尿路結石症

尿路結石症（尿石症）

どんな病気なのか？

腎臓から尿管、膀胱、尿道の中に結晶や結石ができる病気。結石が膀胱や尿道を傷つけたり、尿道に詰まったりする。猫下部尿路疾患(FLUTD)の代表的な病気の一つである。結石は数mmの小さい物～数cmの固まりまで大小様々。

原因

尿の中にマグネシウム、リン、カルシウム分などのミネラル成分が増えたり、尿のpHバランスが崩れたりすることで結石ができやすくなります。水分摂取量の減少により濃度の濃い尿をすることも原因の一つ。ホルモンや代謝の乱れなども関連している。食事の内容や生活習慣も関わっています。

治療方法

軽度の症状なら結石を溶かす薬や療法食を与える治療法。（この方法だと結石を溶かすのに少し時間がかかります。）結石が詰まり尿が出にくい場合は、尿道口からカテーテルを入れて尿道を洗浄し、詰まっている物を洗い流す治療法。結石が取れなくなっている場合は、手術で取り除きます。

予防方法

尿のＰＨ（ペーハー）をコントロールする療法食を与える。（アルカリ性だと結石ができやすいので、酸性に傾くような食事）いつでも新鮮な水を飲めるようにしておく。トイレを我慢する事がないように清潔にしておく。

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