季節は先に秋の様相ですが
私の夏も終わってしまいました(^^;
めいっぱい遊びましたけどね
家族の一丸の不動産投資
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NHKの老人漂流社会
という番組を見ました
この番組は以前、放映した
単身世帯の老人が困窮しているという
番組の第二弾です
親の介護をきっかけに
会社を辞めざるを得なくなった
子どもが実家に帰り
親の年金をあてにして
生活していくものの
実際にはお金が足りるはずもなく
介護、病院などに使うお金はなく
健康状態は悪化し
どんどん追いつめられるという例
実際に岩手では
介護していた男性が病死し
寝たきりの母親が凍死するという
いたましい事態が起きたそうです
またリストラにあった中高年が
親の年金を頼って、
同居をしたために
生活保護が打ち切られ
やはり親の年金だけで
生きていかねばならなくなり
これも生活は破綻状態に陥る例
非正規雇用でしか働けない子ども達が
経済的自立ができないため
自宅に居続け
親が年金受給者になっても
一家の経済的柱として
働かねばならず
その家の奥さんは
「旦那が働けなくなったら
すぐに、我が家の生活は
立ちゆかなくなる」
そう心配している例
親と子どもが同居する世帯は
以前の10倍近くに増加し
307万世帯だそうです
また非正規雇用は
10年前に3割だったのが
現在、4割に増えたそうです
なんと5人のうち、2人が非正規雇用です
国民を救済するはずの制度が
現実に追いついていないという指摘が
番組中では行なわれていました
こういった世帯を救済するため
増税して救うか
このまま放置するか？という
意見まで出ていました
大田区では
高齢者と
働かない、または働けない
子どもの世帯で
生活が困窮している世帯に対し
「世帯分離」という方法を
提案しているそうです
これは
生活の立ち行かなくなった家庭の
高齢者を、まず老人施設にうつし
必要があるなら生活保護を受給させ
残った子どもには自立支援をするという
制度面で何ができるか模索したうえでの
苦肉の策だそうです
選挙のたびに年金制度が
選挙の争点になり
将来、受給できるのか？のような
話が出ますが
現実は会社員にすらなれず
年金を払っていくことすらできない人が
恐ろしい勢いで増加しており
年金がもらえるとか、もらえないとか
そんな次元の話ではなくなっています
会社の同僚でも
お子さんが非正規雇用なんて話は
正直、めずらしいことでもなんでもなく
番組のように、
経済的自立できない状況で
大学を卒業したあとも
親と同居なんて話は、
くさるほどあります
同じチーム員の方の家も
お子さんが
大学を学費1000万円かけて卒業したのに
現在、時給850円で働いているという
家もあります
単純労働など、誰でもできる仕事は
今後も、外国に生産拠点を置いたり
給料が安くても働きたいという、
安い労働力に取って代わられ
非正規雇用は、どんどん増加し
平均賃金はまだまだ下がると
私のような無学なものでも
容易に想像がつきます
番組に出ていた高齢者のかたがたは
ほとんどのかたが
こうおっしゃっていました
「まさか自分がこうなるとは
想像もつかなかったが
現実は厳しい・・・」
自分がそのようにならないための
準備を始めている人は
私の周りを見ていても
ごく少数です
現実から目をそむけることなく
粛々と、自分の老後にむけ
準備をしなくてはならないと
番組を見て、強く思ったのでした
やはり年齢や性別すら問わない
大家という仕事を今よりも
充実させるべく力を使わねばと
決意も新たです(^^)
本業は、また問題が山積み
ま、テキドにがんばりま〜す(^^)
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