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2006年10月11日
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カテゴリ: その他
イッチャッチョザーレ・アライというのは、ある帆船の名前である。
ナランハが今ぽつぽつと読んでいる本の中に登場する。
この帆船は「ハッピー・アドベンチャー」という名の船だったのだが、
バスク船籍にするために、バスク語の名前を付けなおしたのだ。
意味はわからない。
でも、バスク人とバスク語が出てきたので、
何年か前にバスク地方に出かけた時のことを不意に思い出してしまった。

バスクというのはフランスとスペインの国境あたりの地域で、
そこに住んでいるバスク人たちはバスク語という独特な言葉を話す。
スペイン語にもフランス語にも全然似ていない。
ナランハが知っているバスク語は2つだけ。
エスカリクスコとオソンデである。
バスクに出かけたのは、トロサの合唱コンクールを見に行くためで、
(とうちゃんのいた合唱団が日本の代表として出演したので)
バスク語の勉強はしていなかったので、エスカリクスコ(ありがとう)しか知らなかった。

オソンデは現地でひろってきたことばである。
あるおばあさんがにこにこしながらナランハに向かって
「オソンデ」といったのだ。
「オソンデ?」と聞き返すと
「オソンデ!オソ・オンデ!」
「オソ・オンデ?」
「オソ・オンデ!」
「エスカリクスコ!!」
たったこれだけの会話だったがおばあさんの言ってる意味がわかったのでとてもうれしかった。
おばあさんは
「とってもじょうずね!」といってくれたのだ。
実は、コンクールでは、審査員による審査の他に会場の聴衆による人気投票が行われていて、
投票用紙にO・Oという記号があったのを思い出したのだ。
O・Oはスペイン語でムイ・ビエンつまり、Very Goodだったのだ。
そうか!O・Oは「オソ・オンデ」だ!
数学の証明問題を解いたような気分になったことを覚えている。





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最終更新日  2006年10月12日 02時25分25秒
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