Quatre saisons ;ベランダとお庭の四季

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2009.01.12
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カテゴリ:   江戸東京博物館


両国国技館を 横目に


江戸東京博物館


江戸東京博物館で
今年初の アート鑑賞です


篤姫が 十三代将軍家定へ
お輿入れしたときの 駕籠

黒塗二葉葵唐草葵牡丹紋散蒔絵女乗物

を、観てきました


「駕籠」や「輿」 などと呼ばれる
江戸時代の乗物


なかでも 女乗物は

蒔絵、金工、駕籠の内側には 
花鳥風月、源氏物語が描かれ
絢爛豪華


まさに 美の動く御殿です
江戸の美術の粋が ここに
凝縮されています


駕籠の中は 窮屈そうですが
当時の女性の 小袖等を見れば


体躯にあった 空間だったかと 
想像できます


駕篭の道中の 苦労 
その慰めにと 内部の装飾にも
凝ったのでしょう


珠玉の輿~江戸と乗物~


残念なことに 上記のチラシの駕籠は
篤姫のでなく 家定の生母
本寿院の駕籠 です


蒔絵に「丸に三階菱」がほどこされています

本寿院の御印と
捉えるのでしょうか


昨年 アメリカ・ワシントン スミソニアン博物館に 
収蔵されている駕篭が 篤姫のものと 確認されました


篤姫が使っていた お道具の御印
二葉葵唐草葵牡丹紋 で確認されたようです


浮世絵同様に 貴重なものが 
わが国に 残ってないのは
残念ですね


「オーワンダフォーハウマッチ?」
と、海外に渡っていってしまったのでしょうか? 


一昨年 東京国立博物館で観た
家光の娘「千代姫」の婚礼駕籠は
篤姫以上の ものでした


徳川の 3代目ともなると
当時は 莫大なお金があったんでしょうね 


篤姫の駕籠も 本寿院の駕籠も
担ぎ棒を含めて 約100キロの重さ


なぜ 駕籠に車(タイヤ)を 
つけなかったのだろうと
お莫迦なことを 思う 


平安時代から 牛車もあったんだよね
日本は牛に牽かせても 


人の乗物としての 馬車という文化は
明治時代からの 西洋文化なのだろう




江戸東京美術館 3階チケットブース



『珠玉の輿~江戸と乗物~』~江戸東京博物館~

 2008年 12月16日~ 2009年 2月1日 1階展示場










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最終更新日  2024.05.04 22:42:40
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