勝ち組  勉強法

勝ち組 勉強法

いじめ



 また、学年によっても差があるし、担任によっても違いが出てきます。

 本校では、生徒指導係りと位置付けて、各学年に主任の先生以外にもう一人担任以外の先生がつきます。

 担任個人だけが対応している状態はよくありません。

 教科指導以外にさまざまな担任業務がありますから、いじめに対応するエネルギーと時間と周囲の協力がないと見て見ぬふりをしたり、簡単に「やめるように」と言うだけで済ましたりなどという不適当な対応をしかねません。

 やはり、まず管理職がいじめについてしっかり組織対応する姿勢をもつこと。

 次に、生徒指導部(本校ではカウンセラーの資格をもつ教員がいます)と担任団がいじめのネットワーク的な対応を構築し、情報を共有しておくこと。

 随時いじめの対応に関する研修を行うこと。

 休憩時間や放課後、監視という観点ではなく、子どもたちの様子を気にかけておくこと。

 保護者と連携をとること。

 加害的な立場にある子どもたちのストレスの原因を軽減するための努力もしていくこと(例えば学力の不安を抱えているなら、補習をしたり、面談をしたり、塾や家庭教師の相談にのってやったりする)。

 そして何より、被害的立場の子どもたちが、信頼をして相談できる担任であることを心がけるべきでしょう。

 本校もまだまだこれらのことが十分に実践できていません。

 こうした意識をもつ教員が集まり、管理職を巻き込んで、対応を充実させていくべきですが、それと並行して、担任の雑務の軽減と、クラスの少人数化と、施設(例えば食堂)の充実と、教職員間の懇親をすすめていくことが必要です。



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