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話題の映画「大奥~永遠~右衛門佐・綱吉篇」の試写会が当選したので、公開前(12/22~公開)に観て来ました。ご訪問、ありがとうございます残念なことに、順位は下降気味↓ご訪問の記念に、是非ポチっとクリックで応援をお願いしますいつも応援をありがとうございますm(__)m◆この映画は‥『よしながふみの人気コミックを映画化した「大奥」(2010)の続編。前作より過去にさかのぼり、ひとりの女将軍に3000人の美しい男たちが仕える女人禁制の大奥がどのように成立していったのかを、TVドラマ版「大奥 誕生 有巧・家光篇」(12年10月~12月放送)との2部構成で描く。徳川5代将軍綱吉の時代。公家出身の謎の男・右衛門佐(えもんのすけ)が綱吉の夫にあたる御台所(みだいどころ)・信平に呼ばれ大奥に入る。綱吉の側室候補であったが年齢を理由にそれを辞退した右衛門佐は、代わりに大奥総取締の座を望むが……。主演はドラマ版「大奥 誕生 有巧・家光篇」(12年10月~12月放送)の主人公・有巧(ありこと)役とあわせて1人2役となる堺雅人。菅野美穂がヒロインの綱吉に扮する。(紹介サイトより、抜粋・転載)』【送料無料】映画&原作『大奥』公式ガイドブック [ よしながふみ ]価格:1,600円(税込、送料別)【送料無料】大奥 <男女逆転> [ 二宮和也 ]価格:3,591円(税込、送料別)◆時代劇と言えば‥男性が主人公で、時代背景は男性が中心のものがほとんどですが、この映画は「男女逆転」よって、将軍は女性で、継承者も女性。家来も女性。大奥は、美しい男性の園。初めは、非常に違和感がありましたが、男女同権が浸透しつつあり、現在では仕事のトップに女性が就任するのが珍しくない昨今を考えると、こういう世界もアリかな~感じました。菅野美穂さん演じる綱吉、朝ドラ「カーネーション」主演でブレイクした尾野真千子さんが柳澤吉保を熱演し、将軍の父に西田敏行さんと豪華な顔ぶれです菅野美穂さんの鬼気迫る迫力も美しいですが、尾野真千子さんのしたたかな演技も、なかなか見応えがあります。終始、堺雅人さん演じる総取締役は「春日局」みたく大奥を仕切り、最後に本望を果たします。彼の存在が、この映画全体を引き締めています。映画の映像は、世界遺産・二条城でのロケを始め、豪華な衣装や壮麗なセットも見所です【送料無料選択可!】映画『大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇]』オリジナル・サウンドトラック / ...価格:2,500円(税込、送料別)◆自腹では観ない(笑)と思いますが‥コミックやTVドラマの「大奥」がお好きな方には、おススメな作品です
2012/12/18
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久しぶりに映画館で日本映画を観ました吉永小百合さん主演の「北のカナリアたち(東映創立60周年記念作品)」です。オークションで全国共通鑑賞券が2枚1,300円と格安に出品されていたので、思わず買ってしまいました。現在(11/20現在)もそれに近い価格で出品されているようですので、観たい方はオークションへGOご訪問、ありがとうございます残念なことに、順位は下降気味↓ご訪問の記念に、是非ポチっとクリックで応援をお願いしますいつも応援をありがとうございますm(__)m【ポイント10倍】送料無料!!【CD】東映創立60周年記念作品 北のカナリアたち オリジナル・サウ...価格:2,500円(税込、送料込)◆映画の物語は‥元小学校教師の主人公「はる」を吉永さんが演じ、「はる」が東京で定年を迎えるところから始まります。ネタばれになるので詳しくは書けませんが、吉永さんの清楚で純真なひたむきさがこの映画を一貫して流れていて、実際はちょっと暗くて重いお話なのですが、随分と救われる気がします。【映画紹介】『湊かなえの連作ミステリー「往復書簡」(幻冬舎刊)に収められている「二十年後の宿題」を原案に、吉永小百合主演、阪本順治監督で描くヒューマンサスペンス。日本最北の島・礼文島と利尻島で小学校教師をしていた川島はるは、ある事件で夫を失う。それをきっかけに島を出てから20年後、教え子のひとりを事件の重要参考人として追う刑事の訪問がきっかけとなり、はるはかつての生徒たちに会う旅へ出る。再会を果たした恩師を前に生徒たちはそれぞれの思いを口にし、現在と過去が交錯しながら事件の謎が明らかになっていく。脚本を「北の零年」の那須真知子が担当。撮影は「劔岳 点の記」の木村大作。(紹介サイトより、一部抜粋・転載)』【送料無料】夢の続き [ 吉永小百合 ]価格:546円(税込、送料別)◆映画の後半は‥サスペンスの謎がどんどん解けていくにつれ、それに伴う人間の情愛が深まり、涙を誘います。私は映画では滅多に涙を流さないのですが、この映画は随所で目頭が熱くなりました。主演の吉永さんをはじめ、豪華な俳優競演で、大自然の映像も素晴らしく、映画館の大スクリーンでとても見応えがありました◆平日の昼間に観ましたが‥映画館は中高年で満席近かったですよ。しばらくは上映すると思いますので、興味のある方はいかがですか
2012/11/19
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今話題のイケメン俳優生田斗真さんが主演の「源氏物語 千年の謎」と公開中に見逃していた映画 「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船(2D)」)」が、期間限定で名古屋のセンチュリーシネマで再上映されていた(~12/22)ので、最近2作品を観て来ました。ご訪問、ありがとうございます残念なことに、順位は下降気味↓ご訪問の記念に、是非ポチっとクリックで応援をお願いしますいつも応援をありがとうございますm(__)m◆「源氏物語 千年の謎」は‥壮大な平安絵巻が、幻想的な舞台装置&演出とSFXを駆使した映像でロマンチックにそしてはかなく描かれており、キャストも美貌の中谷美紀(紫式部役)さん、 東山紀之(藤原道長)さん、 真木よう子(桐壺/藤壺)さん、田中麗奈さん、多部未華子さんら実力派が豪華出演し、非常に見応えのある映画でした「源氏物語 悲しみの皇子」(高山由紀子作)は、漫画が原作なので内容は余り期待していなかったのですが、陰陽師の安倍晴明がかなり絡んでいる物語で、単なる平安絵巻より陰陽師的な影響の強い作品だと感じました。 自宅でDVD鑑賞も良いですが、こういうスケールの大きい作品こそ、映画館の大スクリーンで観る価値があると思います【送料無料】源氏物語(2)価格:580円(税込、送料別)【送料無料】映画「源氏物語ー千年の謎ー」 オリジナル・サウンドトラック価格:3,150円(税込、送料別)ちなみに、平日の昼間でしたが、中高年の男女と若い女性でほとんど満席でした。◆「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」は‥『アレクサンドル・デュマの冒険活劇「三銃士」を、「バイオハザード」のポール・W・S・アンダーソン監督が映画化した3Dアクション。17世紀フランス。パリにやってきた気が強く無鉄砲な青年ダルタニアンは成り行きで三銃士の仲間となり、国王の側近の裏切りによって狙われた王妃の首飾りを取り戻すためイギリスへ。しかし、そんな彼らの前に事件のカギを握るバッキンガム公爵と正体不明のナゾの美女ミレディが立ちはだかる。主人公ダルタニアン役に「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」のローガン・ラーマン。バッキンガム公爵を演じるオーランド・ブルームが自身初の悪役に挑む。(参照サイトより転載)』【送料無料】三銃士王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船価格:680円(税込、送料別)三銃士: 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 / Three Musketeers 輸入盤 【CD】価格:2,405円(税込、送料別)これは娯楽時代劇作品ですが、17世紀のパリやイギリスの雰囲気が再現されていて、豪華な衣装の他、ヴェルサイユ宮殿での撮影も含まれており、欧州大好きの私には好みの作品でした。オーランド・ブルームも好きな俳優さんなので、小さい上映室(約50席)でしたが映画館の大(中?)スクリーンで観られて、大満足です次は「ゲーテの恋」を観たいと思っています
2011/12/21
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滝田洋二郎監督、本木雅弘、広末涼子らが出演の映画「おくりびと」が今日、米国のアカデミー賞を受賞しましたねご訪問、感謝します残念なことに、順位は下落気味↓ご訪問の記念に、是非ポチっとクリックで応援をお願いしますいつもありがとうございますm(__)m邦画は余り観ないのですが、モックンの出ている映画は、結構観ています「スパイゾルゲ(2003年)」「夜の上海(2007年)」等。彼の演技は、NHK大河ドラマ「徳川慶喜(1998年)」主演でも遺憾なく発揮されたのが、未だ記憶に残るところですこうして日本映画が世界的にも高い評価を受けるのは、同じ日本人として嬉しいものですまた機会があれば、3月にDVD化される「おくりびと」を観たいと思います。
2009/02/23
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久しぶりに映画の感想です吉永小百合さんが主演して話題の「まぼろしの邪馬台国」をピカデリー(名古屋駅前)で観て来ました。ご訪問、ありがとうございます残念なことに、順位は随分と凋落気味↓ご訪問の記念に、是非ポチっとクリックで応援をお願いしますいつも、ありがとうございます◆映画(特に洋画)は、基本的に一人で観るのですが‥破格で激安の前売り券が入手できた為、今回は珍しく旦那も一緒原作を読んでいないのですが、ユニークな脚本で定評のある大石静さんの作品の上、役者の上手さでとても楽しめる映画でした昭和30年代前半の田舎の雰囲気が彷彿とした演出は、監督の堤幸彦さん(名古屋市千種区出身)ならでは◆還暦を越えた吉永さんが‥40代の女性を演じていても違和感がなく、更にフレッシュで透明感を感じるのは、流石永遠のマドンナでベテラン女優だと感服しました最近は「always三丁目の夕日」二部作のヒットに乗じてか、昭和の高度成長時代を舞台にした映画が上映され、話題にもなっています。◆「K-20怪人二十面相・伝」も‥12月下旬から公開予定で、これも是非観たいと思っています昭和の世代が映画で見直されている現代、それ程今は合理化された殺伐としたデジタル時代で、かつてのような夢が見られないことを象徴しているのかもしれませんね~
2008/11/22
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今週、吉永小百合さん主演の映画「母べえ」を観てきました。山田洋次監督の作品というと「寅さん」「釣りバカ日誌」等が代表作で、昭和の人情ものを描かれるのがお得意ですよね~ご訪問、ありがとうございます残念なことに、順位は随分と凋落気味↓ご訪問の記念に、是非ポチっとクリックで応援をお願いしますこの映画は、昭和15年の設定~戦後~現代に至る物語です。主に、昭和15年から戦争に至る時代がメイン。「~べえ」という愛称を付ける野上という庶民の家庭が舞台で、「父(とう)べえ」を坂東三津五郎さん、「母べえ」を吉永さん、「父べえ」の教え子で「母べえ」を慕う青年に浅野忠信さん、「父べえ」の妹役に元タカラジェンヌの壇れいさんと芸達者が揃っています。戦時中の物語だけに全般的に暗いトーンの演出で、時代的に向田邦子ドラマに似た雰囲気もしましたが、吉永さんの愛情豊かでひたむきに明るく強く生きる妻、母、代用教員としての熱演にとても共感を持ちました昭和20(1945)年生まれの吉永さんは未だ生まれていない時代の話ですが、まるで本当の親子のように子役2人とはごく自然に馴染んでいたし、本当に信じあった糟糠の妻として坂東さん演じる不遇の夫を支える役になりきっていたと感じましたこの物語を通じて、戦争の悲惨さを若い人々にも知らせ、「戦争反対」の意図を含んでいますが、それ以上に戦争時代の物質的には貧しくしかし心が豊かであった頃の人々の生き様が見事に描かれていたと思います2時間半の上映時間が、あっという間に終わってしまった気がします。流石に観客は年配の戦争経験者が目立ちました(平日の客入りとしては大入り満員)が、この映画は是非若い人にも観ていただきたいと強く思いますサユリストでなくても、おススメの映画です
2008/02/09
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最近ダイエー×ハウス食品の懸賞でようやく当選した前売り映画鑑賞券で「ALWAYS続・三丁目の夕日」を昨日観てきましたご訪問、ありがとうございます残念なことに、順位は随分と凋落気味↓ご訪問の記念に、是非ポチっとクリックで応援をお願いしますこの映画は、2005年公開の前作「ALWAYS 三丁目の夕日」の続編です。前作では、2006年(第29回)日本アカデミー賞授賞式最優秀主演男優賞を受賞した吉岡秀隆さん(芥川賞を目指す売れない作家志望役)がいい味を出しており、特に最後の場面にとても感動しましたALWAYS DVD■【三丁目の夕日】■通常版 ■6/9発売『昭和34年春。日本が高度経済成長時代に足を踏み入れることになるこの年。売れない小説家の茶川は、淳之介とヒロミのために芥川賞受賞を目指して一念発起し、執筆を始める。一方、向かいで自動車修理工場を営む鈴木家には、お嬢様育ちの親戚・美加がやってきて…。(紹介サイトより抜粋・転載)』参照:「ALWAYS 三丁目の夕日(2005/11/21の日記)」今回もキャストはほぼ同じで、設定が昭和33年から昭和34年春~秋になっていました。全編を流れる主題歌(前作とよく似たメロディー)がとても哀愁を帯びており、物質的には貧しいながらも未だのんびりとして人々の心が豊かだったこの時代にぴったりだと思います【ALWAYS 三丁目の夕日 名曲集 / オムニバス】【「ALWAYS 続・三丁目の夕日」オリジナル・サウンドトラック / サントラ】ヒロミ役の小雪さんがダンサーとして働く劇場の先輩役で「蓮っ葉で、人情のある女性」を手塚理美さんが好演していました。手塚さんというと、今や「世界の真田」になってしまった真田広之さんの元妻で、二人の間に誕生した2男をシングルマザーで子育てしています。若い頃はほっそりした美人という印象でしたが、人生の苦楽を経験し、色香を増した大人の女優さんになったな~と感じましたストーリーは、やはり吉岡秀隆さん(茶川竜ノ介)を取り巻く人々の人情が中心で、昭和の風物詩が再現される中、今はなき懐かしい下町の人々の心の交流がよく描かれていたと思います後半、小雪さんの演技に思わず共感してしまい、涙してしまう場面もありました【「ALWAYS 続・三丁目の夕日」ナビゲートDVD 続・夕日町のひみつ】既にこれを観た一つ年下の妹は、「余り期待するとがっかりするよ~。でも、この時代って、私達よりちょっと前だよね」と言っていました。私達は昭和30年代後半に生まれたので、子ども時代の思い出は昭和40年代からしか思い出せません東京オリンピックも記憶がなく、後の再放送で見た感じです。でも、昭和の雰囲気に満ち溢れているこの心温まる映画は、物質的には何不自由なく育った今の子ども達にも是非観てほしいと思います未だご覧になっていない方には、おススメの映画です但し、劇場によっては今月一杯で終了するようなので、お早めに
2007/12/19
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今晩「夜の上海(このサイトで予告編が観られます)」の試写会に出掛けて来ました。先月ドイツ旅行の乗り継ぎの際、「夜の上海(画像:2007/08/31の日記)」を実際訪れていただけに、とても興味がありましたご訪問、ありがとうございます残念なことに、順位は随分と凋落気味↓ご訪問の記念に、是非ポチっとクリックで応援をお願いします日本・中国合作の映画で、主役も本木雅弘(カリスマヘアメイクアーティスト役)・ヴェッキー・チャオ(タクシーの運転手役)が、それぞれの言葉(日本語・中国語)で終始会話しています。簡単に意思疎通ができないからこそ、この映画が成り立つとも言えますが‥。変な日本人を竹中直人が演じており、コミカルな雰囲気を醸し出しています。↑(サントラ) TRAVEL WITH MUSIC~映画 夜の上海 サウンドトラック(CD)上海の夜景がとても綺麗に撮られている(もしかして深夜撮影ほとんど人民が写っていない)のは、やはり映画ならでは私が実際に遭遇した乞食や貧民達の存在は、画面からは排除され、上海の近代的で美しい部分のみが抽出されていると感じました。ストーリーは“旅恋”ラブストーリーですが、中国を舞台にしているだけに、カルチャーギャップを少しは感じることができます中国人は日本に比べて収入が少なくてもとても働き者で、男女の区別なく仕事に就いています。上海のデパートは、夜11時まで営業しているそうです。「日本人や欧米人は、お金持ち」というイメージは、映画のそこここで出てきます。また、現地の人々(ビジネス・ホテル等以外)はほとんど英語が理解できず、中国語ができないと意思疎通が難しいです。これを観て上海に憬れる観光客も増えると思いますが、私は数時間の滞在で懲りてしまいました
2007/09/12
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今日、話題の映画「さくらん(PG-12)」を観てきました。2/19(月)花魁道中&御園座で舞台挨拶付一般試写会が行われました。このイベントには複数応募したのですが、全て外れてしまいましたご訪問、ありがとうございます残念なことに、順位は下降気味↓ご訪問の記念に、是非ポチっとクリックで応援をお願いします「大須商店街で1979年から一般公募し実施する『大道町人祭り』の『花魁道中』を再現し、『さくらん』公開を町全体で盛り上げようと、多くのご協力の下、華やかな衣装に身を包んだおいらん達が、御園通りを練り歩きました!御園座の入り口では、蜷川実花監督、土屋アンナさん、安藤政信さんが、おいらん達をお出迎え。この後、『さくらん』の舞台挨拶付一般試写会が行われました。(映画屋どっとcomより抜粋・転載)」◆原作(安野モヨコ著)が漫画↓ということもあってか‥予想以上に、正直「ちょっと極彩色過剰で現代風の演出で、疲れた」感じ。◆菅野美穂、木村佳乃、夏木マリ、椎名桔平といった芸達者が熱演しており‥彼らの演技は、時代劇としてとても素晴らしいと思いました。が、肝心の主役・花魁の“日暮”を演じる土屋アンナさんの弾け方、音楽の椎名林檎さんの過激な選曲には私としてはちょっとついていけない感じ◆「マリー・アントワネット」でポップな曲や過剰なほどのデコレーションが登場したのと同様、時代劇とは似つかない現代的な映画という印象です。どちらかというと湿っぽいイメージになりがちのテーマですが、最後はカラッと現代っ子らしく終わっています。その点が、ベルリンの国際映画祭正式出品《特別招待》作品として海外で評価されたのでは?観客もほとんどが若い世代で、ジジババはほとんどいませんでした。江戸時代の遊郭風俗が豪華絢爛に映像化されており、ゴージャスなビジュアル映画としては良かったかなと思います。仮に夜遅い試写会に当選していたら、連続した極彩色の残像でとても疲れてしまっていたと想像します。
2007/03/10
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今日話題作「愛の流刑地(R-15)」のレディース限定試写会に出掛けて来ました。豊川悦司・寺島しのぶが、主演。渡辺淳一さんらしい純愛不倫物語が、原作です。ご訪問、ありがとうございます残念なことに、順位は随分と凋落気味↓ご訪問の記念に、是非ポチっとクリックで応援をお願いしますダブル不倫のカップル(伏線)として映画中で検事の上司と部下を演じる長谷川京子・佐々木蔵之介の演技が光っていました。他にも仲村トオル、佐藤浩市、陣内孝則、富司純子ら名役者陣が、脇役でしっかりと映画を引き締めていました。平井堅 CD【哀歌(エレジー)】07/1/17発売豊悦の退廃的な作家役はとてもハマっていたようですが、3人の子持ちで不倫にのめりこむ主婦役の寺島しのぶは、余りにも演技にそつがなくて壊れ方がイマイチだった気がします。「失楽園」はとても好きな映像作品でしたが、今回の映画は私的には☆☆☆位ですね。主題歌の平井堅さんの曲【哀歌(エレジー)】は、映画以上に良かったです。「上海の伯爵夫人」を名演小劇場で観ました。サントラ/上海の伯爵夫人舞台は退廃ムード漂う1936年上海で、主役は盲目の元外交官とロシアの亡命貴族夫人。オリジナル脚本はカズオ・イシグロ、監督は名匠ジェームス・アイヴォリー。元アメリカ人外交官ジャクソンをレイフ・ファインズ、美貌のロシア人伯爵夫人をナターシャ・リチャードンソンが熱演し、特に迫害されたロシア女性の悲哀と葛藤を演じたナターシャの演技が素晴らしかったです。特筆すべきは、“中国政府に恐れられる男”と噂される日本人男性マツダ役を「世界のサナダ」真田広之が毅然と演じ、戦前の日本人美学を彷彿とさせます。千葉真一の子分としてデビューした真田さんですが、もう親分を超えた余裕と貫禄を感じさせるグローバルな俳優に成長していて、頼もしい限りです。
2007/01/09
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22年前に幕を閉じた「旧ミリオン座」が前身の「伏見ミリオン座」が、昨年12月にオープンしました。ご訪問、ありがとうございます残念なことに、順位は下降気味↓ご訪問の記念に、是非ポチっとクリックで応援をお願いします参照:「伏見ミリオン座プレオープン/名古屋観光ホテル:画像有(2005/12/15の日記)」昨年のオープン以来、アート系映画のミニシネコンとして更に地下鉄・伏見駅からすぐという好立地もあってか、とても盛況です。私も何回かロードショーに足を運びましたが、郊外の映画館と違って中心街・繁華街の近くなので、公共の交通機関で移動する人にはとても便利だと思います。今回「~伏見ミリオン座おかげさまで1周年記念~アンコール上映(11/25~12/8)」として、格安の入場料@1000円(シネクラブの会員は@500円)で、ちょっと前に上映された佳作を楽しむことができます。上映作品:「かもめ食堂」、「白バラの祈り~ゾフィー・ショル、最期の日々」、「RENT / レント」、「寝ずの番」、「ブロークバック・マウンテン」等。見逃していたり、もう一度観たい作品を観られるチャンスですよ~私は上映中の『ジュテーム・シネマ・フェスティバル』「ブラウン夫人のひめごと」を時間が合えば観たいと思っています。上映期間が短く一日一回のみの上映なので、ちょっと難しいかもしれませんが‥。自宅でDVD鑑賞も良い(というか、そうせざるを得ない方も多い)ですが、映画館の大きいスクリーン・最新の音響で映画に没頭して鑑賞するのが“映画鑑賞の醍醐味”だと感じます。
2006/11/20
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今日「出口のない海」の試写会に出掛けてきました。太平洋戦争中の海軍を舞台にした、ヒューマン映画です。主演の市川海老蔵が学徒動員(海軍志願)の大学生で、元甲子園の優勝投手・並木の役。ご訪問、ありがとうございます皆様のお陰で、順位はちょっと復活↓ご訪問の記念に、是非ポチっとクリックで応援をお願いします日本が戦争に突入していく中、野球に情熱を傾ける並木達大学生、やがて彼らも戦争の惨禍に巻き込まれていきます。父親役に三浦友和、母親役に古手川祐子、海軍の軍艦長に香川照之、他に永島敏行、田中実、高橋和也、平泉成等のベテランが脇を固める中、若手の俳優たちも熱演していました。神風特攻隊や戦艦大和に比べてほとんど知られていなかった「回天(海軍の最後の秘密兵器:脱出装置なしの一人乗り)」に乗って敵艦に激突するという任務についた若者達の苦悩や悲しみと、それに関わる様々な人々の心模様が、丁寧に描かれています。映画公開記念!「ケータイ返信キャンペーン」のお知らせ 竹内まりやがこの映画のために書き下ろした主題歌「返信」は、この映画を更にドラマチックに盛り上げてくれる名曲です。■送料120円■竹内まりや■CD【返信/シンクロニシティ(素敵な偶然)】■初回盤■9/6「男たちの大和」ほどの迫力はないものの、じーんとした感動を呼ぶ秀作だと感じました。過去の戦争を美化するわけではありませんが、戦争で犠牲になった人々のことを決して忘れてはならないと感じます。現在の平和な日々を送れる当たり前の幸せを改めて実感できる映画でした。
2006/09/06
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ヤフオクで3枚で1500円という破格で入手した全国共通前売り鑑賞券で、今日「不撓不屈」を伏見ミリオン座で観て来ました。ご訪問、ありがとうございます最近、順位が下降気味です皆様のお陰で、少し復活↓ご訪問の記念に、是非ポチっとクリックで応援をお願いします話題作で日曜日の午後ということもあってか、劇場はほぼ満席でした。と言っても、この映画館は小さいので、一番大きいスクリーンでも169席の収容キャパしかありませんが‥。原作は、『金融腐食列島』で有名な高杉良の『不撓不屈』。【金融腐蝕列島「再生」デラックス版】昭和38年~45年に起こった『飯塚事件』という実話を基にした、税務署(国税局)と脱税行為の疑いを掛けられた飯塚税理士との壮絶な闘いを国家権力や様々な人間模様の中で最悪の状況下で事件は意外な展開をしていきます。真実を求めて「自利利他」の信念の元、滝田栄演じる飯塚税理士の真摯な志が見ている者の感動を誘います。松坂慶子は昭和30年代の内助の功を尽くす従順な妻役を好演し、他中村梅雀、三田村邦彦、北村和夫ら名優が憎まれ役等を熱演しています。◆亡き義父は国税局出身の税理士で、義兄は現役の税理士ということもあり、税理士と言う職業はとても身近なのですが‥こういう映画を観ると国家権力と税理士という構図の複雑さを考えされられます。社会派の映画が好みの方には、おススメの映画です。昨日は、五木ひろし特別公演「歌・舞・奏スペシャル」を観に御園座で夫婦で観て来ました。旦那が昔から五木ひろしのファンでコンサートにもよく出掛けるようなので、今回は演歌に興味の無い私も同伴しました。正直余り期待しなかったのですが、想像以上に良かったです例のごとく、チケットは金券ショップで格安(一階一等席招待券定価@15000×2→@5000×2:連番)に入手し、一階後方部サブセンターブロック端の座席でしたが、楽しいショー仕立ての公演を満喫できました。◆芸能生活40年以上を超えるキャリアの五木さんですが‥デビューしてから下積みが長く、一部ではその経緯を面白おかしく自分の持ち歌以外も弾き語りしたり、自伝的な物語仕立てになっています。二部では、フルート演奏、和太鼓の実演、総勢数十名の津軽三味線との競演の他、日舞やダンスなども取り入れた華麗な演出も盛り沢山で、休憩を含めた約3時間半の間に40曲を熱唱!私の知っている曲は「よこはまたそがれ」「千曲川」「夜空」位でしたが、旦那のカラオケの定番も沢山歌ってくれて、良かったと思います。お客は流石に若い人は少なく、ジジババ中心でしたが、定価@15000円で入場しているお客はどれ位いるんでしょうか?
2006/06/25
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昨夜話題作「LIMIT OF LOVE 海猿」の試写会に、父と出掛けてきました。JR名古屋高島屋の協賛で、今月の初旬まで「LIMIT OF LOVE 海猿」展示がされていました。最近は試写会がよく当選し(外れも多いですが‥)、今月は2回目です。ご訪問、ありがとうございます最近、順位が下降気味です皆様のお陰で、少し復活↓ご訪問の記念に、是非ポチっとクリックで応援をお願いします映画の内容は、「海猿」と呼ばれる海上保安官潜水士達のドラマ。前作「海猿(2004:東宝映画)」が大ヒットし、続くテレビドラマ「海猿 EVOLUTION(2005)」もドラマ満足度調査で第一位を獲得。本作は一大プロジェクトのファイナルを飾るにふさわしい緊迫した迫力ある映像、大掛かりなセットとCGも導入し、海上保安庁の協力も得、ダイビングシーンはキャスト達自らの熱演で、深く大きな感動を呼んでいます。私自身は「海猿(2004:東宝映画)」「海猿 EVOLUTION(2005)」も観ていませんが、今回の作品だけを観ても、最近の邦画にしてはとてもよくできていると思いました。日本人観客のツボを押さえている感じ◆主役の伊藤英明、加藤あいのラブストーリーに始まりますが‥大型フェリーの大海難事故に遭遇し、現場は“限界・極限(LIMIT)”のドラマ、更に“至極の人間愛(LIMIT OF LOVE )”に迫っていきます。上司の司令官に美木良介、かつて「海猿」だった幹部司令官に時任三郎、かれらがとても人間愛に溢れたいい味を出しています。大塚寧々、吹越満、石黒賢らも、とても熱演しています。感動を呼ぶスケールの大きい映画として、これは是非映画館の大画面で観るのをオススメします5/6より、全国ロードショー
2006/04/29
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昨日「2006年(第29回)日本アカデミー賞授賞式」授賞式が東京都港区のホテルで開催され、「ALWAYS 三丁目の夕日」が最優秀作品賞など日本映画関連の全13部門中12部門を独占しました(以下、敬省略)。意外だったのは、最優秀主演男優賞が「ALWAYS 三丁目の夕日」主役の吉岡秀隆だったこと!確かに映画の中では小雪と共演し、とてもいい味を出していましたが、まさか中堅からベテラン俳優になりつつある真田広之を抜くとは!「亡国のイージス」を観ていませんが、今では世界的にも評価の高い真田広之の方が、真田ファンの私としては俳優としては上だと感じます(吉岡さんファンの人、ごめんなさい)。☆ご訪問、ありがとうございます☆皆様のお陰で、順位が少し復活してきました~。↓ご訪問の記念に、ポチっとクリックお願いします♪◆最優秀主演女優賞の吉永小百合は‥「北の零年」でも体当たり的な演技をし、他の追随を許さない女優として評価されるのは、当然の結果かもしれませんね。彼女の穏やかで謙虚な雰囲気は、大女優特有の自己主張や強いプライドを感じさせずとても爽やかで、それゆえに更に好感度が増すのかもしれません。◆最優秀助演男優賞の堤真一は‥「ALWAYS 三丁目の夕日」で昭和30年代の無骨な町工場の親父役を好演していました。真田さんと共に堤ファンでもある私としては、彼の受賞はとても嬉しいです。堤さんは「やまとなでしこ(2000年・月9ドラマ)」で大ブレイク以前から、テレビドラマ以外でも映画・舞台と大活躍しています。千葉真一主宰のJACC出身で、元々真田さんの付き人だったそうですから、アクションや立ち回りも得意だそうです。◆最優秀助演女優賞の薬師丸ひろ子も‥堤さんと同じ映画で夫婦役を熱演。離婚してから、彼女は一皮むけた大人の女優さんに随分と変貌した気がします。昨日の授賞式はとても豪華な顔ぶれで、産後復帰したばかりの竹内結子(「春の雪」主演)がまばゆいほど輝いていました。彼女の私生活はわかりませんが、結婚・出産という経験を経て更に瑞々しい美しさを放つ魅力は、同性ながらほれぼれとしました。皆さんは、予想はいかがでしたか?
2006/03/04
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◆長年東宝グループの名門映画館として、名鉄メルサ6階(名古屋駅前)に君臨していた、「名鉄東宝」映画館が2月24日に閉館します。★昨年の9月に松坂屋北館地下にあった「エンゼル東宝」も、閉館しました。☆平成13(2001)年4月には納屋橋(伏見:ヒルトン名古屋の西)にあった「名宝劇場、名宝スカラ座、名宝シネマ」が閉館し、現在は再開発されているようです。参照:東宝(株)IR情報 第114期 営業報告書(自平成14年3月1日 至平成15年2月28日)☆いつも、応援ありがとうございます☆↓ポチっとクリックお願いします♪◆「名鉄東宝」は駅から地下街で直結しており、とても便利でした。残念ながら数年前に改装された劇場(2分割された)は、常に電車の微動が感じられましたが‥。★「エンゼル東宝」は松坂屋の地下にあったので、お買い物のついでに寄ることが出来、ココは傾斜の少ない小さい劇場でしたが、愛用していました。☆「名宝劇場」には、かつて「名古屋宝塚劇場」がありました。昭和30年代、母はよく宝塚歌劇を観に「名宝」へ通ったそうです。映画館最盛期を過ぎ、閉館する数年前からは、話題作以外は入りが悪かったようです。「東宝映画」は、最近は直営の映画館以外でも上映されるようになりました。話題の「THE有頂天ホテル」は、名古屋中心部ではスターキャット直営・伏見のミリオン座でも上映されています。東宝映画の一部は、名古屋駅前のピカデリーでも時々上映されています。来年には名古屋駅前の再開発で、ミッドランドスクエア(豊田・毎日ビルディング)の中にピカデリー(中日本興業)がシネコンとして入居の予定ですし、採算の合わない古い映画館はどんどんと閉鎖されていきます。時代の変化や趨勢により、映画館のあり方も変わっていくようです。メジャーな映画作品を中心に上映するシネコン以外に、名演小劇場や伏見ミリオン座のようなミニシアター系の映画館が、名古屋でももっと増えて欲しいと願っています。
2006/01/26
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今日観てきました。公式サイト大雪が残っている為か、大勢の人が映画館に詰めかけており、「午後12時半~の回」は、途中から入ると立ち見(ピカデリーの「男たちの大和」は、入れ替え制無し)みたいでした。午後3時半の回に、3時前から長蛇の列!早めに並んだのでまあまあの場所に座れましたが、ギリギリに来た人達は二人並びの席を探すのも難しいようでした。【YAMATO浮上!-ドキュメント・オブ・『男たちの大和/YAMATO』-】映画は、期待した以上の重厚で深い内容でした。なんと驚くことに、以前「角川映画」で一世を風靡した角川春樹氏が製作なのです!彼は1993年に麻薬で逮捕され、出所後は「角川書店」とは別に1976年から映画製作等を行っていた「角川春樹事務所」会長として、メディア・出版等で新たな活躍をしています。【男たちの大和(上)決定版】流石角川さんが24年前から構想を練っていただけあって、壮大なスケールかつ人情味溢れる映画に仕上げっていました。『戦後60年の2005年4月7日、「大和」を巡り一人の女性(鈴木京香)が鹿児島県枕崎の漁港を訪れ、老漁夫の神尾(仲代達也)に「北緯30度43分・東経128度4分」まで船を出して欲しいと懇願してきました。』現代に生きる「大和」の過去を背負った二人が、宿命のように出会い、その過去の思い出から物語が展開していきます。【オリジナル・サウンドトラック/「男たちの大和】キャストが、前者二人以外もとても豪華です。反町隆史・中村獅堂というゴールデンコンビが二等兵曹で主役級の活躍をする一方、指令長官に渡哲也、「大和」第五代目艦長に奥田瑛二、他実力派の俳優が大勢出演しています。物語の終盤、私は神尾さんに感情が移入してしまって、涙が止まりませんでした。【12/15緊急再入荷!極めて少量!限定販売です賀茂鶴 「男たちの大和」純米吟醸酒 720ml】戦争という厳しい現実、終戦後60年たっても「生き残り」という心の傷を負った人々が今も少なくないことをこの映画を観て痛感しました。戦争を知らない世代、特に若い世代に是非観ていただきたい作品です。勿論、全ての世代に共感を呼ぶことは言うまでもありません。この映像はとても迫力がありますから、できれば映画館の大スクリーンと最新の音響で是非!
2005/12/23
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昨夜、再び伏見ミリオン座のオープニング企画試写会に出掛けてきました。実は、金曜日もオープニング記念の粗品(『ロクシタン』6千円相当の商品:シャンプー&コンディショナー&バスジェル)をもらうべく午前中に約小一時間並びましたから、3連チャンで通ったことになります。無料の粗品というと、ジジババが並ぶものばかりだと想像していましたが、今回は違っていました。なんと、ほとんどが20代~30代のうら若き女性ばかり(私を含め、一体どんな暇人なんでしょうか?)!!!ババは少しいましたが、ジジは見かけませんでした。昨夜は、午後6時整理券配布、午後8時入場開始、午後8時半~9時迄映画「長い散歩(奥田瑛二監督、緒方拳・高岡早紀出演)」クランクアップ記念:奥田瑛二(監督・俳優)&高岡早紀(女優)トークショウ、続けて午後9時~11時40分頃迄映画「るにん(Rー15:奥田瑛二2作目の監督作品、松坂慶子・西島千尋・根津甚八他出演)」試写会でした。 瑛二独談ーるにんー試写会はペアで2枚当選したので、父と私達夫婦の三人で参加しました。トークショウを間近で見るべく、最前列に陣取ることが出来ました。写真は撮影禁止のためありませんが、メ~テレのカメラが何台か来ていましたので、明日(月曜日)の「どですか」や地域ニュース等で流れると思います。間近で見た奥田瑛二さんは、渋くて格好いい!デビューの頃の甘い感じから、最近はとても深みのある役者&監督に変貌してきましたね。彼は春日井市高蔵寺町出身で、高校も確か東邦だったと思うので、愛知県人であり、名古屋っ子でもある、地元の星的存在です。学生時代は、旧「ミリオン座」にも通っていたようです。今回の「長い散歩」も、春日井や多治見を舞台にしており、彼の原風景が映像にマッチしている作品みたいですよ。高岡早紀さんは、一児の母とは思えないほど相変わらず美しく、笑顔は花が咲いたような華やかな雰囲気の女優さんでした。映画の中では、妖艶なシーンもあるそうです。終演が遅かったので、実家の最寄り地下鉄駅からタクシーで父を送り届け、帰路についたのが午前1時前でした。伏見ミリオン座は、小さい劇場ながら本当に良いです。近くに飲食店も多いので、私達夫婦(ジジ抜き)は開演前の待ち時間を名古屋観光ホテル「ル・シュッド」でカジュアルなディナーを楽しみました。ホット・ペッパーのクーポンを利用して、ちょっとお得でした。ここのベーカリーやケーキもとても美味しいので、テイクアウトにもお薦めです。「バレリーナ」という名前のスパークリングワイン(イタリア産)も、とても美味しかったです。【バレリーナ・ブリュットスプマンテ】↑の楽天で買うと安いですが、ホテルではグラス一杯700円、ボトルで3600円(税・サ別)。グルメにトークショウ、試写会と大いに満喫した一夜でした。
2005/12/18
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を観に行ってきました。公式サイト映像・ストーリー(原作は三島由紀夫『春の雪』)・演出&演技全てに、期待していた以上の作品でした。特に、主役:松枝清顕を演じる妻夫木聡は、侯爵家の子息で純愛を貫くまっすぐな役柄を好演していました。同じく主役:綾倉聡子役の竹内結子も、伯爵家の令嬢役でとても気品があっておっとりとした役柄になりきっていたようです。竹内さんの着ていた衣装がとても豪華絢爛で、特に青い地の金の刺繍入り振り袖と花の飾りの付いたクラシックな帽子が印象的でした。【春の雪~清顕と聡子の追想物語~(メーキングDVD)】ロケはいろいろな場所が使われたようですが、蒸気機関車の大井川鐵道の他、明治村内の歩兵第六連隊兵舎&日本赤十字社中央病院病棟辺りが「学習院」学舎として、帝国ホテルの中央階段が「帝国劇場」の一部として使用されていたような(?断定はできませんが‥)気がします。大正時代、未だ身分の高い階級では結婚が個人の自由にならなかった頃の悲恋を四季折々の描写と共にとても美しく描かれています。宇多田ヒカルの主題歌も、とても映画の余韻を盛り上げてくれます。【宇多田ヒカル/Be My Last】岩代太郎『「春の雪」オリジナル・サウンドトラック』涙が出るというよりは、しみじみと余韻に浸れる秀作です。名鉄東宝では、12月9日まで上映。
2005/11/25
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を先日名鉄東宝で観てきました。滅多に邦画は観ないのですが、これは「昭和33年が舞台」ということで、とても気になって観たいと思っていました。公式サイトAlways三丁目の夕日 夕日町オフィシャルガイドALWAYS 三丁目の夕日~夕日町のひみつ ◆20%OFF!『舞台は昭和33年。長嶋茂雄の伝説が始まり、力道山が空前のプロレスブームを巻き起こし、石原裕次郎が若者を魅了し、そして東京タワーが生まれた年。それは、日本人みんな輝く未来を信じていた時。リアルタイムで体験している人にも、体験していない人にも、そんな時代の空気が画面から伝わります。世に面白い映画は数々ありますが、いつまでも観続けていたい、この世界に浸っていたいと願う映画というものにはなかなか出会えません。この作品は、賞レースに絡まないかもしれません。また、評論家の方から今年のTOP10で選ばれないかもしれません。ただ、観た人すべてから愛される映画になるでしょう。(紹介コラムより転載)』ALWAYS 三丁目の夕日」公開記念「懐かしの街角」ミニカー<マツダK360:オート三輪車>主役・茶川竜之介役の吉岡秀隆、いい味を出しています。自動車修理の町工場店主を堤真一、その妻に薬師丸ひろ子、近所の居酒屋おかみロミ役の小雪等、豪華な共演者がとても達者な演技をおり、好感が持てました。現代劇で活躍中の俳優さんも、しっかりと昭和33年の雰囲気に浸っています。特に堤真一さんは私の大好きな俳優の一人で、「やまとなでしこ(フジテレビのドラマ)」以来のファンです。MISIA『EVERYTHING』も、とても印象に残っている主題歌です。〔送料無料キャンペーン中〕MISIA LOVE&BALLADS-The Best Ballade Collection--CD-私自身、昭和33年には未だ生まれていなかったものの、三種の神器(電気冷蔵庫・カラーテレビ・電気洗濯機)は、子どもの頃には貴重だったような‥。母がたらいに洗濯板で洗濯をしていた姿が、目に浮かびます。この映画を観ると、自分の体験した昭和の人情や風情を追体験できるような気がします。スローライフが見直されている昨今、携帯電話やメール等の通信に追われて生きる現代人が忘れているものが描かれている気がします。またこの時代を知らない世代にも、是非観て欲しいと思います。来週は、同じく邦画の「春の雪」を観る予定です。
2005/11/21
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今年で10回目を迎えた「あいち国際女性映画祭2005」のお知らせです。◆9月7日(水)~11日(日)の間、ウィルあいち(名古屋市東区)を中心にして愛知県内の各会場で、監督や出演者等のゲストイベントを交えて、世界各国のいろいろなテーマの映画作品が上映されます。◆映画事情に関するシンポジウムや交流パーティー、ワークショップ等も、いろいろと開催されます。中国、デンマーク、オランダ、スウェーデンといった珍しい国の作品の他、流行の韓国映画もあります。日本初公開や愛知初公開の作品、また日本映画名作の上映もあります。「流れる(1958年:日本)」では女優の岡田茉莉子さん来場予定、「稲妻(1952年:日本)」では女優の香川京子さん来場予定。明日までにチケットぴあ、ローソンで前売り券(ウィルあいち会場作品のみ)を買えば、800円(当日1000円)で1作品が観られます。また愛知県興行協会加盟の映画館では、女性サービスデーとして、映画祭開催中:9月7日(水)~11日(日)女性に限り、1000円均一(一部作品を除く)で上映中の映画が観られます。私は、毎年この映画祭にはなかなか足を運べませんが、サービスデーの恩恵を利用して映画を観ることにしています。今週は、生憎の台風で日帰り神戸行き(水曜日予定)もお天気次第なのですが、映画を1000円で観られる機会なので、お目当ての映画を観に行こうと思っています。映画好きの方は、見逃せないイベントも目白押しです。是非この機会を利用してみては、いかがでしょうか?
2005/09/05
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のお話をしたいと思います。70~80年代の主な名画座は、いろいろありました。シネマA(名古屋:若宮シネラマ会館) ダイヤモンド劇場(名古屋) 浄心ハイツ(弁天通り) 名宝シネマ(伏見) ロマン座(松坂屋本店近く) 毎日地下劇場(名古屋駅)もっと古いところでは、ミリオン座など。80年代半ばまでビデオを所有していませんでしたから、名画座はとても貴重でした。戦前生まれで、テレビが出現するまで映画だけが唯一の娯楽だった父にとっては、昭和30年代迄映画館通いが生活の一部だったようです。大須界隈には、戦前の最盛期には20余りの映画館が出現し、その中でも「電気館」創業者の「古川為三郎(ふるかわためさぶろう)」氏は、後に「日本ヘラルド」という配給会社も設立し、洋画配給の草分け的存在を担いました。伏見のヒルトンホテル西にあった「名宝」は旧「名古屋宝塚劇場」で、宝塚の歌劇が上映されていたことでも有名です。昭和30年代前半には、母は「名宝」に通っていたらしいです。当時は宝塚歌劇の入場料はとても安く、庶民の娯楽だったそうです。現在では、全国的に(全世界的にも)多くのロードショウは一斉に封切られますが、20年前までは名古屋で封切られる映画は多少時差がありました。興行成績によって、ロングランするよりも2本立てにする映画館が多く、それを目当てに映画館に行く人(私も含めて)も多かったと思います。ある意味、「名画座」の役割を担っていたと言えるかもしれません。現在はビデオやDVDで新作の映画がすぐ観られるので、「名画座」の役目は少なくなってきているのかもしれません。最近元気なミニシアター系の「名演小劇場(名古屋・東新町)」や「シネマスコーレ(名古屋駅西)」「名古屋シネマテーク(名古屋・今池)」等では、アート系のロードショウと共に、リプリントした昔の名画がいろいろと上映されていて、嬉しいです。 http://homepage3.nifty.com/meien/http://www.cinemaskhole.co.jp/cinema/html/home.htmhttp://cineaste.jp/ミニシアターや名画座で観たい映画、ありますか?タイトルの「テーマ」のロゴをクリックすると、古い映画のお話がいろいろ伺えますよ♪
2005/03/21
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