悩める裁判員経験者・似蛭田妖のブログ

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2024.05.01
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 読者の皆様方。

 一昨日の記事「 6人のうち1人しか明瞭に有罪とすべきだと答えなかったので、小松本裁判長は・・ | 悩める裁判員経験者・似蛭田妖のブログ - 楽天ブログ (rakuten.co.jp) 」で触れた、明瞭に「有罪かつ死刑」を主張した正裁判員の男性についてお話しします。

 この正裁判員の男性はもともとは2位の補充裁判員でした。僕は3位の補充裁判員だったので最初は僕の左隣にいました。

 小松本裁判長がやらかしたインチキ宿泊費事件(本ブログで何度も取り上げましたが)への不満が主要な原因で、選任手続きの数日後、まず1位の補充裁判員(男性)が辞めました。それで1位の補充裁判員に上がりました。

 そしてこの数日後、今度は4位の正裁判員も辞めたため(この原因の1つにも小松本裁判長への不満があったと思われますが)正裁判員を務めることになったのでした。

 4位の正裁判員が辞めたから、5位の正裁判員が4位の正裁判員に、6位の正裁判員が5位の正裁判員に上がったのではありません。この人達はそのままです。

 このもともと2位の補充裁判員だった男性は空いた4位の正裁判員の席に座りました。

 この人は選任直後、まだ小松本裁判長が「有罪なら死刑しかない」と口にする前から、僕の隣で「死刑にするしかない」と言っていました。

 全ての証人の証言をつぶさに吟味しようとせず、検察側主張が全て正しく、弁護側主張は全て嘘だと決めつけていました。

 検察の説明に矛盾や不合理な非科学性があることに気付かなかったから、


 この人は、自分以外の裁判員が、全員、「無罪の判断」または「積極的に(裁判長の説得と誘導がなければ)有罪に踏み込めない判断」をしたことがすべて間違いで、自分だけが正論を言っていると思い込んでいたと思います。

 この人は有罪が決定した後、小松本裁判長が死刑から無期懲役刑へ誘導しようとする空気も読めませんでした。

 終始「有罪かつ死刑」を貫き通しました。

 有罪へ引っ張ったのも無期懲役刑へ引っ張ったのも小松本裁判長です。

 僕が居なければ、無期懲役刑はなかったと思います。

 僕の質問が無ければ、検察主張の半分が崩れることはありませんでした。

 2法医学者の鑑定意見がボツになり、検察が訴因変更に追い込まれなければ、小松本裁判長は死刑にするつもりだったと思います。

 この一貫して「有罪かつ死刑」を主張し続けた裁判員もその辺の事情を察するべきでした。

 率直な話。この裁判員裁判の裁判員は全員、好きで裁判員を引き受けたのではありません。

 小松本裁判長から「任期を伸ばして1ヶ月でも2ヶ月でも議論します」とか「煙草を吸う人は議論が進まないと大変ですね」等と言われ(正裁判員6名のうち4名が喫煙者でした)、裁判長に合わせて上手くやり過ごそうと、早く裁判員業務から解放されたいという気持ちにさせられたと思います。

 自分の頭で考え、隠れた問題点を炙り出そうとしない。だから、法廷では誰も証人に質問しない。評議室でも考えさせないようにする小松本裁判長の思惑に気付かず、小松本裁判長の裁判とは無関係の笑い話に付き合い、時間を徒過していました。

 しかし、この終始「有罪かつ死刑」を主張していた裁判員も最後は観念しました。

 3人の裁判官と6人の正裁判員が、全員、同じ無期懲役の判断になるまで何度も投票を繰り返しますと、小松本裁判長に言われ、渋々、無期懲役刑の判断に転向しました。

 また言います。

 読者の皆様方。長崎県警の島原警察署、そして僕に「嫌がらせ行為」ないし「迷惑行為」を働き続ける人達に感謝して下さい。

 この御仁達のお陰でこの記事は存在します。


#長崎県警島原警察署は地裁が警察案件だと判断して当初の担当者が署として受理し解決すると約束した事を解決せずに2裁判官を依願退官に追い込んだ事と僕と老親に大損害を与えた事を償って下さい










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Last updated  2024.05.01 00:41:07
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