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車の中でタブレット・・・周りから見ると怪しいおじさんですよね。

今日は「太宰治のふるさと・金木」でのお葬式でしたが、早く到着したので車の中で小説もどきを書いてたんです。

でも、駐車場係の人たちに何度か覗き込まれまして、恥ずかしいから止めちゃいました。


「結婚しない鉄道員」(仮題48)

とうとう神様まで出てきてしまった。

しかもその神様は竹夫にしか見えないし、声も聴けないようだ。

花子やKには全く・・・その存在は判らない。

「南森さん、どうしたの?おかしな話をしないで!!!」

竹夫はその神様の問いに「はい」と答えただけなのだが、Kや花子には、竹夫がおかしくなったように見えるのだ。

「そちらの女には、わしの姿が見えないまでもお前のやってる事は理解しておるようじゃな。」

神様にそう言われて、竹夫はKの顔を見た。

Kは竹夫の目を見るとかるく頷き、花子に説明する。

「ハッコ・・・どうやら南森さんには何か見えるよう。ここは南森さんに任せよう?」

「K、あんたまで・・・」

花子は渋々ながら承知した。

「それでは、わしから自己紹介しようか・・・」

「神様じゃないんですか?」

「神様には違いないが・・・日本には八百万の神がいることを知っておるかのう?」

竹夫の生まれた時代には、ほとんど宗教のことを考える人はいなかった。

困ったことがあると、神頼みすることはあっても、どの宗教、どの神様にお願いするということはない。

キリスト教やイスラム教などは、一神教で同じ神様と言われている。

しかしヒンドゥー教や日本の神様は、異常なほど多い。

「800万ですか??」

「800万ってなあに?・・・お金がかかるの?」

Kがいらだちから叫んだのだが、竹夫はすぐに唇に 人差し指をあてて、静かにするように合図した。

「わしはもともと妖怪を守護する神じゃよ。」「妖怪?」

「800万で妖怪を買うの?」

今度は花子が質問した。

「ちょっと静かにしてくれませんか?」

竹夫が今度は怒鳴った。

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Last updated  2015.12.06 12:39:46
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