当時私は家のテレビの前に座り、河合奈保子さんの出番を待っていました。吉川晃司さんの「にくまれそうなNEWフェイス」が終わり、次は奈保子さんだとワクワクしながら待っていましたが、奈保子さんの「デビュー」の演奏が始まっても、舞台中央で吉川さんがギターに火を点け始め、燃えるギターを持ち上げるパフォーマンスをしました。奈保子さんが本来「FRY ME TO LOVE ~」と歌う部分に入っても吉川さんが居座るため、奈保子さんは中央近くから再び舞台のそでの方に戻りました。 結局、奈保子さんは途中から歌うことになりますが、テレビを見ていた私は、奈保子さんが険しい表情を見せながらも、何とか気持ちを整えて一生懸命歌う姿を見るのが辛すぎ、本当に残念でした。 「デビュー」はオリコン1位になったシングルで、出だしから伸びやかな高音を奈保子さんが歌うところが魅力だったのに、それが削られてしまいました。