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2025.11.24
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作:エマニュエル・ダルレ、訳:石井恵、演出:佐藤信、出演:龍昇



           図 「火曜日はスーパーへ」チラシと場内配付資料より

 宿主の相方が宿主留守中に予約した佐藤信演出のひとり芝居、そういえば相方は若い頃、佐藤信を崇拝気味であったらしい?  満席50名を相手に演じられるわずか1時間のひとり芝居、ボンヤリしていると前後の脈絡がゴチャゴチャになり、夢の随の残滓を紡ぐと、宿主が読んでない原作や翻訳芝居のプロットと合っているか否かはともかく、脳裏にイメージがフワッと、しかしかなり執拗に残っている。 

     息子は父思いだった。父が寡夫になった後は、毎週火曜日にはいつも買い物に行っていた。 両親は、息子が性同一性障害を告白し初めて女装で現れたとき、普通に混乱し怒ったに違いない。そして、寡夫になった後の父はいつしか息子を頼っていたに違いない。

 毎週火曜日には老いた父の生活援助でスーパー通いをやりながら、女性として過ごしていた息子は、いつしか生業として男性相手の男娼もやるようになっていた。そんなある月曜日の夜あるいは火曜日の早朝、それは最期の床になるのではあるが、娼客と裸体で接していた息子は、本物の女で無いことを知って激怒した娼客に滅多刺しされる。
 命が消えるまでの、多分とても短い時間、早送りの走馬燈のように走ったのは、今日明け方から父の元に行き、いつも通りにやる筈だった火曜日恒例のスーパーでの父の日用品の買い込みという今日やりたかった事共。店の何処で何を買うか、どの程度買うか、微に入り細に入り綿密に顕されていく。そして買い物が終わり帰途についたとき、フッと父に語りかける。また来週といいたいけれど、今日が最期かも知れない、と。・・・

本当の舞台での展開はどうだったのか、ニャンスケの記憶からは消えてしまっているので、気になる方は原著を見るなり再演に期待するなり、ヨロシク。



隠れ家/火曜日はスーパーへ / 原タイトル:Souterrains/Le mardi a Monoprix[本/雑誌] (コレクション現代フランス語圏演劇 16) (単行本・ムック) / エマニュエル・ダルレ/著 石井惠/訳




隠れ家/火曜日はスーパーへ (コレクション現代フランス語圏演劇) [ エマニュエル・ダルレ ] ​​
隠れ家 / 火曜日はスーパーへ コレクション現代フランス語圏演劇 / エマニュエル・ダルレ 【全集・双書】





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最終更新日  2025.11.24 16:51:06
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