉぉ。(笑)阿部ベースご苦労さまっです。(爆)げっぽママの黄色い歓声が最高!♪Allanjuneallyではじまる2セット目。私的最近のお気に入り曲。哀愁もある美しいテーマなんだけど、聴いてるより演奏は難しいむくわれない曲かもねぇ。。優雅にLi'l Darlin'。お兄さまフューチャー、兄弟の結束ハーモニー。気のせいか拍手が多い。前回の新曲ハバードの曲で、The Core。期待通りに次男のハードボイルドなソロでしたん。いろいろあるけど、エキサイティングだ、ヤンヤ!一転曲調かえて美しいメロディ、様式美も兼ね備えたオアシスPools。女神さまの美しいピアノでうっとりして三男の瞬発力を楽しみましょう、最後は、Free Fall 。これはランディの曲です。スピード感あふれてスリリング、盛りあがって終わるのにぴったりだだぞ。次男、三男、ドラムのハイテンションリレーで終演。アンコールの拍手もいただきながら残り時間一分で終了。テに汗握る、璃事長ではありましたが、(笑)、やっぱり、ライブはいろいろハプニングがいいんだな。このあとは、バンドのみなさまは仲良く恒例の古町朝までコース。今回は残念ながら、私はさえこひめのおみやげもって、ウーロン茶のんでかえりましたとさ。。いやいや、おもしろかったけど、なんだか、、あぶなかったなぁ。。。(爆)つぶやく、、昼間のピットインそして、、新宿高野のプリン。。。。んじゃ、退散!
2010年01月29日
きっかり、2週間で新潟の冬のジャズストリートです。朝日新聞の地方欄にジャズ喫茶スワンのマスターがジャズストリートをはじめたいきさつなどを書かれていてものをよんで、、なるほど。。って、頷いた私です。市内は現在はほとんど雪もなくて、冬としたらまずまずです。八木ブラザーズ Complete @新潟ジャズストリート(1/23)ジャズフラッシュ 17:00-19:00 八木暢之(tp) 八木敬之(ts) 八木義之(tb) 細木久美(p) 阿部国男(b) 西尾研一(ds)と、今回も八木ブラザーズは出演するわけですが、前回の東京ライブから二ヶ月。同じ路線なのでしょうか。当然、ベースは地元の阿部さんになるわけですね。前回、東京のライブの時にはリンク先のジャズCDの個人ページの910さま、Peopletimeのなおきさまがいらして下さってそれぞれブログに感想をあげて下さいました。(感謝ですぅ)で、910さまがお仲間のJazz&Drummerのnaryさま、JAZZとAUDIOが出会うと...のoza。さまにその時の海賊盤屋さまがこさえて下さった「Conquer Tokyo/Yagi Brothers "Complete"」を送ってくださいまして、お二人にお褒めの言葉を頂きました。アマチュアであるとのことを前提にしたものですが、お忙しい中時間を割いてきちんと聞いて下り、910さまの掲示板に感想まで書いてくださって大変ありがたかったと思います。お二人ともライブ会場ではきっと満足度高かったでしょうねぇ。といった感じで、演奏のアグレッシブな感じやテンション高さなどを褒めてくださいました。そうなんです。ライブ、楽しいですよ!私のようなものが書いた文章と比べると重みがあり、まぁ。。社交辞令が多少あったとしてもありがたいお言葉がならんでました。文章を引用しようと思いましたが、よそさまの掲示板という少し特殊な環境なので差し控えておきます。でも、良かったら、910さまのブログからどなたもいけますのでみてみてくださいね。(追加)と、思ってたら、Jazz&Drummerのnaryさまから貼り付けていいとの許可がでました。(再び追加)と、JAZZとAUDIOが出会うと...のoza。さまからも許可でてました。nary 投稿日:2010年 1月 7日(木)23時13分6秒 まだ1枚目だけですが、アマチュアの範疇をはるかに超えた演奏で実に素晴らしいですね。よくありがちな「せーの」でスタンダード・ナンバーばかりやっている、セッション的なバンドとは全く次元が違います。また各人のテクニックも相当なもので、もしこのCDが正式に販売されているものであればブログでも紹介したいほどです。録音状態も良好ですしね。メンバーはやはり大学のジャズ研とかの出身者が多いのかな。楽器は誰もが独学で、ジャズ自体も全く盛んでない私が住んでいるような田舎では、アマチュアが(プロの方も混じっているのかもしれませんが)このようにどこに出しても恥ずかしくないような演奏をしているなんて考えられません。なんて思いながら聴いていたら、グロルニックの楽曲で大好きな「Heart Of Darkness」もやっているじゃないっすか。さすがに選曲のセンスも抜群ですなぁ。できれば私もこのような何事に対しても意欲的なバンドでやってみたいものです。きっと自分の実力以上のものが引き出されることでしょう。ということで、アマチュアの演奏としては文句なしの5つ星でした。2枚目と放し飼いトリオの方はまた後日ゆっくりと楽しませていただきます。投稿者:oza。 投稿日:2009年12月31日(木)08時23分28秒 おはようございます。かなり、遅くなりましたが感想いかせていただきます。私は楽器演奏しないので、好き勝手に書かせていただきます。(御無礼陳謝)「八木ブラザース」と「放し飼いトリオ+」の2つについて、それぞれガッツリ聴かせていただきました。ライブと言うことで熱気がビンビン伝わってきまして現場に居合わせたらウハウハもんだったんじゃないかと想像いたします。興が乗ってるときの演奏なんて、思わず前のめりで聴いてしまうような部分もありまして侮り難しでありました。ライブだときっとあまり気にならないと思うのですが、いかんせんCDで何度も聴けてしまうと..ちょっと気になる点が2つだけあったのですが、これが払拭されたら恐ろしいことになるんじゃないかと(怖)「八木ブラザース」がアンサンブル重視で、その分慎重に演奏するのかと思いきやかなりアグレッシブに演奏してまして>で、ま、結論としては、ドングロ曲はびびったらだめっす。>この人の曲とアレンジはまな板の鯉ごとく、、やっぱ度胸よく決めなくちゃー。という意味では、見事に決めてくれたんじゃないかと想像する次第であります。「放し飼いトリオ+」のほうがノリ重視と言う位置づけなんでしょうけど、テンションとしては双方ともかなり高いところで演奏していると感じました。実際のライブの満足度は双方ともかなり高かったんじゃないかと推測いたします。 掲示板より転載しました。ね、ね!すごいでしょ。と、いうことで、冬のジャズストも楽しいライブになると思います。どちらさまも、ジャズフラッシュへ是非♪★今日かけてた音楽★Conquer Tokyo/Yagi Brothers "Complete"こうやって、冷静に聴いてもなかなかなものだと思います。なかなか、練習もままならないでしょうが、今回のジャズストも楽しい演奏なんだろうな。。いいな。オリジナル曲があるわけではないのですが、バンドとしてのオリジナリティは充分ありますよね。って、ベースが阿部さんになってどんな感じになるのかな。もともとの地元ですし、観客動員の心配もないし、きっと、これ以上のパフォーマンスになると期待してあげてくださいね。Angel/ Paolo Fresu QuartetMetamorfosi/Paolo Fresu QuartetPaolo Fresu(tp, flh), Nguyen Le(g), Furio Di Castori(b), Roberto Gatto(ds), 上はヴォーカルでOrnella Vanoni(vo)、下は Antonello Salis(vo) 参加であります。一見普通にハードバップな演奏もあるけどいろんなアプローチがあってグチャ面白い。Paolo Fresu Devil Quartetのベボフェラの新譜を聴こうかと思ってましたが、思いっきり浸ってしまった。音狂閣下が悪い。(きっぱり)グエンリーはもともとジミヘンなんか好きなわけで、ジャズギターではありますがかなり変態気味。浮遊感というか、うねりというか、かなり個性的。1枚目のアルバムで猛烈にファンになってからそれなりに追っかけてる。フレスの多様性の中の一つエレクトリック&ノイジーな路線?とリンクして気持ちよくバンドをリードしていきます。メンバーの中では思考回路が一番婉曲してると思う。フレス的哀愁路線にもきちんと対応してるし。バラード系もいけるのだ。いやいや、もう、どちらのアルバムも最高。フレスと一緒にグエンリーのキレまくったギターも堪能できる私的名盤です。この人のきれ方は半端じゃないよ。自分の曲はもちろんなのですが、1枚目の2曲目や2枚目の6曲目とか、、きちゃってますねーー。1枚目が始まりとお終いを天使に捧げてるのから比べると、二枚目の最後はLittle Willie Leapsじゃん!一分ほどの短い演奏ですがこれもかっこいいのだな。そういえば、フレスはレギュラーバンドで新譜だすんだなぁ。。手が、、回らないぞ・・。って、私はクリポタのハンガリーのピアニスト盤を、飛ばしてみました。。2月まで我慢なんか、、できないモン。って、ことで予定外なものを聴いてしまった。。今日は、いいこと沢山あると良いな。。晴れてるうちに退散♪
2010年01月09日
★すずっく2009 その2★今年の私的お宝はオルガンジャズ倶楽部に出現した恩田さまにいただいたサインです。はい。「恩田陸さまのブラザー・サン シスター・ムーン 。」と「黒と茶の幻想」にいただきました。まぁ、、その辺の事情は「早瀬な夏。。」を読んで大人の理解を深めて下さい。スズニカしてて本当に良かったァ、って瞬間。(爆)そう。。今年のマイブームっての一つに、チュニックってヤツがありますです。若い人は重ね着で、お洒落にうまく使うのですが。。私は、レギンスっ得意でないので、お家でジーンズに合わせてます。スゲェ。。便利なんですよぉ。母も大好き♪家人はチュニックのことを「○○ちゃんの割烹着」って、、いいます。(爆)お腹周りが隠せますです。はい。来年も流行が続きますように!つうことで、続きの10枚です。Ultrahang/Chris Potter Undergroundと、いうことでいきなりこれです。ベースレスでフェンダーローズ、ギター、ドラムで、この変態度。こんなジャズではない!って人も多いのですが、どうせ私なんかなんにもわからんし。面白くて心がうきうきするこのアルバムが大好きなのじゃ。理屈では負けるから問答無用で今年の一番じゃ。玄人さまのクロスレビューなんぞにも取り上げられ、クリポタの認知度も上がってまいりました。つうことで、来年こそはかぶりつきで聴いてみたいモンです。Fred Hersch plays Jobim / Fred Herschハーシュの中には漆黒の闇があって、それは単に普通に生きてる私にはかなり魅力的な世界です。とにかく、かなり問題ある発言かもしれませんが私はこの世界のファンなんだとつくづく感じた一枚です。これ、陰と陽が交互に出てきます。深海魚になって2000年の眠りにつきたくなる1,3,5,7,9が大好き。。迷ったんだけど、この半分だけでノミネートってヤツです。すみません。In Search Of Lost Time/Lars Jansson Trioこのジャケットをめぐって音狂閣下と林檎投げ合いの喧嘩です。(嘘)そう、、ベースも代わった新生ラーシュヤンソントリオでははじめてのトリオ盤でした。やはり、かけてすぐにいほっとしたのですが、ヤンソンの他のアルバムってかなりお気に入りなので、少し、印象が薄くなってしまったかもしれません。でも、次の一手を楽しみにしてるからこれもやはり入れなくちゃ。Stone In The Water/Stefano Bollani Trio以前よりかわいがっていたボラーニですが、なんと、ECMでアルバムだしちゃいました。もう、メンバー的にも文句ない。生娘のような恥じらい、娼婦のような駆け引き、どちらも上手に使いこなすボラーニです。ここは、まぁ。レーベル美学にのっとって、、知的美しい演奏を展開してます。感無量。Not By Chance/Joe Martinニューヨクで引っ張りだこのベーシストの作品にクリポタとメルドーさまが参加してます。クリポタ&メルドーのメンツ買いした人多いと思います。そして、意外に内省的な作りで面食らった人も多かったかも。私的にはライブ盤Live At The 2007 Monterey Jazz Festival より好きなんだけど。だって、なんだかメルドーとクリポタの互いの動きが面白いんだもん。Krantz Carlock Lefebvre / Wayne Krantzこれも、こんなジャズじゃ無い、って人もきっといますよね。定番ジャズギターの世界とは違う、痛快爽快なその瞬間芸を楽しみました。これを貸してあげたいマイミクさまいるんだけど、なんだか随分ご無沙汰なんだなぁ。Dark Eyes/Tomasz Stanko Quintetカーラさまのクリスマスアルバムも飛ばしてしまった。。マルチンボシレフスキトリオとの蜜月を終えて、次の一歩がこのアルバムでした。ちょっと話題になったベーシストのAndres Christensenがエレベで参加してます。今回のメンバーもみんな秀逸。電気が入ったアルバムだけど、アコースティック感きちんとあって、スタンコの独特な世界が広がってます。Chiaroscuro / Ralph Towner Paolo Fresuこれは待ちに待ったアルバムでした。大好きなフレスは引き出しも多く、多作な人です。彼がECMから作品だしてもおかしくはないのですが。うむ、、なんとお相手はあのタウナーです。フレスの持つ暗く哀愁のある部分と相まって深遠なる世界に直結なアルバムとなりました。Blue In Greenで昇天してね。Reflections / Kurt Rosenwinkel Standards Trio後半になって好みのアルバムがゾクゾクと届きました。これもカートのバラード集ってふれこみで、それはそれで期待してたのですが。私的にはバラード集っていうか、、宇宙の空間に繋がることのできる瞬間移動装置、って感じです。どうやら、沢山の音源から自ら選んで作ったバラード集のようです。気合い入った脱気合いでしたン。Dear Someone/Anders Christensen Trio最後は年末ギリギリにやっと届いたアルバムです。Invisible Cinema/Aaron Parksがめちゃ気に入ってしまった私。パークスの新譜はでないかな?って見ていたらみつけたアルバムです。でも、リンク先に皆さまは入手も情報もはやく、結構人気です。そう、ジャケットも。やっぱり、ピアノに耳がいってしまう私でした。でも、年内に聴けてよかったな。。つうことで、20枚書いちゃった。とりあえず、ブログに書いたものからです。で、、悩んだのが以下の5枚です。実はハーシュのジョビン集を下の5枚のどれかと交換しようかな?って悩んだ。なぜなら、ハーシュのアルバムは私的には奇数番号だけでいいと思ってるから。(きっぱり)つまり半分なんだもん。でも、その半分がめちゃくちゃ好きでiPodで鬱の世界をさまよってる自分が好きなので選考に入れちゃった。Night Whispers / Marc CoplandInspiration / Max Ionata Quartet Featuring Fabrizio BossoLive At The 2007 Monterey Jazz Festival / The Monterey QuartetRemembrance/John Patitucci TrioSome Other Day / Assaf Hakimiどれも捨てがたいのですが、、まぁ、気まぐれな私の選択、ってことで。(爆)今、、こんな音楽かけてますぅSpeak Low/Kazuo Isatsu Quintet Featuring Hiroyuki Yagi Again伊佐津和朗 (Vibraphone) 八木敬之 (Tenor Sax) 藤沢由二 (Piano) 佐藤"ハチ"恭彦 (B)あの「テナータイタン」こと八木敬之 様の入った伊佐津和朗様リーダーのアルバムです。八木ブラでも、放し飼いでもあり得ないような選曲、バックなんだけど、テーマ吹いちゃえばあとは良くも悪くも八木敬之 です。良いぞ。快活だ。何たって実力あるリズム陣プロをバックにフロント2人が素人だそうで。。2曲目が好きだなぁ。好みだなァ。Jazz Bar 2009これは、寺島さんが選曲したコンピレーションです。この後は、これをかけながら年末年始の準備かな。さてさて、今年も押し詰まってまいりましたね。今日は、朝一でお仕事にいってしまい、、すでにおしまい!仕事始めの準備も忘れずにしておきましたよん。お家的には、今年は、最中さんを見習ってちょっとづつ大掃除した。午後が楽です。お天気も良いし、、ゆっくり恒例のお蕎麦を食べにいけそう。今年も大変お世話になりましたぁ!来年もよろしくねっ!んじゃ、退~散♪
2009年12月30日
★すずっく2009 その1★昨日とあるところにお仕事のお電話したら、、大掃除中でした。おぉ!!!昔は私も仕事納めに大掃除と称して遊んだモンだ。(爆)私の早起きも明日まで!あと、1日だけど、大まかな事は終わりました。あとはお休み中に暇に飽きたら、、ボチボチするんだ。。で、お正月は何処にも行く予定もありませんので、ぐだぐだすごしたいと思います。と、いっても、奥さま的にはお料理は大変なんだけど。定番でないものが食べたいとか言ってる人がいるし。。しかし、音楽って変わりましたよね。音楽は「配信」される時代なんだそうです。iPodを買ってもらった私は、、これ欲しいけど無用の長物になりそうです。。と、私が今年ブログに取り上げた新譜はすべて「宅配」されてます。(爆)まだまだ、アナログな人間すずっくです。手に取って触れるものが安心するのです。もともと、音楽は手に取れるものではないのですけどね。。ちょっと違うけど、、家人がエコカーとかの宣伝をみると、、「地球最後のガソリン車を見届ける」、、とか、ほざきます。まったくぅ、って、かわいいヤツなんですが、、なんだか、近い感覚なので笑えません。。と、まず1月から順番に10枚です。Oslo/Terje Gewelt告白すれば、みんなに人気のTerje Geweltのベース、彼の作品がめちゃくちゃ好き♪って、わけでもないのですが。これは、彼の朴訥な雰囲気なせいか、ピエラヌンツィの気品高く近寄りがたい部分がうまく緩和されていて優しさに溢れたアルバム。なんて、字にすると恥ずかしいようなキャッチがよく似合うと思いまァす。家人に北欧かぶれが1人いるの。いつか訪れる日があるかも。Share/Baptiste Trotignonフランスの永遠の美青年♪来日してライブの観衆を魅了しまくったようです。自信に満ちたお写真。内容も単身?アメリカに乗り込んでアメリカなメンバーと造り上げタ一枚です。なんと、ゲストにトムハレルまでいるのだよん。でも、未だに「Day is Done」の方が良く聴きます。はい。New York Days/Enrico Ravaジャズは想像力、個性、そして信念が大事だよねぇ。常に若いアーティストのエネルギーを吸収して、自分のオーラも分け与えてる妖怪ラヴァ。この数年?ラヴァと歩んでいるボラーニが参加してます。ECMってこともあって遊び度、やんちゃ度は低めだけど完成度高し。Heat / Jacob Karlzonカールソンは人気があるようで、イマイチ評価低い気がします。前回の「Big5」同様Peter Asplundも参加してます。何がうれしいって、今回はカールソンがど真ん中で勝負してること。自信に満ちた一枚だったんだろうな。でも、一部ブロガーの中でしか、、話題にならなかったな。頑張れ!ってことで、これを入れないわけにはいかない。(爆)Tarantella / Lars Danielssonラーシュダニエルソンのファンなのですが、今年はこのアルバムの他、、あまり追っかけなかったな。あ、一枚韓国?の女性ボーカルのアルバムをダニエルソン買いしましたが。。心の寂しい部分と直結してる彼の音楽が大好きです。Bubbles / Mads Vinding Trioデンマークのベースの重鎮マッズの名義ですが、完全にピアノのカールソン買い。最近彼は自作ではオリジナルが多いので、彼が弾く他人の既成曲ってやっぱり聴いてみたくなる。大好きなNefertitiでメロメロでござった。いつも単純な私。Le Sue Ali / Luigi Martinale Trio「潤んだ目の亜麻色の髪の乙女」のイメージピッタリのLuigi Martinaleさま。。なんと、私的名曲「Sno' Peas」も演奏してました。ピアノトリオの中ではかなり聴いた方です。でも、この演奏結構昔なのです。次回は、今のあなたの濡れた瞳をお待ちしてます。European Standards / Jan Lundgren Trio日本でのJan Lundgrenの芸風からして、、この方がACTレーベルに移籍するとは思いませんでした。まだ?若いんだ、、いろいろ挑戦してみて下さいな。どの曲もやっぱり完成度高いんだけど、私的にハンガリー民謡がよかったな。あ、、最後のスベンソンの曲のソロは素晴らしかったです。胸を打たれました。Giving / Tore Johansen Unityピアノ買いが続いてますね。リーダーのTore Johansenもモチロンお気に入りなのですが、やっぱり、ラーシュヤンソン買いです。はい。ヤンソンの曲ってやはり良いですよね。何となく、元気をもらえるという、、ことで、このジャケットの明るさに通じてます。Mostly Coltrane /Steve kuhn Trio w/ Joe Lovanoそして、今日の最後はキューンとロバーノの意外な顔合わせが私のはぁ~とぉをぐちゃぐちゃにしたこのアルバムです。これ、ちょっと心配な組み合わせでしたが、人間の常識なんてしれたものだ、と、痛切に反省した一枚。そして、良いドラムのお手本のように素晴らしいジョーイバロンも素敵♪こんな素晴らしいアルバムを毎日聴いていたいものです。コルトレーンって、嫌いな人が無理して聴かなくても良いけど、コルトレーンの呪縛から完璧に解き放されているコルトレーン集。(何いってるのだ。。)って、感じでとりあえず、、10枚でした。今、、こんな音楽かけてますぅLuar/Bebo FerraBebo Ferra(g), Rita Marcotulli(p), Marco Zdecimo(violoncello), Raffaello Pareti(b)Paul McCandlessがいるIsoleやMari Pintauに比べると地中海度が低い気がしますが、ベボフェラのギターは素晴らしい。全編チェロが響き渡るので、ジャズって言うより室内音楽って感じのサウンド。リタのピアノは凛と美しいのだなぁ。。互いの繊細さを楽しむような緊張感と官能の世界だな。今日はここまで。んじゃ、退散♪
2009年12月29日
★すずっく2009 これもお宝でっす★今年のベストを皆さんがブログにあげてました。私も参加しようと思ってますね。で、、今年は一応縛りをつけてみました。2009年に日本でリリースされたものでブログで取り上げたものを1月から20枚ピックアップでっす。でも、その前に、いろいろあるのよ、、お宝編、、でっす。A Time For Love/Kenny Werner Jens Sondergaard これは、かなりいっぱい聴いてました。最近は、変拍子でテンポも速い変態系のものが面白いのだけど。。時々、こういうはぁーとで勝負って、ものにはまりこみます。大好き♪でも、これって、2008年のリリースなんです。晩年になって、日だまりの土手の路、、こうやって歩ける人がいたら幸せだよね。Branford Marsalis / Metamorphosenこれは、マルサリス兄弟のの中でファンなブラッフォードの作品。なんだかタイミングがずれちゃってブログにあげ損なったのです!ブラッフォードも良いのですけど、元祖イタリアの伊達男ジョーイカルデラッツォがよかったのだ。凡庸な私な脳みそでは、何が変容なのだか、、よくわからなかったのですけどね、、。めちゃくちゃ、密度が高い演奏で、「演奏」ってものが、、ギュゥゥって空間に詰まってる感じがする。今日、ブログにあげようと思ったけど、思わぬ仕事で阻まれたので断念。五行ですます情けなさ。ブランフォードってホントうまいと思う。何がうまいんだか良くわかんないけど。(笑)All is in the Sky/外山安樹子外山さんのピアノもオリジナル曲も紹介する人皆さんがほれぼれしちゃってました。少し古い曲のようですが、Lights and Watersが好きです。美メロって、何処か似たような曲を聴いたことがあるような気がするのですが、それは美メロ証しですねぇ。なんでしょう、心の中の何かに共振するんでしょうね。来年も、、もっともっと、、飛躍して下さいね。しかも、もしかすると、、来春には新潟の来るかもしれないのです。楽しみだね!Good Time Christmas/Bohuslan Big Band「☆2009年 みっつの願い (^_^)☆」で、3,BBBのクリスマスアルバムを出していただく。。ってのがありましたン。だから、このアルバムを年末の豊栄のイタリアンレストランで見たとき、、ホントビックリしました。しかも、ジャケットも素敵なら、中味もとっても素敵♪お得なお得なクリスマスアルバムです。すずっく2009に入れようかと思ったけど、クリスマスは例年入れないことにしてるんです。もうすぐ、発売されますよ。来年のクリスマス用に、、どうぞぉ。夏のジャズストボックスセットぉ!専属海賊盤屋さんのちょう傑作。なんと、ついにボックスセットがだされちゃったのです。夏のジャズストの生々しい記録。あの日、あの時。進化し続ける、2つのバンド「八木ブラザーズ」、「放し飼いトリオ」。その進化の記録でっす。興味を持った画面の向こうの、、そこのあなた。次回は必ずライブ会場にいらしてね♪と、いうことで、、たぶん、この2つバンドの音源を一番聴いたと思います。(笑)他にもクランツ参加のの昔のアルバムとか、、、ちょっと個人的にびりびりしちゃったアルバムは沢山あるのです。そう、ピアノトリオとかもねぇ。。。まぁ、仕方ないね。さてさて、、、明日はとりあえず、、10枚からかな。。。お仕事も終わらせようねぇ♪んじゃ、、退散!
2009年12月28日
新潟の冬は、大抵、人の幸せを脅かすように突然激しく降る霰で始まる。だから、あんなに嫌がっていた私にも、、霰と一緒に冬が来た。あっという間にとけちゃうけどね。そう、、人知れず刺さった小さな棘は、なかなかとることができない。霰みたいにあっという間にとけちゃえばいいのに。檸檬ドロップみたいにとけてなくなれ。大きな棘は意外と簡単に抜くことができちゃったりするけど、、深く刺さった小さな棘はなかなか抜けない。みんな、、そっと痛みをこらえて、、自分の一部になるのを待つよね。素敵な音楽は気持ちだけでなくその場の空気もかえてしまします。イタリアンチェットと呼ばれることが多いパオロスレス。わたくし的にはマイルスの知性と雲上の歩行法、そして野心を持った静かな人だと思ってる。チェットの持つ世捨て人的なアンニュイな感じとはまたちょっと違う気がするンだけど。。まァ、こんなん個人の感覚だからどっちでもイイかナ。(爆)ベテランらしく、引き出しの多い人です。多作です。そして、ラルフタウナー。タウナーのファンはコアな人が多いので、あんまり語るとボロが出る。(笑)オレゴンで有名な彼ですが、わたくし的にはECMのSolstice であったり、ピーコックとのデュオ「Oracle」 、「A Closer View 」だったり。そっか、ベボフェラがイタリアのタウナーって言われるのは、このデュオのイメージが強いからかもしれないですね。ベボフェラもダラポルタと静寂なデュオアルバムだしてるものね。ウィーンで本格的にクラシックギターを習った、クラシカルで品格の高いアコースティックサウンドを提供してくれます。いわゆるハードバピッシュな熱いジャズからは遠く離れていますが、これもジャズ。心は広く持つ方がお得。タウナーの曲を中心に2人で名前を連ねたものもあります。そして、涙が出ちゃうBlue In Green。オープナーからそのスペイシーな空間使いに心を持って行かれる。天空から落ちてきた星の煌めきを感じるタウナーのギターに誘われてふわりと浮かぶフレス雲。夜の空を漂いながら星の煌めきに身を任せる。その後も、そんな極上な折り重なり、重なり合いが続く。時に離れ時に平行、相手との距離感を楽しんで囁きあう。時間の感覚がなくなってしまう2人の演奏。つづれ織り。5曲目、、ギターが込める想いが静かに形になり始める。そぉぉと、放たれた吐息はBlue In Green。この世の嫌なことを全て忘れてしまいそうになる自分。エヴァンスも嫉妬しそうな美空間。わたくし的白眉。ほんの少し温度が上がったDoubled Up。アップテンポになるとフレス節が耳に聞こえてくる。仄暗い曲でも青い炎が絡み合う。最後2曲はかなり即興的なスリリングな展開。この辺はフレスは得意中の得意。今回ノイジーなサウンドは少なめですが。天上の音楽が最後を飾るは、暗くさまよう心の闇。心の闇から解放される人間なんているわけない。最後の音が消えた後でも心の中に響き続ける音。。光輝くようであり、闇の中に吸い込まれるようであり、、不思議な空間。聴く側の感性を静かに揺さぶり続けることは間違いない。ECM初登場のフレスはその多彩な部分をぐっとタウナーに焦点を合わせて、アコースティックな極上な空間を造ってます。この世界は浮き世の憂さとは無関係のわたくし的な天地創造な世界。森に住んでる君、、、きっと気に入るに違いないンだけどな。。1.Wistful Thinking2.Punta Giara3.Chiaroscuro4.Sacred Place5.Blue In Green6.Doubled Up7.Zephyr8.The Sacred Place (reprise)9.Two Miniatures10.PostludeRalph Towner (classical, baritone and 12-string guitars)Paolo Fresu (trumpet, flugelhorn)ええとね、昨日も砂丘館に行ってきました。今回は2セットだった。至福♪ファビオさんの情景が浮かんで来るようなオリジナル曲の演奏も増え、うっとり。森さんの3歳の息子さんのあんよの曲は、子ども可愛らしさと嬉しい親心が滲んでてホント楽しそうだったな。そう。。ウエスの曲は家で独りで聴くときは単純に一緒に声だして歌ってしまうのだが(ホント)、思索的なソロでよかったな。と、、まぁ、実はライブのこと書きたかったりするのですが、、ファビオさんと少しお話ししたとき、クランツの話題でこのブログのこと言ってったのだ。森さんによれば、ファビオさんは日本語がかなり上手らしい。。やばい、、勘違いの多いわたくしの音楽日記はやはりできれば、、日本語わからない人のことだけにしたい。(^_^);って、冗談なのですが、嬉しい情報も得たので楽しみに待ってることにして今回はこれでおしまい。最後のライブは、日曜日の東京はインエフです。そして、イタリアの焼き栗はじめて食べた。家で作れないかな。。ってか、作ってみたい。栗さん跳ねるかな。。で、気分がよくなって、お腹がすいて、某女史のおすすめイタリアンに行ったけどだめだった。でも、おかげさまで、何故か2人で気になっていた不思議なお店で美味しいお料理食べルことが出来たよ。幸せ。焼き栗、焼き栗、、やっほぉ。どなたさまも、素敵な週末を♪って、ことで、ゆるゆる退散♪
2009年12月04日
(↑なおきさんからいただきました。)って、ことで11/21の土曜の八時は八木ブラザーズ!「八木ブラザーズ"complete"@LITTLE GIANT(11/21)」に行ってきました。今回は家人A公認のライブ観戦での上京だったので、まずは、第一条件の家人ABCのお昼ご飯と家人Cのの晩ご飯作ってたら、結局出かけるのは遅くなってしまった。リハは4時からだと言うことで、今回は独りで現場に行かなくちゃならんし緊張しながらも前日から、鼻水が止まらなくていろいろ不安で睡眠が浅いのだ。新幹線でねる。(爆)同じ方向音痴同好会の強力なメンバー長岡から参加の細木さんは朝早くに長岡出て上野で旦那様達と別れたあと、リハまで八木ブラならぬ東京ブラしたらしいのだが、わたくし緊張しまくってしまってライブハウスにつくかが不安。。いろいろ明日にしよう、、なんて、思ってとりあえず、ホテルについたら緊張で気持ちが悪くなった、、orz...なんだかんだとネガティブな気持ちが押し寄せて部屋から出たくなくなったのだが(爆)、気を取り直してドアを開けて電車でゴ~♪普通の人ではあり得ない場所をウロウロ迷子になりながら、まわりの人に確認につぐ確認で(爆)、、真っ暗な坂道をゆるく登って奇跡の到着。LITTLE GIANTは、もの凄く、、素敵なお店、、静かな住宅街のビルの地下、、まさに大人の隠れ家そのもの。。丁度リハ終わったメンバーのみんなについて近くのベトナム料理屋さん行ったけど、ちょっとライブハウスに帰ろうと思ったら、、また迷子になった。焦って、、走ってあちこち移動したら血豆ができた。orz...ホント、わたくしってダサイ、、それでも、このあたりのサウンド好きだろうな、って思って声かけた工藤さん、意外な参加表明して下さったなおきさんと挨拶してライブまで楽しくすごしました。緊張したけど、基本的にネットでのつきあいは長いのですぐに和気あいあい。特に工藤さんのHPは初めてネットに繋がった時から、検索にかかってるので直接ぶろぐでやり取りする前にその存在を知ってました。こやぎ次男坊さまが失礼にもオタク業界と言ったのだが、お二人とも優しくて、結構ヘンな性格なわたくしと仲良くしてくれました。気がつけば、超満席とは言いませんがかなり席も埋まっていよいよ本番でっす。(セットリストいただいたので今回は悩みがちょっと少ない。)まずは、ジョージラッセル作、ドングロアレンジのStratusphunkから。。?会場に漂う空気がそうさせるのか、ちょっと、フロント3人恐る恐る音がでた感じ。どーーした!なにはなくてもお得意の「勢い」つうものが。。。そういう空気を感じていたであろうでっかいのがソロはを飛ばすが、、うむ。。演奏が悪いとかでなくて、何か全体に無難に進行させようと言う感じがあるような。。。こうなると、もともと、暗い曲調なドングロシリーズは暗黒な深みにはまりそうな気配で璃事長的にはちと心配に。ドングロの曲&アレンジって曲調暗くても中にバシッと聴かせどころを作ってルので、演奏のってる時は暗くとも沈んだ感じの演奏にきこえないのですが。。。ちょっと、、沈んでる。。ぞぉ。。しんみりした(笑)MCのあとはOr Come Fog。ピアノががんばって何となく次第に全体に調子があがって来る。ソロとか聴いてると悪くないんだけどな。でも、これまたいろいろ、、ある。(笑)両脇弟の苦笑いMC交えて、ちょっと場が和んできたかな。。でも、次も「闇の帝王」みたいな曲Heart of Darkness!このたりから良い意味でばらけて来た空気がいい感じになってきた。ソロも聴き応えが出てくるから不思議なモンだ。各自ベストなプレイが続く。でっかいのソロも今度はまったネ。よかった、よかった。3管のハーモニーも微妙に綺麗にきこえるから不思議。と、ここで一息って感じでなぜか優雅にLi'l Darlin'。カウントベーシー楽団の楽曲で、長男こやぎフューチャーのトランペッターの曲。優しく優雅で渋い、まったく異質の世界であります。はい。(でもギャップがありすぎかも)1セット目最後はわたくしがめちゃ楽しみにしてたFree Fall 。これはランディの曲です。スピード感あふれてスリリングないい感じの曲。盛り上がっていい曲じゃ。新曲の緊張感もあって各自ソロ聴き応えありました。こやぎ三男のソロかっこ良かったな。ベースソロ短いけどすごくニューヨークな感じ。当然、ドラムも決まって無事、、1セット目終了。。最初はなんだか、心配になったけど、、まぁ、でも、聴く方も何がはじまるかと真面目に聴き入ってただけなのかもね。どうも、新潟のジャズストリートのばらけた感じの観客、雰囲気に慣れてるわたくしの危惧だったのかも。考えたら、わたくしもMCとかほとんど覚えてないぞ。(爆)八木ブラザーズと地酒を飲み倒す会、という、コミュの名もあって鶴の友純米もネ。さて、工藤さんのあり得ない質問をかかわして(爆)気がつけば、2セット目に。(↑店内のモニターに写った映像、、わたくしの携帯写真でボケてます。。)わたくしは大好きなケニーワーナーのギックシャックな三拍子のヘンな曲Allanjuneally。ヘンだけど、陰と陽をさまよう不思議な陶酔感がある曲です。(爆)1セット目の呪縛から解放された感じでみんなでいい感じの出だし。次は今回の新レパートリーでハバードの曲で、The Core。Art Blakey & The Jazz Messengersの「Free for All」に入ってる。これのオタクうんちくが良くわかんなかったんだなぁ。。とにかく、3管アレンジでストレスフルな某こやぎ次男坊のフューチャー曲。本家もショターかっこいいよね。ベースソロで始まって、トランペットで華やかに序章。予告どおり、こやぎ次男坊さまの吹きたいだけ吹いた渾身のプレイ。学生時代からのお付き合いの西尾ドラムの的確なプッシュにのってネ。と、、息切れもしてそうなこやぎ次男坊にムチうつ選曲、Nothing Personal。始まるとやっぱり、ヘンな曲だよねぇ。この曲の時の西尾さんのドラムが大好きな変態スズックでした。はい。こやぎ長男坊のこの曲のソロは前回もよかったんだよね。今回もグーでっす。やっぱ、アグレッシブにヒートアップするこやぎ三男坊のソロ、疲れも知らずに吹きまくる次男坊のソロと、やっぱり、盛り上がるな。素晴らしいッス。最後はクールに決める姫のピアノに暴れん坊達が操られるブルース曲です。はい、よくできました。この2曲はアンサンブル部分も大事ですけど、ストレートにソロの力技、ねじ伏せ勝負ネ。ドングロ曲でも普通に美メロな2セット目のオアシスPoolsです。優雅に3管で始まってバルブトロンボーン、ベース、ピアノのフューチャー曲。モダンで積極的に歌い込みがあるソロ、螺旋を巻くようなベースライン、落ち着いた透明感あるピアノのソロからバックに木霊して始まるバルブトロンボーンのテンポ切り替えたソロへと綺麗な流れでした。アーバンナイトな出来じゃ。It Don't Mean A Thingはもちろんエリントン曲。新潟のジャズストは1曲エリントンに捧げる曲が居るのです。これは、エリントン曲だけど、ドングロがサックスサミットようにアレンジした曲。例のテーマを「スィングしたら意味がない」にアレンジされたドングロらしいウィットにもとんだ曲。最後と言うことで西尾ドラムも含めてみんなで仲良く暴れておしまいッ。各自高速フレーズもバッシと決まって、瞬間A列車が滑り込んで、ご苦労様でしたァ。尻上がりでございましたねぇ。いぇ~~い!って、暖かなアンコールの拍手。タッドダメロンのFocus。いい曲で、3管のあとのピアノソロも素敵。そのピアノソロをバックにお礼のMCなんぞ入れるお洒落ヴァージョン。(までも、、こりゃ、なんか営業みたいだ。。。。)つうことで、静かに田園調布の夜が更けていきました。終わってみれば、あちこちからお褒めの言葉も雨あられ♪よかった、よかったァ。大好きなくず餅も、生まれて初めてベトナム麺のフォーも食べられたしネ!バナナの天ぷらは惜しかったけど。。で、ま、結論としては、ドングロ曲はびびったらだめっす。この人の曲とアレンジはまな板の恋ごとく、、やっぱ度胸よく決めなくちゃー。さて、この後はわたくしの密かな野望、、独りでBarD2へ行って、マスターにフィルモアグロスマンを聴かせてもらう。。これはお店が既に閉まってた、、。で、真夜中過ぎに道に迷ってやっとたどり着いたホテル。ばたんと倒れるものの早朝魘されて目覚める。ね、、熱が。。。目が回る。。急遽、、横浜の友達との再会をキャンセルして動けるうちにチェックアウト。で、昼には新潟に。夕飯は、冷凍庫のお肉を解凍してお家で焼き肉に。m(__)mわたくしはお薬飲んでベッドで唸りました。翌日は、薬で微熱の身体になったので夜はお鍋。m(__)m何時間ぶりで、雑炊をすすって生き返りました。インフルエンザではありませんでしたから、皆さまご安心を。。でも、とっても、楽しいライブでした。(爆)一緒に観戦して下さった、ジャズCDの個人ページの工藤さま、思いがけずお会いできたPeopletimeのなおきさまありがとうございました。ブログにもあげて下さってホントありがとうございました。そして、毎回、壺が沢山な演奏で楽しませてくれるバンドの皆さま、ありがと。思えば、2年前のスワンから、、いつも、勝手な突っ走りで。m(__)mまた、、いつか、、楽しい演奏をねっ!そう、今回も最前列で陣取っていた海賊盤屋さんから編集終了のお知らせが。。細かいこと忘れちゃったので、楽しみですッ。んじゃ、退散♪追伸 なおきさまから沢山写真撮ってもらいました。楽天は一つの記事に文字制約があるので今回は載せられません。素敵な写真が沢山なので、また、違う機会に♪
2009年11月24日
寒くて暗い、時折冷たい雨も降る。暖かな部屋で、明るく軽やかな音楽を聴くのもいいけど、疲れた時には、仄暗い陰鬱な世界をさまよってしまうのもいいかな。。こんな時に活躍するのはECMのアルバムですよねぇ。最近は、思わず人肌暖かな空気を持ったアルバムもあって、ビックリすることもあったりしますが、基本的には、オーナーの好きな静寂で、耽美的な世界。透明感、ひんやりした空気、幽玄深淵な世界観。トーマススタンコはポーランドのトランペッター。祖国ポーランドを非常に愛してるお方です。その独特な世界は好き嫌い別れるところだとも思いますが、わたくしは好き☆一貫した真摯な態度が好きなのだ。同じような理由でチャールズロイドとかも好き☆さて、、この人のダークな世界はどのアルバムでも貫かれてて永遠と続いてるのだが、個人的には日本でも某レーベルからピアノトリオだして有名になったマルチンボシレフスキトリオを起用したあたりから、ちょっとカラーが変わった気がしてました。このメロディアスな透明感あるピアノの効果か?暗い中にも色彩が増えた気がしてたのです。簡単に言うと、高品質のまま、聴きやすくなった。で、この蜜月はちょっと続き、ECMからアルバム3枚だしてるかな?「Soul of Things」、次の一枚はブログでもあげてる「Suspended Night/Tomasz Stanko」。そして、「Lontano」。(追記しました)その間にマルチントリオは天下のECMから、日本版とはかなり嗜好の違う二枚のアルバム「Trio/Wasilewski/Kurkiewicz/Miskiewicz」、「January/Marcin Wasilewski Trio」をだし、世界に羽ばたきましたね。今回は、編成をがらりと変えて、スタンコのトランペット中心に、ピアノ、ギター、エレベ、ドラムの編成です。ギターとベースがデンマーク、ドラムとピアノがフィンランド!ポーランド人はスタンコだけね。ベースがウッドベースからエレベになりましたが、サウンドはエレクトリックな感じは全くなく、アコースティックなサウンドにいい感じにとけ込んじゃってます。ギターのヤコブブロも良いけど、今回もピアノの美しさが際だっていて1音1音が透明感あり綺麗。何処かでみた名前なんだけど、たぶん、自分が持ってるアルバムにはいない。ネットで話題になったのかもしれないな、って、思いました。祖国の偉大な作曲家コメダの曲が2曲、残り8曲がスタンコのオリジナルです。オープニングは、透明感溢れるピアノの美しい音から。。鬱々としたスタンコのトランペットとクリスタルのようなピアノの組み合わせは、このあたりの好きな人には1聴でくせになるかも。2曲目Terminal 7は、比較的動きのある演奏。と、言っても静かなのだが、繊細だけど的確なドラムのサポートがなかなかいいです。The Dark Eyes Of Martha Hirschと言うタイトルから、アルバムタイトルをとったのでしょうか。暗くもの悲しいメロディを何かに書き留めるようにたんたんと進めていきます。ベースのランニングが始まって風景が一転するのですが、全体い鈍くダークな感じはそのまま。何とも、繊細で暗黒系のドラムがかっこいい。スタンコがエキサイティングな雄叫びあげるとも、ブロ空間系のギターが響こうと、ピアノが走り出そうと、、ドラムが全てのバックで的確な感じ。それは、続くGrand Central でも。派手ではないんだけど、ドラムかっこいいです。スタンコの音楽って、一歩間違うとみんな同じようにきこえちゃいそうなのですが、ドラムはかなり健闘してると思うんだけど。ピアノとトランペットのデュオで始まるAmsterdam Avenue。まるで、影のように寄り添うピアノ。他の楽器が入ってきてからも、捩れた影のようにスタンコのまわりに絡む。いいピアノだと思います。陰鬱に始まるSamba Nova。暗黒の宇宙を抜けると、なんだか、サンバ。対比的にまばゆい。(笑)自分アルバムでは、ずっと取り組んでるコメダの曲からDirge For Europe。力強いスタンコ節。浮遊感のあるギターソロ、、時間がとまってるような不思議な世界。May Sun は、主役のいない、比較的明るい光を感じる曲、演奏。自然光。。再びくらいムードで、Last Song 。スタンコとメンバーのやり取りは常に緊張感にあふれる。最後は、やはりコメダ曲でEtiuda Baletowa No.3。優雅。。ピアノホント美しいです。仄暗く陰鬱。。ちょっと神秘的。音が研ぎすまされて、より耽美な世界へ誘います。1.So Nice 2.Terminal 7 3.The Dark Eyes Of Martha Hirsch 4.Grand Central 5.Amsterdam Avenue 6.Samba Nova 7.Dirge For Europe 8.May Sun 9.Last Song 10.Etiuda Baletowa No.3Tomasz Stanko (tp) Alexi Tuomarila (p) Jakob Bro(g) Andres Christensen (b) Olavi Louhivuori (ds)こういう世界を歩き回っていると、戻れなくなります。それはやばいなぁ。。んじゃ、退散♪
2009年11月16日
わたくしは遺跡が好きです。あ、、廃墟とでも言うのかな。。現存する立派な建物をみるより、僅かに残された建物の土台、痕跡、、廃墟?みたいなのに惹かれます。今まで一番胸が熱くなったのが、イギリスの北海を望む険しい峠に残るローマ軍の砦の跡。冬は雪で閉ざされる、、この地の果てで、ローマの若者が異国で異国からの侵入者を監視していたのです。母や恋人の元に帰りたかっただろうなぁ。。って、もの想い、、静かに瞑想したのでした。わたくしのちっぽけな想像力を刺激してくれるものが、、好き。。わたくしが大好きなステファノボラーニ。。この3人の同じメンバーでのレコーディングは三枚目です。デンマークのStuntレーベルからボデルセン名義で2004年に「Mi ritorni in mente」、2005年にはボラーニがトップで3人名義で「Gleda」。。そして、今回は、ECMからボラーニトリオでこのアルバムです。3人が一緒に参加しているアルバムはわたくしはStuntレーベルでもう一枚持ってます。ボデルセンの奥さまの「Close To You /Katrine Madsen」って、、まぁ、メンバー目当てで買ったわけですが。。(^_^);;で、、Stuntの前作二枚は周りではかなり評判が高かった。ボラーニはすばらしいピアニストだと思うのですが、どうも遊び度、自由度が高く羽目を外しすぎると、ジャズファンの琴線からは遠ざかってしまったりします。まぁ、それもボラーニなのですが。。。デンマークのこのメンバーと演奏するときのボラーニのシリアスなジャズ度は高く、わたくしが常々かっこいいボラーニを聴くにはラヴァとのアルバムが安心、って、言ってますが、、ラヴァとはまた魅力の素顔をみることができるような気がします。ボデルセン曲2曲、ボラーニ曲4曲、他3曲。。オープナーのブラジルのカエターノ・ヴェローゾのDom de iludirに始まる美しさはまずは「静と光」から。朝露の輝きでもみるような静寂の中の美。瞬間時間がとまったような静かで清らかな空間。ベースとドラムがフィルインしてからも、ベースソロに移ってからも静かな胸のときめきはとまりません。うつむき加減ではにかむ少女のようなボラーニのピアノ。ボデルセンの曲が2曲続きます。まずは、少し温度の高い Orvieto。透明感はそのままに鍵盤を縦横無尽に駆け抜ける。彼のエネルギーはそのままメンバーも引っ張って満潮のように感情が盛り上がる。ミステリアスな雰囲気のEdith。仄暗い音の選択が続き「静と影」のイメージ。潜在意識に潜む不安をかき立てながら進行して気がつくと密度の高い緊張感溢れる演奏に。ブラジルからの選択2曲目はジョビンのBrigas nunca mais。(もう喧嘩はしない)先日聴いたハーシュのジョビン集では、明るく大はしゃぎな演奏でしたが、こちらは真逆。しっとり、大人の和解です。少ない音の一つ一つにじっと聴き入る感じ。素敵♪ボラーニもすばらしいけど、ボデルセンが大変すばらしいと思うのですねぇ。随所ですばらしいオーラを発してます。もちろん、どんな時にも的確な音を提供するモーテン・ルンドもすばらしい。ボラーニの曲が2曲続きます。不思議なテーマで少しアブストラクトな感じですが、次第に熱をおびて行きます。優雅さを保ちつつもアグレッシブなインタプレーに一気に緊張感が。。Un sasso nello stagnoは明るく大らかに開放感のある感じ。フランスの作曲家フランシス・プーランクの15の即興曲より Improvisation 13 en la mineur。終始緊張感溢れる三位一体の演奏。ひんやりと密度濃い演奏。最後の2曲もボラーニの曲です。まずは、明るい雰囲気を持ったAsuda。ボデルセンのベースソロに合わせるピアノが何とも可愛らしい感じ。次から次に出てくるボラーニフレーズの嵐。静かに3人の言葉を紡ぐようなJoker in the village。湖に落とした石。それが作る波紋。そんな感じで静かに3人の意志が伝わりあう不思議な感覚。。時が来て、、終演。3人のメンバーの創りだす世界がECMの美学と融合して内省的なサウンドになってまぁす。心中的にはかなり昇天度が高い。。水晶の結晶をみるようでした。ボラーニファンはもちろん、、ecmファンにも大丈夫かな。。と。1. Dom de iludir2. Orvieto3. Edith4. Brigas nunca mais5. Il cervello del pavone6. Un sasso nello stagno7. Improvisation 13 en la mineur8. Asuda9. Joker in the villageStefano Bollani (p)Jesper Bodilsen (b)Morten Lund (ds)秋の夜、庭からは虫の声がきこえます。空は雲が多く、光は少ない。暗闇に浮かぶ雲の透き通る感じがその向こうに光の存在を暗黙に語ってます。〆張り、、ひんやり常温で、、ちょっとだけ。。飲もうかなぁ。。さちさち。。退散いたします。
2009年09月15日
秋は好きな季節。。秋になって、しっとりしてたのですが。。つうか、秋には秋のわたくしなりの予定があったのですが。。予定・・・まずはハーシュのピアノトリオで、、しっとりして、一気にピアノモードに入る。外山さん、ラーシュそして、コープランド&のデュオ、、ボラーニのECM盤と、、死ぬほど良い女を満喫する予定だったのです。。が、いろんな都合で、、コープランドとボラーニが来ないんだなぁ。。そんなこんなで何故か来ちゃったのが、、Groove Addiction/Hanashigai Trio +8月20日のオルガンジャズクラブの記録っす。クリスさまにドメスティックな話題で盛り上がっていて、近寄れない、っていわれちゃったけど。。実は、これで一作書こうと思っているのである。(墓穴かな)これねぇ。。大御所作家のOさまのお出まししたライブだモン。わたくしが、、放っておくはずもなく、、ライブのでき云々よりも、、かなり興味ある人間模様が交錯してるから。いろいろ、、創作してやる。(爆)って、構想してますが。。まぁ、、どうなるだろ。ぼぉ。。としてて、、わぁ、、これ、わぁ。。良いなぁ。。って、思ったら、、なんと、ボーナストラックのプライムデイレクティブであった。。(爆)いや、Led Bootsとかいいけどサ。Night Dreamerも、、まぁ。。♪意外とよかったのが、Darn That Dreamかな。まぁ、、でも、基本テンポ早いほうが「こういうとき」は、、いいなッ。(爆)後半、All the things you are 、Squib Cake あたりイケイケな感じで宜し。North See Jazz Festiival 2009/Chris Potter Underground追い打ちをかけるように、、ついたのが、、これなんですよ。もちろん、オリジナルメンバーそのままでっす。オープニングから、大好きなFacing East で嬉しいけど、、やっぱり、極みは最後のRumplesかな。みんなで、互いを煽るような攻めの構成で、ドスが効いて迫力あるんだなぁ。なんじゃこりゃ、、の世界。この人達、、ホント、ヘン!!DVDもついてます。。誰か、クリポタ呼んでくれ。ぼぉ。。っと、クリポタサイトを見てたら、10月に韓国には来るんだよ。早く、、新譜の二枚来ないかなぁ。。(病気。。)10/17/2009 Underground Jarasum International Jazz Festival Seoul South Korea Craig Taborn, Adam Rogers, Nate Smithあぁ。。両親との旅行を韓国にするって、手は、、、ないなあ。(爆)これこそ、、一番、、困ったものである。。韓国と日本、、近いじゃん!!!誰か、日本でのライブをセッティングしてして。海賊盤屋 Tさま。。どうにか、、ならんでショウかぁ。。(爆)そして、、とどめが。。。You Are What You Hearの復活あのお宝音源サイトYou Are What You Hearが復活したのに。。ダウロードはできないし、、今、、再び、音が、、出ない。出せない。おぉ。。。これは、音狂閣下の情報でした!まったくなぁ。。!!余計な、、情報じゃ。。(爆)今日のついで。。ヤギ 愛らしさが人気昨日の日報の夕刊に、、なんと、、こんなタイトルを見つけてしまった。どうやら、、巷ではヤギをめでることを「ヤギ飼い」と呼ぶようである。。?飼育書として、「ヤギ飼いになる」なんて本も出てるそうでっす。わぁ、、表紙のこやぎかわいぃぃ。。わぁ、、このブームにこやぎ達ものらないかなぁ。。(爆)時代は、、ヤギだぁ!!つうか、、わたくし、、ブーム先取りじゃん!!今日の真面目な情報エディ・ヒギンズ亡くなる。。クリスさんのところにあった情報です。年77歳、、癌のようです。わたくしにとっては、、メレディスダンブロッシオの旦那様。。紳士なジャズピアニスト、って感じです。ご冥福をお祈りいたします。ちょっと、不謹慎かもしれませんが。。奥さまメレディスが心配な。。。わたくし。。涼しくなりましたね。風邪ひかないように。。んじゃ、、退散♪
2009年09月10日
放し飼いトリオ + @ ジャズフラッシュ!!仕方ひろむ(org) 西尾研一(ds) 八木敬之(ts) 八木義之(vtb)ゲスト 本田巨匠(tp) 八木暢之(flh) 心の戯言、、前置き。(爆)自由になることは幸せか。野に放されたもの達は、自らの中に存在する野生に気づく。そして、その野生が次第に、、自由と文明文化が創り出した理性から遠く反対側にある自己中心的な凶悪な心の存在を目覚めさせる。放し飼われたもの達は、、次第に自己の中に存在する凶悪で闇の部分の存在を隠すことをおそれなくなっていくのであった。。。(きっぱり)さてさて、、スワンのライブのあとはジャズフラッシュで「放し飼い+」でございます。猛獣使いが女神から、仕方オルガンに変わるんだな。とっとト、、移動したわたくしは新潟名物「豆八」の志まんやきなんぞも食べ余裕で時間を過ごしていたの。。。しかーし。。ここからアクスデント続発♪これは、この後放し飼いが起こす大惨事の予兆であったのかも。(爆)まずは、舞台よりきこえる仕方氏の電話。。今回は、★オルガン機材はコンボ・オルガンの名器ローランドVKシリーズからVK-8をあぽろんe-shopさんのご厚意で無料で貸し出し頂いているノダ!!★と。。どうやら、普段使ってるオルガンとセッティングが違うらしい。。うむ、、既に30分前なのだが。。セッティングが完了して無い。結構焦ってるのだな。。オルガンなしのオルガントリオは、、いくら放し飼いでも、、しゃれにならない。。ぞぉ。次は、舞台に立てかけておいた、こやぎちっちゃいのバルブトロンボーンが、、倒れた。。。真ん中のバルブが微妙に曲がった?らしいのね。見た目には、何ら変わらないのだが、、結構微妙なセッティングらしくて、なんだか、真剣に真ん中のバルブのピストン運動を繰り返すこやぎちっちゃいのでした。あまりに真剣でとても声などかけられない雰囲気。バルブトトンボーンも居ない、オルガンも居ない、居ない居ない付くしは、、しゃれにならないな。ムム。。。いろんなことがありますよねーー。と、寸前にいろいろ、、まぁ。。解決。ほっとして、3時ちょっと前に、、携帯で時間確認するとメールに気がついた。うぅ。。ぎゃぁ、、我が家の一大事!すぐにお家に電話しなくちゃ。。約、、5分経過??あわてて、、帰ってくると。。。。店内既にライブ開始。。。しかもかなり異様なムード。ドラムとオルガン生み出した緊張した空間をまさにフロント2人が切り裂こうって瞬間です。あとからおさむさんから言われたけどDirectionsだったのだね。マイルスのフィルモアイーストなんて久しくきいてねぇぞ。くっそ。頭の部分聴かなくちゃアホじゃん。。もう、二度と聴くものか。。orz....まぁ。。うだうだ言ってもしかたないので、わたくしのライブ観戦はここから。って、めちゃ凶悪な巡礼の旅が始まるのです。唸るようなバルブトロンボーンのソロ、次第に過激に咆えるサックス。異常なテンションが続きます。オルガンも変態。。。と、オリエンタルな朴訥としたテーマが入ります。ショーターのAung San Suu Kyiだったのだ。これはソプラノです。そ、ショーター確かにソプラの使ってますよね。。が、、わたくしはすっかり違う曲と勘違いしてたの。実は、ライブ終わって一週間ずっと。しかも自信ありありで、ウェザーのブラックマーケットだと思ってたのだ。(爆)あれもショーターソプラノだァ。すみません、2曲目きかれた時、ブラックマーケットって言っちゃいました。ハルギャルパーをギャルハルパーと覚えるわたくし。。曲やテーマメロディもうろ覚えなのね。まぁ、タイトル勘違いしてたって、体制に影響は無いんだけど。個人的モチヴェーションは下がる。。と、ソプラノのテナーには無い微振動上へ下へと揺すられ続け、バルブトロンボーンのワウ。。(なんだかアクシデントは大丈夫だったみたいですねぇ。。)のかかったソロも強力だナ。わたくしの脳みそはグズグズお豆腐状態になりましたです。オルガンに戻しつつ、テーマに戻りつつ、次のテーマを挟みつつ、グズグズとAll The Things You Areを予感させて、超高速のサックスソロへこれ凄かったァ。怒濤でドラムとオルガンが荒れ狂うなか吹きまくって、三男へバトンタッチ。うむ。。ここで璃事長的に理解。この流れだと、きっと、最後は80/81。くっそ、そういう魂胆だったのか。。この危険な状況で無重力に突入かぁ。。空間タップリに始まった3男のソロは試行錯誤してオルガンへ。ちょこっとスペースサウンド風にクールに分解されてタ。最後は西尾ドラムでキャァ~♪パッシと決めると、予測どおりに80/81のあのユーモラスなテーマが始まる。と、、隣からもイェ~~イ、のかけ声!持つべきものは年齢を超えたジャズ友。と、まずはこやぎ小からドラムと無重力へ向かってホン投げられる。う~ん、ふてぶてしい感じが良い具合です。はい。無防備と言うものが恐いのはどんな状況下においても同じでしょ。ドラムが残ったまま、、オルガンの空間交信系ソロ。その大きな空間にたまらず、フワ~~っと、無防備に入ってきたサックス。とたんに周りから音が消えて独りの時間に。いやいや、持つべきものは友。見せ場をつくってくださいますね。(爆)40分ノンストップで演奏し続けた仲間の優しい気遣いだな。(爆)最後の気合いを振り絞って、考えつくことを考える前に実践。(笑)時を止めて時間を流すドラムソロ、そして、戻ってお終い!きゃぁ。。。。。。。。。。疲れたァ。。。。。♪あぁだこうだぁ、、と、話してるうちに。メンバーは集中力とスリリングな緊張感でたいそうお疲れでしょうが、、わたくしも、清く正しい息継ぎができず、何度か呼吸困難に陥った気がします。さて、2セット目はいきなり、あの優しいJames。テーマ演奏で、少し、、お疲れの見え隠れするサクッスではありますが、がんばってもらいましょう。。だって、好きな曲なんだもん。意外と体力温存してたこやぎ小のメロディアスでアグレッシブなソロから。。こういうの巧い。続くこやぎ大も正気になりましたね。よかったァ。まぁ、そこまで吹かなくても、と、回復。(爆)どういう性格なんだろう。。。クールで白いオルガンのソロを聴いてたら卒業式を思い出しちゃった。こういう美メロシリーズは放し飼いには必要だな。凶悪なだけが野生でない。(爆)続くナンバーは反則エリントン縛り。わたくし的には、ステップスアヘッドがらみのセンチメンタルムードを期待してたのですが、ここはエリントンの片腕ビリーストレイホーンのChelsea Bridge。この臭い、ちょっと幻想的なムードのある曲何故か好き。そういえば、Lotus Blossom、Day Dreamも好きなわたくしですが、彼がピアニストであったことはすっかり忘れてたナ。(爆)少しビブラートなんかきかせてすっかし夜の帝王風に。でも、まぁ、ソロガソロなんで臭くなりすぎないですね。新鮮っと言えば、新鮮。Like Someone In Loveはゲスト参加の豪華版。つうか、疲労困憊を隠せないメンバーの為にもがんばってもらおう。トランペットの本田巨匠、フリューゲルこやぎ兄。先攻本田巨匠。軽快にテーマ演奏のあとは鋭く音符を刻みながら大きく空間を使った演奏です。巧い人は居るところには居るんだねぇ。(爆)綺麗な奥さまの声援をしっかり受けてガッツな演奏です。はい。こやぎ兄にバトンタッチ。ゆったりと歌心を滲ませた大人のソロ。これがにくいだなぁ。オルガンが入ったあとも巨匠の華やかなトランペットが響き余韻を残して終演。放し飼い的にあり得ない演奏であった。(爆)こやぎ大のMCを挟んで、最終曲に。。。2人には戻って来てもらって、Sunny。イエェ~~イ!わりとゆっくり目のテンポで軽快に。メンバー的には最後の力を振り絞って。こやぎ小も既に知性は働かなくなってると思いますが、期待通りの体力系の走りに、続く本田巨匠のシビアでスリリングなソロが爆発!きゃぁ。いや、面白い展開だ。。。と、バトンをうけたこやぎ兄にはエフェクターがぁ!!そういう意味で挑戦的で攻撃的なンだけど、ダンディに決まってるんだな。素敵!意外な展開にわたくしてきには大受け。最後にサックスが登場して放し飼い怒濤のSunny終演に向かって進撃でっす。解き放されたように生き生きした仕方オルガン。最後に向かって全員で混沌と突き進んでわたくしの頭の中で振り切れた針は戻って来ません。あぁ。。この音楽的な喧噪!すげぇ。。至福。。。。終わるな!!と、祈りもむなしく最後のドラが鳴ってしまいましたとさ。こうやって、「我々はどこから来たのか 我々は何ものか 我々はどこに行くのか」と問い続けたメンバーは、観客に「祈りと瞑想の午後三時」を与えて、静かに立ち去ったのであった。。。(大嘘)しかし、、1セット目はそのミュージシャンシップに敬意を表しますね。こやぎ大を褒めるのは、なんか頭に来るけど、脱帽だ。次はゆるゆるでも、、許す。(爆)やっぱ、このバンドもかっこいいわナ。とりあえず、理事長的ジャズスト参戦記はお終い。あとは、も、一回、、写真とぼんやり感じた徒然日記書いてお終いにしまァす。んじゃ、退散!
2009年07月27日
八木ブラザーズver.6.0 "complete" @ スワン&ジャズフラッシュ八木暢之(flh) 八木敬之(ts) 八木義之(vtb) 細木久美(p) 阿部国男(b) 西尾研一(ds)時系列で行くと次は放し飼いなのですが、繋がり的にこちらを先に♪前日、スワンでのライブは、やはり面白かったでっす。もちろん彼らよりうまいバンドも沢山あるんだろうけど、これだけハイレベルな人選でアドベンチャーな世界は面白い。しかも、ドングロ特集という企画は、このメンバーにぴったりである。(爆)ホント面白かった&かっこよかったです。はい。そもそも、すっかり忘れてた(爆)ドングロの世界ではあるが、「Hearts and Numbers」の世界と「Weaver of Dreams」「Nighttown」あたりの世界は随分感じが違うの。どちらもスタジオ録音なのですが、管のアンサンブルやインプロを重視してルジャズなブルーノート盤二枚から比べると、「Hearts and Numbers」はシンセやギター、、オーヴァーダブ等、、など入ってライブでは難しそうだけどよくできてたモン。さて、放し飼いの怒濤のライブも「やど」のあり得ない宴会も終わって、残すはフラッシュの八木ブラライブだけになりました。今回も名言集が完成しそうです。。新潟万歳!枝豆天国ぅ。。♪最終日、、やっぱり、、雨。。(雨男、雪男。。。誰じゃ)ばたばたしながらも、ジャズフラッシュへ続く妖しい道をトボトボ。。わたくし的ポールポジションが空いてました。らっき♪後ろに2人の年上の女性が2人座りました。「やっぱり、、この場所は若い人が多いわね。。」って、ちょっと気後れしている感じ。。その気持ちが痛い程良くわかる璃事長。(爆)さて、時間となりました。。後ろの女性2人組が途中で帰ってしまわないことを心に祈りつつ。。イケ!コンプリートな八木ブラ!まずはドングロアレンジのジョージラッセルの曲Stratusphunk!いかにもドングロ好みのちょっとユーモラス感じの出だし、そして管のアンサンブル、ソロへの展開。今回から3管になったので、フロントがソロをとっているときにも他の2管でアンサンブルできるんだな。これね、どのくらいの縛りがあるのかわたくしにはわからないのですが、なかなかかっこいいよね。確かに以前よりかなりしっかりアレンジされたブンかなり聴きやすい気もするんだけどな。しかしね、3人でソロをとるわけですが、たぶん、一番玄人ウケな感じはこやぎ兄。昔からこんな感じなのかしら?派手とかスリリングな感じとは対極なんだな。渋い、しかも、どことなく洗練されてる。(爆)Or Come Forも、ドングロらしいっすよね。朴訥な感じの出だしから、管のアンサンブルに入ってソロになだれ込む感じで。このねぇ、、ソロはこやぎ兄、こやぎ小なんだけど、これはなかなか面白かったです。いや、2人ともかっこよかったな。ちっちゃいのって、電気かけてたのかな?で、こやぎ兄のソロ、こやぎ小、掛け合い、って、感じで進んでいくのですが、いろんな意味で興味深い強力なんだな。なんというか、もろ兄弟な感じ。今後の展開が非常に楽しみな1曲でしたネ。The Four Sleepersね。これは前半の息継ぎ&美メロポイントですね♪これも、ドングロらしくあの美しいテーマには結びつかないピアノのイントロから始まります。ドングロと言えば、マイケル。今は亡きマイケルブレッカーをフィーチャーした「Hearts and Numbers」にあるこのナンバーはやっぱり、、こやぎでっかいの独壇場でしょう。兄弟のサポートする中、いやいや、メロウなメロディを生かしながらのソロ。途中の2管のアンサンブルもなかなか良かった事。うむ。やはりコイツこ憎らしいナ。(爆)テーマもっと丁寧にメロウでも良かったかも。ソロいろいろ工夫されていたのですよね。これが、生きるためにも、もっとテーマ丁寧によりメロウに♪ここから2曲また「闇の帝王」みたいな曲が続きます。(爆)Heart of Darkness。暗黒街をしきるマフィアの親分の登場曲みたいに3管のユニゾンから始まります。クールでシリアスナ感じのピアノを中心に真っ昼間なんですけど、いきなり真夜中の雰囲気ネ。珍しくダンディな感じのちっちゃいのソロ、ならば、、と吹きまくるでっかいのソロ(わたくし的お気に入り)、メンバーで暗黒街の住人になりきりましたね。3管鳴りひびくのも気持ち良いですこと。意外と重厚なサウンド。3管アンサンブ部分も、やっぱ、ダークで恐い。(爆)しかし、フロントのソロが熱くなる影にドラムのプッシュが必ず入って来ます。西尾Love♪特にツーカーのサックスとの間柄はホント一体な感じよね。Nothing Personal、、これは、マイケルブレッカーのアルバムに入ってますよね。これも、低音でドスが効いた、、なんだかぐるぐるドロドロ恐そうな曲なのです。この曲もね、ホント、重要なのはタイムとセンス。清く正しい八分音符の刻み方ができないとグズグズになってしまう。そして、決して、「人間の弱み」を見せちゃいけない曲でっす。(爆)って、冗談でなくてこれが肝ッス。黒っぽくダークな感じでピアノの活躍する曲。こやぎ兄のソロはちょっと想像つかない方向であった。綱渡りとか宇宙遊泳の感じ。アウト?してるんだけどねぇ。実はこのソロのフレーズは何故か強力に頭にこびりつきましたンン。んもう、、ドッキリィ。続く、ちっちゃいの。そういう意味で、あなたは若い。(爆)トリッキー&アグレッシブでハイテンションに移行。キャァ~!2人しり目に、普段とチョト違う感じで、かなりクールに三番目に出てきたでっかいのに化せられた課題は、人格崩壊。イェーーイ。はい、合格ゥ。でかい方のソロがスイッチ切り替えてスピードアップした後は、ドラムがより凶悪になり彼も人格崩壊!したことも付け加えておきます。(爆)戻って3人で決めたあとは、ドスの効いたでかいフロント3人と可憐なピアノの掛け合いでお終い。お決まりなんだろうケド、ピアノの出すフレーズを3管で健気に(爆)返すのだネー。このグレグレ遊ばれ加減!!操られ加減!!ちと、ユーモラスで、たいそうこのバンドチックでよろしい。(爆)いろんな要素が楽しめてすずっく的白眉♪さて、休憩時間には「話しかけられました」。なんと、後ろのお二方から。。もの凄く、感動したそうです。そか。。(痛み入りますです)で、片方の方が教えてくれたのですが、どうも、、冬か、、去年の夏のジャズストで新潟日報の投稿欄?に八木ブラのお褒めの投稿が載ったらしいのです。ほぉ。。。わたくしでは無いからね。。わたくし、実名がでる場所には出現しない主義なのだ。と、なんだか嬉しくなって。。にやにやと、、2セット目を待ちましたン。さて、十分くらいの休憩で2セット目開始!!まずは、私的ニューヨーク三大変態ピアニストの1人、ケニーワーナーの曲だそうで。Allanjuneally。ギックシャックな三拍子のヘンな曲。頭の部分のヘンチクリンな部分(兄弟にぴったり)も含め、その奇妙な揺れに乗って3人のフロントアンサンブルから、ソロをとっていきます。確かに、こういうのもあいますな。オープニングは、1も2もお客様を一気に惹きつける良い選曲だと思いまァす。八木ブラで優雅といえば、、わたくしてきにはUpper Manhattan Medical Goupかな。Li'l Darlin'は、カウントベーシー楽団の楽曲で、トランペッターの曲だって。優雅ァ♪この今までと全く違う世界はなんじゃ。3人でゆったり。。そう、、今回、わたくしはでかいこやぎが神妙にアンサンブルとかしてるのみるたびにうけてた。お兄さまフィチャー。フリューゲルのザックリとした空気で、なんだか渋くて大人の雰囲気のソロなんだな。なんだろ、この感じ。優雅なままキレることができるのでありました。(ネェ~~♪)わたくし的には今後八木ブラ展開が非常に楽しみな世界になってきてるのでありました。(爆)ひゃぁ♪Pools。これ、電気の力も借りて頭の部分かなりの良いでき。お楽しみでござる。ちょっと、ユタウように3管で始まるのですが、基本は、バルブトロンボーン、ベース、ピアノで。影の力持ち阿部ベースのスマートなソロ、エモーショナルなピアノソロ。。遠く、きこえるちっちゃいのテーマ繰り返しが郷愁を誘いましたネ。で、突然力強く入ってくるちっちゃいのソロがめちゃくちゃかっこよく決まって、ドラムのガツンガツンしたプッシュが入ってホットな感じに移行。電化効果もたっぷりあって、なんだだか、「不思議な夢」を再現したような演奏でした。う~ン、なかなか、よく考えられた展開でしたねぇ。タッドダメロンのFocus。どうやら、参考ヴァージョンはロヴァーノのナノネットヴァージョンのようです。私的には、Focusと言えば、オランダのプログレバンドでございますが、ここでは違うねー。(爆)素敵な3管アンサンブルで爽やかに始まる。バルブトロンボーン、サックス、そういえば、珍しく高音主体のピアノソロでありましたネ。流石、紅一点。華やかな連打でございます。僕たちだって、こんなんできます、みたいな感じござったね。(爆)さて、、楽しい時間はあっという間に終わります。。。最後の曲になりました。冒頭エキゾチックな雰囲気のピアノの出だしからは見当もつかないIt Don't Mean a Thing。ドングロアレンジ特有の「へそ曲がり」で「人をくった感じ」、でも、楽器を良く鳴らして聴く側を圧倒する感じはこのエリントン曲でも良く出てますネ。題して「スウィングしちゃったら意味がない♪」お決まりのあのテーマ部分では、全くスウィングさせずに。(爆)から一気にテンポアップして3男のソロに。こういう流れはちっちゃいのはお得意ですよぉ。持ち前の歯切れの良さを一気に爆発。そして、長男のソロね。フレーズ選びのセンスがかっこいいのだ。3人になって感心していたのは、でっかいのソロ。あれやこれやと違うアプローチを模索。ハイスピードでアウトしながらの着地かっこよかったよ。この辺順番忘れたけど、フロント交互にかなりエキサイティングなソロで最後に向かって突進ですね。面白いのは、やはりエキサイティングになってくると上下のアプローチはかなり似てくる。最後は当然西尾ドラムの坐って聴いてられないドラミングでヤンヤンでございますね。でも、今回は短かったな。冒頭に戻ってちょこっとA列車のフレーズなんぞも挟んで?お終い!キャァ~~~♪楽しかったぞぉ!!!と、、言うことで、璃事長は別荘をゲットしました。やったぁ!!!ここまでがんばったのですから、、完成度あげつつ、新曲混ぜて、ドングロ世界をもう一度くらい、、良いんじゃない?Poolsあたりは元ネタもピアノフューチャーでシンプルな感じもあるのですが、似て否なりかなり八木ブラ的世界観になってる気がしましたネ。そういう意味ではThe Four Sleepersもかなりメロウな曲調で難しい存在だと思うのだな。この2曲がメドレーになったライブ盤は持ってないけどね。(イチオーバンマスさまヨロシクね)電化効果は本人達が思ったより、メリハリ効かせた方がかっこよく決まるかもね。仲が悪くても息が合ってたナ。しかも、清く正しい八分音符、、つうか、兄曰く「八分音符しか正しくないかも」も堪能させていただきました。リズム隊との連携も宜しく、ドラムの嬉しそうな笑顔を次回も是非に♪「へそ曲がり」、、いやいや、、「ひとひねりきいたライブ」を楽しみにしております!メンバーの皆さまありがとうございました。ご来場のお客さま、、ありがとうございましたァ♪追伸 ミクシィに入館できなかった理由がありましてメッセージのお返事遅れましたことお詫び申し上げます。
2009年07月25日
八木ブラザーズver.6.0 "complete"八木暢之(flh) 八木敬之(ts) 八木義之(vtb) 細木久美(p) 阿部国男(b) 西尾研一(ds)お天気ぐずつく先週の金曜日。今回、八木ブラはここからスタートです。ピアノの細木女神のお膝元、長岡はJazzCafe音食(ねじき)。暖かなお気持ちのお客様に恵まれました。前日、igaさまに教えていただいた駐車場マップが超お役立ち♪小雨の中を「音食」へ、、、トボトボ。。グズグズ、、。長岡はね、西尾ドラムではなくて、地元の板井さん!プロフェッショナルなドラムで盛り上がりましたよぉ。たぶん、この日始めてあわせたワケなんでしょうが、やっぱプロ魂は凄いネ。西尾さんとは違うタイプのドラムなんですけど、ズージャ~、って、おいしさを沢山持ち合わせたドラムでッス。でね、思った通り、3人の音色は日陰者の感じで、明るくクリアなトーンとは対極を行く感じ。もう、わたくしてきに好み好み。かすれ具合もフリーキー具合も暴れ具合も、私的中庸。(どんな中庸だ!)これで、明日はドングロ(Don Grolnick)のダーク&ビューティな世界を聴けると思ったらワクワクだった、、璃事長でござった。笑えたのは、八木ブラってバンドでは、今までどちらかと言うと「こやぎ大」の役回りは、キッチリした部分の反対側を埋め合わす暴れん坊将軍の要因が多かったのだが、今回、3管アレンジなわけで、それなりにアンサンブル要因として「キチント」「マジメニ」ユニゾッって、吹いてたことネ。(当たり前だけど)ザ・ピーナッツじゃないけど、(古ッ)双子の歌手のハーモニーが美しいのと近い感覚があって、3兄弟のハーモニー、トーンとタイムはばっちり。(ミスらなくちゃーー)ようは、子どもの頃から同じような音楽聴いて育ってるわけです。当たり前だけど、楽器は違うけど、音楽のベーシックな部分がかなり一緒、それから好きなサウンドの傾向が一緒、、重なる部分が赤の他人より広くて深いのです。そういうことが相乗効果となるわけです。この日は、趣味的に傾向的に一番近い上下のソロも他の日よりあまりかぶらなかったけどね。だから、この日はネ、ちっちゃいの的には、「やったね」的な部分が。。。しかし、、こやぎ兄のあの妙な自信、、つうか、、余裕つうか。。ありゃ、2人にない何かアリですな。意外と周りを気にする真面目なでっかいの。小うるさくてなかなか神経質なちっちゃいの。この辺にはない独自の空間を持ってる。ようは、、新潟的長兄特権に近いかな。(笑)ちょっと前にどこかのお嬢様に言ったのですが、、最近コンボやりなれてる2人と比べると前回放し飼いの時はあれであれだったのですが、、、この方たぶん演奏の回を重ねることが一番必要&重要、って、、、まさにこのジャズストのライブの期間中実践していくのでありました。(爆)似た傾向にあるちっちゃいのが「力とスピード」で圧巻する傾向の多い昨今、すげぇ。。不思議な雰囲気を持ったお方でござる。さて、、ここでの内容は大人事情で語りにくいのですが、、まぁ、当日はコルトレーン命日でもありまして、わたくし的には「あれで何して昇天」しました。(爆)流石にクレセントはないと思ったけど、最近の流れ的にあの曲はある気がしてた。わたくしって、もしかしたら「Soothsayer」の血が流れてるかもしれないな。そういえば、ショーターのこのアルバムには、ロスト、って曲があったねぇ。(笑)実は行きの車の中でバードランドのライブ盤で聴いてきた。やっぱ、トレーン的中庸の道を行くこのヴァージョンが一番好きかな。。おぉ。。イェーイ。。意外と繊細なこやぎ大のサックスであった。この演奏の肝はやっぱカデンツァ部分だろうな。感情の抑えめと振り切りをうまく使い分けておりましたネ。心密かに心配していたあれやそれやも良い感じ納まっていました。むしろ、以前にやった曲とかに多少の問題点があったりしたかもね。ライブは、選曲、演奏もですけど、流れ、って言うのもありますでしょ?その場にたったら、流れを壊す要因を作らないのも必要ですネーー。終了後は、オーナーの荒木様のお気遣い深く、ライブの余韻を楽しませていただきました。やっぱ、「音食」、イェ~~イ!で、まぁいろいろ、、心配がないわけじゃないけど、バンドのベクトル的には右上がりになってますね。しかしね、ちょっと、ずれちゃうけど。。ジャズは綺麗なら良いか、って、それだけじゃいけないわけですよね。やはり、ソロの見せ場があってこそ、アンサンブルで決めた部分が生きるわけです。綺麗に納まればそれでいい、って、ことではない。そのヘンの対比、バランス、、ようは、バンドの考え方で、同じ編成で、同じ曲であってもまるで違うものになってきます。ソンなん、ジャズを聴く人はわかってるンだろうけど、こういうのって微妙なモンだ。そのまま、聴く側の好みに直結します。良く、初心者なんですが、どんなものを聴けばいいですか、、って、言うけど、本当は、聴きやすい、って意味では、バッチリ固められてソロも短めバンドの方が聴きやすい。(当然ジャ)だけど、最近、そうやって入って来た人って、結局そこから抜けないかもなァ。。って、心密かに思っているのね。趣味って、、そういうモンだもん。だけど、ジャズの海は広いよぉ。。そして、、深い。あのね、、車の中でトレーンの「Transition」を聴いていた。ふと、同乗者(ジャズ聴かない)に、「これって下手って思う?」って尋ねてみた。彼女曰く、「独り独りはうまい、でも、協調というものから遠ざかろうとしてる。何故かわからないけど、崩壊へ向かっている。それをそのまま音楽をとおして表現してる。」即答でした。そう。。そうなんだなぁ。予備知識がなくたって自分が感じたままで良いんだな。ちょっと、ジャズを聴いてる人ならこういうことは理解してるはず。そして、その彼女が「ちょーかっこいいバンド」と言った、「八木ブラ&放し飼い」、これから二日間が楽しみです。(八木ブラが崩壊寸前の音楽だ、ってことでないからね!)明日からの3ステージがホント楽しみになってきました!°*+ °。°+・*:..。★。..:*・+・°。°+*°°*+ °。°+・*:..。★。..:*・+・°。°+*°小雨が降る土曜&日曜日の朝。八木ブラザーズver.6.0 "complete"は、今回2回とも昼一番のトップバッターです。メンバーは前夜の長岡音食でのライブも無事に終え、千年超えて新潟入りでっす。前夜、大事な楽器を長岡から「お持ち帰り」になった、、わたくしは10時にスワンに届けて、席取りしちゃった。眠いな。。ァ。。さて、11時半に再び出掛けると顔見知りの方々もいらして、以前のようにひたすら黙ってライブを待つ構図はなくなりました。あれやこれやと楽しい一時です。気がつけば、、満席。おぉ。。いぇ~~い♪セットリスト。1st1.Stratusphunk2.Or Come Fog ☆3.The Four Sleepers ☆4.Heart of Darkness ☆5.Nothing Personal ☆2nd1.Allanjuneally2.Li'l Darlin' 3.Pools ☆4.Focus 5.It Don't Mean a Thing ☆うむ。。我ながら、、すげぇ。。6曲あたり。やったぁ!!別荘だぁ。(メンバー全員、特にバンマス!!覚悟セイ)やはり、予言者「Soothsayer」と、呼んでくれ。前半がドングロの特集。後半は、ドングロ交えてあれやこれや、、基本ちっちゃいのお好きな曲。1曲目のジョージラッセルの曲もドングロのアレンジだそうで、非常に濃い前半構成です。まずは、自分たちの見せ場を堪能していただく、方向ですか。ドングロの曲つうのはフュージョン系のアルバムに入ってたPools、The Four Sleepersは美し目なのですが、、基本的にあとは暗黒街のマフィアの歌です。(爆)人には光と影、そう、心の闇の部分って言うのが誰にもあるんだけど、まさにこの人の曲はそんな感じ。低音重視しかも渋め暗めの音色、アグレッシブなソロ、、アウトな感じ。まぁ、、まぁ、、みんなで腹黒い曲の似合う事似合うこと。。似合うこと。細かいことは、その2に譲りますが、Or Come Fogあたりで、徐々に目覚めつつあったこやぎ兄が両眼開きか。1セット目、最後は、ピアノ女神に操られル、このバンドの現状を暴露して終わり。(爆)後半は、三角拍子のケニーワーナーの曲で始まりましたな。この辺ちょっと変わった感じの曲が好きなバンマスの好み。Li'l Darlin' はなんとカウントベーシー楽団のトランペットの曲だ。当然、兄フィーチャー。なんと、優雅な瞬間。(爆)Poolsの美メロはなかなか美しかった。Focusでは、珍しくピアノが高音主体だった気がする。そして、「スウィングしたら意味がない」(爆)It Don't Mean a Thing!大盛り上がりでございました!スワンにご来場の皆さまありがとうございました。まぁ、、簡単に言ってしまうと、、こんな感じだな。そして、、結論。やっぱ兄弟であった。(意味深)さて、ライブですから、厳密にはいろいろ違うんですが、まぁ、セットリストは全く同じなので、詳しいライブの流れは、最終日のフラッシュヴァージョンで行ってみますネ。まずは、とりあえず、、退散♪追伸 写真はあとから載せますネ。 現在、ジャズイン新潟のトップ画面はジャズフラッシュの八木ブラです。 みてね。
2009年07月23日
清く正しい新潟のジャズファンのお楽しみ新潟ジャズストリートが今日、明日と開催されます! 1日千円のフリーパスチケットでジャズを満喫できるジャズのお祭りです! 今日 八木ブラザーズは、ジャズ喫茶スワンでちょうど12時から! 放し飼いは、ジャズフラッシュでちょうど3時から! どちらさまも、お見逃しなくご来場ください。 八木ブラザーズは、明日も12時からジャズフラッシュでライブを行いますので合わせ宜しくお願いします! 写真は昨夜の長岡音食でのライブから。 3兄弟の楽しい演奏で盛り上がりました。なんと、今回の企画もちょこっと披露。。 今日の完全版ライブが楽しみだな。。 ご来場の皆さまありがとうございましたぁ。 んじゃ、会場で! 退散!
2009年07月18日
地球から眺めた時に、夜空に大きく君臨するのは月ですが、太陽系の中でばかでかい惑星は木星。その大きさ、質量、ヘンなしましま模様、、どれをとってもチョーー魅惑的個性的です。映画の2001年宇宙の旅では、木星に向かって旅しますよねぇ。。子供の頃読んだ本では、成分のほとんどガスで、常にあちこちで爆発が起こってるいるとあった気がいたします。すげぇ!!群馬の田舎で育ったわたくしは、雷の轟く夕闇が恐くて恐くてしかたがなかったのですが、、ソンなんと、比べものにならないくらいの大きな音がするんだろうなぁ。。あ、空気がないから、音しないのか。。。ナ?って、雷と一緒に、すんな。って、言われそうですね。しかし、偉そうにしてたって、、こんなに情報があふれてル昨今なのに、木星に行ったヤツは居ないのだぁ。そう考えるととても不思議でしょ。ホント不思議なのね。。人は、まだまだ小さな箱の中で生きているのでした。ゆえに、大きな想像力を持ったのかもね。Seamus Blakeはイギリス生まれで、現在アメリカに在住。このアルバムはイタリアツアーのカルテットでの、ライブ盤二枚組。去年リリースされて、値段もお手頃なライブ二枚盤、何よりテンション高い演奏で話題盤でした。クリスクロスのJesse Van Rullerのアルバムで聴いたのが最初かな。。?もう、ご多分に漏れず、うまいのです。が、、正直、、最初に聞いた頃って、、なんかピント来なかったんですよね。あはは。従って、去年鳴りもの入りでこのアルバムがでたときも「はぁ」みたいな感じ。何となく、買い損なってましたが、周りでの評判がこれが、、いいのです。どーーしても、聴いてみたくなりました。(笑)で、、今回、このライブ二枚組聴いたら、なんか、以前とイメージ違う気がする。なんだろう?わかんないけど、なんだか、好みの方向に変身してる。。まずは、1枚目。いきなりハイライト。冒頭はまぁ、普通に始まるのですが、電気で歪ませた効果音が不穏なムードを創りだす。超シリアス、硬質で甘さのかけらもなくテンション高いパ^カッシブに弾きまくりのキコスキーのピアノがめちゃくちゃかっこいい。紫の煙の中を稲妻が駆け抜けるようなかっこいいイメージ。当然、リズム隊が煽る中テンション高く叫ぶシーマスも入っていきなりハイライト的展開のThe Jupiter Line。やっぱ、木星は凄いのだァ。陽気に動きのあるリズムの中、エフェクターかけてユーモアも感じるサウンドながらやってることはハイテクニック。しっとりと始まった次曲は、ドビッシーの曲をモチーフにしたもの。鬼のようだったキコスキーが透明感ある美しフレージングを聴かせたりしちゃって、もう、、やるなぁ。現代的で都会の響きを持つFear Of Roaming。シーマスさまは粋な感じ。長尺なフレーズが次々と続き自信満々なプレイが続きます。なんだか、期待以上のテンションの高さにそれいけ二枚目!なんと、ここでも予想外の展開♪エリントンのThe Feeling Of Jazzをリラックスムード、歌心たっぷりに吹き始めるのです。やるなぁ。ソロでは、高速フレーズもはさみますが、奔放に粋な感じ。一転、ビターでシリアスな路線のSpacing。ジャヴァンのLadeirinha。哀愁たっぷりのメロディを切なく吹ききる。これも、かっこいいのですねぇ。低音の暖かさとメロディが妙にマッチするDarn That Dreamは、サックスカディンツアから。深い息のような素敵な音で、スタンダードをゆったり聴かせます。時折、指の練習もいれながら。(笑)最後は、ジョンスコの曲.Dance Me Home。一気に緊張感がまして、ピアノが全体のテンションを引っ張りあげます。効果音がうまく入って、後は全員で疾走体制。行けぇ!!シーマス!!シーマスの名義ではありますが、キコスキーと双頭と言ってもいいくらいの活躍。硬質でカンカンと叩き出すフレーズが小鬼のようにかっこよかったですナ。シーマスの堂々とした吹きップリ、ちょっと、驚きざました。。ホント、今までなに聴いてたんだか。。ライブのホットな感覚で楽しい二枚組でやンした。そして、、今日も木星は太陽を回るのでありましたァ。。Disc11.The Jupiter Line2.Way Out Willy3.Debussy String Quartet In G Minor4.Fear Of RoamingDisc21.The Feeling Of Jazz2.Spacing3.Ladeirinha4.Darn That Dream5.Dance Me HomeSeamus Blake ( ts ) David Kikoski ( p ) Rodney Green ( ds ) Danton Boller ( b ) 今日から高速の千円ポッキリがスタートですよね?ちょっと、寒いけど新潟はまぁまぁのお天気。。行楽にお出かけしたんでしょうか?んじゃ、退散♪
2009年03月27日
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