ニューロンとワイヤの狭間から

ニューロンとワイヤの狭間から

April 21, 2006
XML
カテゴリ: ネギま! を読む
今日は上げる日、と読みました本日の東京、見事に上げてくれました。特に、キヤノン、ホン
ダ、ソニー、トヨタ、といった国際優良株が大きく上げました。これからはバリュー株、との読
みから、国際優良株の中でも筆頭格のトヨタに狙いを定めている私にとりましては、うれしい
一日となりました。

まず、 日経平均 、後場の寄付きまでは絶好調、さすがに利確の動きも出まして、引けにかけ
て下落いたしましたが、それでも終値17,403.96は+86.43(+0.50%)と、まずまずの上昇です。

で、 トヨタ 、本日前場は一直線の急上昇、後場にダレましたが、終値6,900は+180(+2.68%)
の大幅高です。来週あたり、7,000台突入、ということになるのではないでしょうか。

エプソン は下げました。終値3,300は-30(-0.90%)と、下げ幅は小さいのですが、昨日の-70
に続く下げはボディーブローのように効いてきますね。ここは、来週火曜日に決算発表でして、
前期決算が悪いことは織り込み済みなのですが、来期の予想が注目されるところです。

しかし、3月16日の再建策発表のあとで、予想を下方修正するようなことがありますと経営陣
の責任が問われることは必定。ここは、歯を食いしばっても、良好な来期見通しを発表せざ
るを得ないところです。

と、いうわけで、エプソンの決算発表はポジティブサプライズになるものと、私は、読んでおり
まして、ここはホールドです。ま、決算前に、あまり株価が上がるようなら、売りも検討しよう
か、との作戦であったのですが、この程度の上げでは、売りはありません。

それにしても、 エプソンの日中足 、少々怪しげです。本日後場の3,290-3,300という狭いレン
ジ内での動きは、値を決めての大口の買いが入っている、としか考えられないのですね。ま
あ、そのおかげで大幅下落を免れている、ということも事実なのですが、この大口の買いの
理由が気になります。まさか、M&Aがらみ、ということはないと思いますし、好決算を事前に
キャッチしたインサイダーの動き、なんてこともないと思うのですが、どこぞの機関が入念な
分析の結果、エプソンのV字回復を予想した、なんてことであると、この先が楽しみになるの
ですね。いずれにせよ、大口の買い手が存在する、という事実は、エプソンの株価にとって、
悪い材料ではありません。この先の動きが注目されるところです。

本日の東京市場、新興市場を中心に、個人好みの銘柄が大いに下げた一日でした。このた
め、個人好みの ソフトバンク も、大きく下げてしまいました。ソフトバンクの株価、本日は-90
(-2.92%)の下げで、終値2,990は、ついに3,000の大台割れです。とはいいましても、このあた
りから買いも入りそうなレベルでして、この先大きく崩れることはないのではないでしょうか。

このところ注目しております トムスエンタテイメント も、個人好み銘柄総崩れの影響は免れま
せん。終値650は-16(-2.40%)と、かなり大きな下げ幅です。とはいえ、この下げ、引け間際
の投げによるものでして、このまま下げるか、といえばそれも疑問です。ま、安値を待つのは
正解、だと思いますが、、、

さて、 日経平均の日足チャート 、今週の上げによりまして、スローストキャスは高いレベルに
上昇いたしました。この先、デッドクロスして下げに転じるのか、あるいは、高いレベルに張り
付き上げが続くのか、このチャートから読みます来週の動きは、その二つに一つ、なのです
ね。で、どちらか、との判断が難しいところですが、第一に、25日移動平均乖離率は2%程度
と低く、過熱感がないこと、第二に、本日下げております個人好み銘柄も、いつまでも下げっ
放し、ということはありそうになく、来週は上げに転じるのではなかろうか、との読みから、来
週も引き続き上昇、と現段階では読んでおきましょう。

このあたりの詳細な分析は、明日にも、じっくりと行うことといたしましょう。
ネギま!関連のお話を追記いたします。カテゴリもネギま!を読む、に変更しました。

まず、超のせりふ「 世に正義も悪もなく、ただ百の正義があるのみ…… 」が、論理的におかし
い、ということを 以前 書いたのですが、「 世に正義も悪もなく、ただ 思い込み があるのみ…… 」、
では、身も蓋もありません。ここは、「 世に 正邪の別は なく、ただ百の正義があるのみ……
としてはどうでしょうか。そうすれば、その先の超のせりふとも、つながりが良くなるのですね。

もう一件、 限定版 付属の 合皮ブックカバー ですが、14巻の帯の裏表紙側に写真が付いてい
ました。電車の中に持ち込んでも、さほど恥ずかしくはない、落ち着いたデザインですが、こ
れすなわち、あまり面白くもない一品。まあ、ネギま!グッズを収集している方には見逃せな
い一品、かも知れませんが、普通の小市民的読者にしてみれば、何もこのために千円ばか
り余計に出す、というのも少々抵抗がありそうです。

とはいうものの、15巻発売日に、両方が並んでいたら、限定版を買ってしまいそうな気もしま
す。まあ、千円ですから、お遊び、ということなのですね。

それにしても、普通版に、何も「 普通版 」、なんて書く必要は全然ない、と思うのですがね。
まあ、限定版を買わせたい、という意図は見え透いているのですが、普通なのは、見りゃわ
かるのですね。

あと、 14巻をご紹介した記事 で、最後の2ページが全てである、なんて書きましたけど、マガ
ジン連載では、この部分、本来は15巻に入れるべきところなのですね。さては、14巻、お話
が薄すぎるので、本来次の巻に入れるべき重要シーンを、14巻の最後に付け加えた、なん
て事情があったのではないでしょうか。

で、多分、15巻の最初は、14巻の終わりの部分が繰り返される、なんてことになったりする
のではないか、と密かに推理しております。ちなみに、14巻の最終ページ、下半分は完全
に書き直しですね。ま、ちょっぴり、お得感があるのは確か、なのですが、、、





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  April 21, 2006 07:32:38 PM
コメント(2) | コメントを書く
[ネギま! を読む] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Free Space

リンク集
移転先
悲しきネット
オリジナル文書
最近読んだ本
日付クリックで紹介記事へ
科学の発見

6/19

悩みどころと逃げどころ

6/16 ★★

科学を語るとはどういうことか

8/20

ハイゼンベルクの顕微鏡

8/11

主役はダーク

8/5

ビジネス・インサイト

6/14 ★★

仕事道楽

4/19 4/26 ★★★

思考停止社会

4/5

日本はなぜ敗れるのか

3/29

クドリャフカの順番

3/22 ★★★

宇宙を織りなすもの(上)

3/11 3/15 ★★

宇宙を織りなすもの(下)

3/20

哲学と現実世界

2/15 ★★

いま哲学とはなにか

2/8

日本は原子爆弾をつくれるのか

2/7

新聞社

2/1

ジャーナリズム崩壊

2/1

東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ

1/18 ★★

ヴァンデミエールの翼

12/21(1) (2) ★★

心の脳科学

12/14(1) (2) ★★★

民族とネイション

12/7 ★★★

アインシュタイン,
特殊相対論を横取りする

11/16(1) (2)

時間と存在
11/9(1) (2) (3) (4) ★★

唯脳論

10/26(1) (2) ★★

迷惑メールは誰が出す?

10/19

ブログ論壇の誕生

10/13(1) (2) (3) ★★

生命とはなにか

9/15

悲劇の誕生

9/14(1) (2) (3) ★★★

心/脳の哲学

8/3(1) (2) 8/31 9/7 ★★

ナショナリズムの克服

8/24

集中講義―日本の現代思想

7/27(1) (2)

「日本文化論」の変容
7/13(1) (2) ★★

Googleを支える技術

6/22 ★★

単一民族神話の起源
6/15(1) (2) ★★

古代史の基礎知識

6/10

ユーゴスラヴィア現代史

5/25 ★★

カラシニコフ自伝

5/18 ★★

マックス・ヴェーバー入門

5/11 ★★

オタクはすでに死んでいる

5/8

超ひも理論を疑う

4/6

さよなら妖精

3/2

愚者のエンドロール

2/17 ★★

哲学の誤読

2/3 ★★

一般相対性理論(ディラック)

1/13 ★★

ぜんぶ手塚治虫

2007/12/31 ★★★

相対性理論(パウリ)

12/24 ★★

プロレゴーメナ(カント)

12/23 12/9 ★★

はじめてのインド哲学

12/3 ★★

日本とアジア

11/25 ★★

東洋的な見方

10/7 ★★★

部分と全体(ハイゼンベルク)

9/24 ★★

天才の脳科学

9/8

論理学入門

9/2 ★★

カミとヒトの解剖学

8/26

科学の危機と認識論
科学の危機と認識論
8/17

主観的、間主観的、客観的

8/15

物理学と神

7/16

官僚とメディア

7/14

ネットはテレビをどう呑みこむのか

7/1

哲学者の誕生

6/24

科学哲学の冒険

6/17

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

6/1

Calendar

Comments

yuzo_seo @ Re[1]:「ノルウェイの森」、そのココロは、、、(02/25) happaさん、書き込みありがとうございます…
happa@ Re:「ノルウェイの森」、そのココロは、、、(02/25) とても興味深く読みました。初めに訳した…
yuzo_seo @ Re:#1446 虚数時間の物理学―4元速度と運動量―(08/26) ちょっと訂正。 力の時間成分はゼロと書…
kotoyo_sakiyama@ エントロピーといえば エントロピーといえば……、そうだ、『エネ…
yuzo_seo @ Re:改作の汚名をそそぐ(04/09) 崎山言世さん、どうもありがとうございま…
崎山言世@ 改作の汚名をそそぐ 4題目の存在を否定したのではありません…
yuzo_seo @ Re[3]:浜辺の歌の数奇な歩み(03/31) 崎山言世さん、書き込みありがとうござい…
崎山言世@ Re[2]:浜辺の歌の数奇な歩み(03/31) 崎山言世です。風紀問題で世間を騒がせて…
yuzo_seo @ Re[1]:浜辺の歌の数奇な歩み(03/31) 崎山言世さん、書き込みありがとうござい…
崎山言世@ Re:浜辺の歌の数奇な歩み(03/31) 吉丸一昌先生と夢幻問答をしている崎山言…

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: