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2007年09月09日
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母の最期が近いとき、必死で看病しました。

病院はシビアなもので、「もう年が年ですから」と救う手立てをしないままだったものですから、父はその後もずっとそれを恨んでいたようです。

呆然と母を見送って、即座に現実に引き戻されます。

悲しみに暮れるヒマなどありません。

遺体をどこに運ぶか、葬儀社はどこにするか。

ぎりぎりそれを選ぶと、夜中であろうと葬儀社はすっとんできてくれます。

だいたい、病院に詰めている業者さんもありますけど。

「喪主さんが決めてください」「コレはどうしますか?」「あれはどうしますか?」の嵐です。

姉たちから電話があり、急いで実家に帰りましたが、結果的には「私待ち」でした。

私が病院に着いたときには、あらゆる決め事がどっさりと山積みになっていました。


お通夜の用意、食事、飲み物の準備(コレが高い!!!)祭壇や花、お棺の選別、列席者へのお返しの選別、葬儀の用意、初七日の用意、これの食事飲み物(むちゃくちゃ高い!!!!)、参列者の名簿作り、親戚友人への連絡、


まぁ・・・なんといいましょうか・・・・・


こういうことって、ある程度同じではありますが、地方ごとに違いもあるもんなんですね。

「花」ってなんであんなに高いんですか???

2つ対で5万!!???

果物や缶詰のお供え物は3万???

それに、精進料理というか、通夜ぶるまいっていうんですか?

あの食事ってなんであんなに高いの??


人数が予想できないから多めにって考えていると恐ろしい金額になります。


ふと気がつくと、あ?飲み物も??泊まる人のお布団も???



コレが大きな斎場になると、全部ひっくるめての話になりますから、莫大な金額になるわけですね。

うちの場合は、市の管轄の葬祭場をしようしたので、全部細かく選べたから金額もなんとか抑えるよう努力できましたが、その分、手間がかかりました。


何かにつけて最終決定は「喪主さんに」となります。

でも、父はそのとき、二晩徹夜状態だったし、「私が決めます!!」と宣言していたので、葬儀社のひとは私にピッタリくっついている状態でした。


ほんとうにお葬式にはいろんな状況があります。

私の場合は、ある程度覚悟ができていたし、肉親で母ではありましたがなんとか冷静に対処できました。

でも、これがある日突然事故などでご主人が亡くなったりした場合、ほんとに考える余裕もなく、悲しむ余裕もなく、すべてを決めさせられることになってしまいます。

実際、ご主人を亡くされた友人は、葬式後にかなり悔やんでおりました。


人間誰しも、結婚は予定があって日時もわかり準備も事前にできるけど、亡くなることだけは予測がたちませんね。

いろいろ考えることは多かった今回ですが、私はせめて自分の遺影と呼ぶ友人のリストだけは決めておこうかな、と思いましたよ。


父は結局3晩徹夜したことになりました。

意識も朦朧として、参列者への挨拶もしどろもどろ、立っているだけで精一杯の状態でした。

でも、人間って疲れすぎたらかえって眠れないものなんですね。

神経が高ぶっている、というか、アドレナリンが出っ放しっていうか。


父が落ち着くのは、相当あとのことになりました。







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最終更新日  2007年09月10日 03時46分07秒
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