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2010.07.17

２１世紀の成田新幹線

(4)

テーマ：鉄道雑談(1540)

カテゴリ：ニュース・時事

京成線高砂から千葉県北部を成田に向かってほぼ一直線に貫きながら、中途半端な位置で止まっていた北総線。宝の持ち腐れの印象を与えつつ歳月が経過したが、この日「成田スカイアクセス」としてめでたく全通した。スカイライナーは最速で３６分v(^o^)v

成田スカイアクセス　開業…空港－都心、最短３６分
スカイアクセス開業　最速３６分“不便”イメージ払拭

このルートはほかでもない、成田空港と一体で計画された成田新幹線そのものだ。歳月を経てJRでなく京成の運営となり、全線専用線でなく在来線への乗り入れとなったが、新幹線でなくてむしろよかったと思う。スカイライナーでも運賃料金合わせて\2400というのはお値打ちと言っていい。これが新幹線だったら、東京から小田原あたりまで乗るのと大差ない運賃料金になったはずで、所要時間は縮まったかも知れないが、建設コストも（特に都心部で）膨らんだだろう。

日暮里という立地を云々する向きもあるが、大規模なターミナル駅でないことで逆に乗り換えの利便性を確保できている。池袋方面からだと、N'EXに乗るために東京駅まで出る煩わしさがあるので、以前からスカイライナーを愛用していた。５１分が３６分になったことで、ひょっとすると羽田よりも利便性は上になったかも知れない(*^^)v

ただ課題はあって、４０分毎の運転間隔はもう少し詰めて欲しい。それと所要時間。３６分でも不満はないが、北総線全駅にスクリーンドアを付ければ駅通過時のスピードを上げられるはず。ジャスト３０分を目指して欲しいものだ。