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厳しい暑さが続いた夏も、まもなく終わり。ひんやりとしたアイスクリームは、夏には欠かせないデザート。このアイスクリームの一大生産地が実は埼玉県なのだ。
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経済産業省の工業統計表(平成18年)によると、埼玉県のアイスクリーム出荷額は約369億円で全国1位。国内総出荷額(約2386億円)の約15%を占め、同表の商品分類にアイスクリームが登場した平成11年から、8年連続で首位を守り続けている。
なぜ、埼玉県で生産が多いのか。県統計課は「首都圏という大量消費地に近いことが有利」と分析。さらに、「人手が確保しやすく、立地が良い」と指摘する。
同表によると、埼玉県のアイスクリーム生産事業所数(従業員4人以上)は10カ所で、北海道、福岡県に次ぎ全国3位。同課によると、埼玉県では古くから食品工業が発達し、アイスクリームのほか、「洋生菓子」と「その他の菓子」の出荷額が全国1位で、「チョコレート類」も大阪府に続き全国2位だ。
県内には年間約2億本を売るアイスキャンディー「ガリガリ君」を作る「赤城乳業」の本社が深谷市にある。営業統括部の萩原史雄さんは「首都圏に直結している」ことを最大の利点に挙げる。「全国一暑い熊谷の近くで作ることは効率が悪いともいわれますが、関越道があり、物流費がかからないメリットは大きい」と話す。
また、アイスクリームの消費量も全国有数だ。総務省の家計調査によると、アイスクリーム・シャーベット類の1世帯当たりの年間支出額(都道府県庁所在市別、17~19年平均)で、さいたま市は金沢市に次ぐ全国2位の8049円。全国平均の6990円を上回っている。昨年8月に国内最高気温を記録した熊谷市も県内。冷たいものを求める県民性も理由の一つにありそうだ。(大矢 博之)
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≪マイナス10度食べごろ≫
日本アイスクリーム協会の渡部(わたべ)恭久(やすひさ)・専務理事の話 「一般に22~23度を超えるとアイスクリームが売れ出し、7~8月にピークを迎える。ちなみに、アイスクリームの食べごろは、マイナス10度くらいの溶けかけだ。舌の先で溶ける砂糖や牛乳を味わうことができ、おいしく食べることができるからだ。シャーベットの適温はもう少し高い。通常はマイナス18度以下の冷凍庫で保存しているので、スプーンを入れ、少し柔らかくなるくらいが目安になる。コツは冷凍庫から出しても焦らずに、少し待つことだ」
アイスクリーム出荷額、1位は埼玉 好立地で全国の15%
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080828-00000917-san-soci
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