2006.07.30
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イリオモテヤマネコも猫だもんね。
人間が持ち込んだ、外来種によって病気になったりしたら
絶滅する日が早くなってしまう。
西表島に、人間が観光としていく事も問題なんだろうなぁ


5年目迎えたヤマネコ保護活動/野ネコなど180頭で不妊手術


飼い猫対策の条例盛り込みへ大盛町長も理解示す
九州地区獣医師会連合会(九獣連)が、イリオモテヤマネコの保護を目的に
西表島で実施してきた飼い猫・野ネコ対策の取り組みは今月でちょうど
5年となり、これまでに180頭で避妊や去勢を行う不妊手術を実施し、
264頭でネコエイズ(FIV)などのウイルス検査を行った。
26日には九獣連加盟の沖縄県獣医師会が竹富町に、島外から持ち込まれる
飼い猫への対策を町飼いネコ飼養条例に盛り込むよう要望し、
大盛武町長は「積極的に取り組みたい」と答えた。
ヤマネコの生息を脅かす要因としては交通事故、病気、自然環境の改変などがある。
このうち、病気への懸念では、治療法が発見されていないネコエイズなどの
致死病が飼いネコや野ネコからヤマネコに感染した場合、
ヤマネコが絶滅するおそれが高いと見られている。
島内では特に、ごみ捨て場が順次閉鎖されていった2004、2005の両年度に、
ヤマネコがネコエイズなどに感染する可能性が高まるとみられていた。
ごみ捨て場をえさ場にしていた野ネコが新たなえさ場を探してヤマネコの
生息域に入り込めば、ヤマネコと接触して、ネコエイズなどを感染させる
おそれが高まるからだ。
こうしたことから、九獣連は2001年度から西表島で飼いネコ対策や
野ネコ対策を実施。2001年7月に東部地区、2005年12月には西部地区で
動物診療所をそれぞれ開設し、町飼いネコ飼養条例に基づく登録の
受け付けや不妊手術を実施。ウイルス検査では飼いネコ17頭がネコエイズ、
同1頭がネコ白血病にかかっていることが分かった。
県獣医師会は5年間の取り組みについて
「関係機関の努力により、島内のイエネコが管理可能な適正な状態に
なりつつある」と総括するとともに、
「新たに島外から持ち込まれる感染症の脅威にいかなる対策を
打ち出していくかが大きな課題」と指摘し、町条例の改正によって
島外から飼いネコを持ち込む場合のルール作りを行うよう求めている。
(八重山毎日新聞7月27日付けより転載)


ルールの明確化が必要だけど、モラルの向上も大事だと思う。
人間が出したゴミに、野生の動物が群がったり・・・・
その為に事故に遭ったり。やっぱり、人間が一番悪いんだよな。
このような活動を、国も支援しないと固有種が消えていくよ、マジで。

イリオモテヤマネコって漢字表記すると 

「 西表山猫 」

なんか、人の名前みたい・・・


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Last updated  2006.08.10 11:45:37
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