チョギ マリャ ネガ イッチャナ

チョギ マリャ ネガ イッチャナ

2023.12.04
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男性タレントを多数擁するガリバー芸能事務所の落日に象徴されるように、2023年の日本芸能界はそれまでになかったほどの激震に見舞われた。一方で女性ミュージカル俳優を自前で育成して公演を行うタカラヅカもまた激震が走り、着地点が全く見通せない混沌のさなかにある( ・ั﹏・ั)

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旧J事務所と同様に加害者と被害者がいる構図だが、こちらは自ら命を断った一人の被害者に対し加害者が複数いて、加害者は特定されているのかいないのか不明といったところ。劇団側は調査の結果ハラスメント事象は確認できずと開き直っている。

ところが劇団の開き直りと責任感の欠如が傍目にも酷すぎたので炎上し、遺族側はLINEのやり取りを公開するなど全面対決の姿勢。そんな混乱の中では通常の公演がスムーズに行われるはずもなく中止となる。一説によるとトップ演者などが劇団側の対応に異議を唱えたとか。

この劇団は親会社が阪急電鉄で、上層部は電鉄からの出向者が中心らしい。早い話電鉄事業の片手間で運営を行っていたわけで、阪急阪神HDになる前の阪急東宝Gから受け継がれたエンタメ事業への矜持など、保たれていたのか疑問である。昭和な体育会的伝統がいびつな形で残っていたとも言われている。

こういった頭と手足と胴体がバラバラに動こうとしている組織体は、ガバナンスがうまく機能しにくい。統制甘くなれば間隙をついてハラスメントを行う者も出てくるだろう。だが今の世はコンプライアンスを遵守した上での運営が求められるので、犠牲者の有無に関わらずハラスメント自体があってはならないことだ。スキームとしても制度疲労を通り越して限界に達していたと思われる。

阪急にそのあたりを改善する気がないならば、取るべき道は劇団解散だろう。少なくとも阪急阪神HDには劇団を運営する資格はないと思われるので、新スポンサーに劇団ごと売却という解決策もあってよい。同業他社に売られて京阪歌劇団や近鉄歌劇団になっても、今の親会社よりはマシな運営ができるはずだ(~_~メ)

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最終更新日  2023.12.09 18:13:04
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