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2019.06.16

混迷へと向かう日本のキャッシュレス社会(-_-;

テーマ：気になったニュース(30370)

カテゴリ：ニュース・時事

7pay不正利用問題は善意の利用者に金銭被害をもたらすなど、社会的にも大きな波紋を引き起こした＞＜

焦りが引き起こした？7payの大失敗　スピード感大切だけど...このままでは「キャッシュレス離れ」も

PayPayの混乱の余波も冷めやらぬうちにこの失態。当然ながらキャッシュレス社会そのものへの疑問の声も上がってくる。

俺たちが夢見たキャッシュレス社会はこんなではなかったはずだ

↑こちらの記事がアップされたのは7/3の朝で、不正利用問題が表面化する前だ。それでいてウンザリ感を引き起こす声が上がり、実際に大失態が明らかになる。「やっぱり現金の方が」と考える人は増えるだろう。

がしかし問題があったのはPayPayや7payであって、キャッシュレス社会そのものではない。システムの作り込みをいい加減にやっていた個別のシステムは非難されても、「だからキャッシュレスは」とまで展開するのは拡大解釈だ。問題なく稼働しているシステムは別として考えねばならない。

QRコード決済は中国などで先行しており、日本のシステムは後発である。彼の国では元々偽造紙幣が問題になっていて、QRコードの方が信頼性が上だと評価されて爆発的に広まった。その中国でも不正利用を考える者は少なからずいるので、システム構築は慎重に行われたはずだ。

近年世に出た和製QRコード決済は、基本的に先行諸国の真似から始まったはずである。真似でも構わないが、信頼性は日本のお家芸だったはずで、ここを蔑ろにするのは先進国の名折れである。現金偏重へと後退するのもまた技術立国らしくない。

クレカやデビットカード、ICカードだけでもいいじゃないかという気もするが、QRコード決済導入はインバウンド対策でもある。どうせやるなら日本らしく信頼性を獲得できるシステムを望みたい(-△- )ノ