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昨年、2月22日
公園内に仕掛けていた捕獲器の中
おっきな体を、精一杯に小さくしながら
1匹の キジ猫
がうずくまっていました
ワンルームに移してからも
そのキジ猫は、トイレに座り込んだまま…
いったい、いつ猫ハウスに入ってくれるのだろう
秘書たちは、
キジ猫の様子を見ながら
とても心配していたそうです
それが、 レオ
との出会いでした

難波橋下で暮らしていた、キジ猫のレオ
「猫の部屋」に来た当時は、まだ 名前
がありませんでした
ブログで募集して
たくさんの候補の中から
プーマさんが考えてくださった、レオという名前をいただきました
立派な体つきに、優しい下ぶくれのお顔
しばらくして、レオは
甘える仕草を見せるようになりました
撫でると喜んで転がり
そして、可愛い 声
で鳴きました
『あっおーん、あっおーん』
おっきくて、少し高めの特徴ある声
昨年の春は
元気に甘えるレオの声が
「猫の部屋」中に響く毎日でした
しかし…
実は、その時
レオは脇の下に、とても 深い傷
を負っていたのです
最初に気が付いた秘書たちは
あまりの酷い状態に
血の気が引きそうだったそうです
ただ、その傷がきっかけとなり
レオは、ある 運命的
な出会いをしました

Hさん
いつも仲間たちのことを心配して
とても可愛がってくださる優しい方です
レオは、Hさんと出会ったことで、
大きな手術
を乗り越えることができました
そして…
一時預かり
を申し出てくださった優しいHさんのそばで
療養生活
をスタートさせたのです
生まれて初めての病院
大きな手術、21日間もの 入院
そして、生まれて初めてのお家
一度にたくさんのことがあったからか
Hさんのお家へ行った当時
レオはかなり戸惑っていたようで…
先住猫
さんと取っ組み合いのケンカをしたり
窓から屋根の上に 脱走
したり
困らせてばかりいました
しかし、Hさんとご家族は
そんなレオを見守ってくださいました
そして…
レオは、本来の甘えたさんぶりを発揮し始めました
Hさんやご家族に、 ゴロゴロ
と甘えるようになり
大ゲンカした先住猫ティーちゃんとは、 大親友
に
元気にご飯を食べ、安心して眠れるお家
Hさんから送られてくる写真を見て
徐々にレオが
とてもリラックスした 表情
になっていくのがわかりました
「先日、検診をかねて動物病院へ連れて行ったら
先生が「レオ君は、かなり過酷な運命で生活してきたんでしょうね
だから、どうしても人間に対して用心して構えてしまうんでしょう。
でも慣れたら、本当に良い子で甘えたさんだし…
なんだか動作に威厳があって 高貴
だから
うちの病院で入院中は
”レオ様”
とスタッフみんなで呼んでいたんですよ」って言われて
本当にびっくりしました」
「レオ君は、相変わらず大食いで
すっかり” メタボ
・レオ”になってしまっています
(これで里親さんつく)
でも寝顔は、本当にかわいいメタボ王子です」
いつもHさんは
レオの可愛い 写真
をつけて
普段の様子を知らせてくださいました
レオは毎日、 安心
して
楽しそうに生活しているようでした
その間には
レオを 希望
してくださる方たちから、
いくつものお問い合わせをいただきました
とても温かく優しいご家族ばかりで
そのたびに
Hさんと相談しながら、やりとりさせていただいたのですが…
どうも、 赤い糸
がつながっていたのは
レオではなかったようでした

「レオの赤い糸は、どこに繋がってるんだろうね…」
「案外、すぐ 近
くにあるような気も…」
いつも秘書たちは、そんなことを話していたのですが
実は、Hさんご家族の 気持ち
も
揺れ動いていたようです
「最近、レオ君は、とても仲良しのティーちゃんの姿が見当たらないと
『ニャー、ニャー』と鳴いて探して呼ぶんです
本当に元々は、兄弟だったのっていうくらい
我が家の先住のティーちゃんを慕っていて…
離してあげるのもかわいそう…とか思い出しております。
猫の気持ちって、つくづく複雑怪奇なんですよね…」
レオと先住猫ティーちゃん
Hさんのメールが届くたびに
2匹の仲良しぶりが伝わってきました
そして、その光景を見守るHさんご家族の
レオに対する 複雑
な気持ちも…

そして先日
Hさんから、可愛い写真と共にレオの 近況
を知らせるメールをいただきました
そこに写っていたレオは
すっかり落ち着いた
優しく穏やかなお顔
ちょうど1年前
捕獲器の中で、怯えたお目々をしていたレオとは
違
う猫のようでした

「メタボ王子から、メタボオヤジになりつつあるのですが…
頭突きで『ご飯ほしい』をアピールする力は相当強く
誰よりも食いしん坊は変わらず…
私がどこかへ出かけるときは
必ず『おやつ、おいてけ留守番しといたるんやから…』
みたいな目と頭突きで、煮干しを催促、督促、強奪
でも かわいい」
「 首輪
も、太すぎて規制のサイズではなかなかなくて
ピエロさんのようなきらきらメタリック
たまたま、色があったハートのかわいい鈴をつけてもらいましたが
首のたるみに見え隠れ
お尻も以前の倍ほどの大きさに 成長
してしまいました」
ふくふくの優しいお顔と、ふくふくの優しい体つき
7.5kg近くになった、おっきなレオ
とても 幸せ
そうで
充実
した時間を過ごしているように見えました
Hさんのメールにはこんな続きがありました…
「最近、中之島猫さんも明るいニュースが無く
少し寂しいので…
ここらで、レオ君 里親決定
ニュース流します
やっぱり、もう完全にレオ君、家猫の顔になっちゃいましたものね
今更、よそへ出せないですよね
いろんな意味で…
責任感じております
ウチの子
にしちゃいましょうか」
以前、Hさんはメールに
こんなことを書かれていました
「レオ君を見ていて思うのですが…
きっと素晴らしい巡り会いがありそうな気がします。
彼は、そんな強い 運命
を持っていそうで…
惹きつける 力
がありそうです」
きっとHさんとご家族は
かなり前から…
もしかしたら、レオを預かってくださった時から
気付いておられたのではないかと思います
何か強い 運
を持っているレオが
引き寄せられて
Hさんのそばに、やって来たのだということを…

ちょうど1年前の今日
「猫の部屋」にやって来たレオ
この1年の彼の 歩み
は
これからもずっと、そのまま…
穏やかな幸せに包まれて続いていきます
ずっと、そばにいてくれた優しい 家族
と 共
に…![]()
レオ、本当におめでとう
お家猫さんになったレオと優しいHさんご家族に
おっきな幸せが訪れますように…
レオを応援してくださった皆さん、ありがとうございました
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