PR
カレンダー
サイド自由欄






「猫の部屋」の奥の奥
いちばん 隅っこ
にあたる部分
以前、そこには 土
があり、
木を伐採したあとの 切り株
がありました

「1ヶ所くらい、土の部分があったほうがいいかな」
「切り株で 爪とぎ
したり、上に登ったりするかな」
「猫の部屋」を建ててくれた
公園事務所の優しいおじさんたちは
あえて、その部分を残してくれたのですが…
実は、仲間たち
土を見ると、どうしてもしたくなることがありました。
それは… トイレ
お家猫
さんを目指す仲間たちにとって
トイレトレーニング
は大切な修行
ようやく全員、ちゃんとトイレで上手に出来るようになったのに
やはり、あのような状態の土を見ると
ムズムズ もよおす
ものがあったようで…
結果…
おじさんたちの厚意で残されていた土と切り株は
しっかりと 封印
されたのでした。

今、その場所には
板
が敷かれ、上に大きな 猫ハウス
が設置されています。
そのため「猫の部屋」の奥の隅っこは
猫ハウスの 影
に隠れた完全なる デッドゾーン
しかし
そのデッドゾーンは
案外、仲間たちにとって 落ち着ける
場所でもあるようで…
「 みさえ
ー みさえ、どこにいた」
「あそこにいるよ」
そう、みさえちゃんにとって
この隅っこは、とても ホッコリ
出来る場所のようです

剣先
で暮らしていたみさえちゃんは
とても 怖がり
で 臆病
な女の子
いつもオドオド、みんなから少し離れた隅っこにいて
そっと、こちらを見ているような子でした。
しかし、「猫の部屋」が出来た時
剣先の仲間たちの中で
いちばん 最後
まで 逃げ
回ったのが、みさえちゃん
捕まった時には、小さな体とお顔は 擦り傷
だらけ
そんな、必死の 抵抗
を続けていたみさえちゃん…
しかし今では
すっかり 寛いだ
姿を見せるまでになりました
気が付けば、 のびのび
していたり
以前のように、すぐに逃げなくなりました。
最後まで残っていたお鼻の頭の 傷跡
も
あまり目立たなくなって
心に受けた傷も、随分と 薄れて
きたのかもしれません
ご飯
の時間には
お気に入りの隅っこから出てきて
仲間たちと一緒に待っているようになりました。
公園にいた頃なら
こんなに近くまで来て、仲間たちを見ていることもなかったので…
今のみさえちゃんの様子が
秘書たちには、とても 嬉しい
のだとか

ご飯のお皿を待ちきれず
作業部屋との 扉
近くまで、トコトコやって来たみさえちゃん
自分のご飯がどうなったのか
すごく気になっている様子
以前のみさえちゃんなら
すぐそこで 人
が動き回っているのが見える場所になど
近寄って
いくこともなかったのですが…
これも「猫の部屋」で過ごすようになって
初めて見せるようになった、 新しい
みさえちゃんの姿です

しかし…
みさえちゃんの進む先には
いち早く、ご飯を食べ終えた アミル
ちゃんがいました。
急
に伸びを始めたアミルちゃんに
思わず 飛び退いた
みさえちゃん
すぐに ビクビク
してしまう
臆病なところも、やっぱり 健在

少し固まっていたみさえちゃんですが
何とか、隅っこの方へ 避難
寛いだ新しい姿を見せてくれるようになっても
みさえちゃんにとって、隅っこにいることは
やっぱり落ち着くのかもしれません

おやつ
の時間
大騒ぎする仲間たちの元を
秘書たちが 順番
に回っている時も
みさえちゃんは、お部屋の 真ん中
で
今か今かと待っています
みさえちゃんの順番が来て、秘書たちが近づくと
必ず、クルリと 方向転換
トコトコやって来た道を 戻って
いきます。

「みさえ、いらないの」「ここで食べようよ」
そう言って、秘書たちが立ち止まってしまうと
足
を止めて振り返り…
『 こっち で食べたいの』
みさえちゃんが戻って行く先は
「猫の部屋」の奥の奥
いちばん隅っこの落ち着ける場所
ちょこんと座って
優しく優しく、 指
を噛まないように
小首
を傾げながらパクリ
それが、いつもの 風景
です

とても怖がりで、臆病
いつもビクビクしているけれど…
大切な 子供
を守るため
最後の最後まで、抵抗を続け
頑張っていた、みさえちゃん…
もう怖がらなくてもいいように、必死に頑張らなくてもいいように…
隅っこにいてもいいから
いつも 穏やか
で 優しい
お顔を見せ続けてくれること…
それが私の 願い
です![]()
怖がりなみさえちゃんが、いつも穏やかな時間を過ごせますように…
もっともっと新しいお顔を見せてくれますように…
どうか応援してくださいね
ランキング参加中!ポチッ、ポチッ、ご協力嬉しいです。