星とカワセミ好きのブログ

2024.04.03
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カテゴリ: 河合奈保子さん
1986年正月番組で、谷村新司さん、ばんばひろふみさん、河合奈保子さんがトークをしました。
正月の俳句を作って、紹介することになりました。

ばんばさんが皆に色紙を渡し、「いまからね、一句読みましょう」と言いました。谷村さんと奈保子さんが「一句?」と聞き、ばんばさんが「俳句」と言い直しましたが、谷村さんは一句(いっく)を「ワン・ナインというやつです」と言って奈保子さんを笑わせていました。

ばんばさんが「何でもええから正月をネタに読むってのはどう?」と言うと、谷村さんが「ちょっと待って下さい。お屠蘇を飲んでから」と景気付けをしました。

「なおこちゃん、俳句とかやったことある?」とばんばさんが聞くと、「いやあ、無いです。全然違うんですけど、百人一首なら家で、家族でしていました」と答えました。ばんばさんが「みやびだねえ。坊主めくりとかやってんじゃないの」と突っ込むと、奈保子さんは「そうです。言わなくてもいいじゃないですか」と苦笑いでした。

(注)ちなみに河合奈保子さんが百人一首の中で一番好きな歌は、「いにしへの奈良の都の八重桜 けふ九重ににほいぬるかな」(伊勢大輔)です。

ばんばさんが「それでは発表しましょうか」と言って、ご自身の俳句を紹介しました。
「凧あげて 風が吹かずに 音(ね)をあげた  (撫酔)」
谷村さんが「これは素晴らしい作品」と、奈保子さんと一緒に拍手をしていました。

次は河合奈保子さんの番です。
谷村さんが「しょうもないものを書いたんやろ」と聞き、奈保子さんが「しょうもないものを書きました」と答えて色紙を見せました。
「正月に 月に降る雪 見てみたい  奈保子」
ばんばさんと谷村さんが苦笑いしたので、奈保子さんが「こけないでください!」と言いました。「自分の世界があるよね、やっぱり」とばんばさんが言い、谷村さんが「アーティストよね、やっぱり」と褒めます。ところが奈保子さんが「実はこれ、新曲のタイトルで」と言ったので、「アーッ、プロモーション! えらいなあ」と谷村さん、ばんばさんが驚きのリアクションをしました。

(注)1985年12月12日に発売された、河合奈保子さんの23枚目のシングル曲は、 「THROUGH THE WINDOW (スルー・ザ・ウィンドウ)~月に降る雪~」 です。

最後は谷村さんです。河合奈保子さんに「先輩!」と励まされ、谷村さんも「じゃあ、先輩(から)」と言って色紙を見せました。
「春の酔い 過ぎて危なし お屠蘇かな  素椿」
奈保子さんが「いいですね」と言い、ばんばさんも「いいじゃないですか、素椿(そちん)さん!」と続きます。
谷村さんが奈保子さんに、「素椿(そちん)というのは、谷村さんの俳号なんです。本当は違う字なんですけど、今日は綺麗に」と言いました。
するとばんばさんも、色紙の裏に書いてある「撫酔」という俳号を見せて、「ぼくは撫酔(ぶすい)」と言いました。
谷村さんが「ばんばさんは撫酔(ぶすい)といいます。酔って撫でるという字です。私の方は素(もと)の椿(つばき)と書きます」と説明しました。

谷村さんの本当の俳号は「素珍(そちん)」だろうと推測しますし、ばんばさんも「無粋」という言葉をもじって撫酔(ぶすい)にしたと思います。
ところが、奈保子さんはこの軽い下ネタに気が付かず、反応がなかったので、テーマが切り替わりました。

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↓ ばんばさんが皆に色紙を渡し、「いまからね、一句読みましょう」と言った。






↓ 筆ペンを受けとる谷村さん。









↓ 何を書こうか考える奈保子さん。



↓「なおこちゃん、俳句とかやったことある?」とばんばさんが聞く。



↓「いやあ、無いです。全然違うんですけど、百人一首なら家で、家族でしていました」と答えた。



↓ ばんばさんが「みやびだねえ。坊主めくりとかやってんじゃないの」と突っ込む。



↓「そうです。言わなくてもいいじゃないですか」と苦笑いの奈保子さん、















ばんばさんの俳句。 「凧あげて 風が吹かずに 音(ね)をあげた  (撫酔)」



↓「これは素晴らしい作品」と谷村さん。



↓ 次は奈保子さんの番になる。


↓ 谷村さんが「しょうもないものを書いたんやろ」と言った。



↓ 奈保子さんが「しょうもないものを書きました」と答えて色紙を見せた。



↓「正月に 月に降る雪 見てみたい  奈保子」



↓ ばんばさんと谷村さんが苦笑いしたので、奈保子さんが「こけないでください!」と言った。






↓「自分の世界があるよね、やっぱり」とばんばさんが言い、谷村さんが「アーティストよね、やっぱり」と褒めた。







↓ 奈保子さんが「実はこれ、新曲のタイトルで」と言った。



↓ プロモーションだったことに驚く谷村さん。



↓ プロモーションだったことに驚くばんばさん。



↓ 谷村さんの番。



↓「春の酔い 過ぎて危なし お屠蘇かな  素椿(そちん)」



↓ 奈保子さんが「いいですね」と言った。






↓ 谷村さんが俳号の「素椿(そちん)」について説明する。


↓ 谷村さんが奈保子さんに、「素椿(そちん)というのは、谷村さんの俳号なんです。本当は違う字なんですけど、今日は綺麗に」と言った。
(本来は素珍:そちんではないかと思う)



↓「ぼくは撫酔(ぶすい)」と、ばんばさんが色紙の裏を見せて言った。
谷村さんが「ばんばさんは撫酔(ぶすい)といいます。酔って撫でるという字です。私の方は素(もと)の椿(つばき)と書きます」と説明した。
しかし、軽い下ネタについて奈保子さんの反応が無かったので、話題を変えた。





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最終更新日  2024.04.11 05:51:43
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