星とカワセミ好きのブログ

2023.09.04
XML
カテゴリ: 河合奈保子さん
1983年に創刊された雑誌「Momoko」(学習研究社)「IDOL放送局」コーナーの切り抜きがたくさんあり、河合奈保子さんの北海道での出来事について記載があるページを紹介していきたいと思います。

*記事の前半に、河合奈保子さんが10曲全部を作曲してできたLPについて記載がありますが、これは1986年10月に発売されたアルバム「Scarlet  :スカーレット』です。

* 河合奈保子さんの作曲活動が評価され、1986年に河合奈保子さんは「日本作曲家協会」の会員になりました。最年少で、アイドル歌手出身としては初めてです。


その(3)です。

(3)1986年6月~8月の河合奈保子さん。(北海道部分は太字)

(1986年)6月22日チューリップ、23日阿川泰子と久しぶりにコンサートに行ってきた奈保子ちゃん。ガラッと違ったタイプのステージを連続して見ただけに、色々と勉強になったようだ。
「阿川泰子さんのコンサートって初めて見たんだけど、とってもオシャレなステージなの。大人の上品さを感じさせる、独特な世界を持っている人ね」
これからの奈保子ちゃんのテーマとなる”大人の歌手”というステージに、すっかり感心させられていた。
その大人の歌手への第一歩ともいうべきステップが、10月に発売される予定のLP作り。全曲彼女自身の作曲によるもので構成されているが、そのレコーディングが25日から30日まで、神奈川県の観音崎にあるマリン・スタジオに合宿して行われた。午後の2時頃から夜中の12時までびっちりとスタジオにかん詰めになって吹き込みに没頭したが、他の仕事は一切入れないでレコーディングに専念しただけに、今は成し遂げた充実感に表情は満ちあふれている。
今回のLPは売野雅勇さんのプロデュースによるもので、様々なキャラクターづけされた10人の女性が1曲1曲の主人公というコンセプトがある。
「一人一人の女性が、性格から血液型、家族構成、仕事と決め細かく説明されていて、そしてこの曲は朝の歌、これは夜の歌という具合に、1曲ずつに物語があるのね。だからイメージがすぐに湧くからとっても歌いやすかった」
朝起きて目の前の静かな海を見に行ったり、潮騒を聞きながらまどろんだり、申し分のない環境でLP作りに全力投球。10月に発売される日を楽しみに待とう。
7月4日から大阪、名古屋、高山、苅谷と地方へ行ってきた。高山では雨に降られたが、古い町並みが続く市内を車で通りながらチョッピリ観光気分も。
「雨にけむる高山もいいものよ」なんて言ってたけど、負け惜しみかな。

11日から2泊3日で今度は北海道へ。
1度は実現させたいといっていた幼なじみのОちゃんと、二人だけの旅行を楽しみに行ってきた。取材もあったが、プライベートを優先にということで大いにフリーな気分を味わう。
「Оとは本当になんでも話し合える親友だから、話してもつきない事がいっぱい。夜なんかほとんど寝ないで話し込んじゃった」
親友との変わらぬ友情をあたためた。

14日からよみうりランド・イーストのコンサート・リハーサルがスタートした。
今年で4回目になるイーストのステージ。毎年1年の総決算ともいうべき意気込みで、本人もスタッフもこのコンサートに賭けているだけに演出が年々大がかりになっていく。
と同時に24日は奈保子ちゃんの誕生日でもある。23歳の心境は?
「無理に背のびしないで、自然に変わっていけばいいんじゃないかなあ」と話しているが、まわりのスタッフ、テレビ、ラジオ、記者諸氏は”彼女はデビューしてから全然変わらない”というのが共通の言葉。うん、たしかにそうだ。スタッフへの接し方はデビュー以来いつも謙虚で礼儀正しい。奈保子スマイルが人気あるのがうなずける。
8月5日には横須賀文化会館でコンサート。今年の夏のステージはこの2か所で終わり。あとはヨーロッパへLP用のプロモーションビデオを撮りに行ってしまう。ノルウェーをはじめ北ヨーロッパをロケするというので、奈保子ちゃんは大いに楽しみにしている。

↓河合奈保子さん。


↓「Momoko」(学習研究社)「IDOL放送局」コーナーの切り抜き。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.09.24 09:29:41
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: