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2010年09月05日
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カテゴリ: 国際政治
 日本は敗戦国家なのか。

 私には、未だにそのことがはっきりとはわかりません。

 ポツダム宣言受諾、日本軍武装解除、日本軍解体、連合国軍占領。

 これらのことはわかるのですが、日本が国家として降伏したのだろうかと。

 法的にはどうなのだろうか。

 政治的にはどうのだろうか。

 たしかに、満州の権益を逃すことになったので、政治的な戦争目的は失うことになってしまった部分もあります。

 しかし、アジア、アフリカの諸国が西洋列強から独立するという政治目的は達成することになりました。

 また、終戦時おいては、日本の国体も守られることになりました。

 終戦後の情報戦によって、国体を破壊しようとする動きによる後遺症は残ることになりました。

 歴史にイフ(もし?)はありませんが、もし、日本がベトナム戦争時のベトナムのように本土において、ゲリラ戦を行っていたら、連合国軍に勝利したことでしょう。

 シナ地域にもまだ軍が残っていたので、その軍を本土に引き返し、日本の山岳にこもった形で、ゲリラ戦を行えば。

 ただ、スターリン率いるソ連軍の激烈な攻撃に晒されたことでしょう。

 おそらく、もっと、スターリンによる、日本人に対する広い地域での人権無視の虐殺や強制連行が行われたに違いないです。

 また、アメリカからの支援を受けることや国際社会へ早期の復帰を行うこともできなかったことでしょう。

 となると、日本は、焦土のまま、かなり長い間晒されることになり、やはり、国内を二分して、共産主義の脅威に晒されることになったのかもしれません。

 そう考えると、やはり、沖縄戦までで、あれほどの強烈な攻撃を米軍に行い、米軍に畏怖を抱かせた形での終戦こそが適切な時期だったように思います。

 ただ、政治的意味で、日本国の繁栄ということにあるのならば、ベリーから続く米国の政策である軍事力により日本を恫喝し、日本の国益を損なわさせ、日本の繁栄を邪魔するということを成し遂げることに対して、日本は現在ここまで経済的に発展し、繁栄しているわけだから、政治目的は達成したといえるのではないか。

 だからこそ、昭和天皇が、終戦後、共産主義者の凶弾の可能性に対しても省みらず、命をかけて、巡幸し、経済繁栄を導いたのかもしれません(ちなみに日露戦争に敗れたロシア皇帝は虐殺されている)。

 どうも、あの第二次世界大戦を敗戦だったかどうかは、現代の我々の気持ちと行動にかかっているように思います。

 まさに、第二次世界大戦はまだ続いている。

 そう私は思うのです。





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Last updated  2010年09月05日 05時47分26秒
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