これはね・・・夕べ実際にあった出来事なんです。
誰とは言いませんが・・・・PTAの役員から突然の電話でした。
「会長!!・・・卒業式だっきゃワイド画面だぞ!!」
なんのことやら・・・意味がさっぱりわかりませんが・・・電話の相手はかなり興奮しています。
「 会長・・・卒業式はワイド画面だぞ 」
それでも意味が通じません。
もしかしたら・・・・子供たちの6年間の歩みをビデオに編集して・・・卒業祝賀会にでも流すんでしょうか?
「そいだのに・・・会長の挨拶だけで・・・・なんでわいどさねぇのよ!」
「 それなのに・・・会長の挨拶だけで・・・なんで私たちには(挨拶)がないんだよ 」
直訳するとそういう意味になります。
電話の相手は6年生の父兄でしたが・・・私の挨拶とビデオを流すのと・・・何か関係があるんでしょうか?
「おい・・・どったら意味だのよ・・・・ワゲわがんねえじゃよ」
「 おい・・・どういう意味なんだよ・・・わけが分かんないよ 」
「教頭さ聞いだっきゃ・・・・卒業式の挨拶は会長だけだって…6年生の学年部長さ挨拶させねぇって・・・」
「 教頭先生に聞いたら・・・卒業式の挨拶は会長だけで・・・・6年生の学年部長の挨拶はないって・・・ 」
「卒業式の挨拶は、いっつも会長だけだっきゃな・・・なんどの挨拶だっきゃ・・・卒業祝賀会だげだど?」
「 卒業式の挨拶は、いつも会長だけだよ・・・お前たち卒業生父兄の代表の挨拶は、・・・卒業祝賀会だけだろ? 」
「え?・・・んだったが?・・・そいだばいいんだじゃ」
「 え?・・・そうだったっけ?・・・それならいいんです。 」
彼が電話を切ろうとしたので・・・私はあわてて呼びもどしました。
「おい!ちょっど待で!!・・・そいど・・テレビどなに、関係あるのよ?」
「 おい!ちょっと待て!!・・・それと・・テレビと何の関係があるんだ? 」
「会長?・・・・なに興奮してるのよ?・・・テレビの話しだっきゃしてねぇよ?」
「 会長?・・・・なにを興奮してるんですか?・・・テレビの話しなんかしてませんよ? 」
「な・・・さっき・・・ ワイド画面 がどうのこうのって、しゃべってだっきゃな!」
「 おまえ・・・さっき・・・ ワイド画面 がどうのこうのって話してただろ! 」
「まあ・・会長・・・そっだに興奮しねぇんで・・・ワイド画面?・・・そっだら話しっ子はしてねえけど・・・?」
「 まあ・・会長・・そんなに興奮しないで・・・ワイド画面?・・・そんな話しはしてないけどな? 」
「な、電話の最初にワイド画面だって・・・わさ、怒鳴ったっきゃな?」
「 お前、電話の最初の方でワイド画面だって・・・俺に怒鳴ったじゃないか? 」
「ワイド画面?・・・あ違う違う・・・そりゃ会長の聞き間違いだに・・・ わいどがメイン だ・・・ってしゃべったんだに・・・」
「 ワイド画面?・・・あ違います違います・・・それは会長の聞き間違いです・・・・ 私たちがメイン だ・・・って話したんですよ・・・ 」
つまり「 わいど 」っていうのは下北弁で「 私たち・自分たち 」っていう意味で・・・それを英語の一番似合わない人が「 メイン 」だなんて付け加えたものですから・・・・「 わいどがメイン 」を「 ワイド画面 」と勘違いしていたのです。
電話を切る時・・・彼に言われました。
「会長・・・わがぐねえんだはんで・・・あまり興奮しねぇほうがええど・・・」
「 会長・・・若くないんだから・・・あまり興奮しない方がいいですよ・・・ 」
「うるせえ…原因は、なだ!」
「 うるさい・・・元はと言えばお前のせいだ! 」
北国だから・・・言葉が短くなるんでしょうか?
下北では・・・自分のことを「わ」と呼び・・・相手のことを「な」と呼びます。
「私」の「わ」と、「あなた」の「な」・・・・
長くしゃべっていると、口の中に雪が入るから・・・短縮する言葉が多いのかな?
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