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2024年4月23日から25日までの二泊三日、ディズニーリゾートと東京都内の観光地を訪れました
初日は曇り空が広がっていました
以前は出張で新幹線に乗るたびに、窓から見える富士山に目もくれずにいました
しかし、観光目的で新幹線に乗るようになってからは、その壮大な姿を見ることを楽しみにしていますが、今回も、残念ながらその機会はありませんでした
ただ、雨に降られずにディズニーランドに入場できたので、それだけで満足しました
東京駅の出勤時間の人波をすり抜け、9:45にディズニーランドに到着
初日はディズニーランドで一日中、アトラクションの列に並びました
普段は1時間以上待つことはありませんが、ここではそれが当たり前のようです
この日は最大で2時間待ちましたが、待つ間も退屈することはありませんでした
かみさんによると、これはまだ少ない方だとのことです
そんなわけで、パレードや妻が楽しみにしていた「美女と野獣の魔法の物語」のアトラクションなど、メインのアトラクションは概ね体験することができました
夢の国を訪れ、待ち時間を回避するためにはプレミアムチケットを購入すれば、多くのアトラクションを楽しむことはできるのでしょうが
しかし、その一方で、飛ぶようにお金は消え、現実に引き戻されます
主要通貨に対する円安の影響を受け、今では海外からの観光客、特に元気なアジア圏の観光客の声が飛び交っています
反面、飛ぶように札が飛んでいくので現実の世界に戻ってしまう
主要通貨に対し価値が低下した円安の追い風を受けて、今は海外からの観光客、特に元気なアジア圏の言語が飛び交っています
夜のディズニーランドが一層鮮やかに輝くエレクトリックパレード
暗闇から現れる数々のディズニーキャラクターたちが乗るLEDライトの鮮やかな色合いで光り輝くフロートのパレードが始まるその光景はまさに夢の世界そのもの
音楽と光のショーが同時に進行し、観客全員がその世界に引き込まれていきます
何よりも心に残ったのは、子供たちの喜びに満ちた声
彼らの目はキラキラと輝き、その笑顔はまさに無邪気そのもの
大の大人ですら現実を忘れ子供の頃に戻ったような一時を与えてくれます
鮨酒肴 杉玉新木場店
TDLから二駅先のりんかい線新木場駅の一階にあり
スシローの新業態店で鮨と酒と肴が楽しめる居酒屋
新木場駅の南に宿をとった事もあり、手近なここで晩御飯をとることにしました
スシローの居酒屋版で、味気ない器で提供されるものとは違い一クラス上のもの
寿司に関してはバルサミコ酢入りのシャリを使うなど差別化を図っています
メニューの謳い文句や写真と現実は多少ギャップがあるのはスシロー譲りか
居酒屋だけに酒の選択肢は広い、鯵の骨せんべいがお勧めで、これを肴に酒は進む
もし名古屋にも店舗が出来れば、散歩がてらに立ち寄ってみたい
所在地 / 東京都江東区新木場1-6-1メトロセンターC棟1F
JR東日本ホテルメッツ東京ベイ新木場で迎えた二日目、今日は終日TDSで楽しむ
新木場駅まで徒歩数分と近いのでTDLを訪れるには便利なビジネスホテル
ここもまた、海外からの観光客が多く、宿泊額に制限のあるサラリーマンはつらい時代になった
晴れ間は見えてますがいつ降り出してもおかしくない天気
TDSに到着したころには雨も降りだす
この日もアトラクションの待ち時間は比較的少ない様で、かみさんが乗りたかったファンタスティックフライトや一度は経験しておきたかったタワー・オブ・テラーなど楽しめた
夜の「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス」を楽しみにしていましたが、雨も強くなり、開催が危ぶまれるようになったため、結論を待たずに18時にTDSを後にしました
三日目は都内の神社と観光スポットを巡りました
上は中央線の御茶ノ水駅前にある神田川に架かる聖橋からの眺め
この場所はアニメ「すずめの戸締まり」にも登場し、鉄道愛好家にとっての聖地として知られています
橋の上からは、東京メトロ丸の内線、JR中央快速線、JR中央総武線の3路線が交差する景観を眺めることができます
運が良ければ、同時に走る電車の姿を写真に収めることができる絶好のスポットです
所在地 / 東京都千代田区神田駿河台4
次に、ここから湯島聖堂に向かいます
湯島聖堂 (孔子廟、神農廟と昌平坂学問所跡)
聖橋から北方向に進んだすぐ右側の森の中に位置しています
江戸時代の元禄3年(1690)に、江戸幕府5代将軍徳川綱吉により湯島聖堂として創建されました
ここでは、孔子を祀る大成殿や学舎が建てられ、自ら論語の講釈を行うなど、学問が奨励されていました
写真上は杏壇門から入徳門の眺め
下は屋根の流れ棟の先端に飾られている鬼龍子と呼ばれる聖獣
寛政9年(1797)には、孔子が生まれた地名を取って昌平坂学問所が開かれ、明治維新まで文京センターの役割を果たしていました
維新後は文部省が置かれたり、国立博物館、師範学校(筑波大学)や女子師範学校(お茶の水女子大学)が置かれるなど近代教育の発祥の地となった
現在の主な建物は昭和10年(1935)に再建されたコンクリート造りで、入徳門は宝永元年(1704)に建立された当時のものがそのまま残っています
下の写真は特徴のある鯱の姿
鯱の頭から鯨のように水を噴き上げ、建物を火災から守っています
同様の鯱は大成殿の棟にも飾られ、湯島聖堂のシンボル的な存在といえる
余談ですが荷物になる一眼を持ってきながら、アクセストラブルで肝心の時に撮影できずお荷物でしかなかった
湯島聖堂
所在地 / 東京都文京区湯島1-4-25
次に、湯島聖堂から徒歩約3分の場所に鎮座する神田神社に向かいました
写真は神田神社随神門
朱も鮮やかな総檜・入母屋造の随神門で、現在の門は昭和50年(1975)に建立されたもの
キンピカの木鼻飾りや彩色された彫飾りが印象的です
上は神社拝殿の全景
ここはTVドラマのロケ地になった場所で、左手のイチョウの御神木の下がドラマに出て出来た小さな祠があった場所という、撮影用の為当然今はなにも残っていません
下は境内北側の末廣稲荷社
訪れた時は藤の花が綺麗に咲き誇っていました
神田神社所在地 / 東京都千代田区外神田2-16-2
上は湯島神社社頭の眺め
下は拝殿全景
湯島神社は雄略天皇2年(485)に創建され、江戸時代の天神信仰の中心地とされています
主祭神は 天之手力雄命、
菅原道真を祀る
学問の神として知られているため、修学旅行の生徒たちが多く訪れます
意外に高い建物がなく、空が開けており、都会的な圧迫感のある東京の印象は少し変わった
湯島神社
所在地 / 東京都文京区湯島3-30-1
湯島神社を後にし、不忍池の西側を北上して次の目的地である根津神社へ向かいました
つい最近までピンクの桜の花で溢れていた上野公園も新緑の淡い緑に包まれていました
写真の左側にある八角形の建物は不忍池辯天堂で、右方向には今回の最終目的地である東京スカイツリーが聳え立っています
雨に降られて肌寒かった昨日とは対照的に、この日は歩いているだけでも暑さを感じるほどの陽気でした
木陰で一息つき、上着を脱ぎ捨ててTシャツ一枚で歩き始めました
真島稲荷神社
根津神社付近の蕎麦屋で昼食を予定していましたが、炎天下の下長蛇の列ができており諦めて、谷中の蕎麦屋に向かいました
そちらは列は出来ていましたが日陰もあり列に加わりました
待時間に近くの真島稲荷神社まで歩いてきました
谷中の住宅街の狭い路地の突き当りに鎮座する小さなお稲荷さんです
下町情緒が漂う谷中の町のお稲荷さん、詳細が分かれば改めて記載する事にします
真島稲荷神社
所在地 / 東京都台東区谷中2-1-5
根津 鷹匠
入口は間口が狭く、目立つ看板もないので穴場的なお店
店内に入ると右側にガラス張りのそば打ち部屋があり、白い土壁と木を多用した落ち着いた店内です
無垢材の長いテーブル席が三つと、入口にカウンター席があります
上は酒の肴でオーダーした熱々の焼味噌と下は二色蕎麦
味わいの異なるせいろと田舎蕎麦の二種盛りで、特に田舎蕎麦は美味しかった
以外に塩で美味しく頂ける蕎麦で、薬味のからし大根で頂くとピリッとした辛さと冷たい蕎麦がこの日の暑さにはピッタリでした
良く冷えた四季桜と焼味噌がまた絶妙、美味しいお店でした
根津 鷹匠
所在地 / 東京都文京区根津2-32-8
さて、ここから徒歩5分の根津神社に向かう事にします
上の写真は根津神社社頭
3月30日から4月30日の間、境内ではつつじ祭りが開かれており、多くの参拝客で賑わっています
戦災で被災した社殿の修復後、荒れていた丘に花期の違う3000株のつつじが植えられ、色とりどりに咲き移ると云う
ツツジもこれだけ纏まると圧巻の美しさがある
上は根津神社社殿全景
由緒は古く、日本武尊が東夷征定の際に、須佐之男命の御神徳を仰ぎ千駄木の地に創祀したと伝わり、文明年間(1469~87)には太田道灌が社殿を奉建しています
祭神は須佐之男命、大山咋神、誉田別命、大国主命、菅原道真公をお祀りする
下は乙女稲荷神社で倉稲魂命をお祀りする
つつじ祭りと重なっており、境内は今回訪れた神社の中では一番混雑していました
根津神社
所在地 / 東京都文京区根津1-28-9
谷中銀座
根津神社から北に徒歩15分程の場所にある昭和レトロな雰囲気の漂う商店街
夕陽に染まる谷中銀座の風情はドラマのロケ地としても取り上げられている
さて、夕やけだんだん坂を上り、日暮里駅から最終目的地の東京スカイツリーに向かいます
夕やけだんだん坂
東京スカイツリーの南を流れる北十間川、そこに架かるおしなり橋から川面の眺め
色鮮やかな1500匹の鯉のぼりが見られます
見上げるスカイツリー
東京スカイツリータウンで開催されている台湾祭で、台湾夜市の雰囲気と味覚を味わいながら、この旅の終わりを迎えます
牡蠣オムレツや巨大なイカの唐揚げなど、普段はなかなか味わうことのできない台湾屋台の味を堪能することができました
ここで帰りの新幹線の時間を調整しました
そして、東京駅醸造所で桃どぶろくを購入し、お土産としました
どぶろくと見間違えて購入しましたが、桃風味のどろっとしたお酒で、女性でも飲みやすい一品でした
コロナ禍で閑散していた時以来の東京でしたが、人並みで溢れる慌ただしい東京に戻って来たなと実感するとともに、円安を背景に海外から訪れた観光客の多さに、なんとも複雑な思いを実感する3日間でした
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